JPH0545748U - 教育用自動倉庫 - Google Patents
教育用自動倉庫Info
- Publication number
- JPH0545748U JPH0545748U JP10146191U JP10146191U JPH0545748U JP H0545748 U JPH0545748 U JP H0545748U JP 10146191 U JP10146191 U JP 10146191U JP 10146191 U JP10146191 U JP 10146191U JP H0545748 U JPH0545748 U JP H0545748U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic warehouse
- drive mechanism
- origin
- education
- warehouse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、教育用自動倉庫を他の移送ロボ
ツト等と組み合わせてFAミニモデルを構成する場合
に、教育用自動倉庫の原点位置を異なった位置に変更で
きるようにして、今まで使っていた移送ロボットをその
まま使えるようにしてレイアウト変更を容易にするのを
目的とする。 【構成】 この考案の教育用自動倉庫は、前後方向に移
動できる収納ユニット1をY軸駆動機構2と、X軸駆動
機構3とを備え、倉庫管理用データ処理装置7からの指
令によって自動倉庫制御装置6を作動させ、前記収納ユ
ニット1、Y軸駆動機構2、X軸駆動機構3を駆動して
収納物5の入出庫を行う教育用自動倉庫10において、
前記自動倉庫制御装置6に入出庫動作原点を任意のXY
座標上の棚位置に設定できる記憶メモリを設け、棚4内
の収納物5を収納ユニット1を介して入庫および出庫す
るときの動作原点を前記倉庫管理用データ処理装置7か
らの指令により任意の棚位置に変更できるようにしたも
のである。
ツト等と組み合わせてFAミニモデルを構成する場合
に、教育用自動倉庫の原点位置を異なった位置に変更で
きるようにして、今まで使っていた移送ロボットをその
まま使えるようにしてレイアウト変更を容易にするのを
目的とする。 【構成】 この考案の教育用自動倉庫は、前後方向に移
動できる収納ユニット1をY軸駆動機構2と、X軸駆動
機構3とを備え、倉庫管理用データ処理装置7からの指
令によって自動倉庫制御装置6を作動させ、前記収納ユ
ニット1、Y軸駆動機構2、X軸駆動機構3を駆動して
収納物5の入出庫を行う教育用自動倉庫10において、
前記自動倉庫制御装置6に入出庫動作原点を任意のXY
座標上の棚位置に設定できる記憶メモリを設け、棚4内
の収納物5を収納ユニット1を介して入庫および出庫す
るときの動作原点を前記倉庫管理用データ処理装置7か
らの指令により任意の棚位置に変更できるようにしたも
のである。
Description
【0001】
工場の自動化の重要性はますます高まってきており、それに伴い教育現場にお いても工場の自動生産ラインのFAミニモデルのニーズは高くなってきている。 この考案は、工場の自動生産システムのFAミニモデルにおける一構成要素とし ての教育用の自動倉庫に関するものである。
【0002】
従来、この種の教育用自動倉庫では、XY座標で決められた棚の前面に位置す る収納ユニット1の収納物載置面(以下、単に原点位置という)から収納物5を 指示された格子状の棚4に入庫したり、格子状の棚からその原点位置に出庫した りしている。そして、倉庫管理用データ処理装置7、通信線9、自動倉庫制御装 置6、通信線8を通して教育用自動倉庫に出す原点位置の通信指令としては、い つも同じ位置からスタートし、そこへ戻るという固定原点位置方式のものが用い られていた。
【0003】
しかしながら、このような従来の教育用自動倉庫にあっては、他の移送装置と 組み合わせてFAミニモデルを構成する場合、入庫および出庫するときの動作原 点が固定位置であるため、図示しないが別の移送ロボットを標準的レイアウト以 外の場所に移そうとすると、前記の移送ロボットのアーム移動距離等に制約があ ってアームが固定原点位置に届かず、結局大きなものを使わなければならず、F Aミニモデルの構成スペースが大きくなってしまうという問題点があった。
【0004】 この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、教育用自 動倉庫を他の移送ロボツト等と組み合わせてFAミニモデルを構成する場合に、 教育用自動倉庫の原点位置を異なった位置に変更できるようにして、今まで使っ ていた移送ロボットをそのまま使えるようにしてレイアウト変更を容易にするの を目的とする。
【0005】
この考案に係る教育用自動倉庫は、収納物5を格納する格子状の棚4の前面に 、前後方向に移動させる駆動機構を有する収納ユニット1を縦方向に移動できる Y軸駆動機構2と、横方向に移動できるX軸駆動機構3とを備え、倉庫管理用デ ータ処理装置7からの指令によって自動倉庫制御装置6を作動させ、前記収納ユ ニット1、Y軸駆動機構2、X軸駆動機構3を駆動して収納物5の入出庫を行う 教育用自動倉庫10において、前記自動倉庫制御装置6に入出庫動作原点を任意 のXY座標上の棚位置に設定できる記憶メモリを設け、棚4内の収納物5を収納 ユニット1を介して入庫および出庫するときの動作原点を前記倉庫管理用データ 処理装置7からの指令により任意の棚位置に変更できるようにしたことを特徴と するものである。
【0006】
以下、本考案の実施例を図1の全体構成を示す斜視図と、表1の通信指令一覧 に基づいて説明する。 教育用自動倉庫10の収納ユニット1、Y軸駆動機構2およびX軸駆動機構3 は、自動倉庫制御装置6によって通信線8を介して制御されている。また、前記 の自動倉庫制御装置6は、入出庫動作原点を棚のXY座標の任意な位置に設定で きる記憶メモリを備えたもので、該自動倉庫制御装置6は、通信線9を介して収 納物5の入出庫指令及び原点位置の変更指令を発する倉庫管理用データ処理装置 7と接続されている。
【0007】 従って、倉庫管理用データ処理装置7および自動倉庫制御装置6側に、予め表 1に示す通信指令に対応するコマンドを定めておけば、これらの通信コマンドを 倉庫管理用データ処理装置7から自動倉庫制御装置6に送信することにより、前 記の収納ユニット1、駆動機構2および駆動機構3が駆動できる。
