JPH06159857A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH06159857A JPH06159857A JP4333677A JP33367792A JPH06159857A JP H06159857 A JPH06159857 A JP H06159857A JP 4333677 A JP4333677 A JP 4333677A JP 33367792 A JP33367792 A JP 33367792A JP H06159857 A JPH06159857 A JP H06159857A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room temperature
- heat exchanger
- reheater
- air
- outdoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドライ運転時における室外熱交換器13の放熱
量と再熱器21の放熱量との比を変化させることにより室
内を除湿しながら室温を上昇又は下降させる。 【構成】 室温検知手段５により検知された室温と室温
設定手段６により設定された設定温度との偏差に応じて
室外フアン14の風量を増減するコントローラ７を設け
る。
量と再熱器21の放熱量との比を変化させることにより室
内を除湿しながら室温を上昇又は下降させる。 【構成】 室温検知手段５により検知された室温と室温
設定手段６により設定された設定温度との偏差に応じて
室外フアン14の風量を増減するコントローラ７を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路の１例が図
２に示されている。空気調和機のドライ運転時には、四
方切換弁12を図２の実線で示すように切換え、かつ、電
磁弁24、29を閉止する。すると、圧縮機11で圧縮された
ガス冷媒は四方切換弁12を経て室外熱交換器13に入り、
ここで室外フアン14によって送られた外気に放熱するこ
とによって部分的に凝縮液化する。
２に示されている。空気調和機のドライ運転時には、四
方切換弁12を図２の実線で示すように切換え、かつ、電
磁弁24、29を閉止する。すると、圧縮機11で圧縮された
ガス冷媒は四方切換弁12を経て室外熱交換器13に入り、
ここで室外フアン14によって送られた外気に放熱するこ
とによって部分的に凝縮液化する。
【０００３】この冷媒はバイパス管16及びこれに介装さ
れた電磁弁17、逆止弁18を経て再熱器21に入り、ここで
室内空気に放熱することによって凝縮液化して液冷媒と
なる。この液冷媒はキャピラリチューブ22で絞られるこ
とによって断熱膨張した後、室内熱交換器26に入り、こ
こで室内空気から吸熱することによって蒸発気化してガ
ス冷媒となり、四方切換弁12を経て圧縮機11に吸入され
る。
れた電磁弁17、逆止弁18を経て再熱器21に入り、ここで
室内空気に放熱することによって凝縮液化して液冷媒と
なる。この液冷媒はキャピラリチューブ22で絞られるこ
とによって断熱膨張した後、室内熱交換器26に入り、こ
こで室内空気から吸熱することによって蒸発気化してガ
ス冷媒となり、四方切換弁12を経て圧縮機11に吸入され
る。
【０００４】室内空気は室内熱交換器26を流過する過程
で冷却されることにより空気中の水分が結露して除湿さ
れ、次いで、この除湿冷気は再熱器12を流過する過程で
加温されて室内に吹き出される。
で冷却されることにより空気中の水分が結露して除湿さ
れ、次いで、この除湿冷気は再熱器12を流過する過程で
加温されて室内に吹き出される。
【０００５】冷房運転時には、電磁弁24が開、電磁弁1
7、29が閉止される。すると、冷媒は圧縮機11、四方切
換弁12、室外熱交換器13、キャピラリチューブ15、再熱
器21、バイパス管23及びこれに介装された電磁弁24、逆
止弁25、室内熱交換器26、四方切換弁12、圧縮機11の順
に循環し、再熱器21は室内熱交換器26とともに蒸発器と
して機能する。
7、29が閉止される。すると、冷媒は圧縮機11、四方切
換弁12、室外熱交換器13、キャピラリチューブ15、再熱
器21、バイパス管23及びこれに介装された電磁弁24、逆
止弁25、室内熱交換器26、四方切換弁12、圧縮機11の順
に循環し、再熱器21は室内熱交換器26とともに蒸発器と
して機能する。
【０００６】暖房運転時には、電磁弁29が開、電磁弁1
8、24が閉止され、四方切換弁12は破線で示すように切
り換えられる。すると、冷媒は圧縮機11、四方切換弁1
2、室内熱交換器26、バイパス管28及びこれに介装され
た電磁弁29、逆止弁30、再熱器21、キャピラリチューブ
15、室外熱交換器13、四方切換弁12、圧縮機11の順に循
環し、再熱器21は室内熱交換器26とともに凝縮器として
機能する。
8、24が閉止され、四方切換弁12は破線で示すように切
り換えられる。すると、冷媒は圧縮機11、四方切換弁1
2、室内熱交換器26、バイパス管28及びこれに介装され
た電磁弁29、逆止弁30、再熱器21、キャピラリチューブ
15、室外熱交換器13、四方切換弁12、圧縮機11の順に循
環し、再熱器21は室内熱交換器26とともに凝縮器として
機能する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、そのドライ運転時、凝縮器として機能する
室外熱交換器13の放熱量と再熱器21の放熱量との比率が
ほぼ一定で変わらないため、室内熱交換器26を流過する
ことによって除湿され、かつ、冷却された室内空気を再
熱器21で加温することによって室温を調節することが困
難であった。
においては、そのドライ運転時、凝縮器として機能する
室外熱交換器13の放熱量と再熱器21の放熱量との比率が
ほぼ一定で変わらないため、室内熱交換器26を流過する
ことによって除湿され、かつ、冷却された室内空気を再
熱器21で加温することによって室温を調節することが困
難であった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ドライ運転時、冷媒が圧縮機、室外熱交換器、
