JPH0545255A - シヤーシダイナモメータ - Google Patents

シヤーシダイナモメータ

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Publication number
JPH0545255A
JPH0545255A JP3206775A JP20677591A JPH0545255A JP H0545255 A JPH0545255 A JP H0545255A JP 3206775 A JP3206775 A JP 3206775A JP 20677591 A JP20677591 A JP 20677591A JP H0545255 A JPH0545255 A JP H0545255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel side
dynamometer
drum
automobile
turntable
Prior art date
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Pending
Application number
JP3206775A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kohama
勝 小浜
Hideki Miura
秀樹 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3206775A priority Critical patent/JPH0545255A/ja
Publication of JPH0545255A publication Critical patent/JPH0545255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、駆動形態の異なる自動車の走行
試験に適用でき、かつ簡便に電波障害試験ができる、安
価なシャーシダイナモメータを得ることを目的とする。 【構成】 旋回ベアリング11の外輪側11bに、旋回
駆動モータ9の軸端に取り付けられた駆動歯車10と歯
合する歯車11aが形成されている。ターンテーブル1
2は、この外輪側11bにボルト締めされ、旋回軌道モ
ータ9の駆動により旋回するように構成されている。こ
のターンテーブル12上には、後輪側および前輪側ドラ
ム、後輪側および前輪側フライホイール15、16、後
輪側および前輪側ダイナモメータ13、14が移動台車
19によって移動可能に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の各種走行試
験を室内で行うためのシャーシダイナモメータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば実開昭50ー62801号
公報に記載された従来のシャーシダイナモメータを模式
的に示す斜視図であり、1はダイナモメータ、2はダイ
ナモメータ1に直結され、自動車3の慣性補償のための
フライホイール、4は自動車3の駆動輪である後輪、5
は後輪4の駆動力をフライホイール2を介してダイナモ
メータ1に伝える無限大の道路を想定したドラム、6は
自動車3の前輪、7は前輪6を支える定盤、8は前輪6
を前後方向に支持するストッパである。
【0003】つぎに、従来のシャーシダイナモメータの
動作について説明する。まず、前輪6が定盤7上に、駆
動輪である後輪4がドラム5上にくるように自動車3を
位置させる。ついで、前輪6の前後にストッパ8を配置
して、自動車3の前後方向の移動を防止し、定盤7で自
動車3の前輪重量分を支えている。そこで、実際の路上
走行状態と同じ状態にするために、走行抵抗、例えば加
速減に対して生じる慣性抵抗、ころがり抵抗、空気抵抗
等に相当する負荷がフライホイール2、ダイナモメータ
1によってドラム5に加えられ、このドラム5の上に後
輪4を乗せた自動車3を走行させる。このようにして、
室内で各種走行条件における自動車3の走行試験を行っ
ている。
【0004】また、自動車3の周囲に複数の電波照射用
アンテナ(図示せず)を配設し、同様に自動車3を走行
させて、電波による影響を測定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャーシダイナ
モメータは以上のように、自動車3の後輪4用のドラム
5と、このドラム5に走行抵抗に相当する負荷を加える
負荷印加手段としてのダイナモメータ1およびフライホ
イール2とで構成しているので、四輪駆動自動車の走行
試験に適用できず、また電波による影響を測定するため
には、電波照射用アンテナを自動車3の周囲に多数配置
する必要があり、コストがかかり、設備的にも大がかり
となるという課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、駆動の形態および車種に拘わら
ず走行試験を実施できとともに、簡便に電波障害試験を
実施できるシャーシダイナモメータを得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシャーシ
ダイナモメータは、前輪側ドラムと、この前輪側ドラム
に走行抵抗に相当する負荷を与える前輪側負荷印加手段
と、後輪側ドラムと、この後輪側ドラムに走行抵抗に相
当する負荷を与える後輪側負荷印加手段とを、旋回可能
に設置されたターンテーブル上に配設するものである。
【0008】
【作用】この発明においては、前輪側ドラムと、前輪側
負荷印加手段と、後輪側ドラムと、後輪側負荷印加手段
とがターンテーブル上に配設されているので、自動車の
駆動の形態に拘わらず走行試験を実施でき、かつ、1箇
所に配設した電波照射用アンテナからの電波を照射し、
自動車自身を旋回させるだけで、自動車周囲からの電波
照射を模擬できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1および図2はそれぞれこの発明の一実施
例を示すシャーシダイナモメータを模式的に示す構成図
および斜視図であり、図において図3に示した従来のシ
ャーシダイナモメータと同一または相当部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。図において、9は旋回
駆動モータ、10は旋回駆動モータ9の軸端に取り付け
られた駆動歯車、11は駆動歯車10と歯合する歯車1
1aを外輪側11bに形成した旋回べアリング、12は
旋回べアリング11の外輪側11bにボルト締めされ、
外輪側11bの旋回と同期して旋回できるように旋回ベ
アリング11上に配設されたターンテーブルである。
【0010】13は後輪側ダイナモメータ、14は前輪
側ダイナモメータ、15および16はそれぞれ後輪側ダ
