JPH054674A - ウエハキヤリア - Google Patents
ウエハキヤリアInfo
- Publication number
- JPH054674A JPH054674A JP14999991A JP14999991A JPH054674A JP H054674 A JPH054674 A JP H054674A JP 14999991 A JP14999991 A JP 14999991A JP 14999991 A JP14999991 A JP 14999991A JP H054674 A JPH054674 A JP H054674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- plate
- stopper
- wafer carrier
- wafers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエハキャリアを1枚のプレートとし、1つ
のウエハキャリアに1枚のウエハを収納することによ
り、ウエハ1枚毎の管理を容易にし、装置間のウエハ搬
送を枚葉式で行なえるようにする。 【構成】 プレート1の片面には、ウエハ外周部にスト
ッパー2、その内側にウエハ支え4を設ける。また、プ
レート1の裏面にはストッパー2とはまり込む溝6を設
けることにより、このウエハキャリアは重ね合わせるこ
とができるようになる。このウエハキャリアには認識標
3a,3bがついているので、ウエハ1枚毎の認識が容易
になる。また、装置間ウエハ搬送は枚葉式で行なえ、か
つ、ウエハを保管する場合の収納スペースも少なくて済
む。
のウエハキャリアに1枚のウエハを収納することによ
り、ウエハ1枚毎の管理を容易にし、装置間のウエハ搬
送を枚葉式で行なえるようにする。 【構成】 プレート1の片面には、ウエハ外周部にスト
ッパー2、その内側にウエハ支え4を設ける。また、プ
レート1の裏面にはストッパー2とはまり込む溝6を設
けることにより、このウエハキャリアは重ね合わせるこ
とができるようになる。このウエハキャリアには認識標
3a,3bがついているので、ウエハ1枚毎の認識が容易
になる。また、装置間ウエハ搬送は枚葉式で行なえ、か
つ、ウエハを保管する場合の収納スペースも少なくて済
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置を製造する
場合に用いることのできるウエハキャリアに関するもの
である。
場合に用いることのできるウエハキャリアに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の製造に用いられて
いるウエハキャリアは、ある一定枚数のウエハを収納で
きる構成になっている。このことから、半導体製造工程
におけるウエハの管理は、ウエハキャリア毎に行なって
いる(特開平2ー222558)。したがって、半導体
装置製造工程でバッチ毎に同じ処理を施す同品種を大量
生産する場合には適している。
いるウエハキャリアは、ある一定枚数のウエハを収納で
きる構成になっている。このことから、半導体製造工程
におけるウエハの管理は、ウエハキャリア毎に行なって
いる(特開平2ー222558)。したがって、半導体
装置製造工程でバッチ毎に同じ処理を施す同品種を大量
生産する場合には適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、1個のウエハキャリアに、ある一定枚数
のウエハが収納されることから製造工程におけるウエハ
の管理はウエハキャリア毎にしか行なえない。ウエハの
大口径化、半導体装置の高集積化がこれから先も続くこ
とが予想されることから、高付加価値をもつ半導体装置
を多品種小量生産する場合、ウエハ1枚毎の簡単な認識
方法が必要になる。また、半導体装置製造の作業スペー
スにも限りがあることから、ウエハの収納スペースも最
小限に抑えなければならない。
うな構成では、1個のウエハキャリアに、ある一定枚数
のウエハが収納されることから製造工程におけるウエハ
の管理はウエハキャリア毎にしか行なえない。ウエハの
大口径化、半導体装置の高集積化がこれから先も続くこ
とが予想されることから、高付加価値をもつ半導体装置
を多品種小量生産する場合、ウエハ1枚毎の簡単な認識
方法が必要になる。また、半導体装置製造の作業スペー
スにも限りがあることから、ウエハの収納スペースも最
小限に抑えなければならない。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、製造工程にお
いて、ウエハを1枚ずつ管理ができる枚葉処理に適した
ウエハキャリアを提供するものである。
いて、ウエハを1枚ずつ管理ができる枚葉処理に適した
ウエハキャリアを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のウエハキャリアは、1枚のウエハを1個の
ウエハキャリアに収納できるように、ウエハキャリアの
形状をプレートにし、プレートの表面には、ウエハ外周
部にウエハが滑り落ちるのを防ぐためのストッパー、ス
トッパーの内側にはウエハとプレートの密着を防ぐため
のウエハ支えを設け、さらにプレートの裏面には、ウエ
ハを収納する際にプレートを重ね合わせるのに必要な、
ストッパーとはまり合うことの出来る溝を設けたもので
ある。
めに本発明のウエハキャリアは、1枚のウエハを1個の
ウエハキャリアに収納できるように、ウエハキャリアの
