JPH0544750B2 - - Google Patents

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JPH0544750B2
JPH0544750B2 JP58040959A JP4095983A JPH0544750B2 JP H0544750 B2 JPH0544750 B2 JP H0544750B2 JP 58040959 A JP58040959 A JP 58040959A JP 4095983 A JP4095983 A JP 4095983A JP H0544750 B2 JPH0544750 B2 JP H0544750B2
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JP58040959A
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JPS59167810A (ja
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Tsuneo Furuya
Katsuya Hori
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to US06/672,267 priority patent/US4644544A/en
Priority to EP84901104A priority patent/EP0144431B1/en
Priority to AU25791/84A priority patent/AU575042B2/en
Priority to PCT/JP1984/000099 priority patent/WO1984003808A1/ja
Priority to AT84901104T priority patent/ATE57780T1/de
Priority to DE8484901104T priority patent/DE3483460D1/de
Publication of JPS59167810A publication Critical patent/JPS59167810A/ja
Priority to US07/270,051 priority patent/USRE33332E/en
Publication of JPH0544750B2 publication Critical patent/JPH0544750B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1813Pulse code modulation systems for audio signals by adding special bits or symbols to the coded information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、デイジタル情報信号を記録媒体、
光フアイバーなどの伝送路を介して伝送する場合
に適用されるエラー訂正装置に関する。
「背景技術とその問題点」 光学式のデイジタルオーデイオデイスク(コン
パクトデイスクと称される)には、デイジタルオ
ーデイオ信号からなるメインチヤンネルと制御
用、表示用などのデータからなるサブチヤンネル
とがスパイラル状の信号トラツクに記録される。
メインチヤンネルとサブチヤンネルとの各々でエ
ラー訂正符号化の処理が行なわれる。サブチヤン
ネルには、P、Q、R、S、T、U、V、Wと称
される8チヤンネルが定められている。このうち
のPチヤンネル及びQチヤンネルは、コンパクト
デイスクの再生時のプログラムの選択に用いら
れ、残りのR〜Wの6チヤンネルには、表示用デ
ータ或いは音声データが挿入される。例えばメイ
ンチヤンネルに記録されている音楽の作曲者、演
奏者などを解説するためのデータがR〜Wの6チ
ヤンネルに記録される。
このサブチヤンネルのデータには、実際に記録
されているデータの種類を表わしたり、サブチヤ
ンネルのデータを処理するためのインストラクシ
ヨンなどの制御データが含まれている。この制御
データは、サブチヤンネルの表示又はオーデイオ
データを正しく処理するうえで必要であり、その
重要度は、表示又はオーデイオデータと比して高
く、したがつて、再生時に、この制御データにエ
ラーが含まれることをなるべく防止する必要があ
る。例えば制御データの1ビツトでもエラーにな
ると、表示用のデータがオーデイオデータとして
誤つて処理され、スピーカから異常音が発生する
事態が生じる。
このコンパクトデイスクのサブチヤンネルのデ
ータに限らず、伝送されるデータの種類が同一で
ない場合がある。例えば既存の電話回線網、光伝
送路を用いて、家庭用のテレビ受像機を表示装置
として用いるビデオテツクスシステムにおいて
は、図形情報を伝送するのに、基本要素を表わす
コマンド以外に特殊コマンドとしてコントロール
コマンドが用いられる場合がある。
「発明と目的」 この発明は、同一の伝送路を通じて伝送される
データ中に異なる種類のデータが含まれる場合
に、より重要なデータに対しては、それ以外のデ
ータと共に共通にエラー検出又はエラー訂正の処
理がされると共に、独自のエラー検出又はエラー
訂正の処理がされている場合のエラー訂正復号の
処理を行なうエラー訂正装置を提案するものであ
る。
「発明の概要」 この発明は、第1の情報を有するn個のシンボ
ル(又はビツト、以下同じ)及びm個のシンボル
のデータに対し、 n個のシンボルに対するk個のシンボルの冗長
