JP2525825Y2 - 粉体供給ホッパー - Google Patents

粉体供給ホッパー

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JP2525825Y2
JP2525825Y2 JP9706991U JP9706991U JP2525825Y2 JP 2525825 Y2 JP2525825 Y2 JP 2525825Y2 JP 9706991 U JP9706991 U JP 9706991U JP 9706991 U JP9706991 U JP 9706991U JP 2525825 Y2 JP2525825 Y2 JP 2525825Y2
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JP
Japan
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hopper
powder
guide
taper
angle
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JP9706991U
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JPH0546795U (ja
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容 高橋
昭 浅香
幸男 今関
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば反応炉において
微粉炭の様な粉体を水素と反応せしめる際に、該粉体を
供給するのに用いられる粉体供給ホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば微粉炭のような粉体を供給する供
給ホッパーにおいて、粉体の種類を変更する場合、粉体
の種類によりホッパーのテーパ角を適合させる必要があ
る。例えば図3に示す供給ホッパーにおいては、下部の
テーパ部Bのテーパ角度を粉体の種類に適合させるた
め、ホッパー全体をテーパ角度毎に製作し、ストップバ
ルブ7の上流において当該ホッパーを交換する場合があ
る。或いは、ホッパーの下部に位置するテーパ部(符号
B)のみをテーパ角毎に製作して、粉体の種類が変更す
る度に交換するように構成した技術等も知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、粉体の種類を
変更する毎に供給ホッパー全体を交換することは、大が
かりな作業であり多大な労力を必要とする。また、ホッ
パーの下部のテーパ部のみを交換する作業も、大きな労
力を必要とする。特に粉体が粉炭あるいは微粉炭の場合
には、周囲の清掃作業等も必要となるので、面倒で時間
のかかる作業となり、コストも非常に高くつく。
【0004】本考案は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、物性(粒径、嵩密度、安息角等)
が異なる粉体に対して巾広く容易に対応することがで
き、特に微粉体(粒径200μm以下)を連続して安定
供給できる粉体供給ホッパーの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の粉体供給ホッパ
ーは、粉体を供給するホッパーのテーパ部の内側に着脱
自在のガイドを設け、該ガイドは、ホッパーのテーパ部
とはその角度(テーパ角度)が異っているテーパ部と、
該テーパ部の小径側の外側に連結したパイプと、該パイ
プの端部に形成され且つホッパーの小径側に嵌合する様
に構成された先端部、とを含んでおり、該ガイドと前記
ホッパーのテーパ部とをシールするシール手段を設けて
いる。
【0006】本発明の実施に際して、前記ガイドのテー
パ部におけるテーパ角度は、粉体の種類毎に所定の範囲
に設定されている。
【0007】ここで前記シール手段は、前記ガイドの先
端部外周面に形成した環状溝に嵌合されたリング状パッ
キン(或いはOリング)が好ましい。しかし、これに限
定されるものでは無く、ガイドと前記ホッパーのテーパ
部とが接触する部分であればシール手段を設け得る。
【0008】
【作用】上記のように構成された粉体供給ホッパーにお
いて、ホッパーの内側には、ホッパーの下部のテーパ部
と角度の異なるテーパ部を有するガイドが着脱自在に設
けられているので、粉体の種類が変更された場合には、
該変更された粉体の物性(粒径、嵩密度、安息角等)に
対応した最適なテーパ角度を有するガイドを選択し、当
該ガイドと交換することにより、容易に粉体の変更に対
応することかできるのである。
【0009】そして、ガイドには、ホッパーのテーパ部
との間をシールするシール手段が設けられているので、
輸送ガスを使用した粉体供給の場合においても輸送ガス
がホッパーとガイドとの隙間からスリップすることがな
いので、粉体を連続して安定供給することができる。ま
た、粉体がホッパーとガイドとの隙間に侵入してしまう
ことも該シール手段により防止される。
【0010】
【実施例】以下、図1、2、4を参照して本考案の実施
例を説明する。
【0011】図1および図2において、ホッパー5の内
側には、全体を符号Aで示すガイドが着脱自在に設けら
れている。ガイドAは、ホッパー5のテーパ部Cと角度
が異なるテーパ部1を含み、該テーパ部1の小径側の外
側(図1、2の下方)にはパイプ2の一端が連結、固着
されている。パイプ2の他端には、ホッパー5のテーパ
部Cのテーパ角度と同じテーパ角度を有する先端部3が
形成されている。そして、先端部3には溝4が形成ら
れ、この溝4にはシール手段であるシール用パッキン9
が嵌合している。
【0012】また、符号6は粉体を示し、ホッパー5の
テーパ部Cの端部にはストップバルブ7を介して連絡管
8が固設されている。
【0013】図4は、各種粉体の物性と、最適テーパ角
度の関係を実験により求めた例を示している。
【0014】ここで、一般的には、テーパ角度が安息角
より大きいと粉体が崩れないので流れにくくなり流量が
減少する。(但し、アルミナの場合は、テーパ角度が安
息角より小さいと流れすぎてしまい、流量が必要以上に
増大するので、最適テーパ角度は安息角よりも大きく設
定されている。)一方、テーパ角度を小さくしてゆく
と、目詰まりが発生するようになる。
【0015】テーパ角度の許容範囲は上記した事実を考
慮した上で決定されたものであり、アルミナの場合は2
0度〜70度、太平洋炭の場合は10度〜40度、オー
ストラリア産の褐炭の一種であるロイヤンの場合は10
度〜20度である。
【0016】従って、例えば、太平洋炭の微粉炭を2k
g/hrの流量で供給する場合にはテーパ角度が20度
のテーパ部1を有するガイドAをホッパー5に装着すれ
ばよい。
【0017】また、例えばロイヤンの微粉炭を1.5k
g/hrの流量で供給する場合にはテーパ角度が14度
のテーパ部1を有するガイドAをホッパー5に装着すれ
ばよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、供給する粉体の種類を変更する場合、ガイ
ドを交換することで容易に対処することができる。ま
た、ホッパーとガイドとは気密にシールされて洩れが生
じないので、輸送ガスを使用して微粉体を連続的に安定
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】図1のガイドを示す斜視図。
【図3】従来の技術の一例を示す側断面図。
【図4】粉体物性と最適テーパ角度の関係を表した図表
を示す図
【符号の説明】
A・・・ガイド 1・・・ガイドのテーパ部 2・・・パイプ 3・・・先端部 4・・・溝 5・・・ホッパー 6・・・粉体 7・・・ストップバルブ 8・・・連絡管 9・・・シール用パッキン(シール手段) B・・・ホッパー C・・・ホッパーのテーパ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を供給するホッパーのテーパ部の内
    側に着脱自在のガイドを設け、該ガイドは、ホッパーの
    テーパ部とはその角度が異っているテーパ部と、該テー
    パ部の小径側の外側に連結したパイプと、該パイプの端
    部に形成され且つホッパーの小径側に嵌合する様に構成
    された先端部、とを含んでおり、該ガイドと前記ホッパ
    ーのテーパ部とをシールするシール手段を設けたことを
    特徴とする粉体供給ホッパー。
JP9706991U 1991-11-27 1991-11-27 粉体供給ホッパー Expired - Lifetime JP2525825Y2 (ja)

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JPH0546795U JPH0546795U (ja) 1993-06-22
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WO2009113679A1 (ja) * 2008-03-13 2009-09-17 株式会社日本触媒 吸水性樹脂を主成分とする粒子状吸水剤の製造方法

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