JPH025039Y2 - - Google Patents

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JPH025039Y2
JPH025039Y2 JP19613384U JP19613384U JPH025039Y2 JP H025039 Y2 JPH025039 Y2 JP H025039Y2 JP 19613384 U JP19613384 U JP 19613384U JP 19613384 U JP19613384 U JP 19613384U JP H025039 Y2 JPH025039 Y2 JP H025039Y2
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groove
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JP19613384U
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、網戸の防虫網取付部の電気化学的
腐蝕、即ち電蝕を防止する装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、一般に知られている網戸の取付構造とし
ては、アルミニウム框の網押え取付溝に防虫網の
端部を網押えロープと共に強圧嵌入して固定して
いる。しかし金属製網を使用した場合第2図に示
すように框aの網押え取付溝bに取付けた網cと
の接触部分(一点鎖線Aで示す室外壁部分)二に
おいて腐蝕し易く、特に内周壁(二点鎖線B部
分)においては塵埃が溜り易いので最も激しく腐
蝕する問題があつた。その原因としては、アルミ
ニウム製框aとステンレス製網或いは組成の違う
アルミニウム製網cとの接触部分に異種金属によ
る電位差を生じ、且つこの接触部分に海水塩分、
大気中の亜硫酸ガス等を含んだ雨水や塵埃等の電
解質の付着堆積によつて、電気化学的腐蝕、即ち
電蝕作用が発生することがあげられる。又、特公
昭59−42794号公報、実開昭54−43054号公報に開
示されているように合成樹脂製押縁を用いて網端
部を挾着した状態で框に取付けるものもあるが、
上記公報に開示されたものは、網戸框の金属製防
虫網と対向する面が被覆されてはおらず、、この
電蝕を防止する技術的思想は基より、それに基づ
いた解決手段は全く開示されていなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、この考案は上記した従来の問題点に鑑
み、これを一挙に解決すべくなされたものであつ
て、簡単な部材をアルミニウム形材製框に取付け
ることによつて框の防虫網対向部分の電蝕を確実
に防止しうる網戸の電蝕防止装置を得ようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、アル
ミニウム形材製網戸框の網押え材取付け用溝部に
金属製防虫網の端部を網押え材により嵌入して防
虫網を張設した網戸において、上記網押え材取付
け用溝部の開口部を形成する鉤状突壁の金属製防
虫網対向面と、上記金属製防虫網との間に、上記
対向面を被う絶縁材を介在させたものである。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
1はアルミニウム又はアルミニウム合金等より
なる押出形材製の框であつて、内端寄りに網押え
材嵌入用開口部を形成する鉤状突壁2を備えた断
面コ字状の網押え材取付溝3を形成する。4は絶
縁材であつて、塩化ビニール樹脂、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、AES樹
脂等の電気絶縁性に優れた材質よりなり、これを
押出成形等によつて上片4a、側片4b、下片4
cを有する断面コ字状或いは下片4c先端に鍵状
に連設する係止突縁を形成し、これを鉤状突壁2
の防虫網対向面全体及び上下面を被うように側片
4bを当接すると共に、上片4aを突壁上面1a
に当接し、又下片4cを溝部3内に挿入するよう
に嵌合又は接着剤或いは粘着剤によつて貼着固定
する。5は合成樹脂製等よりなる網押えロープで
あつて、ステンレス製の防虫網6の端部で巻込ん
で上記框の溝部3に強圧嵌入し、防虫網6を絶縁
材4の下片4cおよび側片4bに密接するように
して、框1′に緊張状態に張設される。
この様に構成されているので、防虫網6と溝部
3の鉤状突壁2は、絶縁材4によつて確実に非接
触状態で取付けられる。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述されたように、この
考案は、網押え材取付け用溝部の鉤状突壁に取付
けた絶縁材によつて金属製の防虫網と鉤状突壁の
防虫網対向部分とは確実に非接触状態を保つこと
ができるので、電解質を含んだ塵埃、雨水が堆積
しても絶縁材によつて電蝕作用を確実に防止する
ことができるものである。又その取付けに際して
は、絶縁材を框に簡単に嵌合するのみであるから
従来の框を加工することなく確実に取付けられ、
極めて汎用性が高く、且つ安価に製作できる等の
種々の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の縦断側面図、第2図は従来
例の縦断側面図を示す。 1……框、1a……框内縁、2……突縁、3…
…網押え材取付け溝部、4……絶縁材、5……網
押えロープ、6……防虫網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム形材製網戸框の網押え材取付け用
    溝部に、金属製防虫網の端部を網押え材により嵌
    入して防虫網を張設した網戸において、上記網押
    え材取付け用溝部の開口部を形成する鉤状突壁の
    金属製防虫網対向部分と上記金属製防虫網との間
    に、上記対向面を被う絶縁材を介在させたことを
    特徴とする網戸の電蝕防止装置。
JP19613384U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH025039Y2 (ja)

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JPS61110799U JPS61110799U (ja) 1986-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613956Y2 (ja) * 1988-10-27 1994-04-13 積水ハウス株式会社 ドアの腐食防止パッキン
KR101635464B1 (ko) * 2015-10-28 2016-07-04 (주) 텍스토머 방범과 추락방지를 위한 섬유 방충망 고정장치

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JPS61110799U (ja) 1986-07-14

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