JPH0545101B2 - - Google Patents

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JPH0545101B2
JPH0545101B2 JP61170636A JP17063686A JPH0545101B2 JP H0545101 B2 JPH0545101 B2 JP H0545101B2 JP 61170636 A JP61170636 A JP 61170636A JP 17063686 A JP17063686 A JP 17063686A JP H0545101 B2 JPH0545101 B2 JP H0545101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
output
discrimination
frequency divider
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61170636A
Other languages
English (en)
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JPS6327125A (ja
Inventor
Toshuki Ozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS6327125A publication Critical patent/JPS6327125A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、トランシーバ等の無線機器におい
て、局部発振周波数信号、あるいは、搬送波信号
を得るために使用されるPLL回路のアンロツク
検出回路に関する。
(ロ) 従来の技術 送信機器等において送信用キヤリアをPLL回
路で作成するものでは、PLLがアンロツク状態
で電波を送ると規定外の周波数を送出してしまう
ことになり問題となる。また、電子同調ラジオ等
の受信器においても、チヤンネルを切換えたとき
PLLがアンロツク状態にあると放送局が在るに
も拘わらず局検出信号が出ず、特にオートサーチ
等で局を見のがす危惧がある。そこで、PLLが
アンロツク状態にあるか否かを検出する回路が必
要であり、従来は、基準分周回路の任意の出力段
から分周出力を取り出し、その出力パルスの幅を
基準として、位相比較回路からの位相差信号を弁
別するアンロツク検出回路が使用されている。
上述のアンロツク検出回路は特公昭58−11138
号公報に詳しく記載されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のアンロツク検出回路は、
CBトランシーバのように使用周波数帯域幅が狭
まく、PLLのループゲインがほぼ一定であり、
機械的振動によるVCO周波数の微動やチヤージ
ポンプ及びローパスフイルタのリーク等によつて
ロツク状態に於ても発生する位相差とチヤンネル
切換えあるいは許容以上の周波数変動による位相
差との区別がつけやすい場合には有効であるが、
多バンドラジオの如くバンド毎にPLLのループ
ゲインが大きく変化する場合には、各バンドに於
いてロツク状態の許容範囲が異なるため、従来の
弁別幅が一定であるアンロツク検出回路では使い
難い欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は上述した点に鑑みて為されたものであ
り、基準分周回路から出力される異なる周期のパ
ルスに基き、位相比較回路からの位相差信号をパ
ルス幅弁別する複数の弁別回路と、電圧制御発振
回路の発振周波数等の条件に基いた複数のデータ
を保持するデータ記憶手段と、前記複数の弁別回
路の出力とデータ記憶手段から出力されたデータ
を入力し演算する演算回路を備えたものであり、
PLLのループゲインに対応して弁別幅の異なつ
た弁別結果を選択可能としたものである。
(ホ) 作用 上述の手段によれば、複数の弁別回路は、各々
周期の異なつたパルスによつて位相比較回路から
の位相差信号をパルス幅弁別するため、各々の弁
別回路からは弁別幅の異なつた弁別結果が出力さ
れ、また、PLLのループゲイン等の条件に従つ
てデータ記憶手段から所定のデータが出力され
る。これら各弁別回路からの出力及び所定のデー
タは、演算回路に於いて論理和あるいは論理積等
の演算処理され、その演算結果に従つてその条件
下におけるアンロツク状態の検出が為される。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の実施例を示すブロツク図であ
る。可変分周回路1は、プリセツトされるデータ
