JPH0546797U - 粉体供給ホッパー - Google Patents

粉体供給ホッパー

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JPH0546797U
JPH0546797U JP9706791U JP9706791U JPH0546797U JP H0546797 U JPH0546797 U JP H0546797U JP 9706791 U JP9706791 U JP 9706791U JP 9706791 U JP9706791 U JP 9706791U JP H0546797 U JPH0546797 U JP H0546797U
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JP
Japan
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powder
hopper
inner pipe
supply hopper
transport gas
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JP9706791U
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English (en)
Inventor
容 高橋
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密度が小さい粉体の場合でも輸送ガスによる
ホッパー内の粉体の凝集を防止し、また、ホッパー内で
粉体が凝集した場合でも凝集状態を直ちに解消して、閉
塞を生じさせることなく粉体を安定供給することが出来
る粉体供給ホッパーの提供。 【構成】 輸送ガスを導入するための内管がホッパー内
の粉体の内部まで挿入されており、該内管の先端下方に
着脱自在のテーパ部を設け、該テーパ部は小径側が前記
内管に連結されている。前記内管を上下方向に駆動し且
つ回転せしめる駆動手段を設けても良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば反応炉において微粉炭の様な粉体を水素と反応せしめる際に 、該粉体を供給するのに用いられる粉体供給ホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば微粉炭のような粉体を反応炉等に供給する場合において、輸送ガスを用 いて、供給ホッパーから連絡管を介して粉体輸送を行う技術は良く知られている 。この様な技術では、輸送ガスはホッパー内に貯留した粉体上方の空間に導入さ れるのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ホッパー内に貯留した粉体上方の空間に輸送ガスを導入する場合、例 えば微粉炭のように密度が小さい粉体の場合には、貯留された粉体上部の空間に 導入されたガスにより当該粉体が加圧状態となり、粉体上部に圧力が作用して、 貯留した粉体が凝集してしまうことがあった。そして、粉体が凝集すると、粉体 はホッパーから流出しなくなり、所謂「閉塞」状態となってしまう。
【0004】 その様な閉塞が発生した場合には、ホッパーを取外して内部の粉体を物理的に 取除くことが必要だが、その様な粉体除去作業(清掃作業)を行っている間は粉 体の供給が停止する。そのため、粉体の安定供給ができなくなる等の不都合があ った。
【0005】 本考案は、上記した従来技術の問題点に鑑みて提案されたもので、密度が小さ い粉体の場合でも輸送ガスによるホッパー内の粉体の凝集を防止し、また、ホッ パー内で粉体が凝集した場合でも凝集状態を直ちに解消して、閉塞を生じさせる ことなく粉体を安定供給することが出来る様な粉体供給ホッパーの提供を目的と している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の粉体供給ホッパーは、供給ホッパーと連絡管とを含み、輸送ガスによ り粉体を輸送する粉体供給ホッパーにおいて、前記輸送ガスを導入するための内 管がホッパー内の粉体の内部まで挿入されており、該内管の先端下方に着脱自在 のテーパ部を設け、該テーパ部は小径側が前記内管に連結されている。
【0007】 また、本考案の粉体供給ホッパーは、供給ホッパーと連絡管とを含み、輸送ガ スにより粉体を輸送する粉体供給ホッパーにおいて、前記輸送ガスを導入するた めの内管がホッパー内の粉体の内部まで挿入されており、該内管の先端下方に着 脱自在のテーパ部を設け、該テーパ部は小径側が前記内管に連結され、そして、 前記内管を上下方向に駆動し且つ回転せしめる駆動手段を設けている。
【0008】
【作用】
上記のように構成された本考案の粉体供給ホッパーによれば、上記の内管を介 して輸送ガスがホッパー内の粉体の内部まで導入される。そして、該内管の先端 下方の上記テーパ部からガスが流出するので、粉体は流動化状態になり、凝集が 防止される。ここで、該テーパ部のテーパ角度は粉体の物性(例えば嵩密度、安 息角等)に適合する様に設定されているので、輸送ガスは貯留された粉体内へ効 率的に流出する。これに加えて、内管や先端のテーパ部に粉体が付着することが 防止され、従って粉体は安定供給されるのである。
【0009】 また、貯留されている粉体がホッパー内部で凝集した場合には、先端にテーパ 部を有する内管が上記駆動手段により上下方向に往復運動すると共に、回転運動 する。これにより粉体の凝集を解消することができる。
