JPH0545468B2 - - Google Patents

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JPH0545468B2
JPH0545468B2 JP29239486A JP29239486A JPH0545468B2 JP H0545468 B2 JPH0545468 B2 JP H0545468B2 JP 29239486 A JP29239486 A JP 29239486A JP 29239486 A JP29239486 A JP 29239486A JP H0545468 B2 JPH0545468 B2 JP H0545468B2
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JP
Japan
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signal
filter
atc
receiver
selection
Prior art date
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Application number
JP29239486A
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English (en)
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JPS63145170A (ja
Inventor
Tetsuo Takashige
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Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
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Publication date
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、機器集中形のATC(自動列
車制御)装置やATS(自動列車停止)装置のAF
(可聴周波)軌道回路において、ATCやATS(以
下ATCという)の列車制御信号(以下、ATC信
号という)伝送と列車検知を同一周波数で行つて
いる場合に、列車検知のために、送信したATC
信号に同期した周波数のみ検出する受信器におけ
る信号検出回路に関するものである。
[従来の技術とその問題点] ATCでは一般に第2図に示すように、機器室
9に機器集中されており、送信器1から軌道回路
3を使用してATC信号を車上受信器8に伝送す
る信号周波数をそのまま列車検知にも使用してい
る。車上受信器では、ATC信号に対応した数だ
けの信号解読回路が必要であるが、地上の列車検
知用の受信器2では、ATC信号の解読は必要な
く、送信器により送信された信号の電圧が途中の
列車7により短絡され減小していないかのみを判
断すればよい。
従来の受信器の信号検出回路としては2通りが
考えられている。1つは、第3図に示すように、
車上受信器と全く同じ原理で、例えば、n個の
ATC信号に対応したすべての信号を解読できる
n個の信号選択回路10を備えておき、そのいず
れかの信号選択回路が信号を受信すればその区間
には列車がいないが、いずれの信号選択回路も信
号を受信しなければ列車がいると判断する。多く
のATC信号がある場合、それに対応した多くの
信号選択回路が必要となる。
受信器2は送信器1から送信した信号周波数の
みを受信するはずであるから、機器集中にした場
合には、送信したATC信号をなんらかの形で受
信器に入力しておき、その信号のみを検出する
と、ATC信号の数の信号選択回路は必要ない。
受信器2が送信したATC信号のみを検出する
ように改良した方式が第4図の回路である。送信
器1から軌道回路3へ送信する周波数fsのほか
に、受信器2の復調用局部入力にfsより一定周波
数だけ高い周波数(低くても同じなので以後高い
周波数とする)fi+fsを加える。受信器2では、
軌道回路からの入力周波数fsを平衡復調器11に
より局部入力fi+fsで平衡復調することによつて、
fi+2fsおよびfiが得られ、局部信号選択フイルタ
12でfiのみ取り出して、その出力電圧によつて
列車検知を行う。いま、周波数fiはATC信号fs
関係ないから、ATC信号がどのように変化して
も1個の局部信号選択フイルタ12があればよ
い。
一般には、ATC信号fsをそのまま軌道回路3
に送信せず、電車電流に対する耐妨害特性確保の
ために、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)等
の変調をして送信する。第5図にAM方式の送受
信器の例を示す。送信器1では、振幅変調器14
でATC信号fsを振幅変調した後、電力増幅器1
3で増幅して、軌道回路3に送信するとともに、
局部用平衡変調器15で局部用周波数fiで平衡変
調してfi+fsをつくり、受信器局部入力に加える。
受信器2では、軌道回路3からの入力を包絡線検
波器16で包絡線検波してfsを求め、さらに平衡
復調器11において局部入力fi+fsで平衡復調し
てfiを得、局部信号選択フイルタ12で電圧を検
出して軌道リレー6を動作させ、列車在線を検知
する。
この方式では、局部用の周波数fi+fsを機器室
の全ATC信号に対して、1組作成しておけばよ
いので、集中軌道回路数が多いと、前者の方式に
比較して簡略化がはかられる。
従来の2方式のうち、前者は軌道回路毎に
ATC信号数だけの信号選択回路を必要とし、回
路が複雑となる。後者はかなりの改善がはかられ
ているが、やはり機器室単位で1組の局部用変調
器と軌道回路毎の平衡復調器および選択特性のよ
い局部信号選択フイルタが必要である。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、従来の方式による複雑で、部品点数
の多いという欠点を解消するもので、ATC信号
にしたがつて信号選択回路に用いる選択フイルタ
の定数を変更することによつて、1つの回路で送
信信号を検出するもので、マイクロコンピータ
(マイコン)構成に適し、小形、デイジタル化を
はかることを特徴としたものである。
[作用] ATC信号の周波数に対応した信号が検出でき
るように、ATC信号の変化とともに、それに同
期して選択回路の選択フイルタの中心周波数を変
