JPH0544805U - シート袋詰め装置 - Google Patents

シート袋詰め装置

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JPH0544805U
JPH0544805U JP1294091U JP1294091U JPH0544805U JP H0544805 U JPH0544805 U JP H0544805U JP 1294091 U JP1294091 U JP 1294091U JP 1294091 U JP1294091 U JP 1294091U JP H0544805 U JPH0544805 U JP H0544805U
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JP
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sheet
brush
microfilm
taken out
suction device
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JP1294091U
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忠司 板垣
真治郎 岩間
勇 根岸
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東芝エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】積載されたシートから一枚のみを確実に取り出
すことができるシート袋詰め装置を提供することを目的
とする。 【構成】複数枚のシート2が積載されたシートホルダー
1と、このシートホルダー1の上部に設けられ、袋詰め
するシート2を取り出す場合には、下降してシートホル
ダー1の最上部のシー2トの上面を吸引して上方に取り
出す吸引器5と、この吸引器5と一体的に設けられ、こ
の吸引器5により取り出されるシート2の表面を除電す
る除電ブラシ9と、シートホルダー1の側面であってシ
ートホルダー1の最大積載時の最上部のシート2の位置
より上部の位置に設けられ、吸引器5により取り出され
るシート2の一辺に当接する分離ブラシ10と、この分
離ブラシ10の近傍に設けられ、この分離ブラシに当接
するシート2に向けてエアーを噴出するエアー噴出器1
1とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [考案の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば複数枚のマイクロフィルム(シート)が積載されているホル ダーからマイクロフィルムを1枚づつ取り出しビニール袋に袋詰めするシート袋 詰め装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
一般に、マイクロフィルムは、埃の付着や傷を避けるため、ビニール袋に袋詰 めされる。従来、このような袋詰めをする作業は、人手により行われていた。し かし、人手による作業では、特に多数を袋詰めする場合に、極めて繁雑であると いう問題があった。
【0004】 このため、このような袋詰めをする作業を人手によることなく自動的に行うた めの装置の開発が進められている。このような装置は、例えば複数枚のマイクロ フィルム(シート)が積載されているホルダーからマイクロフィルムを1枚づつ 取り出しビニール袋に袋詰めするものである。
【0005】 しかしながら、このような装置では、積載されたマイクロフィルムから一枚の みを取り出すことは極めて困難である。すなわち、一般的にマイクロフィルムの 表面には、静電気が帯電していること等が多く、例えば吸引器により一枚のみを 取り出そうとしても、2,3枚が同時に取り出されてしまうからである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このようにマイクロフィルムをビニール袋に袋詰めする従来の装置においては 、静電気等の影響により積載されたマイクロフィルムから一枚のみを取り出すこ とは極めて困難である。
【0007】 そこで、本考案は、積載されたシートから一枚のみを確実に取り出すことがで きるシート袋詰め装置を提供することを目的とする。
【0008】 [考案の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、積載されたシートを1枚づつ取り出し順次ビニール袋に袋詰めして いくシート袋詰め装置において、複数枚のシートが積載されたシートホルダーと 、このシートホルダーの上部に設けられ、袋詰めするシートを取り出す場合には 、下降してシートホルダーの最上部のシートの上面を吸引して上方に取り出す吸 引器と、この吸引器と一体的に設けられ、この吸引器により取り出されるシート の表面を除電する除電ブラシと、前記シートホルダーの側面であって前記シート ホルダーの最大積載時の最上部のシートの位置より上部の位置に設けられ、前記 吸引器により取り出されるシートの一辺に当接する分離ブラシと、この分離ブラ シの近傍に設けられ、この分離ブラシに当接するシートに向けてエアーを噴出す るエアー噴出器とを具備するものである。
【0010】 また、前記分離ブラシが、前記シートの取り出し方向と逆方向に向けて回動す る回動ブラシであることを特徴とする。
【0011】
【作用】
本考案では、まず除電ブラシにより吸引器により取り出されるシートの表面を 除電し、分離ブラシにより同時に取り出された複数枚のシートに隙間を生じさせ 、その隙間に向けてエアー噴出器によりエアーを噴出しているので、積載された シートから一枚のみを確実に取り出すことができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づき説明する。
【0013】 図2は本考案の一実施例に係るシート袋詰め装置の概略構成を示す図である。 同図において、1はマイクロフィルム2が多数積載されたマイクロフィルム取 り出し部である。このマイクロフィルム取り出し部1の下流には、ビニール袋4 が多数積載されたビニール袋取り出し部3が設けられている。
【0014】 マイクロフィルム取り出し部1より1枚のマイクロフィルム2が吸引器5によ り吸引して取り出され、ビニール袋取り出し部3に並設された袋詰め部6に搬送 されるようになっている。また、ビニール袋取り出し部3より1枚のビニール袋 4が吸引器7により吸引して取り出され、袋詰め部6に搬送されるようになって いる。そして、袋詰め部6において、ビニール袋4にマイクロフィルム2が袋詰 めされるようになっている。なお、マイクロフィルム2は、ロール8から取り出 されるものであってもよい。
【0015】 図1はマイクロフィルム取り出し部1の構成を示す図である。
【0016】 同図に示すように、マイクロフィルム取り出し部1の上部に、上記吸引器5が 位置するようにされている。この吸引器5は、袋詰めするマイクロフィルム2を 取り出す場合には、下降してマイクロフィルム取り出し部1の最上部のマイクロ フィルム2の上面を吸引して上方に取り出すようにされている。この吸引器5に は、この吸引器5により取り出されるマイクロフィルム2の表面を除電する除電 ブラシ9が一体的に設けられている。
