JPH054643A - 合成樹脂製パレツト - Google Patents
合成樹脂製パレツトInfo
- Publication number
- JPH054643A JPH054643A JP15167291A JP15167291A JPH054643A JP H054643 A JPH054643 A JP H054643A JP 15167291 A JP15167291 A JP 15167291A JP 15167291 A JP15167291 A JP 15167291A JP H054643 A JPH054643 A JP H054643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck board
- pallet
- synthetic resin
- inserting hole
- subassembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下両面のデッキボード部、フォーク挿入孔
及びフォーク挿入孔の両側のブロック部を有する溶着部
品どうしを溶着させることによって形成された合成樹脂
製パレット。 【効果】 一種類の溶着部品によってパレットを形成し
得るためにコストが安価である上に長尺パレットを容易
に製造することができる。
及びフォーク挿入孔の両側のブロック部を有する溶着部
品どうしを溶着させることによって形成された合成樹脂
製パレット。 【効果】 一種類の溶着部品によってパレットを形成し
得るためにコストが安価である上に長尺パレットを容易
に製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物を載置してフォー
クリフト等で運搬するときに使用する合成樹脂製パレッ
トに関するものである。
クリフト等で運搬するときに使用する合成樹脂製パレッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製パレットの製造方法と
しては射出成形法による一体成形あるいはパレットの高
さ方向にて二分割した溶着部品を桁同志で相互に溶着す
る事により一体化する方法等が一般的に行われている。
また、溶着パレットの製造方法として、パレットを、デ
ッキボード面上の分割線にて複数個に分割された溶着部
品にて構成する方法も種々の分割形状にて行われてい
る。しかしながら、それら従来の方法では幅方向が15
00mmから3000mmといった長尺荷物用の特殊な
サイズのパレットを製造する事は困難であった。
しては射出成形法による一体成形あるいはパレットの高
さ方向にて二分割した溶着部品を桁同志で相互に溶着す
る事により一体化する方法等が一般的に行われている。
また、溶着パレットの製造方法として、パレットを、デ
ッキボード面上の分割線にて複数個に分割された溶着部
品にて構成する方法も種々の分割形状にて行われてい
る。しかしながら、それら従来の方法では幅方向が15
00mmから3000mmといった長尺荷物用の特殊な
サイズのパレットを製造する事は困難であった。
【0003】すなわち射出成形法による一体成形の場
合、金型サイズ、成形設備の限界より幅1500mm程
度で限度であり、それ以上長いものは一体成形が困難で
ある。パレットの高さ方向にて二分割した溶着パレット
も同様の理由から困難であった。一方、デッキボード面
上の分割線で分割された溶着部品にてパレットを構成す
る方法においても、製品強度の維持、洗浄性といった、
一体化された製品としての機能の必要上、ブロック部を
中空構造にするために、溶着面を製品側面とする事はで
きず、従って例えば幅3000mmもあるような長尺パ
レットにおいては両側面を溶着面とするものと、溶着面
及び製品外側面を片側ずつに有する2種類以上の溶着部
品が少なくとも必要とされる為、金型の数が増えコスト
アップとなるとの問題があった。
合、金型サイズ、成形設備の限界より幅1500mm程
度で限度であり、それ以上長いものは一体成形が困難で
ある。パレットの高さ方向にて二分割した溶着パレット
も同様の理由から困難であった。一方、デッキボード面
上の分割線で分割された溶着部品にてパレットを構成す
る方法においても、製品強度の維持、洗浄性といった、
一体化された製品としての機能の必要上、ブロック部を
中空構造にするために、溶着面を製品側面とする事はで
きず、従って例えば幅3000mmもあるような長尺パ
レットにおいては両側面を溶着面とするものと、溶着面
及び製品外側面を片側ずつに有する2種類以上の溶着部
品が少なくとも必要とされる為、金型の数が増えコスト
アップとなるとの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、一種類の
溶着部品を使用して長尺パレットを製造することを目的
として研究を進めた結果、本発明に到達した。
溶着部品を使用して長尺パレットを製造することを目的
として研究を進めた結果、本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、表裏両面のデ
ッキボード部、フォーク挿入孔及び該フォーク挿入孔の
両側ブロック部を有する溶着部品のフォーク挿入孔に沿
った外側面どうしを溶着することによって形成されてい
ることを特徴とする合成樹脂製パレットに関するもので
ある。
ッキボード部、フォーク挿入孔及び該フォーク挿入孔の
両側ブロック部を有する溶着部品のフォーク挿入孔に沿
った外側面どうしを溶着することによって形成されてい
ることを特徴とする合成樹脂製パレットに関するもので
ある。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に従って説明する。図1
は本発明における溶着部品の一例を示す斜視図である。
図2は本発明における溶着部品の一例を示す底面斜視図
である。図3は本発明における溶着部品の一例を示す平
面図である。図4は本発明における溶着部品の一例を示
す底面図である。図5は本発明における溶着部品の一例
を示す正面図である。図6は本発明における溶着部品の
一例を示す側面図である。図7は図3における線A−A
に沿った断面図である。図8は図3における線B−Bに
沿った断面図である。図9は図3における線C−Cに沿
った断面図である。図10は本発明に係わる合成樹脂パ
レットの一例を示す正面図である。図11は本発明に係
わる合成樹脂製パレットの他の一例を示す正面図であ
る。
は本発明における溶着部品の一例を示す斜視図である。
図2は本発明における溶着部品の一例を示す底面斜視図
である。図3は本発明における溶着部品の一例を示す平
面図である。図4は本発明における溶着部品の一例を示
す底面図である。図5は本発明における溶着部品の一例
を示す正面図である。図6は本発明における溶着部品の
一例を示す側面図である。図7は図3における線A−A
に沿った断面図である。図8は図3における線B−Bに
沿った断面図である。図9は図3における線C−Cに沿
った断面図である。図10は本発明に係わる合成樹脂パ
レットの一例を示す正面図である。図11は本発明に係
わる合成樹脂製パレットの他の一例を示す正面図であ
る。
【0007】溶着部品1は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン等の合成樹脂によって一体に成形され、上面デッキ
ボード2、下面デッキボード3、ブロック部4、5及び
フォーク挿入孔6より構成される。