コードを発生する第1のエラー検出コード又はエ
ラー訂正コードのエンコードプロセスと、 (n+k+m)個のシンボルに対する1個のシ
ンボルの冗長コードを発生する第2のエラー訂正
コードのエンコードプロセスと、 からなるエラー訂正符号化の処理により得られた
(n+k+m+l)個のシンボルのデータのエラ
ー訂正装置であつて、 (n+k)個のシンボルが供給され、少なくと
も、エラー検出を行なうことにより、エラーの状
態を示す第1のフラツグ信号を発生する第1の復
号器と、 第1の複号器により訂正された(n+k)個の
シンボルと受信された(m+l)個のシンボルが
供給され、エラー検出を行なうことにより、エラ
ーの状態を示す第2のフラツグ信号を発生し、第
1のフラツグ信号及び第2のフラツグ信号を用い
てエラー訂正を行なう第2の復号器と を備えるエラー訂正装置である。
「実施例」 この発明の一実施例は、コンパクトデイスクの
サブチヤンネルのデータのエラー訂正装置に対し
てこの発明を適用したものである。
コンパクトデイスクに記録される信号のデータ
構成について第1図及び第2図を参照して説明す
る。
第1図は、コンパクトデイスクに記録されてい
るデータストリームを示すものである。記録デー
タの588ビツトを1フレームとし、この1フレー
ム毎に特定のビツトパターンのフレーム同期パル
スFSが先頭に付加されている。フレーム同期パ
ルスFSの後には、3ビツトの直流分抑圧ビツト
RBが設けられ、更に、その後に各々が14ビツト
の0〜32番のデータビツトDBと、3ビツトの直
流分抑圧ビツトRBとが交互に設けられている。
このデータビツトDBのうちで0番目のものは、
サブコーデイング信号あるいはユーザーズービツ
トと呼ばれ、デイスクの再生制御、関連する情報
の表示などに使用されるものである。1〜12、17
〜28番目のデータビツトDBは、メインチヤンネ
ルのオーデイオデータに割当てられ、残る13〜
16、29〜32番目のデータビツトDBは、メインチ
ヤンネルのエラー訂正コードのパリテイデータに
割当てられる。各データビツトDBは、記録時に
8−14変換により8ビツトのデータが14ビツトに
変換されたものである。
上述のデイジタル信号の98フレームが1ブロツ
クと呼ばれ、この1ブロツク単位で各種の処理が
行なわれている。
第2図は、直流分抑圧ビツトを除き、各データ
ビツトDBを8ビツトとして、1ブロツク(98フ
レーム)を順に並列に並べた状態を示す。0及び
1のフレームのサブコーデイング信号P〜Wは、
所定のビツトパターンであるシンクパターンを形
成している。また、Qチヤンネルに関しては、98
フレームのうちの終端側の16フレームにエラー検
出用のCRCコードが挿入されている。
Pチヤンネルは、ポーズ及び音楽を示すフラツ
グであつて、音楽で低レベル、ポーズで高レベル
とされ、リードアウト区間で2Hz周期のパルスと
される。したがつて、このPチヤンネルの検出及
び計数を行なうことによつて、指定された音楽を
選択して再生することが可能となる。Qチヤンネ
ルは、同種の制御をより複雑に行なうことがで
き、例えばQチヤンネルの情報をデイスク再生装
置に設けられたマイクロコンピユータに取り込ん
で、音楽の再生途中でも直ちに他の音楽の再生に
移行するなどのランダム選曲を行なうことができ
る。これ以外のRチヤンネル〜Wチヤンネルは、
デイスクに記録されている曲の作詞者、作曲者、
その解説、詩などを表示したり、音声で解説する
ために用いられる。
また、この1ブロツクのうちのシンクパターン
及びPチヤンネル、Qチヤンネルを除く、96フレ
ームのデータがバケツトとされる。第3図Aに示
すように、この(6×96)ビツトのバケツトは、
更に、24シンボルずつの4個のパツクに分割され
る。各パツクの最初のシンボルがコマンドであつ
て、その次の19シンボルがデータであつて、残り
の4シンボルが各パツクのエラー訂正コードのパ
リテイである。このコマンドは、第3図Bに示す
ように、3ビツトのモードと3ビツトのアイテム
からなる6ビツトのものである。
モードの3ビツトが表わす情報は、次のように
定められている。
(000):ゼロモード (001):グラフイツクモード (010):静止画モード (011):スピーチモード アイテムの3ビツトは、上述の各動作モードの
より細かな動作モードの情報を表わす。ゼロモー
ドは、サブコーテイング信号のR〜Wチヤンネル
に対して、全く情報を記録していない場合であ
る。つまり、このゼロモードでは、第4図に示さ
れるように、モード及びアイテムの6ビツトを始
めとして、パツク中の全てのビツトが0とされ
る。
また、モードの3ビツトが(001)とされるグ
ラフイツクモードでは、第4図に示すように、各
パツクのデータが配される。このグラフイツクモ
ードで、文字、文章などのフオントのグラフイツ
クを行なう場合に、アイテムの3ビツトが(001)
とされ、表示装置の表示領域全体のデータを制御
するフルグラフイツクの場合に、アイテムの3ビ
ツトが(010)とされる。このグラフイツクモー
ドの各パツクの第2番目のシンボルがインストラ
クシヨンとされる。このインストラクシヨンは、
モード及びアイテムからなるコマンドで規定され
る動作モード中で、必要とされる制御用の指令を
与えるものである。
このグラフイツクモードのコマンド及びインス
トラクシヨンの2個のシンボルに対してエラー訂
正符号化の処理がなされ、その結果の2個のシン
ボルのバリテイが付加される。また、パツク中の
16個のシンボルがデータ領域とされる。そして、
パツク中の計20個のシンボルに対してエラー訂正