に従つて分周比が定まり、電圧制御発振回路
(VCO)2の発振周波数を分周する分周回路であ
り、プリセツトされるデータによつてVCO2の
発振周波数が決定される。基準分周回路3は水晶
発振回路4の基準周波数frefを分周する分周回路
であり、例えばバイナリー分周回路である。可変
分周回路1の分周出力P0と基準分周回路3の分
周出力、即ち基準比較パルスR0は位相比較回路
5に印加され、分周出力P0と基準比較パルスR0
の位相差に応じた位相比較回路5からの信号PD
は、ローパスフイルタ(LPF)6を介してVCO
2の発振周波数を制御し、位相差を示す位相差信
号PEは、弁別回路7,8,9,10に印加され
る。
弁別回路7,8,9,10は、各々、D−FF
11とR−SFF12とから構成され、D−FF1
1の入力Dには位相差信号PEが印加され、クロ
ツク入力CLには、基準分周回路3の複数の所定
出力段から取り出されたバイナリー分周出力φ1
φ2,φ3及びφ4が各々印加される。即ち、分分周
出力φ1,φ2,φ3及びφ4は、各々周期が異なり、
位相差信号PEを異なつた弁別幅でパルス幅弁別
するための信号として用いられている。また、弁
別回路7,8,9,10の出力Q1,Q2,Q3及び
Q4は、各々トランスミツシヨンゲート13を介
してデータバス14に接続される。
ところで、第1図に示されたデータバス14,
ALU15,ROM16及びインストラクシヨンデ
コーダ17は、マイクロコンピユータの一部を構
成している。即ち、第1図の実施例では、マイク
ロコンピユータとPLL回路とがワンチツプ半導
体上に集積された例である。データバス14に
は、テンポラリーレジスタであるAレジスタ18
とBレジスタ19を介してALU15が接続され、
ROM16の出力がゲート20を介して接続され
ている。また、ROM16の出力はインストラク
シヨンデコーダ17に印加されている。ROM1
6は、各内部回路の動作を制御する多数の命令コ
ード、即ち、プログラムが記憶されると共に演算
等に用いるイミデイエイトデータが記憶される。
本実施例に於いては、後述する弁別回路7,8,
9,10の出力状態を判定しアンロツク状態を検
出するためのアンロツク検出プログラム、及び、
アンロツク状態を判定するための各種条件に応じ
たデータが記憶されると共に、可変分周回路1の
分周比を決定するための複数のデータも記憶され
る。インストラクシヨンデコーダ17は、ROM
16から順次(プログラムカウンタによつてアド
レス指定される順番)読み出された命令コードを
解読し、内部回路をタイミング制御するための制
御信号を発生するものであり、PLLの制御に関
しては、弁別回路7,8,9,10のD−FF1
1及びR−SFF12をリセツトする制御信号
RES及びトランスミツシヨンゲート13を制御
する制御信号TAを発生する。また、ALU15の
操作命令に関しては、論理和命令に際して制御信
号ORを発生し、ALU15にAレジスタ18とB
レジスタ19のデータのビツト単位の和を実行さ
せる。このとき、ALU15は、論理和の結果す
べてのビツトが“1”となつたとき信号ALHを
発生する機能を有している。更に、インストラク
シヨンデコーダ17は、ROM16に記憶された
イミデイエイトデータを使用する場合の命令コー
ドの実行に際して、制御信号TBを発生する。
次に、第1図に示された実施例の動作を第2図
のタイミング図を参照して説明する。
基準分周回路3から取り出される分周出力φ1
φ2,φ3及びφ4が、第2図に示す如く、順次バイ
ナリー分周されたパルスであるとすると、基準分
周回路3から出力される基準比較信号R0の立ち
上がりは、分周出力φ1,φ2,φ3、及びφ4のすべ
ての立ち下がりと同期している。位相比較回路5
は、基準比較信号R0の立ち上がりと可変分周回
路1の分周出力P0の立ち上がりとの差に等しい
パルスを位相差信号PEとして出力する。従つて、
弁別回路7,8,9,10の各々は、基準比較信
号R0の立ち上がりの前後における分周出力φ1
φ2,φ3、及びφ4の立ち上がりによつて位相差信
号PEを取り込むことになる。即ち、弁別回路7,
8,9,10の弁別幅は、各々第2図に示された
t1,t2,t3、及びt4の期間となる。そこで、位相
差信号PEが第2図に示すパルス幅であつた場合
には、弁別回路7,8,9,10の各出力は、第
2図の如く、Q1及びQ2が“1”となり、Q3及び
Q4は“0”となる。そして、分周出力φ4の立ち
上がりによつて弁別回路10の取り込みが終了し
た後に、アンロツク検出プログラムを実行する。
アンロツク検出プログラムが実行されると、先
ずインストラクシヨンデコーダ17からの制御信
号TAにより、トランスミツシヨンゲート13が
開き、各々の弁別回路7,8,9,10の出力
