JPH0544726U - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

Info

Publication number
JPH0544726U
JPH0544726U JP10294891U JP10294891U JPH0544726U JP H0544726 U JPH0544726 U JP H0544726U JP 10294891 U JP10294891 U JP 10294891U JP 10294891 U JP10294891 U JP 10294891U JP H0544726 U JPH0544726 U JP H0544726U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
cover
guide tube
rubber cover
ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10294891U
Other languages
English (en)
Inventor
隆夫 渡辺
Original Assignee
マルエヌ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルエヌ株式会社 filed Critical マルエヌ株式会社
Priority to JP10294891U priority Critical patent/JPH0544726U/ja
Publication of JPH0544726U publication Critical patent/JPH0544726U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパーブレード内に雨水等が侵入すること
を確実に防ぐワイパーブレードのゴムカバー固定キャッ
プを提供する。 【構成】 リボンホルダー1を配した複数のレバー7組
合せ体をゴムカバー3で袋状に覆って、ラバーリボンを
取付けたワイパーブレードのゴムカバー両端を固定する
キャップであって、ゴムカバー3の両端開口内側でリボ
ンホルダー6の端部に取り付ける案内管2と、案内管2
の外周に捲回しているゴムカバー3の開口端部を挾持し
てゴムカバー3を案内管2に固定する略C字形帯のゴム
押え4と、ゴムカバー3を挾持している案内管2とゴム
押え4の全体を覆うように固定した箱状のカバー体5と
から構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のレバーの組合せ体とリボンホルダーをゴムカバーで覆ったい わゆるスノーブレードと称するワイパーブレード内に雪どけ水、雨水等が侵入す ることを確実に防ぐワイパーブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から複数のレバーの組合せ体とリボンホルダーをゴムカバーで覆ったいわ ゆるスノーブレードと称するワイパーブレードのゴムカバーの両端開口を固定閉 塞するキャップとして種々のものが考案されている。例えば、実開昭63−47 67号として公報に掲載された「ワイパーブレード」に関する実用新案登録出願 にも、当該キャップが示されている。
【0003】 この実開昭63−4767号公報に示されたキャップは、ゴムカバーで覆った 複数のレバーの組合せ体に配したリボンホルダーの端部を嵌合する凹部を設け、 その凹部の最深内壁をリボンホルダーの端部に突き当る垂直部とし、該キャップ に設けた凹部の突き当り壁がラバーリボンの端面と略当接されるまでラバーリボ ンの両端に嵌合するとともに、前記ゴムカバーの両端開口に嵌入し、これにゴム 系シール剤を充填すると言う構造をとっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実開昭63−4767号公報に示されたキャップは、ゴムカバ ーの両端開口内側においてゴムカバーの両端開口に嵌入したリボンホルダーにキ ャップの凹部を嵌入し、これにゴム系シール剤を充填するだけで、ゴムカバーの 外側から当該カバーを押さえる構成が全く存在しないため、キャップと、キャッ プの外周に接しているゴムカバーとの密着性が極めて弱いと言う欠点があった。
【0005】 その結果、キャップとゴムカバーとの間に隙間が生じてワイパーブレード内に 雪どけ水、雨水等が侵入し、ワイパーブレード内で錆が発生する原因となってい た。また、寒冷地においては、侵入した水が凍結してワイパーブレード内に取り 付けている各レバーの摺動・回動作用が阻害されて、ワイパーの払拭機能が低下 していた。
【0006】 そして、実開昭63−4767号公報に示されたキャップにおいては、この様 な事態を回避するために、少なくとも、ラバーリボンとキャップの垂直部との間 にゴム系シール剤を充填しているが、キャップと、キャップの外周に接している ゴムカバーの端部とが風雨に晒されるため、長年使用するとワイパーブレード内 に雨水等が侵入するのを防ぎ得なかった。
