JPH0545211Y2 - - Google Patents

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JPH0545211Y2
JPH0545211Y2 JP17600887U JP17600887U JPH0545211Y2 JP H0545211 Y2 JPH0545211 Y2 JP H0545211Y2 JP 17600887 U JP17600887 U JP 17600887U JP 17600887 U JP17600887 U JP 17600887U JP H0545211 Y2 JPH0545211 Y2 JP H0545211Y2
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hinge
earlobe
covering member
cam groove
wire
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、二つの部材で耳朶を挟持するイヤリ
ング用クリツプに関するものである。
従来の技術 従来、耳朶を挟持するイヤリング用クリツプに
は、装飾部材を取付けた表側の挟持板に、裏側か
らねじやばね板等によつて耳朶を挟んで押圧する
ものが多かつた。
しかし、これらのものは、強く挟んで装着する
と肌に食い込み耳朶が痛くなつて使用感が悪くな
り、緩く挟んで装着するとイヤリングが脱落する
等の欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は前述の欠点を改良し、耳朶に柔軟に当
たりりながらも確実に係止できると共に、繰り返
しの使用にも挟持力が緩まず、さらに、製造が簡
単なシヤリング用クリツプを提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は前述の目的を達成するため、イヤリン
グ用クリツプを、一端に装飾部材の取付部を有
し、他端に管状のヒンジ受け部を有する湾曲板
と、両端を外方へ折り曲げて互いに背向するヒン
ジを設けたC状をなす線材からなり、ヒンジ受け
部に、互いに対向する凹部と傾斜部でカム溝を形
成し、線材の半円状の中央部を、面方向に緩くカ
ーブさせると共に、面方向にほぼ垂直な偏平状に
押し潰して平地部とし、かつ、少なくとも前記平
地部に弾性を有する被覆部材を被着し、ヒンジを
ヒンジ受け部内に軸支させると共に、カム溝に係
合させて被覆部材を取付部に押圧した、構成とし
た。
本考案の特徴は、C状に形成した線材の両端の
ヒンジを、管状のヒンジ受け部に軸支させ、線材
全体の弾発力で外方へ弾発させるヒンジをカム溝
に係合させて、被覆部材を取付部に押圧させたこ
とにある。また、本考案の他の特徴は、線材の半
円状の中央部を、面方向に緩くカーブさせると共
に、偏平状に押し潰して平地部として、かつ、少
なくとも平地部に弾性を有する被覆部材を被着さ
せたことにある。
したがつて、線材全体によつてヒンジを外方へ
弾発する力が、カム溝の傾斜部によつて回転力に
変えら、線材に被着した柔軟な被覆部材が耳朶を
挟んで取付部方向に押圧するので、ばねで直接に
押圧するものよりも柔らかい挟持力となり、かつ
ヒンジが逆回転しないので装着が緩むことのない
確実な係止ができる。また、耳朶に押し当てるの
が弾性を有する被覆部材を被着した線材であるの
で、線材と被覆部材を耳朶に合わせて適宜のカー
ブや角度に折り曲げて、最適の形状を自由に選ぶ
ことができる。さらに、線材の半円状先端部を押
し潰して平地部を作ると、Cリング状となつてへ
たりのない強いばね性を有したクリツプにでき
る。
実施例 本考案の実施例を図面によつて説明する。
半円状の一端を弧状に延設した湾曲板1は、一
端に装飾部材2を取付ける取付部3を設け、他端
に管状に折り返した広幅のヒンジ受け部4を設け
て一体成形してある。
取付部3はヒンジ受け部4側を半円球とし、反
対側にピン5を突設してある。
ヒンジ受け部4には、対向したカム溝6,6を
設けてあり、カム溝6は他端より順次凹部7と傾
斜部8を有し、傾斜部8,8は一端方向に漸次広
幅となるよう形成してある。
線材9は、その中央部でほぼC状に折り曲げる
と共に、その両端を外方に折り曲げて互いに背向
して折り曲げてヒンジ10,10とし、ヒンジ受
け部4,4に挿入可能としてある。線材9には、
