JPH0545883Y2 - - Google Patents

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JPH0545883Y2
JPH0545883Y2 JP1988143905U JP14390588U JPH0545883Y2 JP H0545883 Y2 JPH0545883 Y2 JP H0545883Y2 JP 1988143905 U JP1988143905 U JP 1988143905U JP 14390588 U JP14390588 U JP 14390588U JP H0545883 Y2 JPH0545883 Y2 JP H0545883Y2
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internal gear
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は変速機能を備えたクラツチ装置で、詳
しくは、特に小型漁船の動力取出装置に利用して
好適である。
〔従来の技術〕
エンジンで発生した回転力は、変速機によつ
て、所望の回転数に変換されて出力される。但
し、第10図に示すようにエンジンイと変速機ロ
との間には、クラツチハを間在させ、クラツチハ
を切ることにより、入力軸側の回転力を切断し
て、変速機ロに、回転力を伝達しないようにして
いる。ニは、例えば、魚網等を巻取る巻取りドラ
ム等の魚撈機器で、クラツチハが切られていると
きは、魚網等の巻取りは行なわれない。
クラツチは、電磁クラツチ、多板クラツチ、流
体式クラツチ等多種類あるが、目的と用途に応じ
て使い分けている。例えば、小型漁船に搭載され
るクラツチは、場所的、重量的な制約や、さらに
エンジンからの回転力をスクリユーの回転だけで
なく、魚網の巻上げやロープの巻取り等の魚撈機
器の駆動にも利用するため、クラツチの円滑な着
脱と、大きなトルクとが要求される。従つて、ト
ルクが小さい多板クラツチや着脱が円滑に行えな
い流体式クラツチは、小型漁船に適さない。この
ため、従来、小型漁船においては電磁クラツチが
多用されている。電磁クラツチは、導体間の電磁
的な連結を基本とするクラツチで、電流を流すコ
イルと強磁性のクラツチ板との磁力によつてクラ
ツチを実現する。
電磁クラツチは、荷重がかかつたときの着脱が
円滑に行えるという利点がある。
しかし、大きなトルクを得るためには、電磁ク
ラツチの装置が大型化し、小型漁船に適さなくな
るだけでなく、価格も高くつくという問題点があ
つた。
そこで、本出願人は、実願昭62−156537号(出
願日昭和62年10月12日)において、第11図に示
すクラツチ装置を提案しているが、同クラツチ装
置は大型であり、狭い場所での使用に適さないと
いう不具合があつた。
このクラツチ装置は、遊星歯車機構Aを中心に
構成し、遊星歯車機構Aの太陽歯車1と入力軸5
とを結合し、複数の遊星歯車3を軸支するキヤリ
ア4とブレーキ機構bとを結合し、内歯車2と出
力軸29とを結合し、遊星歯車機構Aを含む主要
部を囲繞体30によつて密封包囲し、囲繞体30
内の下から1/4程にオイル31を封入した構造の
ものである。
また、従来、入力軸に結合される太陽歯車及び
太陽歯車の外側に同心状に配置され、出力機構に
結合される内歯車並びに太陽歯車と内歯車との間
にキヤリアを介して自転及び公転可能に配置され
た遊星歯車で構成される遊星歯車機構と、上記キ
ヤリアに結合したブレーキドラム及びブレーキド
ラムにブレーキ力を作用させるブレーキ機構とを
有するクラツチ装置が例えば、実開昭52−22878
号公報に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記実開昭52−22878号公報のものは、遊星歯
車機構を別体のハウジングで包囲密封しており、
全体の構造が大型化し、小型漁船の魚撈機器用ク
ラツチ装置として未だ満足できるものではなかつ
た。また、ブレーキ操作が容易でない点でも問題
があつた。
本考案は、全体を簡易化し、かつ、小型化で
き、しかも、ブレーキ操作を容易化した小型漁船
に好適なクラツチ装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、入力軸に
結合される太陽歯車及び太陽歯車の外側に同心状
に配置され、出力機構に結合される内歯車並びに
太陽歯車と内歯車との間にキヤリアを介して自転
及び公転可能に配置された遊星歯車で構成される
遊星歯車機構と、上記キヤリアに結合したブレー
キドラム及びブレーキドラムにブレーキ力を作用
させるブレーキ機構とを有するクラツチ装置にお
