JPH0432970B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432970B2 JPH0432970B2 JP58040588A JP4058883A JPH0432970B2 JP H0432970 B2 JPH0432970 B2 JP H0432970B2 JP 58040588 A JP58040588 A JP 58040588A JP 4058883 A JP4058883 A JP 4058883A JP H0432970 B2 JPH0432970 B2 JP H0432970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic sensor
- magnetic
- disk
- groove
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 70
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WPYVAWXEWQSOGY-UHFFFAOYSA-N indium antimonide Chemical compound [Sb]#[In] WPYVAWXEWQSOGY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D1/00—Measuring arrangements giving results other than momentary value of variable, of general application
- G01D1/16—Measuring arrangements giving results other than momentary value of variable, of general application giving a value which is a function of two or more values, e.g. product or ratio
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Linear Or Angular Velocity Measurement And Their Indicating Devices (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は電動機の一回転検出方式に関し、特に
溝を設けた強磁性体円板と磁気センサを用いる回
転検出方式に関する。
溝を設けた強磁性体円板と磁気センサを用いる回
転検出方式に関する。
従来技術
第１図は電動機に取付けられた一回転検出装置
の構成を示す図である。１個の溝を有する強磁性
体の円板１３は電動機１１の軸１２に連結され、
磁気センサ１４は円板１３に近接して配置され
る。
の構成を示す図である。１個の溝を有する強磁性
体の円板１３は電動機１１の軸１２に連結され、
磁気センサ１４は円板１３に近接して配置され
る。
第２図は円板１３と磁気センサ１４を第１図に
おけるＡ方向から見た図である。円板１３が回転
すると、磁気センサ１４は円板１３における溝の
部分が近傍を通過する時に引起す磁気抵抗の変化
を検出する。磁気センサ１４は第３図に示される
ように、２個の抵抗の直列回路から成り、該抵抗
（例えばインジユウムアンチモンから成る）は磁
界の強さの変化により抵抗値が変化する。該抵抗
は永久磁石１６に取付けられ、２つの抵抗は円板
１３の溝の幅ｄだけ離れて配置される（第４図参
照）。直列接続された抵抗の両端に電源（Vccお
よびGND）が接続され、２つの抵抗の接続点を
Ｍとすると、Ｍには円板１３の一回転により第５
図に示されるような波形の出力が得られる。波形
図において横軸は時間ｔ、縦軸は電圧Ｖである。
おけるＡ方向から見た図である。円板１３が回転
すると、磁気センサ１４は円板１３における溝の
部分が近傍を通過する時に引起す磁気抵抗の変化
を検出する。磁気センサ１４は第３図に示される
ように、２個の抵抗の直列回路から成り、該抵抗
（例えばインジユウムアンチモンから成る）は磁
界の強さの変化により抵抗値が変化する。該抵抗
は永久磁石１６に取付けられ、２つの抵抗は円板
１３の溝の幅ｄだけ離れて配置される（第４図参
照）。直列接続された抵抗の両端に電源（Vccお
よびGND）が接続され、２つの抵抗の接続点を
Ｍとすると、Ｍには円板１３の一回転により第５
図に示されるような波形の出力が得られる。波形
図において横軸は時間ｔ、縦軸は電圧Ｖである。
この出力が比較器１５において基準電圧REF
と比較され一回転に１回の出力パルスが得られ
る。
と比較され一回転に１回の出力パルスが得られ
る。
