JPH0544677Y2 - - Google Patents

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JPH0544677Y2
JPH0544677Y2 JP7168287U JP7168287U JPH0544677Y2 JP H0544677 Y2 JPH0544677 Y2 JP H0544677Y2 JP 7168287 U JP7168287 U JP 7168287U JP 7168287 U JP7168287 U JP 7168287U JP H0544677 Y2 JPH0544677 Y2 JP H0544677Y2
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temperature
refrigerant
air
sub
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  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は木材等が収納された乾燥庫内の空気を
除湿するのに好適な除湿機に関する。
(従来の技術) 本出願人は既に第2図に示す除湿機を提案し
た。(実願昭61−24244号) 第2図において、圧縮機1から吐出された高
温・高圧の冷媒ガスは矢印で示すように主凝縮器
2及び副凝縮器4を流過することによつて凝縮液
化して高温・高圧の冷媒液となる。この冷媒液は
感温筒7からの信号により制御される膨張弁6を
流過することによつて断熱膨張して低温・低圧の
気液二相となる。そして、この状態で蒸発器8に
入り、ここで蒸発気化することによつて低温・低
圧のガス冷媒となつて圧縮機1に戻り、以後、上
記を繰り返す。
乾燥庫内を循環する空気は白抜矢印で示すよう
に多湿状態Aで蒸発器8に入り、ここを流過する
過程で冷却除湿されて低温・低湿状態Bとなり、
次いで、主凝凝縮器2を流過する過程で加熱され
て高温・低湿の状態Cとなつて循環フアン3に吸
い込まれて付勢された後乾燥庫内に返送される。
高圧圧力、即ち、圧縮機1から膨張弁6に至る
までの冷媒の圧力が設定値より高くなると、高圧
スイツチ12でこれを検知してこれからの信号に
より放熱フアン5を起動して副凝縮器4で冷媒か
ら熱を吸熱して外部に放出すると同時に高圧スイ
ツチ12からの信号によつてバイパス回路13に
介装された高圧コントロール弁9を開として副凝
縮器4内の冷媒液を高圧コントロール弁9を経て
冷媒タンク10内に流入させ、キヤピラリチユー
ブ11を経て流出する量との差を冷媒タンク10
内に貯溜する。すると、冷媒タンク10内に貯溜
された分だけ副凝縮器4内の冷媒液部分が減り、
冷媒ガス部分が増えるため副凝縮器4における放
熱量が増大するので、高圧圧力が減少する。
高圧圧力が低い場合には高圧スイツチ12から
の信号により放熱フアン5を停止すると同時に高
圧コントロール弁9を閉じることによつて副凝縮
器4内に冷媒液を充満させて副凝縮器4からの放
熱量を最低減とする。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の除湿機においては、冷媒回路の高圧
圧力を一定に維持するようにしているので除湿運
転を継続すると、主凝縮器2から吹き出される状
態Cの空気は状態Aの空気より高温となるため、
乾燥庫の負荷に比し主凝縮器2の加熱量が多い場
合には庫内の空気温度が上昇する。従つて、庫内
空気温度を一定に保ちながら除湿する必要がある
場合には、除湿機の他に庫内空気の冷却装置を運
転する必要があり、設備費及び運転経費が嵩むと
いう不具合があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に対処するために被除湿空
気を除湿しながらその温度を一定に維持しうる除
湿機を提供しようとするものであつて、その要旨
とするところは、圧縮機、主凝縮器、副凝縮器、
膨張弁、蒸発器をこの順に冷媒配管で接続すると
ともに高圧コントロール弁、冷媒タンク、キヤピ
ラリチユーブをこの順に接続してなるバイパス回
路の入口端を上記副凝縮器から膨張弁に至る冷媒
配管に接続し、出口端を上記膨張弁から圧縮機に
至る低圧冷媒回路に接続してなる除湿機におい
て、被除湿空気の温度を検知する温度調節器を設
けるとともにこの温度調節器からの信号によつて
開閉される開閉弁を上記高圧コントロール弁と並
列に設けたことを特徴とする除湿機にある。
(作用) 本考案においては上記構成を具えているため、
被除湿空気の温度を検知する温度調節器からの信
号により開閉弁を開閉して副凝縮器内の冷媒液部
分を加減することによつて副凝縮器における放熱
量を調整し、主凝縮器における被除湿空気の加熱
量を増減することによつて被除湿空気を除湿しな
がらその温度を一定に維持する。
(実施例) 本考案の1実施例が第1図に示されている。
バイパス回路13には高圧コントロール弁9と
並列に庫内空気温度を検知する温度調節器15か
らの信号によつて開閉される電磁弁14が介装さ
れている。他の構成は第2図に示す従来のものと
同様であり、対応する部材には同じ符号が付され
ている。
この冷媒回路の高圧圧力は従来のものと同様高
圧スイツチ12からの信号によつて放熱フアン5
を発停すると同時に高圧コントロール弁9を開閉
することによつて設定値以下に維持される。