イナモメータ13および前輪側ダイナモメータ14に直
結され、自動車3の慣性補償のための後輪側フライホイ
ールおよび前輪側フライホイール、17は自動車3の後
輪4の駆動力を後輪側フライホイール15に伝える無限
大の道路を想定した後輪側ドラム、18は自動車3の前
輪6の駆動力を前輪側フライホイール16に伝える無限
大の道路を想定した前輪側ドラムであり、後輪側ドラム
17および前輪側ドラム18は自動車3のホイールベー
スに合わせて移動できるようにそれぞれ移動台車19に
積載され、ターンテーブル12上に配設されている。
【0011】ここで、後輪側ダイナモメータ13と後輪
側フライホイール15とで後輪側負荷印加手段を構成
し、前輪側ダイナモメータ14と前輪側フライホイール
16とで前輪側負荷印加手段を構成しており、これらの
後輪側および前輪側負荷印加手段により、実際の路上走
行状態と同じ状態にするために、走行抵抗、例えば加速
減に対して生じる慣性抵抗、ころがり抵抗、空気抵抗等
に相当する負荷が後輪側ドラム17および前輪側ドラム
18に加えられる。
【0012】つぎに、上記実施例1の動作について説明
する。まず、移動台車19を移動して、後輪側ドラム1
7と前輪側ドラム18との間隔を自動車3のホイールベ
ースに合わせた後、自動車3を搭載する。そこで、実際
の路上走行状態と同じ状態にするために、走行抵抗、例
えば加速減に対して生じる慣性抵抗、ころがり抵抗、空
気抵抗等に相当する負荷を、後輪側ダイナモメータ13
と後輪側フライホイール15とによって後輪側ドラム1
7に加えるとともに、前輪側ダイナモメータ14と前輪
側フライホイール16とによって前輪側ドラム18に加
え、四輪駆動の自動車3を走行させる。
【0013】このようにして、室内で各種走行条件にお
ける四輪駆動の自動車3の走行試験を行っている。ま
た、移動台車19で後輪側および前輪側ドラム17、1
8間の距離を変えて、あらゆる車種に適用できるととも
に二輪駆動の自動車にも適用できる。
【0014】また、ターンテーブル12の外側に1つの
電波照射用アンテナ(図示せず)を配設しておき、旋回
駆動モータ9を駆動させる。この旋回駆動モータ9の回
転は、駆動歯車10および歯車11aを介して、旋回ベ
アリング11の外輪側11bに伝達される。この旋回ベ
アリング11の外輪側11bの回転にともなってターン
テーブル12が旋回し、ターンテーブル12上の自動車
3も旋回する。ここで、旋回駆動モータ9の回転を制御
して自動車3の旋回精度を高精度に制御するとともに電
波照射用アンテナから電波を照射しながら、自動車3を
走行させて、自動車3の周囲から電波が照射される状態
として電波による影響を測定している。
【0015】このように、上記実施例1によれば、自動
車3の駆動の形態および車種に拘わらず走行試験を実施
でき、かつ、1箇所に配設した電波照射用アンテナから
の電波を照射し、自動車3自身を旋回させるだけで、自
動車3周囲からの電波照射を模擬できるので、自動車3
の個々の駆動の形態および車種に対応したシャーシダイ
ナモメータを設置する必要もなく、電波照射用アンテナ
を自動車3の周囲に配設する必要もなく、コストの低減
が図れるとともに設備の縮小化が図れるという効果が得
られる。
【0016】実施例2.上記実施例1では、ターンテー
ブル12の旋回機構を駆動歯車10と旋回ベアリング1
1とで構成しているが、この実施例2では、駆動歯車1
0の代わりにチェーンスプロケットを用い、旋回ベアリ
ング11の代わりにスラストベアリングとチェーンとを
用いるもので、同様の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、前輪側
および後輪側ドラムと、前輪側および後輪側負荷印加手
段とをターンテーブル上に配設しているので、駆動の形
態の異なる自動車の走行試験に適用できるとともに簡便
に電波障害試験ができ、安価なシャーシダイナモメータ
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明におけるシャーシダイナモメータの実
施例1を模式的に示す構成図である。
【図2】この発明におけるシャーシダイナモメータの実
施例1を模式的に示す斜視図である。
【図3】従来のシャーシダイナモメータの一例を模式的
に示す斜視図である。
【符号の説明】
3 自動車 12 ターンテーブル 13 後輪側ダイナモメータ(後輪側負荷印加手段) 14 前輪側ダイナモメータ(前輪側負荷印加手段) 15 後輪側フライホイール(後輪側負荷印加手段) 16 前輪側フライホイール(前輪側負荷印加手段) 17 後輪側ドラム 18 前輪側ドラム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回可能に設置されたターンテーブル
    と、前記ターンテーブル上に配設された前輪側ドラム
    と、前記前輪側ドラムに自動車の走行抵抗に相当する負
    荷を与える前輪側負荷印加手段と、前記ターンテーブル
    上に配設された後輪側ドラムと、前記後輪側ドラムに自
    動車の走行抵抗に相当する負荷を与える後輪側負荷印加
    手段とを備えたことを特徴とするシャーシダイナモメー
    タ。
JP3206775A 1991-08-19 1991-08-19 シヤーシダイナモメータ Pending JPH0545255A (ja)

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JP3206775A JPH0545255A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 シヤーシダイナモメータ

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JPH0545255A true JPH0545255A (ja) 1993-02-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108801521A (zh) * 2018-06-02 2018-11-13 上海公孚机动车检测有限公司 底盘测功机的车轮固定机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836802A (ja) * 1971-09-08 1973-05-31
JPS6312737B2 (ja) * 1982-04-23 1988-03-22 Nitto Seiko Kk
JPH02306134A (ja) * 1989-05-20 1990-12-19 Horiba Ltd シャーシダイナモメータの電気的慣性量検証方法

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