再熱器、絞り装置及び室内熱交換器をこの順に循環し、
室内空気が上記室内熱交換器及び再熱器をこの順に流過
する空気調和機において、室温検知手段により検知され
た室温と室温設定手段により設定された設定温度との偏
差に応じて上記室外熱交換器に外気を送るための室外フ
アンの風量を増減するコントローラを設けたことを特徴
とする空気調和機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ドライ運転時、冷媒が圧縮機、室外熱交換器、
再熱器、絞り装置及び室内熱交換器をこの順に循環し、
室内空気が上記室内熱交換器及び再熱器をこの順に流過
する空気調和機において、室温検知手段により検知され
た室温と室温設定手段により設定された設定温度との偏
差に応じて上記室外熱交換器に外気を送るための室外フ
アンの風量を増減するコントローラを設けたことを特徴
とする空気調和機にある。
【０００９】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、ドライ運転時、室温検知手段で検知された室温と設
定温度との偏差に応じて室外フアンの風量を増減するこ
とにより室外熱交換器における放熱量を増減しこれに応
じて再熱器における放熱量を減増する。
め、ドライ運転時、室温検知手段で検知された室温と設
定温度との偏差に応じて室外フアンの風量を増減するこ
とにより室外熱交換器における放熱量を増減しこれに応
じて再熱器における放熱量を減増する。
【００１０】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。室
温、即ち、室内熱交換器26に吸込まれる室内空気の温度
を検知する室温センサ5 及び室温を設定する設定器６の
信号はコントローラ７に入力され、コントローラ７は室
温と設定温度との偏差に応じて室外フアン14の回転数を
変えることによってその送風量を増減するようになって
いる。他の構成は図２に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
温、即ち、室内熱交換器26に吸込まれる室内空気の温度
を検知する室温センサ5 及び室温を設定する設定器６の
信号はコントローラ７に入力され、コントローラ７は室
温と設定温度との偏差に応じて室外フアン14の回転数を
変えることによってその送風量を増減するようになって
いる。他の構成は図２に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
【００１１】しかして、室内が高温・高湿下にあると
き、ドライ運転が行われ、冷媒は圧縮機11、四方切換弁
12、室外熱交換器13、バイパス管16及びこれに介装され
た電磁弁７、逆止弁18、再熱器21、キャピラリチューブ
22、室内熱交換器26、四方切換弁12をこの順に経て圧縮
機11に循環する。
き、ドライ運転が行われ、冷媒は圧縮機11、四方切換弁
12、室外熱交換器13、バイパス管16及びこれに介装され
た電磁弁７、逆止弁18、再熱器21、キャピラリチューブ
22、室内熱交換器26、四方切換弁12をこの順に経て圧縮
機11に循環する。
【００１２】これにより、室内フアン27によって送風さ
れた室内空気は室内熱交換器26を流過する過程で冷却さ
れると同時に除湿され、この除湿冷気は再熱器21を流過
する過程で加温された後、室内に吹出される。この運転
下、室温センサ５で検知された室温はコントローラ７に
入力され、ここで、設定器６から入力された設定温度と
比較される。
れた室内空気は室内熱交換器26を流過する過程で冷却さ
れると同時に除湿され、この除湿冷気は再熱器21を流過
する過程で加温された後、室内に吹出される。この運転
下、室温センサ５で検知された室温はコントローラ７に
入力され、ここで、設定器６から入力された設定温度と
比較される。
【００１３】そして、室温が高くて設定温度との偏差が
大きく、例えば、＋1deg℃以上であると、コントローラ
７の指令に基づいて室外フアン14の回転数が上昇する。
すると、室外フアン14の風量が増加して室外熱交換器13
における放熱量が増大し、これに伴い再熱器21における
放熱量が減少するので、室内熱交換器26を流過した除湿
冷気は再熱器21において余り加温されず、従って、室温
よりも低い温度で室内に吹出されることとなり、この結
果、室内は次第に除湿されるとともに室温が降下して設
定温度に近づいていく。
大きく、例えば、＋1deg℃以上であると、コントローラ
７の指令に基づいて室外フアン14の回転数が上昇する。
すると、室外フアン14の風量が増加して室外熱交換器13
における放熱量が増大し、これに伴い再熱器21における
放熱量が減少するので、室内熱交換器26を流過した除湿
冷気は再熱器21において余り加温されず、従って、室温
よりも低い温度で室内に吹出されることとなり、この結
果、室内は次第に除湿されるとともに室温が降下して設
定温度に近づいていく。
【００１４】室温が低下して偏差が＋1deg℃以下になる
と、コントローラ７の指令に基づいて室外フアン14の回
転数が低下し、室外フアン14の風量が低下して室外熱交
換器13における放熱量が減少し、これに伴い再熱器21に
おける放熱量が増加する。このため、除湿冷気は再熱器
21において加温されて室温と同じ温度で室内に吹出さ
れ、この結果、室内は除湿されるが、室温は設定温度に
維持される。
と、コントローラ７の指令に基づいて室外フアン14の回
転数が低下し、室外フアン14の風量が低下して室外熱交
換器13における放熱量が減少し、これに伴い再熱器21に
おける放熱量が増加する。このため、除湿冷気は再熱器
21において加温されて室温と同じ温度で室内に吹出さ
れ、この結果、室内は除湿されるが、室温は設定温度に
維持される。
【００１５】また、室内が低温・高湿下にあり、室温と
設定温度との偏差が、例えば、−１１deg ℃以下である
と、コントローラ７の指令に基づいて室外フアン14の回
転数が更に低下する。すると、室外フアン14の風量が低