符号化の処理がなされ、その結果の4個のシンボ
ルのパリテイが付加される。
静止画モード或いはスピーチモードにおいて
も、所定のコマンド及びインストラクシヨンが用
いられる場合には、上述と同様にエラー訂正符号
化の処理がなされる。
グラフイツクモードのフオントグラフイツクに
ついてより詳細に説明すると、表示画面中の使用
される領域は、スクリーン領域と呼ばれ、それ以
外の領域がボーダー(BORDER)領域と呼ばれ
る。また、表示装置としては、第5図Aに示すラ
インデイスプレイと第5図Bに示すCRTデイス
プレイとの何れかを用いる。
ラインデイスプレイのスクリーン領域は、0及
び1の2個の行アドレス(ROW)と0〜39の40
個の列アドレス(COLUMN)とによつてフオン
トの位置が指定されるもので、各フオントがパツ
クのデータによつて規定される。1個のフオント
は、(6×12)画素からなるものである。アルフ
アベツトの表示の場合は、(6×12)画素で充分
であるが、日本語(特に漢字)の表示の場合は、
(24×24)画素でもつて、1個の文字の表示が行
なわれる。
また、CRTデイスプレイのスクリーン領域は、
ラインデイスプレイを8個並べた大きさとされて
いる。したがつて、0〜15の行アドレスと0〜39
の列アドレスとによつて位置が指定されるもので
ある。
上述のラインデイスプレイ又はCRTデイスプ
レイのスクリーン領域に表示されるフオントの前
景の色又はその背景の色は、R(レツド)、G(グ
リーン)、B(ブルー)の各成分と対応する3ビツ
トによつて指定される。第6図は3ビツトで表現
される色を示すカラーテーブルである。
フオントグラフイツクのインストラクシヨン
(RSTUVWの6ビツト)は、次のように規定さ
れる。
1=000001:プリセツトスクリーン 2=000010:プリセツトボーダ 4=000100:ライトフオント(フラツシユ無し) 5=000101:ライトフオント(フラツシユ有り) 8=001000:ラインデイスプレイ上で所定の行を
スクロールレフト 16=010000:CRTデイスプレイ上で所定の行を
スクロールレフト 17=010001:CRTデイスプレイ上で所定の列を
スクロールアツプ 18=010010:CRTデイスプレイ上でスクロール
レフト 19=010011:CRTデイスプレイ上でスクロール
ライト 20=010100:CRTデイスプレイ上でスクロール
アツプ 上述のインストラクシヨンで、プリセツトスク
リーン又はプリセツトボーダ(インストラクシヨ
ン1又は2)の場合には、1パツク中の4番目の
シンボルから19番目のシンボルからなるデータ領
域は、第7図Aに示すように、4番目のシンボル
中の(RST)の3ビツトが色を指定するデータ
(COLCR)とされ、それ以外が全て0とされる。
プリセツトスクリーン(インストラクシヨン1)
は、ラインデイスプレイ及びCRTデイスプレイ
のスクリーン領域を指定された色にプリセツトす
る。プリセツトボーダ(インストラクシヨン2)
は、ラインデイスプレイ及びCRTデイスプレイ
のボーダー領域を指定された色にプリセツトす
る。
ライトフオント(インストラクシヨン4)の場
合のパツク中のデータ領域は、第7図Bに示すフ
オーマツトとされる。3ビツト(COL0)は、フ
オント中の背景の色を指定し、(COL1)は、前
景の色を指定する。RL及びCOLUMN−Lは、
ラインデイスプレイ上のフオントのアドレスであ
る。ROW−C及びCOLUMN−Cは、CRTデイ
スプレイ上のフオントのアドレスである。パツク
のデータ領域の(6×12)ビツトがフオントの画
素のデータであり、yで示すものがフオント中の
左側のトツプの画素であり、zで示すものがフオ
ント中の右側の一番下の画素である。画素が0の
時には、背景色とされ、これが1の時には、前景
色とされる。また、ライトフオント(フラツシユ
有)(インストラクシヨン5)の時のフオントは、
前景色と背景色とを交互に切替える。
また、インストラクシヨン8及びインストラク
シヨン16は、指定された行を1個のアドレスだ
け左へシフトさせる。インストラクシヨン17
は、指定された列を1個のアドレスだけ右へシフ
トさせる。インストラクシヨン18は、CRTデ
イスプレイ上の全てのフオントを1個のアドレス
だけ左へシフトさせる。インストラクシヨン19
は、CRTデイスプレイ上の全てのフオントを1
個のアドレスだけ右へシフトさせる。インストラ
クシヨン20は、CRTデイスプレイ上の全ての
フオントを1個のアドレスだけ上へシフトさせ
る。これらのインストラクシヨンと対応して、図
示せずも、パツクのデータ領域が所定のフオーマ
ツトとされる。
上述のサブコーテイング信号に関するエラー訂
正符号について説明する。(6×24)ビツトのパ
ツクに対するエラー訂正符号として、(24、20)
リードソロモン符号が用いられる。このリードソ
ロモン符号は、GF(26)(但し、GFはガロア体)
上で、多項式が(P(X)=X6+X+1)のもので
ある。このリードソロモン符号のパリテイ検査行
列Hpは、第8図に示すものが用いられる。GF
(26)上の原始元aは a=〔000010〕 のものである。
また、再生データの1パツクを第8図に示すよ
うに再生データ行列Vpで表わす。24シンボルの
夫々に対して付されたサフイツクスは、サブコー
デイング信号のシンボル番号を示し、このサフイ
ツクス中のnは、パツクの番号を意味している。
S24oは、コマンドであり、S24o+1は、インストラ
クシヨンであり、Q24o+2及びQ24o+3は、このコマ
ンド及びインストラクシヨンに対するパリテイシ
