JPH0545799Y2 - - Google Patents

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JPH0545799Y2
JPH0545799Y2 JP7085387U JP7085387U JPH0545799Y2 JP H0545799 Y2 JPH0545799 Y2 JP H0545799Y2 JP 7085387 U JP7085387 U JP 7085387U JP 7085387 U JP7085387 U JP 7085387U JP H0545799 Y2 JPH0545799 Y2 JP H0545799Y2
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JP
Japan
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variable nozzle
engine
turbine
oil pump
drives
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JP7085387U
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JPS63183346U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、2軸再生式ガスタービンエンジンに
関する。
(従来の技術) 例えば自動車用ガスタービンエンジンでは、所
望のトルク特性を得るため、コンプレツサを駆動
するコンプレツサタービンと、出力軸を駆動する
パワータービンとを備える2軸再生式ガスタービ
ンエンジンが多く用いられている(例えば特開昭
52−47113号公報参照)。
このような2軸再生式ガスタービンエンジンに
あつては、運転条件に応じて種々の制御が行われ
ており、そのなかでも部分負荷時の燃料消費率を
低減するため、コンプレツサタービンから出た燃
焼ガスをパワータービンに導くノズル位置を可変
にするものがある。
従来、この可変ノズルを駆動する油圧源とし
て、出力軸により駆動されるオイルポンプを設け
て、このオイルポンプを高圧型にすることにより
可変ノズルの作動応答性を高めるものがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このように出力軸により駆動さ
れるオイルポンプを介して可変ノズルを駆動する
ガスタービンエンジンにあつては、始動時は出力
軸がすぐに回転せず、オイルポンプの吐出圧がほ
とんどたたないため、可変ノズルを駆動すること
ができない。そのため、エンジン停止時に可変ノ
ズルが再始動に適さない位置に来ていた場合、そ
の再始動時に可変ノズルを適正な位置に駆動する
ことができず、始動が困難になつたり、エンジン
破損の原因になる問題点があつた。
本考案は、こうした従来の問題点を解決するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案では、コンプレ
ツサを駆動するコンプレツサタービンと、出力軸
を駆動するパワータービンを備え、コンプレツサ
タービンから出た燃焼ガスをパワータービンに導
く可変ノズルと、この可変ノズルを駆動する油圧
アクチユエータと、このアクチユエータに送られ
る油圧を制御するサーボバルブと、前記出力軸に
より駆動されるオイルポンプを備え、このオイル
ポンプの吐出オイルを前記サーボバルブに供給す
る2軸再生式ガスタービンエンジンにおいて、エ
ンジン停止時に前記可変ノズルを再始動に適した
所定位置に駆動するように前記サーボバルブを制
御する手段と、前記可変ノズルの駆動後に燃料供
給を停止する手段を設ける。
(作用) 上記構成に基づき、エンジン停止時に可変ノズ
ルを再始動に適した所定位置に駆動した後に燃料
供給を停止することにより、オイルポンプが作動
しない再始動時から可変ノズルを適正な位置に保
持することができ、良好な始動性が得られるとと
もに、可変ノズル位置に起因してエンジンの破損
等が生じることを確実に防止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。
2軸再生式ガスタービンエンジンは、燃焼器6
から出た燃焼ガスによりコンプレツサ1のガス発
生機軸3を駆動するコンプレツサタービン2と、
コンプレツサタービン2から出た燃焼ガスにより
出力軸9を駆動するパワータービン4を備え、コ
ンプレツサタービン2から出た燃焼ガスをパワー
タービン4に導く可変ノズル8を備えている。
13はオイルポンプ、14はサーボバルブであ
り、サーボバルブ14はオイルポンプ13から送
られる油圧により図示しないアクチユエータを介
して可変ノズル8を駆動するようになつている。
オイルポンプ13は出力軸9に連結されたピニ
オンギア31とこれに噛み合う減速ギア32およ
びピニオンギア33を介して駆動され、このオイ