下して室外熱交換器13における放熱量は減少し、これに
伴い再熱器21における放熱量が更に増大する。このた
め、除湿冷気は再熱器21においてかなり加温されて室温
よりも高い温度で室内に吹出され、この結果、室内は除
湿されると同時に室温が上昇して設定温度に近づいてい
く。
設定温度との偏差が、例えば、−１１deg ℃以下である
と、コントローラ７の指令に基づいて室外フアン14の回
転数が更に低下する。すると、室外フアン14の風量が低
下して室外熱交換器13における放熱量は減少し、これに
伴い再熱器21における放熱量が更に増大する。このた
め、除湿冷気は再熱器21においてかなり加温されて室温
よりも高い温度で室内に吹出され、この結果、室内は除
湿されると同時に室温が上昇して設定温度に近づいてい
く。
【００１６】なお、上記実施例では室外フアン14の回転
数を増減しているが、室外フアン14を多数設置してこの
運転台数を変更することによりその風量を制御すること
もできる。また、室外フアン14の風量を室温と設定温度
との偏差に対応して段階的に又は連続的に増減すること
もできる。
数を増減しているが、室外フアン14を多数設置してこの
運転台数を変更することによりその風量を制御すること
もできる。また、室外フアン14の風量を室温と設定温度
との偏差に対応して段階的に又は連続的に増減すること
もできる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、ドライ運転時、室温と
設定温度との偏差に応じて室外フアンの風量を増減する
ことにより室外熱交換器の放熱量と再熱器の放熱量との
比率を変更できるので、室内を除湿しつつ室温を上昇又
は下降させることにより室温を調節できる。
設定温度との偏差に応じて室外フアンの風量を増減する
ことにより室外熱交換器の放熱量と再熱器の放熱量との
比率を変更できるので、室内を除湿しつつ室温を上昇又
は下降させることにより室温を調節できる。
【図１】本発明の１実施例に係わる空気調和機の系統図
である。
である。
【図２】従来の空気調和機の系統図である。
11 圧縮機 13 室外熱交換器 14 室外フアン 21 再熱器 22 絞り装置 26 室内熱交換器 ５ 室温検知手段 ６ 室温設定手段 ７ コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 ドライ運転時、冷媒が圧縮機、室外熱交
換器、再熱器、絞り装置及び室内熱交換器をこの順に循
環し、室内空気が上記室内熱交換器及び再熱器をこの順
に流過する空気調和機において、室温検知手段により検
知された室温と室温設定手段により設定された設定温度
との偏差に応じて上記室外熱交換器に外気を送るための
室外フアンの風量を増減するコントローラを設けたこと
を特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333677A JPH06159857A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4333677A JPH06159857A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159857A true JPH06159857A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18268738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4333677A Pending JPH06159857A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06159857A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5803651A (en) * | 1996-02-07 | 1998-09-08 | Yazaki Corporation | Double locking connector |
| US6422308B1 (en) * | 1997-04-09 | 2002-07-23 | Calsonic Kansei Corporation | Heat pump type air conditioner for vehicle |
| US6604576B2 (en) | 1996-11-15 | 2003-08-12 | Calsonic Kansei Corporation | Automotive air conditioning system |
| WO2010143424A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP4333677A patent/JPH06159857A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5803651A (en) * | 1996-02-07 | 1998-09-08 | Yazaki Corporation | Double locking connector |
| US6604576B2 (en) | 1996-11-15 | 2003-08-12 | Calsonic Kansei Corporation | Automotive air conditioning system |
| US6422308B1 (en) * | 1997-04-09 | 2002-07-23 | Calsonic Kansei Corporation | Heat pump type air conditioner for vehicle |
| WO2010143424A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
| JP2011017526A (ja) * | 2009-06-12 | 2011-01-27 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000516 |