いて、 遊星歯車機構の軸方向一側に円盤状のキヤリア
を、他側に出力機構の回転部材となる円盤状の蓋
板を配置し、 上記キヤリアの中心部を入力軸にベアリング及
びオイルシールを介して回転可能に密封し、か
つ、キヤリアの外周縁部を内歯車の外周面一部に
オイルシールを介して回転可能に密封し、 上記出力機構の蓋板を内歯車に一体的に結合す
ると共に、該蓋板の内周縁部を入力軸にベアリン
グ及びオイルシールを介して回転可能に密封し
て、上記円盤状のキヤリア及び出力機構の回転部
材となる円盤状の蓋板で入力軸上の遊星歯車機構
を密封させたものである。
〔作用〕
本考案のクラツチ装置は、ブレーキ機構によつ
て、ブレーキドラムにブレーキをかけていない状
態においては、遊星歯車は入力軸の回転によつて
自転している太陽歯車によつて、自転しながら公
転し、内歯車は回転せず、クラツチを切つた状態
になる。
ブレーキドラムにブレーキをかけた状態におい
ては、遊星歯車は自転のみし、公転しなくなり、
内歯車が回転させられ、クラツチをつないだ状態
となり、入力軸の回転が蓋板から出力側へ伝達さ
れる。
また、遊星歯車機構を密封包囲する部材とし
て、遊星歯車のキヤリアと出力機構の回転部材と
なる蓋板とを兼用するため、全体の簡易化及び小
型化が可能となり、ブレーキ操作も容易となる。
〔実施例〕
本考案に係る一実施例を第1図乃至第5図を参
照して説明する。
本考案に係るクラツチ装置は、基本的には、遊
星歯車機構Aとブレーキ機構Bと出力機構とを組
合せて構成する。
遊星歯車機構Aは、太陽歯車1と、太陽歯車1
と同軸に空間を空けて囲繞するように設けた内歯
車2と、太陽歯車1と内歯車2との間に設け、太
陽歯車1と内歯車2とに噛合する遊星歯車3とか
ら構成する。遊星歯車3は、3個以上の必要に応
じた数がキヤリア4に軸支されている。このキヤ
リア4は、遊星歯車機構Aの、側面の略全面を覆
う中空円盤状であつて、キヤリア4の中心部4a
は厚肉に形成し、周縁部4aは内歯車2方向へ折
曲形成する。また、中心部4aには、軸方向に注
油孔4cを穿設し、さらに、中心部4aから太陽
歯車1の中心部へ入力軸5を貫通する。太陽歯車
1と入力軸5とは、キー溝及びキー6によつて結
合し、キヤリア4の中心部4aと入力軸5との間
には、スペーサ7を介して2個のラジアルベアリ
ング8,8を嵌挿する。キヤリア4の中心部4a
の外側と入力軸5との間及び、キヤリア4の外周
縁部4bと内歯車2の外周面との間には、リング
状の硬質ゴム製オイルシール9,9を介在させ
て、キヤリア4が入力軸5及び内歯車2とは、独
立して回転することができるようにする。
ブレーキ機構Bは、キヤリア4の中心部4aを
離隔して囲繞するように設けられたリング状のブ
レーキドラム10と、前記ブレーキドラム10の
外周を隙間gをあけて囲繞するように設けられた
略リング状のブレーキバンド11とを具える。ブ
レーキバンド11の上部には断続部11aを形成
してあり、断続部11aの間隙を狭めると、ブレ
ーキバンド11がブレーキドラム10を締付け
て、ブレーキドラム10の回転を停止する。ブレ
ーキバンド11の中間部は、固定台上に設けた支
持ブラケツト12に溶接固定されており、ブレー
キバンド11が回動しないように支持する。、断
続部11a付近のブレーキバンド11の各端部に
は、第1と第2のブラケツト13,14を立設す
る。両ブラケツト13,14aは、周方向に平行
に立設させた2枚の薄板からなつており、軸方向
にピン孔13a,14を穿設しておく。第1ブラ
ケツト13の2枚の薄板間には連結体15を枢着
する。連結体15の両側には、前記第1ブラケツ
ト13に穿設したピン孔13a,13aと嵌合す
る枢着軸15b,15bを穿設し、また、この枢
着軸15b,15bに直交する方向に貫通孔15
aを穿設する。第2のブラケツト14の2枚の薄
板間には、逆U字状の回動レーバー17を枢着す
る。即ち、回動レバー17の下部に、第1のピン
孔17a,17aを穿設し、この第1のピン孔1
7a,17aと第2のブラケツト14のピン孔1
4a,14aとを同軸に配置して、第1のピン1
6を貫通する。さらに、回動レバー17の中間部
には、第2のピン孔17b,17bを穿設してお
く。この回動レバー17の中間部から、上記連結
体15にかけて連結杆18を配置する。連結杆1
8の回動レバー17側先端部には、回動レバー1
7の第2のピン孔17b,17bと連続するピン
孔18aを穿設し、両ピン孔17b,17b,1
8aに第2のピン19を貫通して、連結杆18
が、第2のピン19を回転軸にして回動できるよ
うにする。他方、連結杆18の端末部は、雄ネジ
を螺刻して連結体15の貫通孔15aに貫通し、
連結体15の前後に、2個ずつのナツト20を螺