更して信号検出を行う。
[発明の実施例] 本発明の一実施例を第1図に示す。送信する
ATC信号を送信器1に入力するとともに、受信
器2のフイルタ定数選択回路4に入力する。フイ
ルタ定数選択回路でATC信号に対応した信号の
選択フイルタになるようにフイルタ定数を選択
し、定数可変形選択フイルタ5を制御する。フイ
ルタ定数を簡単に変更可能なフイルタとしてSCF
(スイツチトキヤパシタフイルタ)やデイジタル
フイルタなどがある。
デイジタルフイルタの構成例について述べる。
中心周波数fs、帯域幅fbの1段BPFを双1次変換
でz変換すると、 H(z)=b0(1−z-2)/(1+a1z-1+a2z-2) (1) となる。ここで、サンプリング周期T、角中心周
波数ωs=2πfs、角帯域幅ωb=2πfbとすると、 a0=4+2ωbT+(ωsT)2 a1=−2(4−(ωsT)2)/a0 a2=(4−2ωbT+(ωsT)2)/a0 b0=2ωbT/a0 である。デイジタルフイルタの構成は第6図のよ
うになり、1サンプリング時間の遅延素子17と
係数乗算器18、加算器19で求めることができ
る。また、(1)式を計算で求めるとしても、マイコ
ン等のデイジタル処理では容易に行うことができ
る。
ATC信号解読では、ATC信号fsが変化すると、
選択フイルタの中心周波数をfsに変化させること
になるが、デイジタルフイルタ処理では、乗算の
係数a1、a2、b0を変更するだけでよい。すなわ
ち、信号周波数毎に係数a1、a2、b0をROMに記
憶しておき、ATC信号に対応した係数a1、a2
b0を取り出して係数乗算器で乗算することによつ
て信号解読できる。デイジタルフイルタでの選択
フイルタの定数変更方法について述べたが、SCF
ではクロツク周波数とフイルタの中心周波数とが
比例する。クロツク周波数をATC信号に応じて
変更する、というように選択フイルタに応じた定
数変更を行うことによつて他の選択フイルタ方式
に対しても応用できる。
第7図は、第5図と同じように、ATC信号を
振幅変調して軌道回路に送信し、受信器では包絡
線検波するAM方式の送受信器の構成例を示す。
[発明の効果] 本発明によれば、ATC信号を使用して列車検
知を行う場合に、ATC信号までは解読する必要
がなければ、ATC信号に応じて信号選択フイル
タの定数を変更することによつて、簡単に信号受
信をすることができる。特にデイジタルフイルタ
のようなマイコンで処理可能なフイルタを利用す
れば、大幅な小形化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は
一般的なATC装置の概略図、第3図はATC選択
フイルタ方式の原理図、第4図は選択フイルタ省
略式の原理図、第5図は選択フイルタ省略式の
AM方式の構成図、第6図はデイジタルフイルタ
の構成例、第7図は本発明によるAM方式の構成
図を示す。 1……送信器、2……受信器、3……軌道回
路、4……フイルタ定数選択回路、5……定数可
変形選択フイルタ、6……列車検知リレー、7…
…列車、8……車上受信器、9……機器室、10
……信号選択フイルタ、11……平衡復調器、1
2……局部信号選択フイルタ、13……電力増幅
器、14……振幅変調器、15……局部用平衡変
調器、16……包絡線検波器、17……1サンプ
リング時間の遅延素子、18……係数乗算器、1
9……加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信器1、と受信器2とを有する軌道回路装
    置であつて、 送信器1と受信器2とは、集中して機器室9に
    設置され、 送信器1は、搬送波と変調波からなる列車制御
    信号を受信器2と軌道回路3とに対し送出し、 受信器2は、フイルタ定数選択回路4と定数可
    変形選択フイルタ5と列車検知リレー6とを有
    し、送信器1と、軌道回路3とから列車制御信号
    を入力し、フイルタ定数選択回路4が列車制御信
    号に対応した変調波を受信する選択フイルタの定
    数を選定して出力し、定数可変形選択フイルタ5
    がフイルタ定数選択回路4の出力を入力して定数
    を設定して軌道回路3に流れている列車制御信号
    の変調波のみを受信し、列車検知リレー6が定数
    可変形選択フイルタ5の出力信号を入力して、軌
    道回路3内の列車の有無を検知する 軌道回路装置。
JP29239486A 1986-12-10 1986-12-10 軌道回路装置 Granted JPS63145170A (ja)

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JP29239486A JPS63145170A (ja) 1986-12-10 1986-12-10 軌道回路装置

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JP29239486A JPS63145170A (ja) 1986-12-10 1986-12-10 軌道回路装置

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Publication Number Publication Date
JPS63145170A JPS63145170A (ja) 1988-06-17
JPH0545468B2 true JPH0545468B2 (ja) 1993-07-09

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ID=17781220

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JP29239486A Granted JPS63145170A (ja) 1986-12-10 1986-12-10 軌道回路装置

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JP3997319B2 (ja) * 1999-02-17 2007-10-24 財団法人鉄道総合技術研究所 列車制御用デジタル通信システム

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JPS63145170A (ja) 1988-06-17

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