形状をプレートにし、プレートの表面には、ウエハ外周
部にウエハが滑り落ちるのを防ぐためのストッパー、ス
トッパーの内側にはウエハとプレートの密着を防ぐため
のウエハ支えを設け、さらにプレートの裏面には、ウエ
ハを収納する際にプレートを重ね合わせるのに必要な、
ストッパーとはまり合うことの出来る溝を設けたもので
ある。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、ウエハ1枚を
一つのウエハキャリアに収納することが出来る。
一つのウエハキャリアに収納することが出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例のウエハキャリアにつ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本発明の実施例におけるウエハキャ
リアの斜視図である。図1において、1はウエハを置く
ためのプレート、2はウエハ外周部に位置するストッパ
ー、3a、3bはウエハキャリアを認識するための認識
標、4はウエハをプレート1と密着するのを防ぎ、搬送
アームによるウエハ取り出しができるようにウエハを浮
かせておくためのウエハ支え、5はキャリアが傾いたと
きにウエハが滑り落ちるのを防ぐための突起である。図
1に示すようにプレート1上にストッパー2、ウエハ支
え4の端に突起5を設けることにより、ウエハがプレー
ト1上から滑り落ちることを防げる。
リアの斜視図である。図1において、1はウエハを置く
ためのプレート、2はウエハ外周部に位置するストッパ
ー、3a、3bはウエハキャリアを認識するための認識
標、4はウエハをプレート1と密着するのを防ぎ、搬送
アームによるウエハ取り出しができるようにウエハを浮
かせておくためのウエハ支え、5はキャリアが傾いたと
きにウエハが滑り落ちるのを防ぐための突起である。図
1に示すようにプレート1上にストッパー2、ウエハ支
え4の端に突起5を設けることにより、ウエハがプレー
ト1上から滑り落ちることを防げる。
【0009】また、ウエハ支え4の幅を搬送アームの入
る幅以上にし、さらにストッパー2の高さをウエハ支え
4より高くしておく。そうすれば搬送アームはウエハ支
え上に載置されたウエハを持ち上げてプレート1から取
り出すときに、ストッパー2はウエハ支え4より高いの
で、ウエハがストッパー2にぶつかることがなく、従来
どうりの搬送アームによるウエハキャリアからのウエハ
の取り出しができる。
る幅以上にし、さらにストッパー2の高さをウエハ支え
4より高くしておく。そうすれば搬送アームはウエハ支
え上に載置されたウエハを持ち上げてプレート1から取
り出すときに、ストッパー2はウエハ支え4より高いの
で、ウエハがストッパー2にぶつかることがなく、従来
どうりの搬送アームによるウエハキャリアからのウエハ
の取り出しができる。
【0010】ウエハキャリアの側面にはウエハキャリア
認識標がつけられている。これはウエハキャリアに入っ
ているウエハの種類を識別するためのものである。この
ウエハキャリア認識標3a、3bは側面から読み取るこ
とができる位置にあればよく、どちらか一方でも構わな
い。ウエハキャリアを区別できるものであれば、バーコ
ード、突起、文字等、特に形式にこだわらない。
認識標がつけられている。これはウエハキャリアに入っ
ているウエハの種類を識別するためのものである。この
ウエハキャリア認識標3a、3bは側面から読み取るこ
とができる位置にあればよく、どちらか一方でも構わな
い。ウエハキャリアを区別できるものであれば、バーコ
ード、突起、文字等、特に形式にこだわらない。
【0011】図2は図1のAーBの断面図である。同断面
図より上述したようにストッパー2の高さはウエハ支え
4より高いことがよくわかる。また同図からわかるよう
にストッパー2の下には溝6がきってある。この溝6は
図4で示すとおりストッパー2の下のプレート1裏面に
きっており、また深さはプレート1を重ねたときに、プ
レート1の裏面がウエハ表面に触れずにウエハ支え4上
にあるウエハを取り出せる高さになっている。このよう
に溝6を構成すれば図3のようにプレート1を重ねたと
きに、上のプレートの裏面の溝に下のプレートのストッ
パーがはまり合うので高さを低減できるし、さらに上の
プレートが滑り落ちたりすることもない。
図より上述したようにストッパー2の高さはウエハ支え
4より高いことがよくわかる。また同図からわかるよう
にストッパー2の下には溝6がきってある。この溝6は
図4で示すとおりストッパー2の下のプレート1裏面に
きっており、また深さはプレート1を重ねたときに、プ
レート1の裏面がウエハ表面に触れずにウエハ支え4上
にあるウエハを取り出せる高さになっている。このよう
に溝6を構成すれば図3のようにプレート1を重ねたと
きに、上のプレートの裏面の溝に下のプレートのストッ
パーがはまり合うので高さを低減できるし、さらに上の
プレートが滑り落ちたりすることもない。
【0012】以上のように構成されたウエハキャリアを
用いると、ウエハ1枚毎の搬送が可能となり、製造工程
におけるウエハを1枚ずつ管理することが容易になる。
用いると、ウエハ1枚毎の搬送が可能となり、製造工程
におけるウエハを1枚ずつ管理することが容易になる。
【0013】本実施例のウエハキャリアの材質は、ポリ
プロピレン、テトラフルオロエチレン/パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体等、現在のウエハキャリ
