JPS6135739Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135739Y2 JPS6135739Y2 JP5648679U JP5648679U JPS6135739Y2 JP S6135739 Y2 JPS6135739 Y2 JP S6135739Y2 JP 5648679 U JP5648679 U JP 5648679U JP 5648679 U JP5648679 U JP 5648679U JP S6135739 Y2 JPS6135739 Y2 JP S6135739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- cylinder
- cylinder block
- hydraulic pump
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液圧ポンプモータの改良に関する。
一致に従来技術によるこの種の液圧ポンプモータ
は、軸受により支持され駆動軸に取付けたシリン
ダブロツクのピストン孔通路の開口端面に分配弁
を摺接すべく設け、その分配弁の圧油給排により
シリンダ内のピストンを往復自在にさせ得ると共
に摺動板に沿つて摺動するように構成されてい
る。
一致に従来技術によるこの種の液圧ポンプモータ
は、軸受により支持され駆動軸に取付けたシリン
ダブロツクのピストン孔通路の開口端面に分配弁
を摺接すべく設け、その分配弁の圧油給排により
シリンダ内のピストンを往復自在にさせ得ると共
に摺動板に沿つて摺動するように構成されてい
る。
このような構成のものは、分配弁との摺接面に
存在する高圧領域の圧油がシリンダブロツクに作
用して生ずる軸推力が圧力の上昇に応じて大きく
なり、駆動軸を介してストラスト荷重として軸受
に作用するため、前記駆動軸の回転摩擦抵抗を増
大させ効率を低下させると共に前記軸受の寿命を
極度に短くする欠点がある。
存在する高圧領域の圧油がシリンダブロツクに作
用して生ずる軸推力が圧力の上昇に応じて大きく
なり、駆動軸を介してストラスト荷重として軸受
に作用するため、前記駆動軸の回転摩擦抵抗を増
大させ効率を低下させると共に前記軸受の寿命を
極度に短くする欠点がある。
本考案は、前述した欠点を解決するためシリン
ダのピストン挿入端に対向する他端に前記シリン
ダ内径より小径の孔を設け、この孔に摺動可能な
嵌合部材を液密的に挿入し、前記嵌合部材の一側
をケーシング側面に接するように構成したことに
より、分配弁との摺接面に生ずる軸推力に対し回
転する駆動軸を逆方向に押圧せしめ軸受荷重を軽
減させることができ、かつ高圧、高速運転を効率
よく行ない得るようになした液圧ポンプモータを
提供するにある。
ダのピストン挿入端に対向する他端に前記シリン
ダ内径より小径の孔を設け、この孔に摺動可能な
嵌合部材を液密的に挿入し、前記嵌合部材の一側
をケーシング側面に接するように構成したことに
より、分配弁との摺接面に生ずる軸推力に対し回
転する駆動軸を逆方向に押圧せしめ軸受荷重を軽
減させることができ、かつ高圧、高速運転を効率
よく行ない得るようになした液圧ポンプモータを
提供するにある。
以下本考案一実施例を示す第１図および第２図
について説明する。１はケーシング、２は摺動板
でケーシング１に固定部材により一体的に取付け
られ、車体のフレーム３に固定されている。４は
ケーシング側面、５はシリンダブロツクで複数の
シリンダ６を有しピストン７を往復動自在に挿入
している。８は駆動軸で前記シリンダブロツク５
を一体的に固着せしめ前記ケーシング１に軸受１
０と摺動板２の軸受９とにより回転自在に支持さ
れている。１１は分配弁でケーシング１の孔１２
に遊嵌されバランスピストン１３およびバネ１４
にて左方に押圧され前記シリンダブロツク５のシ
リンダ６にそれぞれ通じる通路１５が開口する駆
動軸端面１８ａに摺接するようになつている。
について説明する。１はケーシング、２は摺動板
でケーシング１に固定部材により一体的に取付け
られ、車体のフレーム３に固定されている。４は
ケーシング側面、５はシリンダブロツクで複数の
シリンダ６を有しピストン７を往復動自在に挿入
している。８は駆動軸で前記シリンダブロツク５
を一体的に固着せしめ前記ケーシング１に軸受１
０と摺動板２の軸受９とにより回転自在に支持さ
れている。１１は分配弁でケーシング１の孔１２
に遊嵌されバランスピストン１３およびバネ１４
にて左方に押圧され前記シリンダブロツク５のシ
リンダ６にそれぞれ通じる通路１５が開口する駆
動軸端面１８ａに摺接するようになつている。
前記シリンダ６のピストン挿入端に対向する他
端に前記シリンダ６内径より小径の軸方向に貫通
する孔１７を設け、この孔１７に封止部材１９を
有し、かつ摺動可能な嵌合部材１８の液密的に挿
入し、嵌合部材端面１８ａに作用する圧力により
前記嵌合部材１８の一側をケーシング側面４に摺
接させと共にシリンダの段差面６ｂに作用する圧
力により駆動軸８を右方へ付勢するように構成さ
れている。
端に前記シリンダ６内径より小径の軸方向に貫通
する孔１７を設け、この孔１７に封止部材１９を
有し、かつ摺動可能な嵌合部材１８の液密的に挿
入し、嵌合部材端面１８ａに作用する圧力により
前記嵌合部材１８の一側をケーシング側面４に摺
接させと共にシリンダの段差面６ｂに作用する圧
力により駆動軸８を右方へ付勢するように構成さ
れている。
この構成において、前記分配弁１１に所定の圧
