JPH0546302Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0546302Y2
JPH0546302Y2 JP5119289U JP5119289U JPH0546302Y2 JP H0546302 Y2 JPH0546302 Y2 JP H0546302Y2 JP 5119289 U JP5119289 U JP 5119289U JP 5119289 U JP5119289 U JP 5119289U JP H0546302 Y2 JPH0546302 Y2 JP H0546302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
chassis plate
saddle
locking
edge saddle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5119289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142587U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5119289U priority Critical patent/JPH0546302Y2/ja
Priority to US07/622,360 priority patent/US5216206A/en
Publication of JPH02142587U publication Critical patent/JPH02142587U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0546302Y2 publication Critical patent/JPH0546302Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電化器具のシヤーシ板の貫通部を通る
ワイヤを保護するため前記貫通部に嵌着されるエ
ツジサドルに係り、特に単一のエツジサドルで板
厚の異なるシヤーシ板に適合し得る複数段サイズ
エツジサドルに関するものである。
[従来の技術] 電化器具の配線はシヤーシ板の貫通孔を通つて
外部へ取り出される。この貫通孔はシヤーシ板を
切り抜いて形成される。この配線は貫通孔を通る
時にシヤーシ板の貫通孔のカツトエツジによつて
切断されたり破れたりしがちである。そのため、
エツジサドルが配線を保護するためにこのような
貫通孔に嵌着される。
第8図に従来一般に使用されているエツジサド
ル1aを示す。エツジサドル1aは合成樹脂材を
成形したものからなり、四角状の枠体20とその
両側に設けられた係止部14からなる。枠体20
は図略のワイヤの通る空間部18とワイヤを横か
ら入れるための可撓部19からなる。
一方、係止部14は表面側の2つの係止片1
5,16と裏面側の係止片17および係止片21
からなり、いづれも枠体20の側面から突出して
形成される。
第9図乃至第11図は以上のエツジサドル1a
をシヤーシ板12に嵌着した状態を示すものであ
る。第12図に示す如く、シヤーシ板12にはワ
イヤが通るための貫通溝22および又は貫通孔2
3が適宜穿設されている。第9図乃至第11図は
貫通溝22にエツジサドル1aを嵌着した状態を
シヤーシ板12に垂直の側面図で示す。表面側の
係止片15,16と裏面側の係止片17間にシヤ
ーシ板12を挿入し、上下方向の固定が行われ
る。またシヤーシ板12の凹溝24に係止片21
を嵌め込み、その水平方向の固定が行われる。ワ
イヤ25は可撓部19から空間部18内に挿入さ
れ、エツジサドル1aにより保持されることにな
る。
[本考案の目的:解決すべき問題点] 以上の如き構造のエツジサドル1aをシヤーシ
板12に嵌着する場合、貫通溝22に入れる場合
には溝開口側からエツジサドル1aを挿入すれば
よく、問題はない。しかしながら第12図に示す
貫通孔23にエツジサドル1aを嵌着することは
一般に困難であり、従来技術のものはもつぱら貫
通溝22用とされていた。また第11図によく示
されているように係止片15,16と係止片17
間の間隙寸法はシヤーシ板12の板厚とほぼ同等
の寸法のものから形成され、シヤーシ板12は前
記したようにこの間隙内で挟持されることにな
る。従つてエツジサドル1aの間隙寸法によつて
これが使用されるシヤーシ板12が決まることに
なる。すなわち、他の板厚寸法のシヤーシ板12
には使用出来ない。一般に電化器具では数種類の
板厚のシヤーシ板12が使用されているため、こ
れに見合う数種類のエツジサドル1aを準備する
必要がある。従つて多種類生産によるコスト高の
問題があり、また使用に当りエツジサドル1aを
選別しなければならず作業が煩雑になると共に、
その管理に手間を要する問題点があつた。
本考案は前記従来技術の諸問題点を解決するも
ので、単一のエツジサドルで板厚の異なるシヤー
シ板に適合でき、作業効率を向上し得ると共に、
多用途にもかかわらず形状の単一化によるコスト
の引き下げ並に、管理の容易化を図り、かつシヤ
ーシ板の貫通孔にも比較的容易に嵌着し得る複数
段サイズエツジサドルを提供することを目的とす
る。
[本考案の構成:問題点解決の手段] 本考案は以上の目的を達成するために、電化器
具のシヤーシ板の貫通部の周縁に係止して嵌着さ
れるエツジサドルにおいて、前記周縁の表面側に
係止すると共に前記周縁内面に接する段状の接触
部を有する第1の係止部と、前記第1の係止部と
共に前記シヤーシ板を挟持すべく前記周縁の裏面
側に係止する鍔状の第2の係止部とを設け、前記
