JPH0544544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544544Y2 JPH0544544Y2 JP1985093919U JP9391985U JPH0544544Y2 JP H0544544 Y2 JPH0544544 Y2 JP H0544544Y2 JP 1985093919 U JP1985093919 U JP 1985093919U JP 9391985 U JP9391985 U JP 9391985U JP H0544544 Y2 JPH0544544 Y2 JP H0544544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- swash plate
- drive shaft
- piston
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
本考案は斜板式ピストンポンプ・モータに関す
る。
る。
従来の斜板式ピストンポンプ・モータはシリン
ダと駆動軸そしてリテーナは別部品で構成され、
かつリテーナはバネによりリターンプレートへ付
勢されている機構であるため、構造は複雑でコス
トが高くさらにシリンダと駆動軸とは別個の部品
でここに組立上の微小隙間があり、負荷変動時に
相対運動をして騒音の原因になつていた。
ダと駆動軸そしてリテーナは別部品で構成され、
かつリテーナはバネによりリターンプレートへ付
勢されている機構であるため、構造は複雑でコス
トが高くさらにシリンダと駆動軸とは別個の部品
でここに組立上の微小隙間があり、負荷変動時に
相対運動をして騒音の原因になつていた。
本考案はこのような欠点を除去したものでその
目的は、シリンダと駆動軸そしてリテーナを一体
的な構成にすることにより構造を簡単にして信頼
性を高くしかつコストも低くすると共に、シリン
ダと駆動軸とを一体にして両者の隙間をなくし、
もつて低騒音にした斜板式ピストンポンプ・モー
タを提供することにある。
目的は、シリンダと駆動軸そしてリテーナを一体
的な構成にすることにより構造を簡単にして信頼
性を高くしかつコストも低くすると共に、シリン
ダと駆動軸とを一体にして両者の隙間をなくし、
もつて低騒音にした斜板式ピストンポンプ・モー
タを提供することにある。
本考案の斜板式ピストンポンプ・モータは、ハ
ウジングに設けた軸受により支承された駆動軸
と、軸方向に穿設された複数のピストン穴にそれ
ぞれピストンを往復動自在液密的に支持し、圧油
の給排もしくは駆動軸の回転力により回転させる
シリンダと、複数のピストンの一端に摺動自在に
球面結合されたシユーをリターンプレートおよび
球形状部を有したリテーナを介して常時斜板へ摺
動自在に押圧する斜板式ピストンポンプ・モータ
において、駆動軸、リテーナおよびシリンダとを
一体的に構成し、これをハウジングに設けた軸受
にて回転自在に支承するとともにリテーナとリタ
ーンプレートとの間に環状弾性体を設け、該環状
弾性体はリテーナの球状部に摺動しつつリターン
プレートを介してピストンに係合したシユーを斜
板へ弾性的に押圧することを特徴としている。
ウジングに設けた軸受により支承された駆動軸
と、軸方向に穿設された複数のピストン穴にそれ
ぞれピストンを往復動自在液密的に支持し、圧油
の給排もしくは駆動軸の回転力により回転させる
シリンダと、複数のピストンの一端に摺動自在に
球面結合されたシユーをリターンプレートおよび
球形状部を有したリテーナを介して常時斜板へ摺
動自在に押圧する斜板式ピストンポンプ・モータ
において、駆動軸、リテーナおよびシリンダとを
一体的に構成し、これをハウジングに設けた軸受
にて回転自在に支承するとともにリテーナとリタ
ーンプレートとの間に環状弾性体を設け、該環状
弾性体はリテーナの球状部に摺動しつつリターン
プレートを介してピストンに係合したシユーを斜
板へ弾性的に押圧することを特徴としている。
以下本考案の一実施例を示した第１図について
説明する。駆動軸１１はリテーナ１２とシリンダ
１３とが一体的に形成され、かつハウジング１４
とこれに固着したフタ１５とに対し軸受１６およ
び１７により支持されている。シリンダ１３に図
において左右方向へ摺動自在に嵌挿えれた複数の
ピストン１８は、右端の球状頭部がシユー１９へ
回動自在に係合しかつシユー１９は斜板２０へ摺
動自在に接している。
説明する。駆動軸１１はリテーナ１２とシリンダ
１３とが一体的に形成され、かつハウジング１４
とこれに固着したフタ１５とに対し軸受１６およ
び１７により支持されている。シリンダ１３に図
において左右方向へ摺動自在に嵌挿えれた複数の
ピストン１８は、右端の球状頭部がシユー１９へ
回動自在に係合しかつシユー１９は斜板２０へ摺
動自在に接している。
このシユー１９はリテーナ１２から弾性体２１
とリターンプレート２２を介して押圧されること
により斜板２０へ密に接している。またシリンダ
１３とフタ１５との間には固定ポートプレート２
３が設けられており、ポートプレート２３にはシ
リンダ１３に穿設した複数のピストン穴１８Ａに
対向して三日月形をした排出用の穴２４と供給用
の穴２５とがあり、両穴２４および２５はフタ１
５に接続されそこでそれぞれ円形にまとめられて
排出口２６と供給口２７とになつている。
とリターンプレート２２を介して押圧されること
により斜板２０へ密に接している。またシリンダ
１３とフタ１５との間には固定ポートプレート２
３が設けられており、ポートプレート２３にはシ
リンダ１３に穿設した複数のピストン穴１８Ａに
対向して三日月形をした排出用の穴２４と供給用
の穴２５とがあり、両穴２４および２５はフタ１
５に接続されそこでそれぞれ円形にまとめられて
排出口２６と供給口２７とになつている。
次に前述した実施例の動作をポンプとして説明
する。駆動軸１１を不図示の駆動源により回転さ
せるとシリンダ１３も回転する。この回転により
ピストン１８は斜面２０へリテーナ１２・弾性体
２１・リターンプレート２２そしてシユー１９を
介して接しているため左右動する。この結果ピス
トン１８の左行時に不図示の液体を供給口２７と
穴２５とからピストン穴１８Ａに吸い込み、そし
てピストン１８の右行時に穴２４から排出口２６
を通つて外部へ吐出する。
する。駆動軸１１を不図示の駆動源により回転さ
せるとシリンダ１３も回転する。この回転により
ピストン１８は斜面２０へリテーナ１２・弾性体
２１・リターンプレート２２そしてシユー１９を
介して接しているため左右動する。この結果ピス
トン１８の左行時に不図示の液体を供給口２７と
穴２５とからピストン穴１８Ａに吸い込み、そし