【0007】 また、ワイパーブレードにキャップを固定する際に、ラバーリボンとキャップ の垂直部との間にゴム系シール剤を充填するのも非常に面倒であり、シール剤充 填作業に手間が掛かって、製品コストが高くなる原因ともなっていた。
【0008】 そこで、本考案は、従来存した叙上の問題点に鑑み、ゴムカバーの両端開口を それぞれ案内管とゴム押えにより挾持してゴムカバーを案内管に確実に固定する と共に、このゴムカバーを挾持している案内管とゴム押えの全体をカバー体によ り覆うことでワイパーブレード内に雨水等が侵入することを完全に防ぐワイパー ブレードのゴムカバー固定キャップの提供を課題として案出されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、リボンホルダーを介してラバーリボンを保持するように構 成したリボンホルダーと複数のレバー組合せ体とを袋状に覆ったゴムカバーの両 端開口を閉塞するゴムカバー固定キャップであって、ゴムカバーの両端開口の内 側からそれぞれ嵌入してリボンホルダーの両端部に取り付ける案内管と、嵌入し た案内管の外周を捲回しているゴムカバーの両端開口近くを前記案内管とともに 挾持してゴムカバー両端開口近くを案内管に固定する略C字形帯のゴム押えと、 ゴムカバーを挾持している案内管とゴム押えの全体を固定する箱状のカバー体と から構成したことにより、上述した課題を解決した。
【0010】
【作用】
本考案にあっては、まず、リボンホルダーの端部に案内管を取り付け、この案 内管の外周に捲回しているゴムカバーの開口端をゴム押えによって挾持する。
【0011】 そして、このゴムカバー両端開口を挾持している案内管とゴム押えの全体をカ バー体により覆うことで、ゴムカバー両端開口がめくれたりするのを防止し、ワ イパーブレード内に雪どけ水、雨水等が侵入することを確実に防ぐものである。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0013】 本考案は、複数のレバーの組合せ体に配したリボンホルダー全体をゴムカバー で覆ったスノーブレードの両端を図1に示すように、ゴムカバー3の開口内側で リボンホルダー1の端部に取り付ける案内管2と、案内管2の外周に捲回してい るゴムカバー3の開口端部を案内管2に固定して挾持する側面略C字形のゴム押 え4と、ゴムカバー3を挾持している案内管2とゴム押え4の全体を覆うように 固定した箱状のカバー体5とから成る。
【0014】 本考案により雪どけ水、雨水等の侵入を防ぐスノーブレード型のワイパーブレ ードAは、図4に示すようにラバーリボン6を保持するリボンホルダー1を配し た複数のレバー7の組合せ体全体をその長手方向にわたってゴムカバー3で袋状 に覆い、ゴムカバーで覆ったリボンホルダーにラバーリボンを保持し、ゴムカバ ー両端を閉塞する構造となっている
【0015】 ラバーリボン6は、扁平長板状の取付部にネック部を介して払拭エッジ部8を 有したリップ部9上部が形成されている。そして、スノーブレードであるワイパ ーブレードの組立は、まず図1に示すように、複数のレバーの組合せ体とともに ラバーリボン6の長さとほぼ一致した長さを有する金属製リボンホルダー1が、 ラバーリボン6の扁平長板状の取付部を保持する保持溝どうりに捲回してゴムカ バー3により覆われ、この状態のもとでラバーリボン6は、その扁平長板状の取 付部を、ゴムカバー3で覆われたリボンホルダー1の保持溝に挿通してラバーリ ボン6を保持させる。従って、リボンホルダー1の両端部は、ゴムカバー3の両 端開口から覗いた状態となる。本考案の要素は、まずリボンホルダー1の端部上 面に、案内管2を固定するための取付孔10が穿設されていることである。
【0016】 次にリボンホルダー1の端部に固定する案内管2は、図1に示すように、リボ ンホルダー1に外嵌する略C字形の筒体で、その外周に、ゴム押え4を嵌合する 溝部11を設けている。また、図2に示すように、案内管2の内側上面には、リ ボンホルダー1の端部に案内管2を嵌め込んだときに、リボンホルダー1の取付 孔10に嵌入して案内管2を固定する突片12を設けている。尚、リボンホルダ ー1の端部に案内管2を滑らかに嵌め込むために、突片12の両側にスリット1 9、20を設け、突片12が上方に若干移動できるようにしてある。この案内管 2を、リボンホルダー1の端部に嵌着する。この嵌着により、案内管2の内側上 面に設けた突片12がリボンホルダー1に設けた取付孔10に嵌まって固定する 。
【0017】 また案内管2の溝部11に嵌合するゴム押え4は略C字形の帯体で、その両外 側垂直辺に突片13、14を設けている。この突片13、14は、後に用いるカ バー体5をゴム押4に固定するためのものである。そして、ゴム押え4にカバー 体5を滑らかに被せて固定するため、図3に示すように、両側垂直辺の外側に膨 らむ軽斜面15、16の延長上に突片13、14を設けている。このゴム押え4 は、先にリボンホルダー1に嵌着した案内管2を覆うゴムカバー3の両端開口縁 に、案内管2の溝部11に嵌合し、ゴムカバーの両端開口縁を案内管2とゴム押 え4とで挾持することになる。