ンボルであり、P24o+20、P24o+21、P24o+22
P24o+23は、前述のようなパツクのパリテイシン
ボルである。この4個のシンボルのパリテイは、
(Hp・Vp=0)を満足するものである。
コマンド及びインストラクシヨンに対するエラ
ー訂正符号として、(4、2)リードソロモン符
号が用いられる。このリードソロモン符号は、
GF(26)上で多項式が(P(X)=X6+X+1)の
ものである。パリテイ検査行列Hq及び再生デー
タ行列Vqは、第9図に示すものである。GF(26
上の原始元aは a=〔000010〕 のものである。パリテイシンボルQ24o+2及び
Q24o+3は、(Pq・Vq=0)を満足するものであ
る。この一実施例は、(n=2)(k=2)(m=
16)(1=4)の場合である。
4個のPパリテイシンボルを含むリードソロモ
ン符号は、1個及び2個のシンボルエラーを訂正
し、3個以上のシンボルエラーを検出することが
可能である。また、2個のQシンボルを含むリー
ドソロモン符号は、1個のシンボルエラーを訂正
し、2個以上のシンボルエラーを検出することが
可能である。
第10図は、コンパクトデイスクに記録される
データを形成するための基本的構成を示す。第1
0図において、1及び2は、ステレオなど2チヤ
ンネルのオーデイオ信号がテープレコーダなどの
ソースから供給される入力端子を示す。各チヤン
ネルのオーデイオ信号がローパスフイルタ3及び
4を介してサンプルホールド回路5及び6に供給
され、更に、A/Dコンパータ7及び8によつて
1サンプルが16ビツトに変換される。この2チヤ
ンネルのオーデイオPCM信号がマルチプレクサ
9によつて1チヤンネルのものに変換されて、エ
ラー訂正エンコーダ10に供給される。
エラー訂正エンコーダ10では、オーデイオ
PCM信号をクロスインターリーブ処理してリー
ドソロモン符号によるエラー訂正可能な符号化が
なされる。クロスインターリーブ処理は、各シン
ボルが異なる2個のエラー訂正符号系列に含まれ
るように、データの順序を並び変えるものであ
る。このエラー訂正エンコーダ10の出力がマル
チプレクサ11に供給される。
また、サブコーテイング信号のPチヤンネル及
びQチヤンネルに関するエンコーダ12とRチヤ
ンネル〜Wチヤンネルに関するエンコーダ13と
が設けられ、これらの出力がマルチプレクサ14
によつて合成され、マルチプレクサ11に供給さ
れる。マルチプレクサ11の出力は、デイジタル
変調回路15に供給され、(8→14)変換の変調
を受ける。この場合、同期信号発生回路16から
のフレームシンクが混合され、出力端子17に取
り出される。Pチヤンネル及びQチヤンネルに関
するエンコーダ12は、Qチヤンネルに対して16
ビツトのCRCコードを付加する構成とされ、R
チヤンネル〜Wチヤンネルに関するエンコーダ1
3は、リードソロモン符号及びインターリーブを
用いたエラー訂正符号化を行なうものである。
また、サンプルホールド回路5,6、A/Dコ
ンバータ7,8、マルチプレクサ9,11,14
などの各回路に対して、タイミング発生回路18
で形成されたクロツクパルス、タイミング信号が
供給される。19は、マスタークロツクを発生す
るための発振器である。
第11図は、コンパクトデイスクの再生信号を
処理するための再生系の構成を示し、20で示す
入力端子に光学的にコンパクトデイスクから再生
された信号が供給される。
この再生信号が波形整形回路21を介してデイ
ジタル復調回路22、クロツク再生回路23及び
同期検出回路24に供給される。PLLの構成の
クロツク再生回路23によつて、再生データと同
期したビツトクロツクが取り出される。また、同
期検出回路24は、フレームシンクを検出すると
共に、再生データと同期するタイミング信号を発
生する構成とされており、再生系の各回路に対し
て所定のタイミング信号を供給する。
デイジタル復調回路22の出力のうちで、メイ
ンチヤンネルのデータがエラー訂正回路25にお
いてエラー検出、エラー訂正及び補間の処理を受
ける。また、サブコーデイング信号がデコーダ3
3においてエラー検出及びエラー訂正の処理を受
ける。
エラー訂正回路25の出力がデマルチプレクサ
26に供給され、2つのチヤンネルに分けられ、
各チヤンネル毎に、D/Aコンバータ27,28
とローパスフイルタ29,30を介され、出力端
子31,32に各チヤンネルの再生オーデイオ信
号が現れる。
また、デコーダ33から得られるサブコーデイ
ング信号のPチヤンネル及びQチヤンネルのデー
タがマイクロコンピユータによるシステムコント
ロール34に供給され、頭出し動作、ランダム選
曲などの動作を行なうのに用いられる。Qチヤン
ネルに含まれているタイムコードが表示部35に
供給されて表示される。
また、Rチヤンネル〜Wチヤンネルに含まれて
いる表示データがD/Aコンバータ36によりア
ナログ化され、ローパスフイルタ37を介して出
力端子38に取り出される。この表示信号は、
CRTデイスプレイに供給される。更に、Rチヤ
ンネル〜Wチヤンネルに含まれている曲の解説な
どのオーデイオデータは、D/Aコンバータ39
及びローパスフイルタ40を介して出力端子41
に取り出され、図示せずも低周波アンプを介して
スピーカに供給される。
Rチヤンネル〜Wチヤンネルに関するエンコー
ダ13は、第12図に示すエラー訂正エンコーダ
を備えている。
エラー訂正エンコーダは、破線で示すように、
前述の(4、2)リードソロモン符号のQパリテ
イ発生器51と、前述の(24、20)リードソロモ
ン符号のPパリテイ発生器52と、インターリー
ブ回路53とから構成されている。このエラー訂