透明な合成樹脂製パイプで弾性を有する柔軟な被
覆部材11が、ヒンジ10,10の近傍を除いて
被着してあると共に、半円状の先端部を、面方向
に緩くカーブさせたく字状に形成し、かつプレス
等で偏平状に押し潰して平地部12としてある。
なお、被覆部材11は合成樹脂性のパイプでな
く、弾性を有する合成樹脂をコーテイングさせた
ものでもよい。
線材1は、ヒンジ10,10を内方へ撓ませつ
つカム溝6内に挿入し、撓みを緩めてヒンジ1
0,10をヒンジ受け4,4内に外方へ弾発させ
ながら軸支させる。
イヤリング用クリツプを耳朶13に装着するに
は、ヒンジ10,10を凹部7,7に係合させ
て、線材9と取付部3をおよそ90°開いて係止さ
せ(第1,3,4図)、クリツプを耳朶13に押
し当てる。
装飾部材2を取付けた取付部材3を耳朶13の
表側にあてて、ヒンジ10,10を凹部7,7か
ら外し傾斜部8,8方向に移動させる。ヒンジ1
0,10は、Cリング状の線材9全体のばねで外
方へ弾発されつつ傾斜部8,8に沿つて外方へ拡
開し、かつ湾曲板1方向に回転するので、線材9
の半円状先端部がおよそ90°回転し、柔軟な被覆
部材11が耳朶13の裏側に当接する(第2,5
図)。
この際、耳朶13に対する被覆部材11の押圧
力は、Cリング状の線材9全体の弾発力をカム溝
6によつて回転力に変えたものなので、ねじや板
ばね等の直接の押圧力に比べ、より柔らかなもの
となる。しかし、ヒンジ10が傾斜部8を逆進し
て線材9を逆回転させるには、線材9をつまんで
内方へ撓ませないと無理であり、普通の使用状態
においては、耳朶13への装着が緩むことはな
く、確実な係止ができる。
さらに、線材9は、半円状先端部を耳朶13の
形状に合わせてく字状にカーブさせてあるので、
耳朶13の肌に対する使用感がより柔らかなもの
となる。また、平地部12を設けてあるのでCリ
ングのような強いばね性を持ち、ヒンジ10によ
る繰り返しの弾発があつても、へたりの発生がな
いものとなる。
考案の効果 本考案は、以上のようにCリング状に形成した
線材の両端部のヒンジを、ヒンジ受け部のカム溝
に係合させ、線材に被着した被覆部材と取付部と
で耳朶を挟持するものなので、耳朶を柔らかく挟
持しながらも、逆回転して緩みが発生することが
ない、確実な係止ができる。また、繰り返しの使
用に対しても、へたりや緩みのない強いばね性を
有するCリング状のクリツプになると共に、耳朶
の形状に合わせて適宜形状を変化でき、肌への使
用感が向上する。
さらに、構造が簡単なので、部品加工や組立作
業が容易になり、コストダウンとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は本
考案のクリツプを耳朶に装着した状態の側面図、
第3図は第1図の平面図、第4図および第5図は
ヒンジとカム溝の係合時の作用を示す斜視図であ
る。 1……湾曲板、2……装飾部材、3……取付
部、4……ヒンジ受け部、6……カム溝、7……
凹部、8……傾斜部、9……線材、10……ヒン
ジ、11……被覆部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に装飾部材2の取付部3を有し、他端に管
    状のヒンジ受け部4を有する湾曲板1と、両端を
    外方へ折り曲げて互いに背向するヒンジ10,1
    0を設けたC状をなす線材9からなり、ヒンジ受
    け部4が、互いに対向する凹部7と傾斜部8より
    なるカム溝6を有し、線材9が、その半円状の中
    央部を面方向に緩くカーブさせると共に、面方向
    にほぼ垂直な偏平状に押し潰して平地部12と
    し、かつ、少なくとも前記平地部12に弾性を有
    する被覆部材11を被着し、ヒンジ10をヒンジ
    受け部4内に軸支させつつカム溝6に係合させ
    て、被覆部材11を取付部3に押圧してなる、イ
    ヤリング用クリツプ。
JP17600887U 1987-11-18 1987-11-18 Expired - Lifetime JPH0545211Y2 (ja)

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JPH0180014U JPH0180014U (ja) 1989-05-29
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