【0018】 更にゴムカバー3を挾持している案内管2とゴム押え4の全体を覆うように固 定するカバー体5は箱状に形成され、両側壁には、前記ゴム押え4の突片13、 14を内側から嵌入してカバー体5を固定する取付孔17、18が穿設されてい る。このカバー体5を、上記状態で固定したゴムカバー両端開口を挾持したゴム 押を拘持するように嵌合したときは、ゴム押え4に形成した突片13、14が、 カバー体5の取付孔17、18に嵌まり、カバー体5は完全に固定される。
【0019】
【考案の効果】
上述の如く構成した本考案は、ラバーリボン6を、ゴムカバー3で覆った複数 のレバーの組合せ体に配したリボンホルダー1を介して保持したワイパーブレー ドAのゴムカバー3の両端開口を閉塞するのに固定キャップを用いてするもので あって、ゴムカバー3の両端開口内側でリボンホルダー6の端部に取り付ける案 内管2と、案内管2の外周に捲回しているゴムカバー3の開口端部を挾持してゴ ムカバー3を案内管2に固定する略C字形帯のゴム押え4と、ゴムカバー3を挾 持している案内管2とゴム押え4の全体を覆うように固定した箱状のカバー体5 とから成ることから、ワイパーブレードA内に雨水等が侵入することを確実に防 ぐことができる。
【0020】 即ち、ゴムカバー3の両端開口内側でリボンホルダー6の端部に案内管2を取 り付け、案内管2の外周に捲回しているゴムカバー3の両端開口を側面略C字形 帯のゴムカバー3により挾持するため、案内管2と、案内管2の外周に接してい るゴムカバー3との密着性が極めて強いものとなる。
【0021】 その結果、案内管2とゴムカバー3との間に隙間が生じることがなく、ワイパ ーブレードA内に雨水等が侵入するのを確実に防止できる。
【0022】 また、ゴムカバー3を挾持している案内管2とゴム押え4の全体を箱状のカバ ー体5により覆うため、ゴムカバー3の端部と、ゴムカバー3を挾持している案 内管2・ゴム押え4が風雨に晒されることがない。
【0023】 その結果、案内管2と、案内管2の外周に接しているゴムカバー3との強い密 着性を長時間維持できる。また、ワイパーブレードAを長年使用した場合にも、 ゴムカバー3の弾力性が失われることがなく、案内管2とゴムカバー3との間に 隙間が生じることがない。更に、カバー体5の存在によりワイパーブレードAの ゴムカバー固定キャップとしての堅牢性を長期間維持して、ワイパーブレードA を長年使用できる。
【0024】 この他、本考案は、案内管2と、案内管2の外周に捲回しているゴムカバー3 の一部を挾持してゴムカバー3を案内管2に固定するゴム押え4と、ゴムカバー 3を挾持している案内管2とゴム押え4の全体を覆うカバー体5とから成り、全 体の構成が簡単であるため、その取付けが極めて容易であり、また、大量生産に 好ましく、製品を安価に提供できる等、種々の実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す分解斜視図である。
【図2】使用状態を示す側断面図である。
【図3】使用状態を示す平断面図である。
【図4】本考案を取り付けたワイパーブレードの斜視図
である。
【符号の説明】
A ワイパーブレード 1 リボンホルダー 2 案内管 3 ゴムカバー 4 ゴム押え 5 カバー体 6 ラバーリボン 7 レバー 8 払拭エッジ部 9 リップ部 10 取付孔 11 溝部 12 突片 13 突片 14 突片 15 軽斜面 16 軽斜面 17 取付孔 18 取付孔 19 スリット 20 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 リボンホルダーを配した複数のレバー組合
    せ体の全体をゴムカバーで覆い、ゴムカバーで覆ったリ
    ボンホルダーにラバーリボンを配して成るスノーブレー
    ド型のワイパーブレードにおいて、前記リボンホルダー
    を、両端近くの平面に取付孔を設けたリボンホルダーと
    し、該リボンホルダーの外周面に溝部を形成し、内側上
    面に突片を設けた案内管を、ゴムカバーの両端開口をく
    ぐらせて、前記リボンホルダーの取付孔に前記突片をく
    い込ませて嵌着し、前記案内管をくぐらせたゴムカバー
    の両端開口近くを、両側に突起を設けたゴム押えを以
    て、該ゴム押を前記案内管の溝部に合致させて案内管と
    ゴム押えで締めつけ、該締めつけ個所に、両脇に取付孔
    を穿設したカバー体を、前記ゴム押えに配した突片をカ
    バー体の取付孔にはめ込ませて嵌合する構成としたこと
    を特徴とするスノーブレード型ワイパーブレード