合することにより、連結杆18と連結体15とを
締結する。ナツト20を螺合する位置を変化させ
ることにより、ブレーキの効き加減の調整とトル
クの調整を行うことができる。尚、回動レバー1
7の上端には操作レバー17cを装着し、操作レ
バー17cを引くと、回動レバー17が傾倒する
トグル機構を構成する。操作レバー17cは、自
由に延長することができるから、作業者は、回動
レバー17の遠隔操作をすることが可能になる。
次に、出力機構Cについて説明する。出力機構
Cは、遊星歯車機構Aの一側の全面を塞ぐ中空円
盤状の蓋板21を具備し、この蓋板21の中心部
には、リング状のオイルシール24を介して入力
軸5を貫通し、蓋板21の周辺部は、遊星歯車機
構Aの内歯車2と連結する。蓋板21の外側に
は、巻取リール23を連結する。この巻取リール
23は、入力軸5を遊嵌するドラム23aとドラ
ム23aの両側に固着する側板23b(図面にお
いては片側のみ図示)とから構成し、ドラム23
aと入力軸5との間には、ラジアルベアリング2
5を嵌装する。この巻取リール23に、魚網等使
用目的に応じたものを取付ける。従つて、巻取リ
ール23は、使用目的に応じて、適宜取替えるも
のである。
尚、遊星歯車機構Aの一側面は、キヤリア4に
よつて略全面が覆われ、他の側面は蓋板21に覆
われ、かつ、キヤリア4から蓋板21まで入力軸
5が貫通しており、キヤリア4の中心部4aと入
力軸5との間、及び、キヤリア4の周辺部4bと
内歯車2との間、及び、蓋板21と入力軸5との
間に、それぞれオイルシール9,9,24を介在
させたことにより、遊星歯車機構Aは、囲繞体で
囲うことなく、小型に密封される。
以上、要するに、本考案に係るクラツチ装置
は、遊星歯車機構Aの太陽歯車1と入力軸5とが
連結され、遊星歯車3とブレーキドラム10とが
連結され、内歯車2と巻取リール23とが連結さ
れた関係にあり、また、遊星歯車機構Aが円滑に
運動できるようにするため、キヤリア4と内歯車
2と蓋板21とで囲まれる空間内に、キヤリア4
の注油孔4cから、潤滑油を底から1/3程度注入
し、摩耗の防止と請止めを図る。
次に、本クラツチ装置の動作について、第6図
乃至第9図も併せて参照して説明する。第6図乃
至第9図は、概略図であり、また、巻取リール2
3には、魚撈機器ニを装着して、内歯車2には、
負荷がかかつた状態にある。
先ず、第2図及び第6図に示すように、ブレー
キをかけない状態では、入力軸5の回転によつ
て、太陽歯車1が回転すると、第7図に示すよう
に、遊星歯車3が自転しながら公転する。しか
し、内歯車2には負荷がかかつているから、遊星
歯車3は自転・公転するのみで、内歯車2を回転
しない。従つて、入力軸5からの回転力は巻取リ
ール23へ伝達されず、クラツチが切られた状態
となる。
次に、第5図及び第8図に示すように、ブレー
キドラム10にブレーキバンド11を締付け、回
転を停止させた場合について説明する。この場合
は、入力軸5の回転によつて、太陽歯車1が回転
すると、遊星歯車3は自転するが、遊星歯車3の
軸を支持するキヤリア4がブレーキドラム10と
一体化され、ブレーキがかけられているため、公
転せず、内歯車2を回転させることになる。従つ
て、内歯車2に連結されている巻取リール23を
回転させる。即ち、クラツチをつないだ状態とな
り、入力軸5の回転力が巻取リール23に伝達さ
れる。尚、太陽歯車1の歯数をz1とし、内歯車2
の歯数をz2とすると出力軸23の回転数は入力軸
5の回転数のz1/z2に減速される。
次にブレーキをかけて、ブレーキドラム10の
回転を停止させる動作を第2図および第5図を参
照して説明する。
ブレーキバンド11をブレーキドラム10に締
付けることにより、ブレーキをかけることができ
る。即ち第5図に示すように、操作レバー17c
を引き、回動レバー17を、図面において時計方
向に傾倒すると、ブレーキバンド11の中間部が
支持ブラケツト12に溶接固定されていることか
ら、第1のブラケツト13を立設している側のブ
レーキバンド11が、図面において右方向に進行
して、ブレーキドラム10に当接する。他方、第
2のブラケツト14を立設している側のブレーキ
バンド11は、回動レバー17が時計方向に回転
し、また、ブレーキバンド11の中間部が支持ブ
ラケツト12に溶接固定されていることから、図
面において左方向に進行して、ブレーキドラム1
0に当接する。従つて、ブレーキンド11の断続
部11aが接近し、ブレーキバンド11がブレー
キドラム10を締付けて、ブレーキがかかる。即
ち、本考案のブレーキ機構Bは、バンドブレーキ
であるが、従来のバンドブレーキのように、支点