正エンコーダには、n番目のパツクのS24o
S24o+1、S24o+4〜S24o+19の計18個のシンボルが入
力される。
2個のシンボルS24o、S24o+1がQパリテイ発生
器51に供給され、S24o+2〜S24o+3のパリテイシ
ンボルが発生する。このQパリテイを含む20個の
シンボルがPパリテイ発生器52に入力され、4
個のパリテイシンボルが発生する。このPパリテ
イ発生器52から出力される24個のシンボルがイ
ンターリープ回路53に供給される。
インターリープ回路53は、RAM及びそのア
ドレスコントローラで構成され、ライトアドレス
及びリードアドレスを制御することにより、入力
データの各シンボルに対して所定の遅延量が付加
された出力データを発生する。第12図では、各
シンボルに対して所定の遅延量を与える手段を理
解の容易のために複数の遅延素子として表わして
いる。この遅延素子としては、1パツク(24シン
ボル)の遅延量を与えるための遅延素子61,7
1,81と2パツクの遅延量を与えるための遅延
素子62,72,82と3パツクの遅延量の遅延
素子63,73,83と4パツクの遅延量の遅延
素子64,74,84と5パツクの遅延量の遅延
素子65,75,85と6パツクの遅延量の遅延
素子66,76,86と7パツクの遅延量の遅延
素子67,77,87とが用いられる。また、遅
延素子が挿入されていないシンボルに関しては、
遅延量が0である。このように、0〜7パツクの
8通りの遅延量の組が3個設けられている。
このインターリーブ回路53は、第13図に示
すようなインターリーブを行なう。入力データ系
列の連続する8個のパツクと、これと同一の長さ
の出力データ系列が第10図に平行して示されて
いる。入力データ系列の最初の1パツク(斜線領
域で示す)に注目すると、このパツク中の24個の
シンボルが出力データ系列において8シンボル又
は9シンボルの距離だけ離れた位置に分散され
る。出力データ系列を8シンボルの間隔で等分す
ると、最初から3番目までの8シンボルの各組の
先頭のシンボルとして注目しているパツクの3個
のシンボルが配される。4番目から6番目までの
8シンボルの各組の第2番目のシンボルとして、
上記パツクの3個のシンボルが配される。
以下、同様にして、8シンボルの組の3個毎に
1シンボルずつずれた位置に上記パツクの3個の
シンボルが配される。したがつて、第13図に示
される出力データ系列中の最後の8シンボルの3
個の組には、各組の第8番目のシンボルとして上
記パツクの3個のシンボルが配される。この8シ
ンボルの組の3個からなる24個のシンボル中で
は、上記パツクのシンボルが8シンボルずつの距
離で配置される。また、8シンボルの3個の組の
境界では、1シンボルのずれがあるため、9シン
ボルの距離が存在する。
また、8シンボルの組の中で、上記パツクのシ
ンボルの位置より前に生じた位置には、上記パツ
クより後のタイミングの複数のパツクのシンボル
が上記パツクと同様にインターリーブされて配さ
れる。更に、8シンボルの組の中で、上記パツク
のシンボルの位置より後の位置には、上記パツク
より前のタイミングの複数のパツクのシンボルが
上記パツクと同様にインターリーブされて配され
ている。
コンパクトデイスクの再生サブコーデイング信
号中のエラー状態を測定すると、4シンボル以上
のパーストエラーが殆ど発生しない。したがつ
て、(24、20)リードソロモン符号の同一系列に
含まれる24個のシンボルを上述のように分散して
記録することによつて、2個のシンボル以上がエ
ラーシンボルとなり、エラー訂正が不可能となる
ことを有効に防止することができる。
また、第12図に示すように、インターリーブ
回路53は、同一パツクに含まれるコマンド、イ
ンストラクシヨン及びこれらのQパリテイのシン
ボル同士の距離を、それ以上のシンボルと比べて
より大きくするようなインターリーブを行なう構
成とされている。このために、第12図に示すよ
うに、遅延素子の各々に対する入力シンボルの供
給ラインが全てに平行でなく、6本の斜めの供給
ラインをインターリーブ回路53が含んでいる。
このインターリーブの特徴を明確とするため
に、入力シンボルの供給ラインが全て平行と仮定
すると、1パツクの24個のシンボルとインターリ
ーブ後の出力系列中のデータ位置との対応関係
は、第14図に示すものとなる。この第14図及
び次に説明する第15図では、入力データの1パ
ツクの時間幅が本来のものの8倍に拡大されてい
る。
第14図に示すように、入力シンボルの最初の
8個のシンボルS24o、S24o+1、Q24o+2、Q24o+3……
S24o+7は、夫々0、1パツク、2パツク、33パツ
ク……7パツクの遅延量が与えられる。したがつ
て、この8個のシンボルは、出力データ系列中に
おいて、シンボル番号が(−24)、(−24×2)、
(−24×3)……(−24×7)のものに変化する。
入力シンボルの次の8個のシンボルS24o+8……
S24o+15にも、夫々、0、1パツク……7パツク
の遅延量が与えられ、更に次の8個のシンボル
S24o+16……S24o+23にも、同様の遅延量が与えら
れる。このようなインターリーブの結果、パツク
の最初の4個のシンボルの互いの距離は、等しく
24シンボルとなる。
この発明の一実施例では、シンボルS24o+1を遅
延素子82に供給すると共に、シンボルS24o+18
を遅延素子61に供給し、シンボルQ24o+2を遅延
素子65に供給すると共に、シンボルS24o+5を遅
延素子62に供給し、シンボルQ24o+3を遅延素子
87に供給すると共に、シンボルP24o+23を遅延