乾燥庫内の空気温度が予め設定した設定温度よ
り低い場合には温度調節器15からの信号によつ
て放熱フアン5を停止させ副凝縮器4内に冷媒液
を充満させることにより副凝縮器4からの放熱量
を最低限とし蒸発器8で吸熱した熱及び圧縮機1
に入力されたエネルギの大部分を主凝縮器2で循
環空気に与えることによつて昇温させ庫内空気温
度を上昇させる。
庫内空気温度が温度調節器15の設定温度に達
するとこれからの信号により電磁弁14を開くと
同時に放熱フアン5を起動して副凝縮器4内の冷
媒液を電磁弁14を経て冷媒タンク10内に流入
させ、キヤピラリチユーブ11を経て蒸発器8に
流出する量の差を冷媒タンク19内に貯溜する。
かくして、冷媒タンク10内に貯溜された分だけ
副凝縮器4内の冷媒液部分が減少して冷媒ガス部
分が増大するので副凝縮器4の放熱量が増え、主
凝縮器2から循環空気に与えられる熱が低減する
ので、庫内空気温度は昇温しない。
庫内空気温度が温度調節器15の下方設定温度
に下がつた場合には温度調節器15からの信号に
より電磁弁14を閉じると同時に放熱フアン5を
停止させる。すると、副凝縮器4内に冷媒液が充
満して副凝縮器4からの放熱量が低下するので、
主凝縮器2で循環空気に与える熱が増加する。
このようにして庫内空気温度が一定の範囲内に
維持され、かつ、庫内空気からの除湿が継続され
る。
上記実施例においてはバイパス回路13の出口
端は膨張弁6と蒸発器8との間の冷媒配管に接続
されているが、出口端は膨張弁6から圧縮機1に
至る低圧冷媒回路であればどこに接続しても良
い。
(考案の効果) 本考案においては、圧縮機、主凝縮器、副凝縮
器、膨張弁、蒸発器をこの順に冷媒配管で接続す
るとともに高圧コントロール弁、冷媒タンク、キ
ヤピラリチユーブをこの順に接続してなるバイパ
ス回路の入口端を上記副凝縮器から膨張弁に至る
冷媒配管に接続し、出口端を上記膨張弁から圧縮
機に至る低圧冷媒回路に接続してなる除湿機にお
いて、被除湿空気の温度を検知する温度調節器を
設けるとともにこの温度調節器からの信号によつ
て開閉される開閉弁を上記高圧コントロール弁と
並列に設けたため、被除湿空気の温度を検知する
温度調節器からの信号により開閉弁を開閉して副
凝縮器内の冷媒液部分を加減することによつて副
凝縮器における放熱量を調整し、主凝縮器におけ
る被除湿空気の加熱量を増減できる。
かくして、負荷に対して主凝縮器における加熱
量が多い場合であつても被除湿空気の温度を上昇
させることなく除湿運転を継続して被除湿空気を
除湿することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す系統図、第2
図は従来の除湿機の系統図である。 圧縮機……1、主凝縮器……2、副凝縮器……
4、膨張弁……6、蒸発器……8、高圧コントロ
ール弁……9、冷媒タンク……10、キヤピラリ
チユーブ……11、バイパス回路……13、温度
調節器……15、開閉弁……14。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、主凝縮器、副凝縮器、膨張弁、蒸発器
    をこの順に冷媒配管で接続するとともに高圧コン
    トロール弁、冷媒タンク、キヤピラリチユーブを
    この順に接続してなるバイパス回路の入口端を上
    記副凝縮器から膨張弁に至る冷媒配管に接続し、
    出口端を上記膨張弁から圧縮機に至る低圧冷媒回
    路に接続してなる除湿機において、被除湿空気の
    温度を検知する温度調節器を設けるとともにこの
    温度調節器からの信号によつて開閉される開閉弁
    を上記高圧コントロール弁と並列に設けたことを
    特徴とする除湿機。
JP7168287U 1987-05-15 1987-05-15 Expired - Lifetime JPH0544677Y2 (ja)

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JP7168287U JPH0544677Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JP7168287U JPH0544677Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JPS63181766U JPS63181766U (ja) 1988-11-24
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JP7168287U Expired - Lifetime JPH0544677Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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IL141579A0 (en) * 2001-02-21 2002-03-10 Drykor Ltd Dehumidifier/air-conditioning system

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JPS63181766U (ja) 1988-11-24

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