接触部には前記シヤーシ板の板厚方向に沿う複数
の段部を形成し、更に前記第1の係止部はスリツ
トによりその基端部を残して分離され、基端部で
片持ち支持される構造を有し、かつその先端部は
先端から前記基端部に向つて広がり傾斜する矢印
状に形成されてなる複数段サイズエツジサドルを
構成するものである。
[作用] 第1の係止部の前記接触部に段部が形成されて
いるため、シヤーシ板の板厚に応じてこれに対応
する段部を選び、エツジサドルの周縁内面を該段
部に当接し、前記第1の係止部と第2の係止部と
によりシヤーシ板を挟持してシヤーシ板に嵌着す
ることができる。前記第1の係止部が基端部で片
持ち支持され、かつその先端部が矢印状に形成さ
れるため、シヤーシ板の貫通孔にエツジサドルを
押し込む際に前記先端部が縮寸法方向に倒れ、エ
ツジサドルを楽に貫通孔内に挿入し、嵌着係止す
ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図および第2図に示す如く、エツジサドル
1は四角状の枠体7と、その両面側に設けられた
第1の係止部2と、枠体7の下面にその周辺から
鍔状にはみ出した状態で設けられた第2の係止部
5とから形成される。なお枠体7は本実施例の場
合には従来技術と同じく空間部8および可撓部9
を有するものから構成される。第1の係止部2は
第3図にも示す如く、枠体7の側面の1部を図の
縦方向の途中まで切り割りした2本のスリツト3
により基端部4を残して分離され、基端部4で片
持ち支持される構造のものからなり、第4図にも
示す如く枠体7の側面から出つ張つた矢印部6と
その下方内面に設けられた段部10を形成する。
本実施例では3段の段部10が形成されるが段数
はこれに限定されない。また矢印部6は第1の係
止部2の先端から基端部4に向つてその1面のみ
を広がり傾斜するものからなるが、この詳細形状
も図示のものに限定されるものでない。
第2図の係止部5は可撓部9を除く枠体7の周
辺からはみ出して形成されるほぼ平坦な鍔状体か
らなり、第1の係止部2の段部10と相対向して
配設される。また段部10と相対向する部分には
上方に向つて弧状にふくらむ弧状部5aが形成さ
れる。これはシヤーシ板12に第2の係止部5が
当接した際に、弧状部5aがシヤーシ板12に圧
接し、係止をより確実のものにするためのもので
ある。
シヤーシ板12は第7図に示す如く、第1の係
止部2の段部10と第2の係止部5の弧状部5a
間に挿入され、両者により挟持されるが、第4図
に示す如く、その間の間隙寸法はt1,t2,t3と異
なる。すなわち多種類の板厚のシヤーシ板12に
嵌着可能となる。
枠体7のコーナ部には係止片11が突出して設
けられ、第6図に示す如く、係止片11はシヤー
シ板12の凹溝13に嵌り、その水平方向の位置
ずれを防止している。
第6図はシヤーシ板12の中間部に設けた貫通
孔23に本実施例のエツジサドル1を嵌着し、ワ
イヤ25を通した状態を示すものである。第5図
は第6図の場合におけるエツジサドル1の挿入方
法を示すものである。エツジサドル1はシヤーシ
板12の図の下方側から挿入される。この場合、
第1の係止部2は枠体7の側面から出つ張つた状
態に形成されているため、そのままでは貫通孔2
3内に挿入困難となる。しかし前記した如く、第
1の係止部2はその基端部4を支点として可撓に
形成され、かつその基端部には矢印部6が形成さ
れているため貫通孔23に矢印部6が当ると図の
2点鎖線の如く、第1の係止部2は内側に傾斜
し、縮寸し、エツジサドル1は貫通孔23内に比
較的小さな力で挿入可能になる。挿入後傾斜した
第1の係止部2は復元し、その段部10がシヤー
シ板12の表面側に係止すると共に貫通孔23の
周縁内面に当接する。同時に第2の係止部5の弧
状部5aがシヤーシ板12の裏面側に当接し、両
者でシヤーシ板12を挟持し、これに嵌着される
ことになる。
以上の如く、本実施例のエツジサドル1は貫通
溝22に嵌着することができるのみならず貫通孔
23にも円滑に嵌着できる。なお本実施例のエツ
ジサドル1の枠体7は前記の如く四角状である
が、形状はこれに限定するものでなく、多角状、
円形状、楕円形状等のものであつてもよい。また
可撓部9はエツジサドル1を貫通孔23に使用す
る場合には必要なく、これがないものであつても
構わない。また第1の係止部2は本実施例では枠
体7の両側面にのみ設けたが3側面又は全側面に
設けてもよい。また第2の係止部5はほぼ平坦状
のものとしたが、これにも段部の如きものを設け
てもよい。
[本考案の効果] 本考案によれば次の如き優れた効果が上げられ
る。
(1) 単一形状のエツジサドルを板厚の異なるシヤ
ーシ板に嵌着することができる。
(2) これにより電化器具配線の作業効率を向上す
ることができる。
(3) エツジサドルの保管種類が低減でき管理が容
易となる。
(4) 単一形状化による多量生産ができ、コストダ
ウンが図れる。
(5) シヤーシ板のすべての貫通部にも円滑に嵌着
でき、作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は第
1図の平面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第2図の−線断面図、第5図は
シヤーシ板の貫通孔にエツジサドルを挿入する場
合の係止片の変形状態を示す断面図、第6図はシ
ヤーシ板の貫通孔にエツジサドルを嵌着した状態
を示す平面図、第7図はエツジサドルをシヤーシ
板に嵌着した状態を示す一部断面図、第8図は従
来のエツジサドルの斜視図、第9図は従来品をシ
ヤーシ板に嵌着し、ワイヤを通した状態を示す斜
