JPH0545175A - 磁気センサ - Google Patents
磁気センサInfo
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- JPH0545175A JPH0545175A JP3230932A JP23093291A JPH0545175A JP H0545175 A JPH0545175 A JP H0545175A JP 3230932 A JP3230932 A JP 3230932A JP 23093291 A JP23093291 A JP 23093291A JP H0545175 A JPH0545175 A JP H0545175A
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- magnetoresistive element
- magnetoresistive
- peak
- parallel
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Abstract
相式磁気センサを提供する。 【構成】 磁気抵抗素子MR1とMR2の直列接続体を
第1組の磁気抵抗素子組とし、磁気抵抗素子MR3とM
R4を第2組の磁気抵抗素子組とし、各磁気抵抗素子組
を電源ライン2とグランドライン3との間に梯子状に並
列接続する。各組の磁気抵抗素子MR1〜MR4には抵
抗器R1〜R4を並列に接続し、各抵抗器R1〜R4に
よって各磁気抵抗素子MR1〜MR4の見かけ上の磁気
抵抗効果を調整する。
Description
する磁気センサに関するものである。
グネットの上側に図5に示すように、磁気抵抗素子MR
1とMR2を直列に接続し、この磁気抵抗素子MR1の
入力端子に電源ライン2を接続し、磁気抵抗素子MR2
のグランド側端子にはグランドライン3を接続し、磁気
抵抗素子MR1とMR2の接続点に信号出力リード4を
接続したものである。
うに、制御モータの出力軸5に装着された磁性体歯車6
にギャップ7を介して対向配置され、磁性体歯車6の回
転によって図7に示すような正弦波形の検出信号を取り
出し、この検出信号を解析することにより、制御モータ
の回転量(回転位置)の検出が行われている。
が、制御モータの回転量の回転方向を検知したり、より
高分解能の回転量検出を行うために、最近においては、
図9に示すように、電源ライン2とグランドライン3と
の間に2個の磁気抵抗素子を直列に接続してこれを1組
とした、複数の磁気抵抗素子組を梯子状に並列接続し、
多相の検出信号を取り出すようにしたものが採用されて
いる。
検出信号の正弦波形における上側と下側のピーク間の電
圧VP-P は磁性体歯車6とギャップ7の間隔に依存して
変化する。図9は磁気センサのギャップ特性を示したも
ので、ギャップ7が大きくなるにつれて検出信号のピー
ク間電圧VP-P は小さくなる。1組の磁気抵抗素子組に
よって磁気センサを構成した場合には、このギャップ7
を調整することにより、検出信号のピーク間電圧VP-P
を信号処理に適した電圧となるように調整して制御モー
タの回転量検出が行われる。
子組により構成した場合には、各磁気抵抗素子の感度に
ばらつきが生じ、磁気センサから出力される各磁気抵抗
素子組の検出信号のピーク間電圧VP-P が異なり、信号
処理を行う上で支障となるという問題が生じる。この場
合には、一方の組の磁気抵抗素子組から出力される検出
信号のピーク間電圧VP-P を最適な値となるようにギャ
ップ調整しても、他の組の磁気抵抗素子組のピーク間電
圧VP-P は互いに異なってまちまちの電圧となってしま
うので、ギャップ7の調整によって各磁気抵抗素子組か
ら出力される検出信号のピーク間電圧VP-P を一定に揃
えることが不可能となり、信号処理を行う上で支障とな
る。
なされたものであり、その目的は、複数の磁気抵抗素子
組で磁気センサを構成した場合においても、各磁気抵抗
素子組の検出信号のピーク間電圧を一定に揃えることが
できる磁気センサを提供することにある。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、2個の磁気抵抗素子を直列に接続して一組の磁
気抵抗素子組とし、複数の磁気抵抗素子組が電源ライン
とグランドライン間に並列に接続されるとともに、1個
以上の磁気抵抗素子には抵抗成分が並列に接続されてい
ることを特徴として構成されている。
列に抵抗成分を接続することにより、磁気抵抗素子単独
の場合よりも磁気抵抗効果が小さくなる。つまり、磁気
抵抗素子に抵抗成分を並列に接続することにより磁気抵
抗素子の見かけ上の磁気抵抗効果を小さくすることがで
きる。このことから、各磁気抵抗素子に並列に接続する
抵抗成分の抵抗値を調整することにより磁気抵抗素子の
磁気抵抗効果の調整が行われ、各磁気抵抗素子組から出
力される検出信号のピーク間電圧は一定の同レべルに揃
えられる。
する。図1には本発明に係る磁気センサの第1の実施例
が示されている。同図において、磁気抵抗素子MR1と
MR2は直列に接続されて第1組の磁気抵抗素子組を構
成し、磁気抵抗素子MR3とMR4の直列接続体は第2
組の磁気抵抗素子組を構成する。この第1組の磁気抵抗
素子組と第2組の磁気抵抗素子組は定電圧電源の電源ラ
イン2とグランドライン3との間に梯子状に並列に接続
されている。そして、磁気抵抗素子MR1には抵抗器R