素子63に供給するインターリーブ回路53を用
いている。したがつて、上述のシンボルのペアの
互いの位置が入れ替えられ、入力データ系列とイ
ンターリーブ後のデータ系列と対応関係が第15
図に示すものとなる。この第15図から明かなよ
うに、パツクの最初の4個のシンボルの互いの距
離は、次に示すものとなる。
S24o及びS24o+1の距離:65シンボル S24o+1及びQ24o+2の距離:58シンボル Q24o+2及びQ24o+3の距離:65シンボル このように、4個のシンボルの互いの距離を25
シンボルに比べて2倍以上に拡大することがで
き、再生データ中に発生するパーストエラーに対
するエラー訂正能力をより高くすることができ
る。
第16図は、再生系のサブコーデイング信号の
デコーダ33の設けられているRチヤンネル〜W
チヤンネルに関するエラー訂正デコーダを示す。
このエラー訂正デコーダは、破線図示のよう
に、再生されたサブコーデイング信号の1パツク
の24個のシンボルが供給されるデインターリーブ
回路91と、このデインターリーブ回路91の出
力のうちで最初の4個のシンボルが供給される
(4、2)リードソロモン符号のQ復号器92と、
このQ復号器92でエラー訂正された上述の4個
のシンボル及びデインターリーブ回路91からの
20個のシンボルからなる1パツクのシンボルが供
給される(24、20)リードソロモン符号のP復号
器93とからなる。Q復号器92からのエラーシ
ンボルの個数(0を含む)を示す第1フラツグ
(Qフラツグと呼ぶ)がP復号器93に供給され、
P復号器93で発生するエラーシンボルの個数
(0を含む)及びエラーロケーシヨンを示すフラ
ツグとQフラツグとがP復号器93におけるエラ
ー訂正に用いられる。
デインターリーブ回路91に対する入力データ
は、第12図のインターリーブ回路53の出力デ
ータである。このインターリーブ回路53で与え
られた遅延量をキヤンセルして、各シンボルが等
しく7パツク分の遅延を有するようなデインター
リーブが行なわれる。実際には、このデインター
リーブは、RAMのライトアドレス及びリードア
ドレスを制御することで行なわれる。第16図で
は、所定の遅延量を有する遅延素子が各シンボル
の伝送ラインに配された構成として、デインター
リーブ回路91が示されている。インターリーブ
回路53における遅延量が0のシンボルの伝送ラ
インには、7パツクの遅延素子が夫々挿入され
る。また、インターリーブ回路53における遅延
量が1パツク、2パツク、3パツク、4パツク、
5パツク、6パツクのシンボルの伝送ラインに
は、夫々6パツク、5パツク、4パツク、3パツ
ク、2パツク、1パツクの遅延素子が挿入され、
インターリーブ回路53における遅延量が7パツ
クであつたシンボルの伝送ラインには、遅延素子
が挿入されない。
上述のQ復号器92及びP復号器93によりな
されるエラー訂正動作について第17図A及び第
17図Bのフローチヤート並びに第18図の表を
参照して説明する。
第17図Aは、Q復号器92でなされる復号プ
ロセスを示し、第17図Bは、P復号器93でな
される復号プロセスを示す。基本的に、Q復号器
92は、4個のシンボルうちの1シンボルエラー
の訂正が可能で、P復号器93は、24個のシン
ボルのうちで1個及び2個のシンボルエラーの訂
正が可能である。Q復号器92では、まずシンド
ロームSr0、Sr1の生成(ステツプ101)がなされ
る。この計算は、シンボルをiとすると Sr03i=0 Si Sr13i=0 α3-iSi で表わされる。なお、演算は、全て(mod.2)で
なされる。次に、これらのシンドロームを用いて
エラーの大きさの判別(ステツプ102)がなされ
る。
1シンボルエラーかどうかの判別(ステツプ
103)がなされ、1シンボルエラーでない場合に
は、エラー無し(即ちSr0=0、Sr1=0)かどう
かの判別(ステツプ104)がなされる。1シンボ
ルエラーの場合には、エラーロケーシヨンの計算
(ステツプ105)がなされる。エラーロケーシヨン
iは 3−logαSr1/Sr0=i で求められる。このように求められたエラーロケ
ーシヨンiが(0≦i≦3)の範囲に含まれるか
どうかが判別(ステツプ106)される。
エラーロケーシヨンiがこの範囲に含まれる場
合には、エラー訂正(ステツプ107)がなされる。
エラー訂正は、再生シンボルをとすると、(
+Sr0=Si)の演算でなされる。もし、求められ
たエラーロケーシヨンiが上述の範囲に含まれな
い場合には、この24シンボルのパツクがイリーガ
ル(不正常でエラーすべきでない)パツクとし
て、全てのシンボルがすてられる(ステツプ
108)。つまり、コマンド、インストラクシヨンが
エラーの場合のパツクのシンボルは、全て無効な
ものとされる。
また、エラー無し(1シンボルエラーの訂正が
された場合を含む)を示すQフラツグがP復号器
93に伝達され(ステツプ109)、2シンボル以上
のエラーがある場合を示すQフラツグがP復号器
93に伝達される(ステツプ110)。
P復号器93では、第17図Bに示すように、
まず、シンドロームSr0、Sr1、Sr2、Sr3が次式の
ように計算される(ステツプ121)。
Sr023i=0 Si Sr123i=0 α23-iSi Sr223i=0 α2(23-i)Si Sr323i=0 α3(23-i)Si この4個のシンドロームSr0〜Sr3を用いて、エ
ラーの大きさ及びエラーロケーシヨンを求める演
算がなされる。この演算を簡単且つ高速に行なう
ために、次式のような定数A、B、C、Dが計算
される(ステツプ122)。
