JPH0545039A - 輸送用冷蔵庫 - Google Patents

輸送用冷蔵庫

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Publication number
JPH0545039A
JPH0545039A JP20175991A JP20175991A JPH0545039A JP H0545039 A JPH0545039 A JP H0545039A JP 20175991 A JP20175991 A JP 20175991A JP 20175991 A JP20175991 A JP 20175991A JP H0545039 A JPH0545039 A JP H0545039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
refrigerator
compressor
evaporator
transportation
Prior art date
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Pending
Application number
JP20175991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Gamou
竜己 蒲生
Naochika Kokubo
尚躬 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0545039A publication Critical patent/JPH0545039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送時のコンプレッサのオイル潤滑を良好に
し、コンデンサへの排熱風の回込みを防止する輸送用冷
蔵庫を提供する。 【構成】 輸送用冷蔵庫1は、断熱箱3の上部開口部3
aに断熱板5と冷機ユニット8が配設される。冷機ユニ
ット8は、縦型のコンプレッサ11、コンデンサ10お
よびエバポレータ12を有する。断熱板5は、輸送用冷
蔵庫1の前後方向に高低差のある上段5aおよび下段5
bを有する。断熱板5の頂部に設けられるコンデンサ1
0には、前方向に開口する外気吸込口18と上方向に開
口する外気吹出口19が形成される。コンプレッサ11
は、断熱板5の下段5bの頂部に設けられる。断熱板5
の上段5aの底部に設けられるエバポレータ12は、断
熱箱3の横方向に開口する内気吸込口28と前方向に開
口する内気吹出口29とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輸送用冷蔵庫に関する
もので、詳細には、食品等を運搬する輸送機に積載可能
な輸送用冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、輸送用冷蔵庫としては、特開
昭61−153474号公報に開示されるものが知られ
ている。この輸送用冷蔵庫は、平板状の断熱板の頂部に
コンプレッサおよびコンデンサを備え、断熱板の底部に
エバポレータを備えている。この場合、コンプレッサに
は、横型コンプレッサが採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−153474号公報に開示される従来の輸送用冷
蔵庫によると、横型コンプレッサを用い、かつコンプ
レッサとエバポレータに高低差があるため、輸送時に冷
蔵庫本体が傾斜すると、エバポレータに流出したコンプ
レッサ潤滑オイルの戻りが不十分になり、コンプレッサ
が焼付きを起こしやすい、複数の冷蔵庫本体を輸送機
に並べて積載した場合、排気口から吹出す排熱風がコン
デンサの吸入口に回り込みやすいという問題がある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、輸送時のコンプレッサのオイル潤
滑を良好にするとともに、コンデンサへの排熱風の回り
込みを防止するようにした輸送用冷蔵庫を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による輸送用冷蔵庫は、断熱箱の上端開口部に
冷機ユニットを配設する輸送用冷蔵庫において、前記断
熱箱の上端開口部を封鎖するとともに、高低差のある上
段および下段を有する断熱板と、前記断熱板の頂部に設
けられ、外気吸込口と外気を上方向に排出する外気吹出
口と有するコンデンサと、前記断熱板の下段頂部に設け
られる縦型のコンプレッサと、前記断熱板の上段底部に
設けられ、内気を横方向から吸込む内気吸込口と内気を
前方向に吹出す内気吹出口とを有するエバポレータとを
備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の輸送用冷蔵庫によると、縦型コンプレ
ッサおよびエバポレータの取付位置に高低差が少ないの
で、コンプレッサオイルの戻り性が向上する。また、コ
ンデンサ前方に開口する外気吸込口から外気を導入し、
コンデンサ上方に開口する外気吹出口から外気を排出す
るので、外気吹出口からの排熱風が外気吸入口へ回り込
みにくい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1実施例による輸送用冷蔵庫を図1〜
図6に示す。図2に示すように、輸送用冷蔵庫1は、扉
2を有する断熱箱3の底部に車輪4が取付けられる。断
熱箱3はその天井部に開口部3aを有する。開口部3a
には、前後方向に高低差のある段部を有する断熱板5が
設けられている。この段部は、後述するように、エバポ
レータ12からコンプレッサ11へのオイル戻りを確実
に戻すために設けられる。断熱板5は、扉2側に連なる
上段5aと断熱箱3の背面3bに連なる下段5bとを有
する。
【0008】冷機ユニット8は、コンデンサ10、コン
プレッサ11およびエバポレータ12から構成される。
断熱板5の頂部(高温側)にコンデンサ10およびコン
プレッサ11が固定され、断熱板5の底部(低温側)に
エバポレータ12が固定される。コンデンサ10は、断
熱板5の上段5aおよび下段5bを覆うように形成され
たコンデンサケース15内にコア部16が収納される。
図3に示すように、コア部16は、板状に配列したスパ
インフィンチューブ17が前方向上向きに傾斜を付けて
断熱板5の上段5aに固定される。コンデンサケース1
5内に外気を導入するための外気吸入口18は、コア部
16の前方のケース端面に形成され、また、外気吹出口
19は、断熱板5の下段5b上方のケース頂面に形成さ
れている。外気吹出口19には、外気吸入口18から取
入れた外気を外気吹出口19から排出するコンデンサフ
ァン20が設けられる。
【0009】コンプレッサ11は、縦型のもので、断熱
板5の下段5bのほぼ中央部に固定される。断熱板5の
上段5a底部に固定されるエバポレータ12は、図4に
示すように、板状のエバポレータケース23内にスパイ
ンフィンチューブ24からなる冷却部25を有する。冷
却部25の上流側は、キャピラリ26(図1参照)によ
りコンデンサ10のコア部16の下流側に接続される。
薄型のエバポレータケース23に設けられるスパインフ