【表1】
【0008】 次に、表1の通信指令一覧について説明する。 この表で、n1 は横(X軸)方向における棚位置データを示し、n2 は縦(Y軸 )方向における棚位置データを示している。 それで、入庫指令の通信コマンドとしてはSn1 ,n2 を用い、出庫指令の通信 コマンドとしてはLn1 ,n2 を用い、また、原点に復帰する通信指令のコマン ドとしてはOGを用いている。なお、前記の入庫指令、出庫指令、原点復帰指令 における各通信コマンドについては従来品と全く同じである。 そして、本考案ではこれ以外に、収納物5の入出庫動作原点を必要に応じて任意 の棚位置n1 ,n2 に変更できるように、入出庫動作原点復帰指令の通信コマン ドとしてOGn1 ,n2 を用いるようにしている。
【0009】
次に、本考案の教育用自動倉庫10の収納物5の入出庫動作原点の変更方法に ついて説明する。 倉庫管理用データ処理装置7から自動倉庫制御装置6に入出庫動作原点復帰指 令OGn1 ,n2 が送信されると、棚位置n1 ,n2 を収納物の入出庫動作原点 として自動倉庫制御装置6のメモリに記憶し、棚位置n1 ,n2 に原点復帰する 。以後、入庫指令Sn1 ',n2 'に対しては、原点の棚位置n1 ,n2 から収納物 5を収納ユニット1に収納し、収納物5を棚位置n1 ',n2 'に格納する。 また、出庫指令Ln1 ',n2 'に対しては、棚位置n1 ',n2 'の収納物5を収納ユ ニット1に取り出し、原点の棚位置n1 ,n2 で収納物5が取り出される。 このようにして、他の移送装置と組み合わせてFAミニモデルを構成する場合に 収納物の入庫および出庫するときの動作原点を任意の棚位置に自由に変更するこ とができることにより、レイアウト変更を容易に行うことができるため、その実 用的効果は大なるものである。
【0010】
なお、上記の実施例では、収納物の入出庫動作原点の変更の際に倉庫管理用デ ータ処理装置7から原点復帰指令OGの後に入出庫動作原点としての任意の棚位 置n1 ,n2 を自動倉庫制御装置6に送信して原点復帰を行ったが、収納物の入 出庫動作原点だけを変更する通信指令を別に設けて、その後に入出庫動作原点と しての任意の棚位置を自動倉庫制御装置6に送信するようにしても同様な効果を 得ることができる。
【0011】
以上のように、本考案によれば教育用自動倉庫の収納物を入庫および出庫する ときの動作原点を任意の棚位置に自由に変更できる通信指令を設けることにより 、他の移送装置と組み合わせてFAミニモデルを構成する場合に、レイアウト変 更を容易に行うことが可能であり、FAミニモデルのレイアウトを変更させる教 育課題を与えることができるため、教材としての価値が高まる。
【図1】 本考案の教育用自動倉庫の斜視図。
1 収納ユニット。 2 Y軸駆動機構。 3 X軸駆
動機構。4 柵。 5 収納物。 6
自動倉庫制御装置。7 倉庫管理用データ処理装置
8 通信線。9 通信線。 10 教育
用自動倉庫。
動機構。4 柵。 5 収納物。 6
自動倉庫制御装置。7 倉庫管理用データ処理装置
8 通信線。9 通信線。 10 教育
用自動倉庫。
Claims (1)
- 【請求項1】 収納物5を格納する格子状の棚4の前面
に、前後方向に移動させる駆動機構を有する収納ユニッ
ト1を縦方向に移動できるY軸駆動機構2と、横方向に
移動できるX軸駆動機構3とを備え、倉庫管理用データ
処理装置7からの指令によって自動倉庫制御装置6を作
動させ、前記収納ユニット1、Y軸駆動機構2、X軸駆
動機構3を駆動して収納物5の入出庫を行う教育用自動
倉庫10において、前記自動倉庫制御装置6に入出庫動
作原点を任意のXY座標上の棚位置に設定できる記憶メ
モリを設け、棚4内の収納物5を収納ユニット1を介し
て入庫および出庫するときの動作原点を前記倉庫管理用
データ処理装置7からの指令により任意の棚位置に変更
できるようにしたことを特徴とする教育用自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10146191U JPH0545748U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 教育用自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10146191U JPH0545748U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 教育用自動倉庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545748U true JPH0545748U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14301348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10146191U Pending JPH0545748U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 教育用自動倉庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545748U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101349743B1 (ko) * | 2011-12-15 | 2014-01-27 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 자동창고 제어 실습장비 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP10146191U patent/JPH0545748U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101349743B1 (ko) * | 2011-12-15 | 2014-01-27 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 자동창고 제어 실습장비 |
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