てピストン１８の右行時に穴２４から排出口２６
を通つて外部へ吐出する。
第２図は本考案の他の実施例を示したものでこ
の例では、リテーナ１２Ａの表面に耐摩耗材３１
をコーテイングしたことのみ第１実施例と異つて
いるためその他の説明は省略する。このように本
実施例は摩耗の激しいリテーナ表面が耐摩耗材で
あるため寿命は長い。
の例では、リテーナ１２Ａの表面に耐摩耗材３１
をコーテイングしたことのみ第１実施例と異つて
いるためその他の説明は省略する。このように本
実施例は摩耗の激しいリテーナ表面が耐摩耗材で
あるため寿命は長い。
本考案の斜板式ピストンポンプ・モータは以上
説明したように、駆動軸とリテーナそしてシリン
ダを一体に構成したため構造は簡単になつて信頼
性は高くなりかつコストも低くなつた。また駆動
軸とシリンダとが一体であるため両者間に隙間は
なく負荷変動ガあつても、騒音を発生することは
ない。さらにシユーはリテーナとリターンプレー
トとの間に設けた弾性体により斜板に押圧されて
いるため動作は安定しており、またリテーナ表面
に耐摩耗材をコーテイングした例では寿命が長く
なる等本考案は多くの利点を有する。
説明したように、駆動軸とリテーナそしてシリン
ダを一体に構成したため構造は簡単になつて信頼
性は高くなりかつコストも低くなつた。また駆動
軸とシリンダとが一体であるため両者間に隙間は
なく負荷変動ガあつても、騒音を発生することは
ない。さらにシユーはリテーナとリターンプレー
トとの間に設けた弾性体により斜板に押圧されて
いるため動作は安定しており、またリテーナ表面
に耐摩耗材をコーテイングした例では寿命が長く
なる等本考案は多くの利点を有する。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は
本考案の他の実施例の断面図である。 １１……駆動軸、１２，１２Ａ……リテーナ、
１３……シリンダ、１８……ピストン、１９……
シユー、２０……斜板、２１……弾性体、２２…
…リターンプレート。
本考案の他の実施例の断面図である。 １１……駆動軸、１２，１２Ａ……リテーナ、
１３……シリンダ、１８……ピストン、１９……
シユー、２０……斜板、２１……弾性体、２２…
…リターンプレート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングに設けた軸受により支承された駆
動軸と、軸方向に穿設された複数のピストン穴
にそれぞれピストンを往復動自在液密的に支持
し、圧油の給排もしくは前記駆動軸にの回転力
により回転されるシリンダと、前記複数のピス
トンの一端に摺動自在に球面結合されたシユー
をリターンプレートおよび球形状部を有したリ
テーナを介して常時斜板へ摺動自在に押圧する
斜板式ピストンポンプ・モータにおいて、前記
駆動軸、前記リテーナおよび前記シリンダとを
一体的に構成し、これを前記ハウジングに設け
た軸受けにて回転自在に支承するとともに前記
リテーナと前記リターンプレートとの間に環状
弾性体を設け、該環状弾性体は前記リテーナの
球状部に摺動しつつ前記リターンプレートを介
して前記ピストンに係合した前記シユーを前記
斜板へ弾性的のに押圧することを特徴とする斜
板式ピストンポンプ・モータ。 (2) リテーナ表面に耐摩耗材をコーテイングした
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載の斜板式ピストンポンプ・モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985093919U JPH0544544Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985093919U JPH0544544Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS623972U JPS623972U (ja) | 1987-01-10 |
| JPH0544544Y2 true JPH0544544Y2 (ja) | 1993-11-11 |
Family
ID=30652027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985093919U Expired - Lifetime JPH0544544Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544544Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0826847B2 (ja) * | 1988-09-12 | 1996-03-21 | 川崎重工業株式会社 | 斜板式ピストンポンプモータ |
| JP2001304099A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | アキシャルピストンポンプ・モータ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547230A (en) * | 1978-08-17 | 1980-04-03 | Pilkington Brothers Ltd | Method and apparatus for heat treatment of glass |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5082702U (ja) * | 1973-12-03 | 1975-07-16 | ||
| JPS5291503U (ja) * | 1975-12-29 | 1977-07-08 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP1985093919U patent/JPH0544544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547230A (en) * | 1978-08-17 | 1980-04-03 | Pilkington Brothers Ltd | Method and apparatus for heat treatment of glass |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS623972U (ja) | 1987-01-10 |
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