JPH0546660U - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

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Publication number
JPH0546660U
JPH0546660U JP10822591U JP10822591U JPH0546660U JP H0546660 U JPH0546660 U JP H0546660U JP 10822591 U JP10822591 U JP 10822591U JP 10822591 U JP10822591 U JP 10822591U JP H0546660 U JPH0546660 U JP H0546660U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
power steering
power
changeover switch
steering device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10822591U
Other languages
English (en)
Inventor
勝博 鈴木
哲 荒川
恒文 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
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Publication of JPH0546660U publication Critical patent/JPH0546660U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ安価な構成によって、所望の操舵特
性を得ることができるパワーステアリング装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 車両の運転席の任意の場所に切替スイッチ1
01を設け、この切替スイッチ101を操作して流量制
御弁25の開度を電気的に又は機械的に変えることによ
り所望の操舵特性を得るようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パワーステアリング装置に係り、特に、構成の簡略化、コストの低 減を図るように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパワーステアリング装置は、例えば、図2に示すように構成されている 。まず、パワーステアリング制御バルブ部1がある。バルブハウジング3内には 、入力軸5が挿入配置されていて、この入力軸5にはトーションバー7を介して 出力軸9が連結されている。上記入力軸7の外周側には切換弁11が設けられて いる。又、入力軸5には図示しない操舵ハンドルが連結されている。
【0003】 上記出力軸9には、ピニオンギヤ13が形成されていて、このピニオンギヤ1 3にはラックシャフト15に形成されたラッキクギヤ17が噛合している。上記 ラックシャフト15の両端側には、図示しない連結具を介して車輪(図示せず) が連結されている。
【0004】 上記切換弁11には、油圧源の一部としてのベーンポンプ19が油路21、2 3を介して連結されており、又、流量制御弁25が、油路27、29を介して接 続されている。上記ベーンポンプ19より供給される圧油の一部は、切換弁11 を介して図示しないパワーシリンダに供給され、残りの圧油は流量制御弁25を 介して油圧源の一部としてのタンク31に戻される。上記流量制御弁25は、ソ レノイド37を備えていて、このソレノイド37を駆動することによりスプール 39の位置を調整し、それによって、所望の開度を得るものである。
【0005】 上記構成によると、操舵ハンドルを操作すると入力軸5が回転する。その際、 出力軸9側は回転を規制されているので、トーションバー7が捩じれることにな る。それによって、切換弁11が切換わり、ベーンポンプ19からの圧油の一部 を、パワーシリンダに所定の方向から所定量だけ供給する。圧油の供給によりパ ワーアシスト力が発生し、ラックシャフト15が所定の方向に所定量だけ駆動さ れ、それによって、所望の操舵がなされる。又、その動きは、ラックギヤ17、 ピニオンギヤ13、出力軸9、入力軸5を介して、操舵ハンドル側にもフィード バックされる。
【0006】 ところで、その時の操舵特性は、流量制御弁25による流量制御によって決定 される。つまり、流量制御弁25によって、圧油の一部をタンク31に戻してお り、その量を適宜設定することにより、所定の操舵特性を得るものである。具体 的には、車速センサ33によって車速を検出し、その信号に基づいてコンピュー タ35によって、流量制御弁25のソレノイド37を駆動して開度を制御する。 それによって、車速に応じた操舵特性を得るようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、車速に応じた所 望の操舵特性を得るめたには、車速センサ33や高価なコンピュータ35が必要 となり、その為システムとして高価なものになってしまうという問題があった。
【0008】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、簡 単かつ安価な構成によって、所望の操舵特性を得ることができるパワーステアリ ング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案によるパワーステアリング装置は、油圧源よ り供給される圧油の一部をパワーステアリング制御バルブ部を介してパワーシリ ンダに供給することによりパワーアシスト力を発揮させるとともに、上記油圧源 より供給される圧油の残部を流量制御弁を介して上記油圧源に戻すことにより所 望の操舵特性を得るようにしたパワーステアリング装置において、車両の運転席 の任意の場所に切替スイッチを設け、この切替スイッチを操作して上記流量制御 弁の開度を電気的に又は機械的に変えることにより所望の操舵特性を得るように したものである。
【0010】
【作用】
操舵特性は、流量制御弁を介して油圧源に戻される圧油の流量によって決定さ れる。本考案の場合には、流量制御弁の開度を、運転席に設けられた切替スイッ チを操作することにより変えるように構成したものである。つまり、運転者自身 が切替スイッチを操作することにより、所望の操舵特性を得るようにしたもので ある。
【0011】
【実施例】
以下、図1を参照して本考案の第1実施例を説明する。尚、従来と同一部分に は同一符号を付して示しその説明は省略する。この実施例の場合には、運転席の 任意の場所に切替スイッチ101を設け、この切替スイッチ101を運転者自身 が操作することにより、車速に応じた所望の操舵特性又は運転者自身の好みの操 舵特性を得るようにしたものである。
【0012】 上記切替スイッチ101は操舵特性を数段階に切替えることができるものであ り、流量制御弁25のソレノイド37は、切替スイッチ101からの信号に基づ いて駆動し、流量制御弁25の開度を変えるようになっている。尚、図中符号1 03はバッテリーである。
【0013】 以上本実施例によると、車速に応じた所望の操舵特性又は運転者自身の好みに よる操舵特性を、極めて簡単かつ安価な構成で得ることができる。すなわち、従 来必要であった車速センサ及びコンピュータは不要となり、切替スイッチ101 のみでよいからである。又、運転者自身が自分の好みによって操舵特性を選択で きるという利点もある。
【0014】 次に第2実施例を説明する。この実施例は、前記第1実施例における切替スイ ッチ101を機械的構造を介して流量制御弁25に連結させるものである。すな わち、前記第1実施例の場合には、切替スイッチ101からの電気信号によって 、流量制御弁25のソレノイド37を駆動することにより、開度を変えるように していたが、この場合には、機械的に直接開度を変えるものである。よって、こ の場合にも、前記第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によるパワーステアリング装置によると、簡単かつ 安価な構成によって、所望の操舵特性を得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図でパワーステアリ
ング装置の構成を示す図である。
【図2】従来例を示す図でパワーステアリング装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 パワーステアリング制御バルブ部 19 ベーンポンプ(油圧源の一部) 25 流量制御弁 31 タンク(油圧源の一部) 101 切替スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源より供給される圧油の一部をパワ
    ーステアリング制御バルブ部を介してパワーシリンダに
    供給することによりパワーアシスト力を発揮させるとと
    もに、上記油圧源より供給される圧油の残部を流量制御
    弁を介して上記油圧源に戻すことにより所望の操舵特性
    を得るようにしたパワーステアリング装置において、車
    両の運転席の任意の場所に切替スイッチを設け、この切
    替スイッチを操作して上記流量制御弁の開度を電気的に
    又は機械的に変えることにより所望の操舵特性を得るよ
    うにしたことを特徴とするパワーステアリング装置。
JP10822591U 1991-12-03 1991-12-03 パワーステアリング装置 Pending JPH0546660U (ja)

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JP10822591U JPH0546660U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10822591U JPH0546660U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 パワーステアリング装置

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Publication Number Publication Date
JPH0546660U true JPH0546660U (ja) 1993-06-22

Family

ID=14479227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10822591U Pending JPH0546660U (ja) 1991-12-03 1991-12-03 パワーステアリング装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332072B2 (ja) * 1979-12-24 1988-06-28 Kali Chemie Pharma Gmbh

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332072B2 (ja) * 1979-12-24 1988-06-28 Kali Chemie Pharma Gmbh

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