油が供給されると、前記分配弁１１は背面に圧油
の圧力を受けたバランスピストン１３により左方
へ押されて駆動軸端面に摺接すると共に通路１５
を介してシリンダ室６ａに対し圧油の給排が行わ
れる。液圧モータに於いてはこの圧油の給排作用
によりシリンダ６内のピストン７が摺動板２に沿
つて往復動し駆動軸を回転させ、液圧ポンプでは
駆動軸８を回転させることによりピストン７が摺
動板２に沿つて往復動し圧油を給排する駆動軸８
の端面１５ａには、分配弁１１の給・排領域に曝
されたた面積とそれぞれの面積に作用する圧力と
の積の総和で示される推力が生じ軸受９に印加さ
れるが、分配弁１１をシリンダブロツクの端面か
ら駆動軸端面に移設したことで前記面積が大巾に
減少し軸受９の負担する負荷も著しく軽減され
る。シリンダ室ａの圧油はシリンダブロツクと共
に回転する嵌合部材端面１８ａに作用し嵌合部材
１８の右端面をケーシング側面４に沿つて摺接さ
せる。シリンダ室６ａ圧油はさらに段差面６ｂに
作用しシリンダブロツクに右向きの力を印加する
ので軸受９が負担する推力は更にに軽減する。
油が供給されると、前記分配弁１１は背面に圧油
の圧力を受けたバランスピストン１３により左方
へ押されて駆動軸端面に摺接すると共に通路１５
を介してシリンダ室６ａに対し圧油の給排が行わ
れる。液圧モータに於いてはこの圧油の給排作用
によりシリンダ６内のピストン７が摺動板２に沿
つて往復動し駆動軸を回転させ、液圧ポンプでは
駆動軸８を回転させることによりピストン７が摺
動板２に沿つて往復動し圧油を給排する駆動軸８
の端面１５ａには、分配弁１１の給・排領域に曝
されたた面積とそれぞれの面積に作用する圧力と
の積の総和で示される推力が生じ軸受９に印加さ
れるが、分配弁１１をシリンダブロツクの端面か
ら駆動軸端面に移設したことで前記面積が大巾に
減少し軸受９の負担する負荷も著しく軽減され
る。シリンダ室ａの圧油はシリンダブロツクと共
に回転する嵌合部材端面１８ａに作用し嵌合部材
１８の右端面をケーシング側面４に沿つて摺接さ
せる。シリンダ室６ａ圧油はさらに段差面６ｂに
作用しシリンダブロツクに右向きの力を印加する
ので軸受９が負担する推力は更にに軽減する。
以上述べたように本考案によれば軸受の負担す
る推力を極めて小さくできるので、軸受の寿命延
長と、軸受とそれに伴なう部材の小型化ならびに
コスト低減が得られると共に効率の向上が得られ
る効果がある。
る推力を極めて小さくできるので、軸受の寿命延
長と、軸受とそれに伴なう部材の小型化ならびに
コスト低減が得られると共に効率の向上が得られ
る効果がある。
第１図は本考案による液圧ポンプモータの一実
施例を示す断面図、第２図は第１図のＹ部を示め
す拡大断面図である。 １……ケーシング、４……ケーシング側面、５
……シリンダブロツク、６……シリンダ、７……
ピストン、８……駆動軸、９，１０……軸受、１
１……分配弁、１５……通路、１５ａ……駆動軸
端面、１７……孔、１８……嵌合部材。
施例を示す断面図、第２図は第１図のＹ部を示め
す拡大断面図である。 １……ケーシング、４……ケーシング側面、５
……シリンダブロツク、６……シリンダ、７……
ピストン、８……駆動軸、９，１０……軸受、１
１……分配弁、１５……通路、１５ａ……駆動軸
端面、１７……孔、１８……嵌合部材。
Claims (1)
- 複数のピストンを案内させるシリンダを有する
シリンダブロツクと、同シリンダブロツクに一体
的に固着され内部にシリンダブロツク内部を経て
それぞれのシリンダと一側が連通し、他側を端面
に開口する通路を備え軸受にて回転自在に支持さ
れた駆動軸と、前記駆動軸端面にシリンダへの圧
油の給排を行うべく摺接された分配弁とからなる
液圧ポンプモータにおいて、シリンダのピストン
挿入端に対向する他端に前記ピストン内径より小
径の孔を設け、この孔に摺動可能な嵌合部材を液
密的に挿入し、前記嵌合部材の一側をケーシング
側面に接するようにした液圧ポンプモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5648679U JPS6135739Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5648679U JPS6135739Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55156270U JPS55156270U (ja) | 1980-11-10 |
| JPS6135739Y2 true JPS6135739Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=29290601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5648679U Expired JPS6135739Y2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135739Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP5648679U patent/JPS6135739Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55156270U (ja) | 1980-11-10 |
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