レン等の合成樹脂によって一体に成形され、上面デッキ
ボード2、下面デッキボード3、ブロック部4、5及び
フォーク挿入孔6より構成される。
【0008】ブロック部4及び5には、フォーク挿入孔
6と平行に伸びた外方に面する外側壁7に格子状の溶着
リブ8が形成されることにより、外側壁7を溶着面とす
ることもできるし、外側面とすることもできる。
6と平行に伸びた外方に面する外側壁7に格子状の溶着
リブ8が形成されることにより、外側壁7を溶着面とす
ることもできるし、外側面とすることもできる。
【0009】また、ブロック部4及び5の外方に面した
外側壁に沿ってパレット下方に開口をもつ袋状部9が形
成されるとともに上面デッキボード2及び下面デッキボ
ード3にU字状の補強リブ10が形成されることによ
り、溶着部品は大きな強度をゆうしている。
外側壁に沿ってパレット下方に開口をもつ袋状部9が形
成されるとともに上面デッキボード2及び下面デッキボ
ード3にU字状の補強リブ10が形成されることによ
り、溶着部品は大きな強度をゆうしている。
【0010】図10は、本発明に係わる合成樹脂製パレ
ットの一例を示した正面図である。この合成樹脂製パレ
ットは、2個の溶着部品の各々の外側壁7に設けられた
溶着リブ8に熱板を接触させて加熱溶融させた後に、そ
れらを互いに圧着させることによって形成されている。
ットの一例を示した正面図である。この合成樹脂製パレ
ットは、2個の溶着部品の各々の外側壁7に設けられた
溶着リブ8に熱板を接触させて加熱溶融させた後に、そ
れらを互いに圧着させることによって形成されている。
【0011】図11は、本発明に係わる合成樹脂製パレ
ットの他の一例を示す正面図である。すなわち、図11
に示す合成樹脂製パレットは図10に示す合成樹脂製パ
レットのさらに外側面に溶着部品を1個ずつ溶着させた
ものであり、図10に示す合成樹脂製パレットの2倍の
幅を有している。
ットの他の一例を示す正面図である。すなわち、図11
に示す合成樹脂製パレットは図10に示す合成樹脂製パ
レットのさらに外側面に溶着部品を1個ずつ溶着させた
ものであり、図10に示す合成樹脂製パレットの2倍の
幅を有している。
【0012】
【発明の効果】本発明の合成樹脂製パレットは、以上説
明した様に構成される結果、溶着部品は小型化され、そ
の成形に当たっては比較的小型の成形機や金型で成形で
きると共に、一種類の部品に統一できるためコスト的に
非常に有利になり、かつ溶着部品の外側面を溶着面とし
ているため、パレット外側面に更に溶着部品を連結溶着
する事により長尺パレットを比較的容易に製造する事が
可能である。
明した様に構成される結果、溶着部品は小型化され、そ
の成形に当たっては比較的小型の成形機や金型で成形で
きると共に、一種類の部品に統一できるためコスト的に
非常に有利になり、かつ溶着部品の外側面を溶着面とし
ているため、パレット外側面に更に溶着部品を連結溶着
する事により長尺パレットを比較的容易に製造する事が
可能である。
【図1】本発明における溶着部品の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明における溶着部品の一例を示す底面斜視
図である。
図である。
【図3】本発明における溶着部品の一例を示す平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明における溶着部品の一例を示す底面図で
ある。
ある。
【図5】本発明における溶着部品の一例を示す正面図で
ある。
ある。
【図6】本発明における溶着部品の一例を示す側面図で
ある。
ある。
【図7】図3における線A−Aに沿った断面図である。
【図8】図3における線B−Bに沿った断面図である。
【図9】図3における線C−Cに沿った断面図である。
【図10】本発明に係わる合成樹脂パレットの一例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図11】本発明に係わる合成樹脂製パレットの他の一
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
1 溶着部品 2 上面デッキボード 3 下面デッキボード 4 ブロック部 5 ブロック部 6 フォーク挿入孔 7 外側壁 8 溶着リブ 9 袋状部 10 補強リブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 表裏両面のデッキボード部、フォーク挿
入孔及び該フォーク挿入孔の両側ブロック部を有する溶
着部品のフォーク挿入孔に沿った外側面どうしを溶着す
ることによって形成されていることを特徴とする合成樹
脂製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15167291A JPH054643A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 合成樹脂製パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15167291A JPH054643A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 合成樹脂製パレツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054643A true JPH054643A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15523722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15167291A Pending JPH054643A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 合成樹脂製パレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054643A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101889475B1 (ko) * | 2017-09-06 | 2018-08-17 | 최영환 | 헥사곤 구조의 팔레트 |
KR102184806B1 (ko) * | 2020-09-21 | 2020-11-30 | 윤지민 | 단독정화조의 여과조용 로스톨 스틱블럭 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15167291A patent/JPH054643A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101889475B1 (ko) * | 2017-09-06 | 2018-08-17 | 최영환 | 헥사곤 구조의 팔레트 |
WO2019050171A1 (ko) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 최영환 | 헥사곤 구조의 팔레트 |
KR102184806B1 (ko) * | 2020-09-21 | 2020-11-30 | 윤지민 | 단독정화조의 여과조용 로스톨 스틱블럭 |
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