1が、磁気抵抗素子MR2には抵抗器R2が、磁気抵抗
素子MR3には抵抗器R3が、磁気抵抗素子MR4には
抵抗器R4がそれぞれ並列に接続されている。そして、
第1組の磁気抵抗素子組には信号出力リード4aが、第
2組の磁気抵抗素子組には信号出力リード4bがそれぞ
れ接続されている。
は磁気の変化を受けても抵抗値は変化せず、磁気抵抗素
子MR1〜MR4の磁気抵抗が変化することになるが、
各磁気抵抗素子MR1〜MR4に抵抗器R1〜R4を並
列に接続することで、各磁気抵抗素子MR1〜MR4自
体の磁気抵抗効果に対し、各磁気抵抗素子MR1〜MR
4と抵抗器R1〜R4との並列接続体の磁気抵抗効果が
小さくなる。例えば、磁気抵抗素子MR1自体の磁気抵
抗効果よりも磁気抵抗素子MR1と抵抗器R1の並列接
続体の方が磁気抵抗効果は小さくなる。この磁気抵抗効
果の変化の割合は抵抗器R1の抵抗値によって変化す
る。このように、磁気抵抗素子に抵抗器を並列に接続す
ることにより磁気抵抗素子の磁気抵抗効果を調整するこ
とが可能となる。この各磁気抵抗素子の磁気抵抗効果を
調整することにより第1組の磁気抵抗素子組から出力さ
れる検出信号VA のピーク間電圧VP-P と第2組の磁気
抵抗素子組から出力される検出信号VB のピーク間電圧
VP-P を同レベルに揃えることができる。
VA と第2組の磁気抵抗素子組の検出信号VB とを、抵
抗器を各磁気抵抗素子MR1〜MR4に並列に接続した
場合としない場合との比較状態で示したものである。図
2の(a)は本実施例の場合を示し、第1組の磁気抵抗
素子組の検出信号のピーク間電圧と第2組の磁気抵抗素
子組のピーク間電圧は一定に揃えられている。これに対
し、抵抗器R1〜R4を接続しない場合には、図2の
(b)に示すように、第1組の磁気抵抗素子組のピーク
間電圧は第2組の磁気抵抗素子組のピーク間電圧よりも
大きくなっており、ピーク間電圧VP-P にばらつきが生
じていることがわかる。本実施例では、ピーク間電圧の
小さい方の第2組の磁気抵抗素子組のピーク間電圧を基
準とし、第1組の磁気抵抗素子組の磁気抵抗効果を抵抗
器R1,R2で低下させてピーク間電圧を下げ、図2の
(a)に示すように両磁気抵抗素子組のピーク間電圧を
揃えている。
例が示されている。この実施例は、前記第1の実施例に
磁気抵抗素子MR5とMR6の直列接続体からなる第3
組の磁気抵抗素子組と、磁気抵抗素子MR7とMR8の
直列接続体からなる第4組の磁気抵抗素子組を追加して
電源ライン2とグランドライン3との間に梯子状に並列
に接続し、第3組の磁気抵抗素子組に対しては信号出力
リード4cを、第4組の磁気抵抗素子組には信号出力リ
ード4dをそれぞれ接続するとともに、各組の磁気抵抗
素子組の各磁気抵抗素子MR1〜MR8に、抵抗器R1
〜R8をそれぞれ並列に接続したものである。この実施
例も、各磁気抵抗素子MR1〜MR8に抵抗器R1〜R
8を並列に接続することで、各磁気抵抗素子MR1〜M
R8の見かけ上の磁気抵抗効果を調整することができ、
これにより、第1組から第4組の磁気抵抗素子組から出
力される4相の検出信号のピーク間電圧VP-P を一定の
同レベルに揃えることが可能となる。
と、各磁気抵抗素子MR1〜MR8に抵抗器R1〜R8
を接続しない場合の4相の検出信号とを比較したもの
で、図4の(b)はこの実施例の4相の検出信号を示し
ており、同図の(a)は抵抗器R1〜R8を設けない場
合の4相の検出信号を示している。抵抗器R1〜R8を
設けない場合には第3組の磁気抵抗素子組から出力され
る検出信号VC のピーク間電圧が一番大きな値となり、
第4組の磁気抵抗素子組から出力される検出信号VD の
ピーク間電圧は一番小さな値となっており、第1組と第
2組の磁気抵抗素子組から出力される検出信号のピーク
間電圧は同一の値となっている。かかる場合、例えば、
ピーク間電圧の一番小さい第4組の磁気抵抗素子組のピ
ーク間電圧を基準とし、この基準電圧に合うように第1
組から第3組の磁気抵抗素子組の各磁気抵抗素子MR1
〜MR6に並列に接続される抵抗器R1〜R6の抵抗値
を調整することにより、図4の(b)に示すように各磁
気抵抗素子組から出力される検出信号のピーク間電圧を
一定の同レベルに揃えることが可能となる。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、第1
の実施例では2相の磁気センサの例で説明し、第2の実
施例では4相の磁気センサの例で説明したが、本発明の
磁気センサは3相,5相,6相,8相等、2相以上の任
意の相の磁気センサに適用されるものである。
列に接続される抵抗成分を固定抵抗器によって構成した
が、この抵抗成分は可変抵抗器によって構成することも
可能であり、抵抗器以外の抵抗成分を持った素子、例え
ばサーミスタ等によって構成したものでもよい。
組を構成する全ての磁気抵抗素子MR1〜MR8に抵抗
器R1〜R8を並列に接続しているが、この抵抗成分は
必ずしも全ての磁気抵抗素子に接続する必要はなく、例
えば、磁気抵抗効果の一番小さい磁気抵抗素子には抵抗
成分を接続せず、それ以外の他の磁気抵抗素子に抵抗成
分を接続して各磁気抵抗素子の見かけ上の磁気抵抗効果
を同一になるように調整するという如く、各磁気抵抗素
子組の検出信号のピーク電圧が一定に揃うように必要な
個所の磁気抵抗素子に抵抗成分を並列接続することもで
きる。