ィンチューブ24は、蛇行状のもので、霜詰まりを少な
くするために、前後方向および上下方向に所定の間隔を
設けて配設される。内気吸入口28はケース両側端面に
形成され、内気吹出口29はケース前方向端面に形成さ
れる。断熱箱3内に冷気を循環するエバポレータファン
30は、内気吹出口29に設けられる。
【0010】図1に示すように、冷却温度を制御するコ
ントローラ31は、コンプレッサ11の側方部の断熱板
5に固定される。コントローラ31に冷蔵庫内の温度信
号を出力するセンサ32は、エバポレータ12の内気吸
入口28に設けられる。図5に示すように、コンプレッ
サ11から送られる冷媒は、コンデンサ10、キャピラ
リ26およびエバポレータ12を循環し再びコンプレッ
サ11に戻り冷凍サイクルを形成する。コントローラ3
1は、センサ32の温度信号に基づいてエバポレータフ
ァン30およびコンプレッサ11の作動を制御する。
【0011】一般に、コンプレッサ11からエバポレー
タ12へ流出した潤滑オイルは、エバポレータ12内で
冷却されると、比較的低温となり滞留しやすい。また、
輸送用冷蔵庫1が傾くと、コンプレッサ11とエバポレ
ータ12の高低差により潤滑オイルはコンプレッサ11
に戻りにくくなる。本実施例の輸送用冷蔵庫1による
と、図1に示すように、コンプレッサ11とエバポレー
タ12が断熱板5を挟んで互いに反対側に固定されるの
で、エバポレータ12とコンプレッサ11の取付位置に
高低差が少ない。このため、輸送時に輸送用冷蔵庫1が
傾いた場合でもエバポレータ12およびコンプレッサ1
1間のオイル戻り性を向上することができる。
【0012】また、図6に示すように、複数の輸送用冷
蔵庫1をトラック40の荷台41に積込んで運搬する場
合、コンデンサケース15からの排熱風は、外気吹出口
19から上方に排出されるため、隣合う輸送用冷蔵庫1
の外気吸入口18に回り込みにくい。輸送品の収納性に
ついては、断熱箱3の内部3c(図2参照)にエバポレ
ータ12の直下まで輸送品を積上げる場合、内気吸入口
28および内気吹出口29に空気流路が充分に確保され
るので、冷却風の循環を妨げることがなく、大きな容積
内に輸送品を積上げられる。この場合、内気吸入口28
および内気吹出口29を通過する冷気は、エバポレータ
12側面に開口されるから輸送品によって妨げられるこ
となく冷蔵庫内を充分に冷却する。
【0013】さらに、冷機ユニット8は、比較的薄型の
構成であるので、断熱箱3に比較的簡単に取付けること
ができ、また蓄冷剤等の付加機能を増設しやすいものと
なっている。本発明の第2実施例による輸送用冷蔵庫を
図7に示す。第2実施例による輸送用冷蔵庫41は、断
熱箱3の背部内壁面3dにエバポレータ42を縦向きに
固定している。エバポレータ42の下部に形成される内
気吸入口43は、断熱箱3の側壁側に開口する。エバポ
レータ42の上部に形成される内気吹出口44は、前方
扉側に開口する。エバポレータファン45は内気吹出口
44に設けられる。なお、第2実施例において第1実施
例と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、説明
を省略する。
【0014】輸送用冷蔵庫41によると、第1実施例の
輸送用冷蔵庫の効果に加え、輸送品の収納スペースが断
熱板5の上段5aの真下まで確保されるので、輸送品の
高さ方向の収納スペースを大きくすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の輸送用冷
蔵庫によれば、縦型コンプレッサを採用するとともに、
コンプレッサとエバポレータとの高低差を少なくしたの
で、輸送時のコンプレッサのオイル潤滑を確実に向上す
ることができる。また、複数の輸送用冷蔵庫を積込む場
合に排熱風がコンデンサに回り込むのを抑えることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による輸送用冷蔵庫の冷機
ユニットを示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による輸送用冷蔵庫を示す
一部切欠断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による輸送用冷蔵庫を示す
平面図である。
【図4】本発明の第1実施例によるエバポレータを示す
透視図である。
【図5】本発明の第1実施例による冷凍サイクルを示す
冷媒回路図である。
【図6】本発明の第1実施例による複数個の輸送用冷蔵
庫の運搬状態を示す概略斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例による輸送用冷蔵庫を示す
一部切欠断面図である。
【符号の説明】
1 輸送用冷蔵庫 3 断熱箱 3a 開口部 5 断熱板 5a 上段 5b 下段 8 冷機ユニット 10 コンデンサ 11 コンプレッサ(縦型のコンプレッサ) 12 エバポレータ 18 外気吸込口 19 外気吹出口 28 内気吸込口 29 内気吹出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱の上端開口部に冷機ユニットを配
    設する輸送用冷蔵庫において、 前記断熱箱の上端開口部を封鎖するとともに、高低差の
    ある上段および下段を有する断熱板と、 前記断熱板の頂部に設けられ、外気吸込口と外気を上方
    向に排出する外気吹出口と有するコンデンサと、 前記断熱板の下段頂部に設けられる縦型のコンプレッサ
    と、 前記断熱板の上段底部に設けられ、内気を横方向から吸
    込む内気吸込口と内気を前方向に吹出す内気吹出口とを
    有するエバポレータとを備えたことを特徴とする輸送用
    冷蔵庫。
JP20175991A 1991-08-12 1991-08-12 輸送用冷蔵庫 Pending JPH0545039A (ja)

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JP20175991A JPH0545039A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 輸送用冷蔵庫

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JPH0545039A true JPH0545039A (ja) 1993-02-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088214A1 (ja) * 2004-03-17 2005-09-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 冷蔵庫
JP2007017022A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007040577A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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