しかしながら前述の従来方式の装置において
は、第５図に示される出力波形の立上りおよび立
下りが急峻でなく、比較器１５の出力パルスの幅
が環境の変化に応じて変化し、信号の時間的位置
が変動するという問題点がある。
は、第５図に示される出力波形の立上りおよび立
下りが急峻でなく、比較器１５の出力パルスの幅
が環境の変化に応じて変化し、信号の時間的位置
が変動するという問題点がある。
発明の目的
本発明の目的は、前述の従来方式の装置におけ
る問題点にかんがみ、従来用いられている磁気セ
ンサのほかに円板の溝の幅の1/2の距離をもつて
さらに１つの磁気センサを設け、前記２つの磁気
センサの出力の差を求めるという着想に基づき、
磁気センサの出力波形を急峻なものとし、より安
定した、パルス位置の正確な検出信号を得ること
にある。
る問題点にかんがみ、従来用いられている磁気セ
ンサのほかに円板の溝の幅の1/2の距離をもつて
さらに１つの磁気センサを設け、前記２つの磁気
センサの出力の差を求めるという着想に基づき、
磁気センサの出力波形を急峻なものとし、より安
定した、パルス位置の正確な検出信号を得ること
にある。
発明の構成
本発明においては、電動機の軸に取付けられ１
個の溝を有する強磁性体の材料から成る円板およ
び該円板に近接して設けられた磁気センサ群によ
つて変化する磁界を検出して電動機の回転を検出
する電動機の一回転検出方式において、該磁気セ
ンサ群は第１の磁気センサと第２の磁気センサか
ら成り、該第１および第２の磁気センサはそれぞ
れ２つの磁気センサ素子より成り、該２つの磁気
センサ素子は前記円板の回転方向の前記溝の幅に
等しい間隔で配置され、該２つの磁気センサ素子
は出力波形の絶対値が互いに加算されるように直
列に接続され、該第１の磁気センサと該第２の磁
気センサの取付位置の間の距離を前記円板の回転
方向に前記円板の溝の幅の1/2とし、該第１の磁
気センサと該第２の磁気センサの出力の差を取出
すようにした電動機の一回転検出方式が提供され
る。
個の溝を有する強磁性体の材料から成る円板およ
び該円板に近接して設けられた磁気センサ群によ
つて変化する磁界を検出して電動機の回転を検出
する電動機の一回転検出方式において、該磁気セ
ンサ群は第１の磁気センサと第２の磁気センサか
ら成り、該第１および第２の磁気センサはそれぞ
れ２つの磁気センサ素子より成り、該２つの磁気
センサ素子は前記円板の回転方向の前記溝の幅に
等しい間隔で配置され、該２つの磁気センサ素子
は出力波形の絶対値が互いに加算されるように直
列に接続され、該第１の磁気センサと該第２の磁
気センサの取付位置の間の距離を前記円板の回転
方向に前記円板の溝の幅の1/2とし、該第１の磁
気センサと該第２の磁気センサの出力の差を取出
すようにした電動機の一回転検出方式が提供され
る。
実施例
本発明の一実施例としての電動機の一回転検出
方式を行う装置の構成が第６図に示される。第１
の磁気センサ２１は２つの抵抗の直列回路から成
り、その両端には電源（VccおよびGND）が接
続される。２つの抵抗の接続点Ａからは差動増幅
器２３の非反転入力端子へ接続される。第７図に
示されるように、上述の２つの抵抗は永久磁石１
７の１つの極に円板１３の溝の幅の長さｄだけ間
隔を保持して配置される。第２の磁気センサ２２
は第１の磁気センサ２１と同一であるが前述の永
久磁石１７に対する取付位置のみが異なる。すな
わち第７図のように、構成する２つの抵抗が、そ
れぞれ対応する第１の磁気センサ２１の抵抗に対
し、円板１３の溝の幅1/2の長さだけ円板の回転
方向にずらして取付けられる。磁気センサを構成
する各抵抗は磁界の強さの変化により抵抗値が変
化する。従つて、前述のような溝を有する強磁性
体の円板１３および永久磁石１７の組合せで、円
板１３の一回転ごとに、円板１３に設けられた溝
によつて永久磁石１７の磁路の磁気抵抗が変化さ
せられる。磁気抵抗が円板１３の回転に従つて変
化すると永久磁石１７の近傍の磁界の強さが変化
し、磁気センサを構成する抵抗の抵抗値が変化す
る。
方式を行う装置の構成が第６図に示される。第１
の磁気センサ２１は２つの抵抗の直列回路から成
り、その両端には電源（VccおよびGND）が接
続される。２つの抵抗の接続点Ａからは差動増幅
器２３の非反転入力端子へ接続される。第７図に
示されるように、上述の２つの抵抗は永久磁石１
７の１つの極に円板１３の溝の幅の長さｄだけ間
隔を保持して配置される。第２の磁気センサ２２
は第１の磁気センサ２１と同一であるが前述の永
久磁石１７に対する取付位置のみが異なる。すな
わち第７図のように、構成する２つの抵抗が、そ
れぞれ対応する第１の磁気センサ２１の抵抗に対
し、円板１３の溝の幅1/2の長さだけ円板の回転
方向にずらして取付けられる。磁気センサを構成