A=Sr0Sr2+S2 r1 B=Sr1Sr2+Sr0Sr3 C=Sr1Sr3+S2 r2 次に、上述のシンドローム及び定数を用いて、
エラーの大きさの判別(ステツプ123)がなされ
る。この判別と後述するエラーロケーシヨンの計
算とにより、エラーの大きさ及びエラーロケーシ
ヨンを示す第2フラツグが形成される。(Sr0
0、Sr3≠0、A≠0、B≠0、C≠0)が成立
するかどうかを調べることによつて2シンボルエ
ラーかどうかの判定(ステツプ124)がなされる。
2シンボルエラーでない場合には、エラー無し
かどうかの判定(ステツプ125)がなされる。
(Sr0=0、Sr3=0、A=B=C=0)が成立す
る場合には、エラー無しと判定される。
エラー無しでない場合には、1シンボルエラー
かどうかの判定(ステツプ126)がなされる。
(Sr0≠0、Sr3≠0、A=、B=、C=)が成立
する場合は、1シンボルエラーである。1シンボ
ルエラーでもない場合には、3個以上のシンボル
のエラーであるので、バツドパツク(正しくない
パツク)としての処理(ステツプ127)がなされ
る。バツドパツクのシンボルは、イリーガルパツ
クの場合と同様に、全てすてられる。
2シンボルエラーの場合には、エラーロケーシ
ヨンの計算(ステツプ128)がなされる。エラー
ロケーシヨンi、jは、次のようにして求められ
る。
i=23−logα(B/A/1+α-(j-i)) j=23−logα(B/A/1+α(j-i)) このエラーロケーシヨンi、jが正しいかどう
かのチエツクがQフラツグを用いてなされる(ス
テツプ129)。Qフラツグがエラー無しか又は2個
のシンボル以上のエラーの何れかを示すか調べら
れる(ステツプ130)。
Qフラツグがエラー無しを示している場合に、
ロケーシヨチエツク(ステツプ131)がなされる。
(4≦i<j≦23)が成立する場合には、エラー
ロケーシヨンが正しいので、2シンボルエラーの
訂正(ステツプ133)がなされる。上述の関係が
成立しない場合には、Q復号器92のエラー検出
の結果と矛盾するので、そのパツクはイリーガル
パツクとして処理される(ステツプ134)。これ
は、第18図の表で3及び7のケースに該当す
る。このケース7では、0から3までのうちの何
れかのエラーロケーシヨンの1シンボルがQ復号
器92により訂正され、4から23までに含まれる
エラーロケーシヨンの2シンボルがP復号器93
により訂正されることになり、1パツク中の3シ
ンボルのエラーを訂正することができる。
Qフラツグが2シンボル以上のエラーを示して
いる場合にロケーシヨンチエツク(ステツプ132)
がなされる。このロケーシヨンチエツクは、(0
≦i<j≦3)が成立するかどうかを調べるもの
で、この関係が成立すれば、2シンボルエラーの
訂正(ステツプ133)がなされる。これは、第1
8図のケース11に該当する。また、この関係が
成立しなければ、イリーガルパツクとして処理さ
れる。
2シンボルエラーの訂正(ステツプ133)は、
エラーパターンei、ejを求め、これを再生シンボ
ルに加算する処理である。即ち ei=Sr1/B/A+Sr0/1+αj-i eJ=Sr1/B/A+Sr0/1+α-(j-i) +ei=Si +ej=Sj P復号器93でのエラー検出の結果がエラー無
しの場合には、Qフラツグがエラー無しを示して
いるかどうかのチエツク(ステツプ135)がなさ
れる。Qフラツグがエラー無しのものであれば、
このパツクは、本当にエラーシンボルを含まない
ものと判定される。これは、第18図の表でケー
ス1及びケース5に該当する。これに対して、Q
フラツグが2シンボル以上のエラーの存在を示す
時には、P復号器93の復号結果と矛盾している
ので、そのパツクは、イリーガルパツクとして処
理される。これは、第18図の表でケース9に該
当する。
P復号器93でのエラー検出の結果が1シンボ
ルエラーの場合には、エラーロケーシヨンiの計
算(ステツプ136)がなされる。これは i=(23−logαSr1/Sr0) の計算である。次に、Qフラツグがチエツクされ
る。Qフラツグがエラー無しの場合には、ロケー
シヨンチエツク(ステツプ138)がなされる。(4
≦i≦23)が成立していれば、Q復号の結果との
矛盾が生じないので、(+Sr0=Si)のエラー訂
正(ステツプ139)がなされる。これは、第18
図でケース2及びケース6に該当する。もし、上
述の関係が成立しなければ、イリーガルパツクと
して処理される。
P復号器の結果が1シンボルエラーでQフラツ
グが2シンボル以上のエラーを示す場合は、本
来、生じえないものなので、そのパツクは、イリ
ーガルパツクとして処理される。これは、第18
図でケース10に該当する。
更に、P復号の結果、3シンボル以上のエラー
が検出される場合には、そのパツクがバツドパツ
クとして処理される(ステツプ127)。これは、第
18図のケース4、ケース8、ケース12に該当
する。
「応用例」 上述の一実施例と異なり、第1及び第2のエラ
ー訂正コードとして隣接符号など他の符号を用い
るようにしても良い。また、第1のコードは、エ
ラー検出の機能しか有さないコード(CRCコー
ド、単純パリテイ)であつても良い。更に、
BCH符号のようなビツト単位のエラー訂正符号
を用いても良い。
「発明の効果」 この発明に依れば、エラー訂正符号化がされて
いる(n+k+m+l)個のシンボルの中で、
(n+k)個のシンボルに対しては、独自のエラ
ー検出又はエラー訂正符号化を行なつている場合
に、最初に(n+k)個のシンボルについてのエ
ラーシンボルの個数を示すフラツグを発生させ、
このフラツグを次段の(n+k+m+l)個のシ