Q1,Q2,Q3、及びQ4がデータバス14に送出さ
れ、その内容はAレジスタ18にラツチされる。
次に、インストラクシヨンデコーダ17からの制
御信号TBにより、ROM16から所定のデータ
がデータバス14を介してBレジスタ19に転送
される。このとき、ROM16から送出されるデ
ータは、可変分周回路1にプリセツトされたデー
タ、即ち、設定されている分周比等の条件に基い
たものであり、現在のPLL回路の動作状況に基
き、ロツク状態として許容できる範囲を選択する
ものである。例えば、分周出力φ2の弁別幅を許
容範囲として検出する場合には、弁別回路8の出
力Q2に相当するビツトを“0”とし、他のビツ
トを“1”とした4ビツトデータをBレジスタ1
9に転送する。この場合、出力Q1,Q2,Q3、及
びQ4が第2図に示された如き内容であると、イ
ンストラクシヨンデコーダ17からの制御信号
ORにより、ALU15がAレジスタ18とBレジ
スタ19の各ビツト単位で論理和処理を行うと、
出力Q2が“1”であるから、ALU15の4ビツ
ト出力はすべて“1”となるため、ALU15か
らはオール“1”を示す信号ALH=“1”が出力
され、アンロツク状態であることが検出される。
一方、出力Q2が“0”である場合には、信号
ALHは“0”となりロツク状態であることが検
出される。次に、インストラクシヨンデコーダ1
7からは制御信号RESが出力され、各弁別回路
7,8,9,10のD−FF11及びR−SFF1
2がリセツトされる。そして、アンロツク検出プ
ログラムによつて信号ALU=“1”が検出された
場合には、その後のプログラムにより、ミユーテ
イングあるいは送信の停止等の制御が為される。
このように、各条件に従つてROM16から
ALU15に印加するデータを選択することによ
り、弁別回路7,8,9,10の出力を選択して
判定できる。
(ト) 発明の効果 上述の如く本発明によれば、PLLの状態に対
応して最適なアンロツク検出が為され、多バンド
ラジオ等に使用しやすいアンロツク検出回路が得
られ、PLL回路の汎用性が向上する利点を有し
ている。また、PLL回路とマイクロコンピユー
タをワンチツプ上に集積した場合に、その効果は
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図は、第1図に示された実施例の動作を示すタ
イミング図である。 1……可変分周回路、2……電圧制御発振回
路、3……基準分周回路、4……水晶発振回路、
5……位相比較回路、6……ローパスフイルタ、
7,8,9,10……弁別回路、14……データ
バス、15……ALU、16……ROM、17……
インストラクシヨンデコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電圧制御発振回路から出力される周波数を分
    周する可変分周回路と、基準周波数を分周する基
    準分周回路と、前記可変分周回路からの分周出力
    と基準分周回路からの分周出力の位相差を検出す
    る位相比較回路とを備えたPLLのアンロツク検
    出回路に於いて、前記基準分周回路から出力され
    る異なる周期のパルスに基づき前記位相比較回路
    からの位相差信号をパルス幅弁別する複数の弁別
    回路と、前記電圧制御発振回路の発振周波数に応
    じて前記複数の弁別回路の1つを選択するデータ
    を複数保持するデータ記憶手段と、前記複数の弁
    別回路の出力と前記データ記憶手段から出力され
    たデータを入力し演算する演算回路とを備え、該
    演算回路の演算結果に基いてアンロツク状態を判
    別することを特徴とするPLLのアンロツク検出
    回路。
JP61170636A 1986-07-18 1986-07-18 Pllのアンロツク検出回路 Granted JPS6327125A (ja)

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JPS6327125A JPS6327125A (ja) 1988-02-04
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JP2582774B2 (ja) * 1987-04-22 1997-02-19 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置及びpll回路

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JPS6327125A (ja) 1988-02-04

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