する各抵抗は磁界の強さの変化により抵抗値が変
化する。従つて、前述のような溝を有する強磁性
体の円板１３および永久磁石１７の組合せで、円
板１３の一回転ごとに、円板１３に設けられた溝
によつて永久磁石１７の磁路の磁気抵抗が変化さ
せられる。磁気抵抗が円板１３の回転に従つて変
化すると永久磁石１７の近傍の磁界の強さが変化
し、磁気センサを構成する抵抗の抵抗値が変化す
る。
なお、前記第１の磁気センサと第２の磁気セン
サは合体して磁気センサ群と呼称する。
サは合体して磁気センサ群と呼称する。
第８図には磁気センサの出力電圧の波形が示さ
れる。曲線Ａは第１の磁気センサ２１の中点Ａの
出力波形であり、曲線Ｂは第２の磁気センサ２２
の中点Ｂの出力波形である。第２の磁気センサ２
２の中点Ｂが差動増幅器２３の反転入力端子に接
続されると差動増幅器２３の出力には第１の磁気
センサ２１の出力と第２の磁気センサ２２の出力
の差が求められる。第８図に破線で示されるよう
な出力が得られる。該出力は比較器１５に加えら
れ基準電圧REFと比較され、一回転検出信号が
得られる。
れる。曲線Ａは第１の磁気センサ２１の中点Ａの
出力波形であり、曲線Ｂは第２の磁気センサ２２
の中点Ｂの出力波形である。第２の磁気センサ２
２の中点Ｂが差動増幅器２３の反転入力端子に接
続されると差動増幅器２３の出力には第１の磁気
センサ２１の出力と第２の磁気センサ２２の出力
の差が求められる。第８図に破線で示されるよう
な出力が得られる。該出力は比較器１５に加えら
れ基準電圧REFと比較され、一回転検出信号が
得られる。
差動増幅器２３の出力は曲線ＡまたはＢに比べ
立上りおよび立下りが急峻であり、差動増幅器２
３および比較器１５で処理された波形の環境の変
化による変動が少なくなる。
立上りおよび立下りが急峻であり、差動増幅器２
３および比較器１５で処理された波形の環境の変
化による変動が少なくなる。
第９図には磁気センサ群の構成要素の他の配置
例が示される。このような配置によれば第７図の
磁気センサのように第１の磁気センサと第２の磁
気センサの交差を避けることが可能となる。
例が示される。このような配置によれば第７図の
磁気センサのように第１の磁気センサと第２の磁
気センサの交差を避けることが可能となる。
発明の効果
本発明によれば、磁気センサ群の出力波形を急
峻なものとし、より安定した、パルス位置の正確
な検出信号を得ることができる。
峻なものとし、より安定した、パルス位置の正確
な検出信号を得ることができる。
第１図は本発明の背景技術を説明するための電
動機と一回転検出装置の関係を示す図、第２図は
従来形の一回転検出装置の構成を示す図、第３図
は第２図の装置の部分的な拡大説明図、第４図は
第２図における磁気センサの構成を示す斜視図、
第５図は第２図の装置の磁気センサの出力の波形
図、第６図は本発明の一実施例としての電動機の
一回転検出方式を行う装置の構成を示す図、第７
図は第６図の装置における磁気センサ群の構成を
示す斜視図、第８図は第６図の装置における波形
図、および第９図は磁気センサ群の構成の他の例
を示す斜視図である。 １１……電動機、１２……軸、１３……円板、
１４……磁気センサ、１５……比較器、１６，１
７……永久磁石、２１……第１の磁気センサ、２
２……第２の磁気センサ、２３……差動増幅器。
動機と一回転検出装置の関係を示す図、第２図は
従来形の一回転検出装置の構成を示す図、第３図
は第２図の装置の部分的な拡大説明図、第４図は
第２図における磁気センサの構成を示す斜視図、
第５図は第２図の装置の磁気センサの出力の波形
図、第６図は本発明の一実施例としての電動機の
一回転検出方式を行う装置の構成を示す図、第７
図は第６図の装置における磁気センサ群の構成を
示す斜視図、第８図は第６図の装置における波形
図、および第９図は磁気センサ群の構成の他の例
を示す斜視図である。 １１……電動機、１２……軸、１３……円板、
１４……磁気センサ、１５……比較器、１６，１
７……永久磁石、２１……第１の磁気センサ、２
２……第２の磁気センサ、２３……差動増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 電動機の軸に取付けられ１個の溝を有する強
磁性体の材料から成る円板および該円板に近接し
て設けられた磁気センサ群によつて変化する磁界
を検出して電動機の回転を検出する電動機の一回
転検出方式において、 該磁気センサ群は第１の磁気センサと第２の磁
気センサから成り、該第１および第２の磁気セン
サはそれぞれ２つの磁気センサ素子により成り、
該２つの磁気センサ素子は前記円板の回転方向の
前記溝の幅に等しい間隔で配置され、該２つの磁
気センサ素子は出力波形の絶対値が互いに加算さ
れるように直列に接続され、該第１の磁気センサ