を外部に設けないでブレーキをかけることができ
る。また、回動レバー17はトグル機構を構成し
ているから、回動レバー17がデツドポイントを
越えて傾倒すると、回動レバー17は元に戻るこ
となくストツパとして機能する。ブレーキの強さ
は、4個のナツト20によつて調整することがで
きる。例えば、ナツト20を、図面において、右
側へ締る方向へ移動させると、ブレーキバンド1
1の断続部11aの間隔が狭くなり、ブレーキバ
ンド11の円周が短くなることから、強くブレー
キがかかることになる。逆に、ナツト20を、図
面において、左側に弛める方向へ移動させると、
ブレーキバンド11の円周が長くなり、ブレーキ
の効きが弛くなる。
ブレーキの効きが弛くなると、回動レバー17
を途中まで傾倒させ、弱くブレーキをかけたとき
に、遊星歯車3は、自転しながら、かつ、比較的
速く公転する。従つて、遊星歯遊車3は、内歯車
2をあまり速く回転させられず、トルクは大幅に
減少して、巻取リール23が低速低トルクで回転
する。
逆に、ナツト20を締める方向に移動してブレ
ーキ力を強くすると、回動レバー17を途中まで
傾倒させ、弱くブレーキをかけただけでも、遊星
歯車3は、自転するが、公転の速度は遅くなる。
従つて、遊星歯車3は、内歯車2を強く回転させ
ることになり、巻取リール23は強いトルクで回
転する。
このように、ナツトの締め加減によつて、容易
に出力軸のトルクの調整をすることができる。
以上は本考案に係る一実施例を説明したもの
で、本考案はこの実施例に限定されることなく本
考案の要旨内において設計変更することができ、
例えば、回動レバーと連結杆との間に弾性体を係
止させ、ブレーキの解除を僅かな力で行うように
することもできる。さらに、トルク調整を行わな
いときには、ブレーキ機構は、バンドブレーキに
代えて、デイスクブレーキ機構やその他のブレー
キ機構によつて、実施することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、遊星歯車機構を密封包囲する
部材として、遊星歯車のキヤリアと出力機構の回
転部材となる蓋板とを兼用するため、全体を簡易
化し、かつ、小型化が可能となり、ブレーキ操作
も容易で、小型漁船の魚撈機器用クラツチ装置と
して好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクラツチ装置の縦断正面
図、第2図は同じく左側面図、第3図は同じく平
面図、第4図は同じく部分平面図、第5図は同じ
く部分左側面図、第6図乃至第9図はクラツチの
動作を示す概略図で、第6図及び第7図はクラツ
チを切つたときの概略正面図及び概略側面図、第
8図及び第9図はクラツチをつないだときの概略
正面図及び概略側面図である。第10図は、クラ
ツチと変速機との関係を示した説明図、第11図
は本出願人が先に出願したクラツチ装置の縦断正
面図である。 A……遊星歯車機構、B……ブレーキ機構、C
……出力機構、1……太陽歯車、2……内歯車、
3……遊星歯車、4……キヤリア、5……入力
軸、10……ブレーキドラム、11……ブレーキ
バンド、21……蓋板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力軸に結合される太陽歯車及び太陽歯車の外
    側に同心状に配置され、出力機構に結合される内
    歯車並びに太陽歯車と内歯車との間にキヤリアを
    介して自転及び公転可能に配置された遊星歯車で
    構成される遊星歯車機構と、上記キヤリアに結合
    したブレーキドラム及びブレーキドラムにブレー
    キ力を作用させるブレーキ機構とを有するクラツ
    チ装置において、 遊星歯車機構の軸方向一側に円盤状のキヤリア
    を、他側に出力機構の回転部材となる円盤状の蓋
    板を配置し、 上記キヤリアの中心部を入力軸にベアリング及
    びオイルシールを介して回転可能に密封し、か
    つ、キヤリアの外周縁部を内歯車の外周面一部に
    オイルシールを介して回転可能に密封し、 上記出力機構の蓋板を内歯車に一体的に結合す
    ると共に、該蓋板の内周縁部を入力軸にベアリン
    グ及びオイルシールを介して回転可能に密封し
    て、上記円盤状のキヤリア及び出力機構の回転部
    材となる円盤状の蓋板で入力軸上の遊星歯車機構
    を密封させたことを特徴とするクラツチ装置。
JP1988143905U 1988-11-01 1988-11-01 Expired - Lifetime JPH0545883Y2 (ja)

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