JPH054482A - Ic部品の製造方法 - Google Patents
Ic部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH054482A JPH054482A JP3183766A JP18376691A JPH054482A JP H054482 A JPH054482 A JP H054482A JP 3183766 A JP3183766 A JP 3183766A JP 18376691 A JP18376691 A JP 18376691A JP H054482 A JPH054482 A JP H054482A
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- JP
- Japan
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- chip
- connection hole
- connection
- copper foil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】基材の接続孔が導電性部材に覆われて信頼性が
高く、基材厚さ、バンプ高さなど制限の少ない安価なI
C部品の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】接続孔6を有した絶縁性の基材1の一面側に配
線パタ−ンや接続端子を構成する銅箔3を設け、上記基
材1の他面側に回路面側を対向させるとともに接続端子
4を上記接続孔6に位置させてICチップ2を取り付
け、上記基材1の接続孔6に対向する銅箔3の部位を接
続孔6内に押し込んでICチップ2側に変形させてIC
チップ2の接続端子4に接続させる。
高く、基材厚さ、バンプ高さなど制限の少ない安価なI
C部品の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】接続孔6を有した絶縁性の基材1の一面側に配
線パタ−ンや接続端子を構成する銅箔3を設け、上記基
材1の他面側に回路面側を対向させるとともに接続端子
4を上記接続孔6に位置させてICチップ2を取り付
け、上記基材1の接続孔6に対向する銅箔3の部位を接
続孔6内に押し込んでICチップ2側に変形させてIC
チップ2の接続端子4に接続させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、ICモジュ
−ルなどのIC部品を製造する方法に関する。
−ルなどのIC部品を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ICモジュ−ルは、たとえば、基材の一
側面側に配線パタ−ンや接続端子を構成する銅箔を設
け、この銅箔面側にICチップの回路面を重ねるように
接続して製造される。
側面側に配線パタ−ンや接続端子を構成する銅箔を設
け、この銅箔面側にICチップの回路面を重ねるように
接続して製造される。
【0003】しかしながら、この場合には、ICチップ
の外周部でのみしか、ICチップを接続できず、また、
基材の反対面に配線する場合には、両面基板が必要にな
っていた。
の外周部でのみしか、ICチップを接続できず、また、
基材の反対面に配線する場合には、両面基板が必要にな
っていた。
【0004】そこで、基材に接続孔を設け、この基材の
一面側に銅箔、他面側にICチップを取り付け、上記接
続孔に金、半田などのバンプを設けることにより、上記
ICチップと銅箔を接続して製造する方法が開発されて
いる。
一面側に銅箔、他面側にICチップを取り付け、上記接
続孔に金、半田などのバンプを設けることにより、上記
ICチップと銅箔を接続して製造する方法が開発されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には、基材の厚さをあまり厚くできず、厚さに制限を
受けるとともに、厚いバンプを作ることも困難なものと
なっていた。
合には、基材の厚さをあまり厚くできず、厚さに制限を
受けるとともに、厚いバンプを作ることも困難なものと
なっていた。
【0006】また、基材の接続孔が完全に覆われないた
め、樹脂による封止が必要となり、信頼性に欠けるとい
う問題があった。
め、樹脂による封止が必要となり、信頼性に欠けるとい
う問題があった。
【0007】そこで、この発明は、基材の厚さやバンプ
高さなど制限が少なく、また、基材の接続孔を箔状の導
電性部材により完全に覆うことができるようにしたIC
部品の製造方法を提供することを目的とする。
高さなど制限が少なく、また、基材の接続孔を箔状の導
電性部材により完全に覆うことができるようにしたIC
部品の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、接続孔を有した絶縁性の基材の一面側に配線
パタ−ンや接続端子を構成する箔状の導電性部材を設
け、上記基材の他面側に回路面側を対向させるとともに
接続端子を上記接続孔に位置させてICチップを取り付
け、上記基材の接続孔に対向する導電性部材の部位を接
続孔内に押し込んで上記ICチップ側に変形させてIC
チップの接続端子に接続させる。
するため、接続孔を有した絶縁性の基材の一面側に配線
パタ−ンや接続端子を構成する箔状の導電性部材を設
け、上記基材の他面側に回路面側を対向させるとともに
接続端子を上記接続孔に位置させてICチップを取り付
け、上記基材の接続孔に対向する導電性部材の部位を接
続孔内に押し込んで上記ICチップ側に変形させてIC
チップの接続端子に接続させる。
【0009】
【作用】箔状の導電性部材を接続孔側に押し曲げてIC
チップに接続することにより、基材厚さおよびバンプ厚
さに制限を受けることなく、接続することができる。
チップに接続することにより、基材厚さおよびバンプ厚
さに制限を受けることなく、接続することができる。
【0010】基材の接続孔が箔状の導電性部材により覆
われ、ICチップの保護効果が向上する。
われ、ICチップの保護効果が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明をICカ−ド用のICモジュ
−ルに応用した例を示す。
−ルに応用した例を示す。
【0013】図中1は基板(基材)で、この基板1は例
えば、厚さ75mmのポリイミドによって構成されてい
る。この基板1には所定間隔を存して接続孔6,6が穿
設されている。上記基板1の下面側には接着剤5を介し
てICチップ2が取り付けられている。上記接着剤5は
エポキシ樹脂のような熱硬性のもの、あるいは、ホット
メルト系のものいが用いられている。