と該第２の磁気センサの取付位置の間の距離を前
記円板の回転方向に前記円板の溝の幅の1/2とし、
該第１の磁気センサと該第２の磁気センサの出力
の差を取出すようにした電動機の一回転検出方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058883A JPS59166812A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 電動機の一回転検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058883A JPS59166812A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 電動機の一回転検出方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166812A JPS59166812A (ja) | 1984-09-20 |
| JPH0432970B2 true JPH0432970B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=12584654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4058883A Granted JPS59166812A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 電動機の一回転検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166812A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0711528B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1995-02-08 | 株式会社村田製作所 | 焦電形センサを用いた移動物体の移動速度検出装置 |
| JPH07119625B2 (ja) * | 1986-02-27 | 1995-12-20 | キヤノン株式会社 | 変位検出装置 |
| JP2546233B2 (ja) * | 1986-04-18 | 1996-10-23 | 株式会社ニコン | 磁気エンコ−ダ用磁気ヘツドの原点検出部 |
| JPH065172B2 (ja) * | 1986-06-10 | 1994-01-19 | ヤマハ株式会社 | 磁気エンコーダ用磁気抵抗センサ |
| JP2564517B2 (ja) * | 1986-06-10 | 1996-12-18 | ヤマハ株式会社 | 磁気エンコ−ダ用磁気抵抗センサ |
| JPS62289722A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 | Yamaha Corp | 磁気エンコ−ダ用磁気抵抗センサ |
| JPH0690045B2 (ja) * | 1986-10-20 | 1994-11-14 | 株式会社日立製作所 | インデツクス信号センサ |
| JP2630590B2 (ja) * | 1987-03-23 | 1997-07-16 | 株式会社ソキア | 磁気エンコーダの零点検出装置 |
| JP2546282B2 (ja) * | 1987-08-12 | 1996-10-23 | 株式会社ニコン | 磁気エンコ−ダ用磁気ヘッドの原点検出部 |
| JP2546281B2 (ja) * | 1987-08-12 | 1996-10-23 | 株式会社ニコン | 磁気エンコ−ダ用磁気ヘッドの原点検出部 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51151568A (en) * | 1975-06-20 | 1976-12-27 | Ono Sokki Co Ltd | Detector |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4058883A patent/JPS59166812A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51151568A (en) * | 1975-06-20 | 1976-12-27 | Ono Sokki Co Ltd | Detector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59166812A (ja) | 1984-09-20 |
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