JP10294891U 1991-11-19 1991-11-19 ワイパーブレード Pending JPH0544726U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10294891U JPH0544726U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 ワイパーブレード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10294891U JPH0544726U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 ワイパーブレード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544726U true JPH0544726U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14341045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10294891U Pending JPH0544726U (ja) 1991-11-19 1991-11-19 ワイパーブレード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544726U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131831A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nippon Wiper Blade Co Ltd ワイパーブレード
KR101370767B1 (ko) * 2005-09-13 2014-03-06 발레오 시스뗌므 데쉬야지 플랫 블레이드 타입의 윈드스크린 와이퍼

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101370767B1 (ko) * 2005-09-13 2014-03-06 발레오 시스뗌므 데쉬야지 플랫 블레이드 타입의 윈드스크린 와이퍼
US8943643B2 (en) 2005-09-13 2015-02-03 Valeo Systèmes d'Essuyage Locking device between a wiping blade and a windscreen wiper blade holder
US10155501B2 (en) 2005-09-13 2018-12-18 Valeo Systèmes d'Essuyage Locking device between a wiper blade and a windscreen wiper blade holder
JP2011131831A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nippon Wiper Blade Co Ltd ワイパーブレード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6102607A (en) Device for connecting concrete components
CA1263803A (en) Winter wiper blade
US5114206A (en) Mounting of window glass plate on vehicle body panel
US4349994A (en) Weather strip assembly for vehicle window
JPH0544726U (ja) ワイパーブレード
EP0707363B1 (en) Plug cap for internal combustion engines
GB2067635A (en) A device for collecting water on windows
JP3198851B2 (ja) サイドシルスカッフの取付構造
JP2000190819A (ja) ワイパブレ―ドの爪付きヘッド保持具の改良
JPH0315401Y2 (ja)
JPH0343080Y2 (ja)
JPH0217857Y2 (ja)
JPH0343880Y2 (ja)
GB1603819A (en) Guttering
JPH0522410Y2 (ja)
JPH025039Y2 (ja)
JPH0714042Y2 (ja) ガラスラン
JPS6335460B2 (ja)
JPH078314Y2 (ja) 車両用ルーフモールディングとその取付け構造
JP2535307Y2 (ja) 出窓の底板取付け装置
JP3927255B2 (ja) 締め付けバンド
JPS643718Y2 (ja)
JPS5825136Y2 (ja) ワイヤ−端部掛止金具の取付構造
JPH041236Y2 (ja)
JPS5830733Y2 (ja) 開閉式屋根を有する自動車屋根のシ−リング構造