【0010】 さらに、粉体の種類の変更等により、物性(例えば安息角等)の異なる粉体を 取り扱わねばならない事態に対しては、テーパ部を取り外し、テーパ角度の異な るテーパ部、すなわち新たに取り扱われるべき粉体の物性(例えば安息角等)に 適合したテーパ角度を有するテーパ部、を選択して内管先端に取り付ける事によ り、対応することが出来るのである。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1において、ホッパー1には連絡管2が連結され、ホッパー1の内部に投入 された本体3の内部には、例えば、ステンレスで形成された内管4が挿入されて いる。また、内管4の先端には着脱自在にテーパ部材5が取付けられている。
【0013】 ホッパー1の上端にはカバー6が気密に装着されている。該カバー6には、内 管4を摺動自在に支持する軸受8と、内管4及びカバー6を気密にシールするシ ール用パッキン7、とが設けられている。
【0014】 内管4は、例えば駆動手段であるモータ付歯車装置Mと図示しない制御装置と の組合せにより、矢印Aで示すよう上下方向に往復動し、或いは、矢印Bで示す よう回転運動する様に構成されている。
【0015】 明確には図示されていないが、内管4の端部Cからはホッパー1内にガス(輸 送ガス)が供給されている。
【0016】 図2は、取り扱うべき粉体の物性と内管先端のテーパ角度との関係を示してい る。一般に嵩密度が小さい微粉炭の場合には、テーパ角度は安息角より小さい方 が良い。しかしながら、嵩密度が大きいアルミナの場合には、テーパ角度は安息 角より大きい方がよい。
【0017】 内管先端のテーパ部におけるテーパ角度の許容範囲は、アルミナの場合は20 度〜70度、太平洋炭の場合は10度〜40度、オーストラリア産の褐炭の一種 であるロイヤンの場合は10度〜20度であることが、発明者等の実験により判 明している。ここで、テーパ角度が余りに小さいと閉塞或いは凝集を生じ易い。 一方、テーパ角度が大き過ぎると貯留された粉体が崩れ難くなり、ホッパーから の粉体の流出が悪くなる。これ等の事情を考慮して、上記許容範囲が決定されて いる。
【0018】 内管4の端部Cから輸送ガスを導入すると、ガスは鎖線矢印D、Dのように流 れ、粉体3が流動化する。これと共に、ホッパー1の上部空間のガス圧力が上昇 して粉体3(例えばロイヤンの微粉炭)は連絡管2を介して、図示しない反応器 に供給される。
【0019】 また、粉体3が何らかの原因で、ホッパー1内で凝集した場合には、駆動手段 すなわち歯車装置Mを駆動して内管を上下にスライド(往復動)し、且つ回転さ せて凝集を解消し、粉体の供給を再開する。ここで粉体の凝集の検知は、例えば ホッパーの重量を検出する重量検出手段(図示せず)を設け、該検出手段により 検知されたホッパー重量が変化しなくなった場合には、閉塞が生じて粉体が流出 されない状態が発生したものと判断することにより行われる。
【0020】 そして、物性の異なる粉体を供給する場合、例えば、太平洋炭の微粉炭をロイ ヤンの微粉炭に変更する場合には、内管4の先端のテーパ部材をテーパ角度20 度のものから14度のテーパ部材に取替えればよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、ホッパー下部での粉体の 凝集を防ぐことができる。それと共に、若し粉体がホッパー内部で凝集した際に は、それを解消することができる。また、物性の異なる粉体に対しても、テーパ 部を交換する事で容易に対応できる。従って、種々の条件に対して、常に粉体を 安定供給できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】図1の粉体物性と内管先端テーパ角度との関係
を示す図。
【符号の説明】
1・・・ホッパー 2・・・連絡管 3・・・粉体 4・・・内管 5・・・テーパ部材 6・・・カバー 7・・・シール用パッキン 8・・・軸受 M・・・モータ付歯車装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ホッパーと連絡管とを含み、輸送ガ
    スにより粉体を輸送する粉体供給ホッパーにおいて、前
    記輸送ガスを導入するための内管がホッパー内の粉体の
    内部まで挿入されており、該内管の先端下方に着脱自在
    のテーパ部を設け、該テーパ部は小径側が前記内管に連
    結されていることを特徴とする粉体供給ホッパー。
  2. 【請求項2】 前記内管を上下方向に駆動し且つ回転せ
    しめる駆動手段を設けた請求項1記載の粉体供給ホッパ
    ー。
JP9706791U 1991-11-27 1991-11-27 粉体供給ホッパー Pending JPH0546797U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016113835A1 (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 東洋ハイテック株式会社 粉粒体排出装置、及び、粉粒体排出方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599322A (ja) * 1982-07-07 1984-01-18 Olympus Optical Co Ltd 一方向クラツチ
JPH0222120U (ja) * 1988-07-28 1990-02-14

Patent Citations (2)

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