視図、第10図は第9図の平面図、第11図は第
9図の拡大側面図、第12図はシヤーシ板の一部
平面図である。 1,1a……エツジサドル、2……第1の係止
片、3……スリツト、4……基端部、5……第2
の係止片、5a……弧状部、6……矢印部、7…
…枠体、8……空間部、9……可撓部、10……
段部、11……係止片、12……シヤーシ板、1
3……凹溝、22……貫通溝、23……貫通孔、
25……ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電化器具のシヤーシ板の貫通溝又は貫通孔
    (以下、貫通部と称する)を通るワイヤを保護
    すべく、前記貫通部の周縁に係止し、これに嵌
    着されるエツジサドルにおいて、前記周縁の表
    面側に係止すると共に前記周縁内面に接する接
    触部を有する第1の係止部と、前記第1の係止
    部と共に前記シヤーシ板を挟持すべく前記周縁
    の裏面側に係止する鍔状の第2の係止部とを設
    け、前記接触部には前記シヤーシ板の板厚方向
    に沿う複数の段部を形成することを特徴とする
    複数段サイズエツジサドル。 (2) 前記第1の係止部が、スリツトにより該エツ
    ジサドルの本体側とその基端部を残して分離さ
    れ、該基端部で片持ち支持されるものからなる
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の複数段
    サイズエツジサドル。 (3) 前記第1の係止部の先端部が、その先端から
    前記基端部に向つて広がり傾斜する矢印状に形
    成されてなる実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の複数段サイズエツジサドル。
JP5119289U 1989-04-29 1989-04-29 Expired - Lifetime JPH0546302Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5119289U JPH0546302Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29
US07/622,360 US5216206A (en) 1989-04-29 1990-12-04 Edge saddle with plural steps

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5119289U JPH0546302Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142587U JPH02142587U (ja) 1990-12-04
JPH0546302Y2 true JPH0546302Y2 (ja) 1993-12-03

Family

ID=31570404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5119289U Expired - Lifetime JPH0546302Y2 (ja) 1989-04-29 1989-04-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546302Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02142587U (ja) 1990-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100645288B1 (ko) 가요성 기판용 커넥터
US4758182A (en) Electric connector
US5830001A (en) Connector capable of reliably locking a plug connector to a receptacle connector
JPS62190670A (ja) ヘツダ組立体
US4553801A (en) Locking and polarizing header
KR20000077115A (ko) 가요성 기판용 커넥터
US5688129A (en) Electrical connector with lead positioning comb
JP3175575B2 (ja) コネクタ
JPH01296576A (ja) 電気コネクター
JPH0546302Y2 (ja)
US5214569A (en) Mother board structure with fitting holes
JP3214380B2 (ja) メールコネクタ、分岐接続箱
US5216206A (en) Edge saddle with plural steps
US5370559A (en) Contact implanting structure
JP4053349B2 (ja) ファスナ構造
JPS63292583A (ja) テレホンモジユラ−ジヤツク
JP2503063Y2 (ja) 基板用コネクタの基板こじり防止構造
JPH039255Y2 (ja)
JPS6343821Y2 (ja)
JP3339750B2 (ja) 電子機器のコネクター
JP3070856B2 (ja) 配線器具用プレート枠
JPH0130262B2 (ja)
JPS62163278A (ja) 回路基板用電気コネクタおよびその組立方法
JP2000150026A (ja) コネクタ及びその取付構造
JP2544554Y2 (ja) 電気コネクタレセプタクル