ルポンプ13を高圧型にして可変ノズル8の作動
応答性を十分に確保する。
15は可変ノズル8の位置を検出するポテンシ
ヨンメータであり、その位置信号S1は制御装置1
6に入力され、制御装置16から可変ノズル8の
位置を指令する指令信号S2を出力する。
出力軸9が所定回転数以上の通常運転時は、オ
イルポンプ13からサーボバルブ14に十分な油
圧が供給されており、制御装置16は運転条件に
応じた指令信号S2を出力してサーボバルブ14を
作動させることにより可変ノズル8を駆動し、ポ
テンシヨンメータ15からの位置信号S1が目標値
と一致するようにフイードバツク制御する。
エンジン停止を行う際は、出力軸9の回転が低
下し、オイルポンプ13の吐出圧が低下して可変
ノズル8を動かすことができなくなる前に、制御
装置16から指令信号S2を出力し、可変ノズル8
を再始動に適した所定位置へ駆動する。
制御装置16はCPU18、ROM19、RAM
20、インターフエイス17等からなるマイクロ
コンピユータから構成され、第2図はその制御内
容を示すフローチヤートであり、同図は所定時間
毎に実行される。
これについて説明すると、100からの主プログ
ラム上で停止がかかるまで101上でループしてお
り、ここで停止がかかると102へ進み、可変ノズ
ル8の再始動に適した目標位置に駆動する。
この時点でエンジンは回転したままなので、オ
イルポンプ13は十分な油圧を発生しており、可
変ノズル8を目標位置に到達させることができ
る。
103で可変ノズル8が目標位置に到達したか否
かを判定する。ここでnoすなわち未到達の場合
は103に戻り判定を続ける。ここでyesすなわち到
達が確認された場合は104に進んで燃料をストツ
プし、このプログラムを終了する。
このようにして、エンジン停止時に可変ノズル
8が再始動時に適した所定位置に駆動され、これ
によりオイルポンプ13が作動しない再始動時か
ら可変ノズル8は適正な位置に保持され、良好な
始動性が得られるとともに、エンジンの破損を招
くことを防止できる。
(考案の効果) 以上の通り本考案によれば、出力軸により駆動
されるオイルポンプを備え、このオイルポンプの
吐出オイルを可変ノズル用サーボバルブに供給す
る2軸再生式ガスタービンエンジンにおいて、エ
ンジン停止時に可変ノズルを再始動に適した所定
位置に駆動するようにサーボバルブを制御する手
段と、前記可変ノズルの駆動後に燃料供給を停止
する手段を設けたため、オイルポンプが作動しな
い再始動時から可変ノズルは適正な位置に保持さ
れ、良好な始動性が得られるとともに、可変ノズ
ル位置に起因したエンジンの破損等を確実に防止
して信頼性の向上がはれかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその制御内容を示すフローチヤートである。 1……コンプレツサ、2……コンプレツサター
ビン、4……パワータービン、8……可変ノズ
ル、9……出力軸、13……オイルポンプ、14
……サーボバルブ、15……ポテンシヨンメー
タ、16……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサを駆動するコンプレツサタービン
    と、出力軸を駆動するパワータービンを備え、コ
    ンプレツサタービンから出た燃焼ガスをパワータ
    ービンに導く可変ノズルと、この可変ノズルを駆
    動する油圧アクチユエータと、このアクチユエー
    タに送られる油圧を調節するサーボバルブと、前
    記出力軸により駆動されるオイルポンプを備え、
    このオイルポンプの吐出オイルを前記サーボバル
    ブに供給する2軸再生式ガスタービンエンジンに
    おいて、エンジン停止時に前記可変ノズルを再始
    動に適した所定位置に駆動するように前記サーボ
    バルブを制御する手段と、前記可変ノズルの駆動
    後に燃料供給を停止する手段を設けたことを特徴
    とする2軸再生式ガスタービンエンジン。
JP7085387U 1987-05-12 1987-05-12 Expired - Lifetime JPH0545799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7085387U JPH0545799Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

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JP7085387U JPH0545799Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63183346U JPS63183346U (ja) 1988-11-25
JPH0545799Y2 true JPH0545799Y2 (ja) 1993-11-26

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