等の回転量の検出ばかりでなく、リニアスケール等の直
線変位の検出センサとしても適用されるものである。
続体を1組とし、複数の磁気抵抗素子組を電源ラインと
グランドライン間に並列に接続して多相タイプの磁気セ
ンサとし、1個以上の磁気抵抗素子には抵抗成分が並列
に接続されているものであるから、この抵抗成分を並列
接続することにより磁気抵抗素子の見かけ上の磁気抵抗
効果を調整することが可能となり、この磁気抵抗効果の
調整により各組の磁気抵抗素子組から出力される検出信
号のピーク間電圧を一定の同レベルに揃えることが可能
となり、これにより、各磁気抵抗素子組の検出信号の処
理を円滑に行うことができ、分解能の高い高精度の検出
が可能となる。
回路図である。
気抵抗素子に抵抗成分を並列接続しない状態の2相検出
信号との比較状態で示す波形説明図である。
回路図である。
子に抵抗成分を並列接続しない状態の4相検出信号との
比較状態で示す波形説明図である。
る。
明図である。
車の回転検出を行ったときの検出信号の波形図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 2個の磁気抵抗素子を直列に接続して一
組の磁気抵抗素子組とし、複数の磁気抵抗素子組が電源
ラインとグランドライン間に並列に接続されるととも
に、1個以上の磁気抵抗素子には抵抗成分が並列に接続
されている磁気センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230932A JP2650169B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 磁気センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3230932A JP2650169B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 磁気センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545175A true JPH0545175A (ja) | 1993-02-23 |
JP2650169B2 JP2650169B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16915554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3230932A Expired - Lifetime JP2650169B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 磁気センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650169B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018162993A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | Tdk株式会社 | 磁気センサ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132763A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Honda Motor Co Ltd | 燃料タンク装置 |
JPH02246176A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 磁気センサ |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP3230932A patent/JP2650169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132763A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Honda Motor Co Ltd | 燃料タンク装置 |
JPH02246176A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-10-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 磁気センサ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018162993A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | Tdk株式会社 | 磁気センサ |
US10401441B2 (en) | 2017-03-24 | 2019-09-03 | Tdk Corporation | Magnetic sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2650169B2 (ja) | 1997-09-03 |
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Legal Events
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