アに用いられている材質を用いる。
プロピレン、テトラフルオロエチレン/パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体等、現在のウエハキャリ
アに用いられている材質を用いる。
【0014】なお、上記の実施例において、ストッパー
2はウエハ外周部としたが、ウエハ外周を全て取り囲ま
なくても、部分的に取り囲むだけでもよい。またストッ
パー2の開口部はウエハを取り出せる幅以上あれば、特
に制限しない。図1では、ウエハ支え4はストッパー2
まで延びているが、ウエハのエッジ部分だけを支えるよ
うにしても構わない。また、ウエハ支え4は搬送アーム
による取り出しができるような幅を開けておけば、大口
径のウエハの重さをささえるために2個以上にしても構
わない。
2はウエハ外周部としたが、ウエハ外周を全て取り囲ま
なくても、部分的に取り囲むだけでもよい。またストッ
パー2の開口部はウエハを取り出せる幅以上あれば、特
に制限しない。図1では、ウエハ支え4はストッパー2
まで延びているが、ウエハのエッジ部分だけを支えるよ
うにしても構わない。また、ウエハ支え4は搬送アーム
による取り出しができるような幅を開けておけば、大口
径のウエハの重さをささえるために2個以上にしても構
わない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、ウエハキャリア
を1枚のプレートとすることにより、ウエハ1枚毎の管
理が容易になり、装置間のウエハ搬送も枚葉式で行な
え、かつウエハの収納場所も最小限のスペースで済む。
を1枚のプレートとすることにより、ウエハ1枚毎の管
理が容易になり、装置間のウエハ搬送も枚葉式で行な
え、かつウエハの収納場所も最小限のスペースで済む。
【図1】本発明の第1の実施例におけるウエハキャリア
の斜視図。
の斜視図。
【図2】図1の AーB 線による断面図。
【図3】本発明のウエハキャリアを2枚重ねたときの図
1の AーB 線による断面図。
1の AーB 線による断面図。
【図4】本発明のウエハキャリアを裏側から見た図。
【図5】従来のウエハキャリアの概略斜視図。
1 プレート 2 ストッパー 3a ウエハキャリア認識標 3b ウエハキャリア認識標 4 ウエハ支え 5 突起 6 溝
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プレートと、前記プレートの表面にはウ
エハが滑るのを防ぐため端部に突起を有し、かつウエハ
をプレートから浮かすためのウエハ支えと、前記ウエハ
支えの外側にウエハが滑り落ちるのを防ぐためのストッ
パーと、前記ストッパー又は前記プレートの側面につけ
たウエハキャリアの認識標と、前記プレートの裏面に前
記プレートを重ねたときに前記プレートがずれないため
に前記ストッパーとはまり込む溝を備え、前記ウエハ支
えは、ウエハ搬送アームによるウエハ取り出しができる
だけの間隔を持たせ、前記ストッパーはウエハ搬送アー
ムによるウエハ取り出しができるように前記ウエハ支え
より高さがあることを特徴とするウエハキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14999991A JPH054674A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ウエハキヤリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14999991A JPH054674A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ウエハキヤリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054674A true JPH054674A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15487259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14999991A Pending JPH054674A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ウエハキヤリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054674A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110610885A (zh) * | 2018-06-14 | 2019-12-24 | 家登精密工业股份有限公司 | 基板载具 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP14999991A patent/JPH054674A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110610885A (zh) * | 2018-06-14 | 2019-12-24 | 家登精密工业股份有限公司 | 基板载具 |
CN110610885B (zh) * | 2018-06-14 | 2022-08-26 | 家登精密工业股份有限公司 | 基板载具 |
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