えば、厚さ75mmのポリイミドによって構成されてい
る。この基板1には所定間隔を存して接続孔6,6が穿
設されている。上記基板1の下面側には接着剤5を介し
てICチップ2が取り付けられている。上記接着剤5は
エポキシ樹脂のような熱硬性のもの、あるいは、ホット
メルト系のものいが用いられている。
【0014】上記基板1の上面側には、たとえば、厚さ
は3μm の表面金メッキを有した銅箔(導電性部材)3
が設けられ、ICカ−ドのコンタクトになる。
は3μm の表面金メッキを有した銅箔(導電性部材)3
が設けられ、ICカ−ドのコンタクトになる。
【0015】また、上記ICチップ2上には金または、
ハンダによって構成されるバンプ4が設けられている。
ハンダによって構成されるバンプ4が設けられている。
【0016】次ぎに、上記ICモジュ−ルの製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0017】まず、図2に示すように、基板1上に銅箔
3を設ける。そして、この銅箔3の接続孔6,6に対向
する部分を図3に示すように、ツ−ル8で加圧して接続
孔6,6内に押し込む。この銅箔3の変形量はICモジ
ュ−ル完成時よりも大きくされている。
3を設ける。そして、この銅箔3の接続孔6,6に対向
する部分を図3に示すように、ツ−ル8で加圧して接続
孔6,6内に押し込む。この銅箔3の変形量はICモジ
ュ−ル完成時よりも大きくされている。
【0018】しかるのち、基板1の下面側に接着剤5を
介してICチップ2を取り付けて銅箔3とバンプ4,4
を接続して完成する。
介してICチップ2を取り付けて銅箔3とバンプ4,4
を接続して完成する。
【0019】なお、上記実施例では、銅箔3を変形させ
てから、ICチップ2を取り付けたが、これに限られ
ず、銅箔3の変形とICチップ2の取り付けを同時に行
ってもよい。
てから、ICチップ2を取り付けたが、これに限られ
ず、銅箔3の変形とICチップ2の取り付けを同時に行
ってもよい。
【0020】また、バンプ4はICチップ2ではなく、
銅箔3側に設けてもよい。
銅箔3側に設けてもよい。
【0021】上述したように、基板1の接続孔6,6に
対向する箔状導電性部材3の部位を接続孔6,6内に押
し込んでICチップ2側に変形させてICチップ2の接
続端子4,4に接続させるから、基板1の厚さや、IC
チップ2のバンプ高さの制約がすくない。
対向する箔状導電性部材3の部位を接続孔6,6内に押
し込んでICチップ2側に変形させてICチップ2の接
続端子4,4に接続させるから、基板1の厚さや、IC
チップ2のバンプ高さの制約がすくない。
【0022】また、基板1の接続部穴6が銅箔3の変形
部7で覆われるため、ICチップ2の保護効果が高い。
部7で覆われるため、ICチップ2の保護効果が高い。
【0023】さらに、ICモジュ−ル完成時よりも銅箔
3の変形量を大きくするため、ICチップ2接続後の残
留応力により、接続強度を向上できる。
3の変形量を大きくするため、ICチップ2接続後の残
留応力により、接続強度を向上できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、基材の接
続孔に対向する箔状導電性部材の部位を接続孔内に押し
込んでICチップ側に変形させてICチップの接続端子
に接続させるから、基材の厚さや、ICチップのバンプ
高さの制約がすくない。
続孔に対向する箔状導電性部材の部位を接続孔内に押し
込んでICチップ側に変形させてICチップの接続端子
に接続させるから、基材の厚さや、ICチップのバンプ
高さの制約がすくない。
【0025】また、基材の接続孔が箔状導電性部材によ
って覆われるため、ICチップの保護効果も高い。
って覆われるため、ICチップの保護効果も高い。
【図1】本発明の一実施例であるICカ−ドを示す側断
面図。
面図。
【図2】図1のICカ−ドの製造工程を示す説明図。
【図3】図1のICカ−ドの製造工程を示す説明図。
1…基材、2…ICチップ、3…箔状の導電性部材、
4,4…接続端子、6,6…接続孔。
4,4…接続端子、6,6…接続孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 接続孔を有した絶縁性の基材の一面側に
配線パタ−ンや接続端子を構成する箔状の導電性部材を
設け、上記基材の他面側に回路面側を対向させるととも
に接続端子を上記接続孔に位置させてICチップを取り
付け、上記基材の接続孔に対向する導電性部材の部位を
接続孔内に押し込んで上記ICチップ側に変形させて上
記ICチップの接続端子に接続させることを特徴とする
IC部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183766A JPH054482A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Ic部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183766A JPH054482A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Ic部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054482A true JPH054482A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16141599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183766A Pending JPH054482A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Ic部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002231762A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法とicチップ実装体 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183766A patent/JPH054482A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002231762A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法とicチップ実装体 |
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