ンボルのエラー訂正に用いているので、エラー訂
正能力の向上及び誤つたエラー訂正の防止を行な
うことができる。また、(n+k)個のシンボル
のエラー訂正を行なう場合では、このエラー訂正
が誤つていることを検出することができ、コンパ
クトデイスクのサブコーデイング信号における動
作モード及び制御内容の情報を有するシンボルの
ように、重要度の高いデータのエラー検出能力を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例のコン
パクトデイスクのデータ構成の説明に用いる略線
図、第3図及び第4図はコンパクトデイスクのサ
ブコーデイング信号の説明に用いる略線図、第5
図、第6図及び第7図はサブコーデイング信号に
よるフオントグラフイツクモードの説明に用いる
略線図、第8図及び第9図はこの発明の一実施例
におけるエラー訂正符号のパリテイ検査行列及び
再生データ行列を示す図、第10図はこの発明の
一実施例の記録系の構成を示すブロツク図、第1
1図はこの発明の一実施例の再生系の構成を示す
ブロツク図、第12図はこの発明の一実施例にお
けるエラー訂正エンコーダの構成を示すブロツク
図、第13図、第14図及び第15図はエラー訂
正エンコーダのインターリーブ処理の説明に用い
る略線図、第16図はこの発明の一実施例におけ
るエラー訂正デコーダの構成を示すブロツク図、
第17図及び第18図はエラー訂正デコーダの説
明に用いるフローチヤート及び表である。 10……メインチヤンネルのエラー訂正エンコ
ーダ、12……Pチヤンネル及びQチヤンネルに
関するエンコーダ、13……Rチヤンネル〜Wチ
ヤンネルに関するエンコーダ、20……コンパク
トデイスクの再生信号が供給される入力端子、2
5……メインチヤンネルのエラー訂正回路、33
……サブコーデイング信号のデコーダ、51……
Qパリテイ発生器、52……Pパリテイ発生器、
53……インターリーブ回路、91……デインタ
ーリーブ回路、92……P復号器、93……Q復
号器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の情報を有するn個のシンボル(又はビ
    ツト、以下同じ)及び第2の情報を有するm個の
    シンボルのデータに対し、 上記n個のシンボルに対するk個のシンボルの
    冗長コードを発生する第1のエラー検出コード又
    はエラー訂正コードのエンコードプロセスと、 上記(n+k+m)個のシンボルに対する1個
    のシンボルの冗長コードを発生する第2のエラー
    訂正コードのエンコードプロセスと、 からなるエラー訂正符号化処理により得られた
    (n+k+m+l)個のシンボルのデータのエラ
    ー訂正装置であつて、 上記(n+k)個のシンボルが供給され、少な
    くともエラー検出を行うことにより、エラーの状
    態を示す第1のフラツグ信号を発生する上記第1
    のエラー検出又はエラー訂正コードの第1の復号
    器と、 該第1の復号器により検出又は訂正された(n
    +k)個のシンボル及び上記(m+l)個のシン
    ボルが供給され、エラー検出を行うことによりエ
    ラーの状態を示す第2のフラツグ信号を発生し、
    上記第1のフラツグ信号及び上記第2のフラツグ
    信号を用いてエラー訂正を行う上記第2のエラー
    訂正コードの第2の復号器と、 を有することを特徴とするエラー訂正装置。 2 上記第1のフラツグ信号は、(n+k)個の
    シンボルに関し、エラーシンボルの個数(0を含
    む)を示す信号であり、上記第2のフラツグ信号
    は、(n+k+m+l)個のシンボルに関し、上
    記第2の復号器によるエラー訂正前のエラーシン
    ボルの個数(0を含む)を示す信号であり、上記
    第1及び第2のフラツグ信号を照合し、その結果
    に応じて上記第2の復号器のエラー訂正処理が制
    御されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のエラー訂正装置。 3 上記第1のフラツグ信号は、(n+k)個の
    シンボルに関し、エラーシンボルの個数(0を含
    む)を示す信号であり、上記第2のフラツグ信号
    は、上記第2の復号器によるエラー訂正前の(n
    +k+m+l)個のシンボルのうちのエラーロケ
    ーシヨンを示す信号であり、上記第1及び第2の
    フラツグ信号を照合し、その結果に応じて上記第
    2の複号器のエラー訂正処理が制御されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエラー訂
    正装置。 4 上記(n+k+m+l)個のシンボルは、情
    報信号がメインチヤンネルとして記録されたデイ
    スクのサブチヤンネルとして記録されるデータで
    あつて、上記m個のシンボルが有する第2の情報
    は上記サブチヤンネルのデータ中の表示のための
    データ又は音声データであり、上記n個のシンボ
    ルが有する第1の情報は上記サブチヤンネルの制
    御データであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のエラー訂正装置。
JP58040959A 1983-03-12 1983-03-12 エラ−訂正装置 Granted JPS59167810A (ja)

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