【0017】 また、マイクロフィルム取り出し部1の側面であってマイクロフィルム取り出 し部1の最大積載時の最上部のマイクロフィルム2の位置より上部の位置には、 吸引器5により取り出されるマイクロフィルム2の一辺に当接する分離ブラシ1 0が設けられている。この分離ブラシ10の近傍には、この分離ブラシ10に当 接するマイクロフィルム2に向けてエアーを噴出するエアー噴出器11が設けら れている。なお、上記分離ブラシ10は、マイクロフィルム2の取り出し方向と 逆方向に向けて回動する回動ブラシとされている。
【0018】 次に、このように構成されたマイクロフィルム取り出し部1における動作を図 3に基づき説明する。
【0019】 まず、初期状態より(同図A)、下降してきた吸引器5が積載された最上部の マイクロフィルム2の上面を吸引して取り出しつつ除電ブラシ9が表面を除電す る(同図B)。次に、回動する分離ブラシ10が吸引器5により取り出されるマ イクロフィルム2の一辺に当接しつつエアー噴出器11よりマイクロフィルム2 に向けてエアーが噴出される(同図C)。これにより、マイクロフィルム2が分 離され、1枚のマイクロフィルム2が取り出され、袋詰め部6に搬送されること になる(同図D)。
【0020】 このように本実施例装置では、除電ブラシ9によりマイクロフィルム2の表面 を除電し、かつ分離ブラシ10により同時に取り出された複数枚のマイクロフィ ルム2に隙間を生じさせ、その隙間に向けてエアー噴出器11によりエアーを噴 出しているので、積載されたマイクロフィルム2から一枚のみを確実に取り出す ことができる。
【0021】 なお、本考案の分離ブラシは、必ずしも回動ブラシである必要はなく、固定式 のブラシであってもよい。但し、その場合、図4に示すように、2段構成のブラ シ12、13とし、これらブラシ12、13の間にエアー噴出器11を設けるよ うにした方がより確実にマイクロフィルム2を分離できる。また、その際、マイ クロフィルム2を複数回上下動させブラシ12、13に複数回当接させることで 、さらに確実にマイクロフィルム2を分離できる。
【0022】 また、本実施例ではマイクロフィルムにつていの説明をしたが、本考案のシー トは、マイクロフィルムに限定されるものではなく、シート状のものであれば実 施可能である。更に、前記シートはシート2枚からなる袋状のものでも実施可能 である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案よれば、積載されたシートから一枚のみを確実に 取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るマイクロフィルム取り
出し部の構成を示す図である。
【図2】本考案の一実施例に係るシート袋詰め装置の概
略構成を示す図である。
【図3】本実施例の動作を説明するための図である。
【図4】本考案の分離ブラシの他の例を示す図である。
【符号の説明】
2………マイクロフィルム 5………吸引器 9………除電ブラシ 10………分離ブラシ 11………エアー噴出器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載されたシートを1枚づつ取り出し順
    次ビニール袋に袋詰めしていくシート袋詰め装置におい
    て、 複数枚のシートが積載されたシートホルダーと、 このシートホルダーの上部に設けられ、袋詰めするシー
    トを取り出す場合には、下降してシートホルダーの最上
    部のシートの上面を吸引して上方に取り出す吸引器と、 この吸引器と一体的に設けられ、この吸引器により取り
    出されるシートの表面を除電する除電ブラシと、 前記シートホルダーの側面であって前記シートホルダー
    の最大積載時の最上部のシートの位置より上部の位置に
    設けられ、前記吸引器により取り出されるシートの一辺
    に当接する分離ブラシと、 この分離ブラシの近傍に設けられ、この分離ブラシに当
    接するシートに向けてエアーを噴出するエアー噴出器と
    を具備することを特徴とするシート袋詰め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート袋詰め装置におい
    て、 前記分離ブラシが、前記シートの取り出し方向と逆方向
    に向けて回動する回動ブラシであることを特徴とするシ
    ート袋詰め装置。
JP1294091U 1991-03-08 1991-03-08 シート袋詰め装置 Expired - Lifetime JP2544384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1294091U JP2544384Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 シート袋詰め装置

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JP1294091U JP2544384Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 シート袋詰め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0544805U true JPH0544805U (ja) 1993-06-15
JP2544384Y2 JP2544384Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=11819287

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JP1294091U Expired - Lifetime JP2544384Y2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 シート袋詰め装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101633903B1 (ko) * 2015-05-20 2016-06-27 임무섭 회전 브레이크부가 포함된 마스크팩용 시트 자동분리장치
KR20160136701A (ko) * 2015-05-20 2016-11-30 임무섭 마스크팩용 시트 자동분리장치
KR20180058965A (ko) * 2016-11-25 2018-06-04 인천대학교 산학협력단 마스크 팩 자동 포장 장치

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KR20160136701A (ko) * 2015-05-20 2016-11-30 임무섭 마스크팩용 시트 자동분리장치
KR20180058965A (ko) * 2016-11-25 2018-06-04 인천대학교 산학협력단 마스크 팩 자동 포장 장치

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