JPH0544464B2 - - Google Patents

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JPH0544464B2
JPH0544464B2 JP23849683A JP23849683A JPH0544464B2 JP H0544464 B2 JPH0544464 B2 JP H0544464B2 JP 23849683 A JP23849683 A JP 23849683A JP 23849683 A JP23849683 A JP 23849683A JP H0544464 B2 JPH0544464 B2 JP H0544464B2
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JP
Japan
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reaction
compound
group
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acid
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JP23849683A
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Michiaki Tominaga
Hidenori Ogawa
Takafumi Fujioka
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、新芏なベンゟチアゟヌル誘導䜓に関
する。 本発明のベンゟチアゟヌル誘導䜓は、文献未茉
の新芏化合物であ぀お、䞋蚘䞀般匏(1)で衚わされ
る。 〔匏䞭R1及びR2はそれぞれ氎玠原子、䜎玚アル
キル基、ハロ䜎玚アルキル基又はヒドロキシ䜎玚
アルキル基を瀺す。たたR1ずR2ずは之等が結合
する窒玠原子ず共に、モルホリノ基及び−ピペ
ラゞニル基から遞ばれる飜和耇玠環基を圢成しお
もよく、該耇玠環基がピペラゞン基の堎合、その
䜍には眮換基ずしお䜎玚アルキル基、䜎玚アル
ケニル基、プニル環䞊に䜎玚アルコキシ基の
〜個を有するこずのあるベンゟむル基、プニ
ル基、プニル䜎玚アルキル基、ベンゟむル䜎玚
アルキル基又はプノキシ䜎玚アルキル基が存圚
しおいおもよい。〕 䞊蚘䞀般匏(1)で衚わされる本発明化合物は、心
筋の収瞮を増加させる䜜甚陜性倉力䜜甚及び
冠血流増加䜜甚を有し、䟋えば、う぀血性心䞍党
等の心臓疟患の治療のための匷心剀ずしお有甚で
ある。殊に本発明の化合物は、心拍数を増加させ
ないか又は、その増加の皋床が僅かであり、又降
圧䜜甚を有し、降圧剀ずしおも有甚である。 䞊蚘䞀般匏(1)においお瀺される各基は、より具
䜓的には倫々次の通りである。 䜎玚アルキル基ずしおは、メチル、゚チル、プ
ロピル、む゜プロピル、ブチル、tert−ブチル、
ペンチル、ヘキシル基等の炭玠数〜の盎鎖又
は分枝状のアルキル基を䟋瀺できる。 ハロ䜎玚アルキル基ずしおは、クロロメチル、
ブロモメチル、ペヌドメチル、フルオロメチル、
−クロロ゚チル、−ブロモ゚チル、−ブロ
モ゚チル、−ペヌドプロピル、−クロロブチ
ル、−ゞメチル−−ブロモ゚チル、−
フルオロペンチル、−クロロヘキシル、−メ
チル−−クロロプロピル基等の眮換基ずしお、
ハロゲン原子を有する炭玠数〜の盎鎖又は分
枝状のアルキル基を䟋瀺できる。 ヒドロキシ䜎玚アルキル基ずしおは、ヒドロキ
シメチル、−ヒドロキシ゚チル、−ヒドロキ
シ゚チル、−ヒドロキシプロピル、−ヒドロ
キシブチル、−ゞメチル−−ヒドロキシ
゚チル、−ヒドロキシペンチル、−ヒドロキ
シヘキシル、−メチル−−ヒドロキシプロプ
ル基等の氎酞基が眮換した炭玠数〜のアルキ
ル基を䟋瀺できる。 䜎玚アルケニル基ずしおは、ビニル、アリル、
−ブテニル、−ブテニル、−メチルアリ
ル、−ペンテニル、−ヘキセニル基等の炭玠
数−の盎鎖又は分枝状のアルケニル基を䟋瀺
できる。 プニル環䞊に䜎玚アルコキシ基の〜個を
有するこずのあるベンゟむル基ずしおは、ベンゟ
むル、−メトキシベンゟむル、−メトキシベ
ンゟむル、−メトキシベンゟむル、−゚トキ
シベンゟむル、−゚トキシベンゟむル、−゚
トキシベンゟむル、−む゜プロポキシベンゟむ
ル、−ヘキシルオキシベンゟむル、−ゞ
メトキシベンゟむル、−ゞ゚トキシベンゟ
むル、−トリメトキシベンゟむル、
−ゞメトキシベンゟむル基等のプニル環
䞊に眮換基ずしお、炭玠数〜のアルコキシ基
を有するこずのあるベンゟむル基を䟋瀺できる。 プニル䜎玚アルキル基ずしおは、ベンゞル、
−プニル゚チル、−プニル゚チル、−
プニルプロピル、−プニルブチル、
−ゞメチル−−プニル゚チル、−プニル
ペンチル、−プニルヘキシル、−メチル−
−プニルプロピル基等のアルキル郚分の炭玠
数が〜の盎鎖又は分枝状のアルキル基である
プニルアルキル基を䟋瀺できる。 プノキシ䜎玚アルキル基ずしおは、プノキ
シメチル、−プノキシ゚チル、−プノキ
シ゚チル、−プノキシプロピル、−プノ
キシブチル、−ゞメチル−−プノキシ
゚チル、−プノキシペンチル、−プノキ
シヘキシル、−メチル−−プノキシプロピ
ル基等のアルキル郚分の炭玠数が〜の盎鎖又
は分枝状のアルキル基であるプノキシアルキル
基を䟋瀺できる。 ベンゟむル䜎玚アルキル基ずしおは、ベンゟむ
ルメチル、−ベンゟむル゚チル、−ベンゟむ
ル゚チル、−ベンゟむルプロピル、−ベンゟ
むルブチル、−ゞメチル−−ベンゟむル
゚チル、−ベンゟむルペンチル、−ベンゟむ
ルヘキシル、−メチル−−ベンゟむルプロピ
ル基等のアルキル郚分の炭玠数が〜の盎鎖又
は分枝状のアルキル基であるプノキシアルキル
基を䟋瀺できる。 本発明化合物は皮々の方法で合成可胜である
が、䟋えば䞋蚘反応行皋匏に瀺す方法で補造する
こずができる。 反応行皋匏− 〔匏䞭R1及びR2は前蚘に同じ。〕 䞊蚘反応行皋匏−で瀺される方法は、䞀般匏
(2)で衚わされるベンゟチアゟヌル誘導䜓又はその
カルボキシ基の掻性化された誘導䜓ず䞀般匏(3)で
衚わされるアミン又はそのアミノ基の掻性化され
た化合物ずを通垞のアミド結合生成反応にお反応
させるこずにより実斜される。アミド結合生成反
応は公知の各皮方法䟋えば(ã‚€)混合酞無氎物法、即
ちベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)にアルキルハロカル
ボン酞を反応させお混合酞無氎物ずし、これにア
ミン(3)を反応させる方法(ロ)掻性゚ステル法、即
ちベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)を−ニトロプニ
ル゚ステル、−ヒドロキシコハク酞むミド゚ス
テル、−ヒドロキシベンゟトリアゟヌル゚ステ
ル等の掻性゚ステルずし、これにアミン(3)を反応
させる方法(ハ)カルボゞむミド法、即ちベンゟチ
アゟヌル誘導䜓(2)にアミン(3)をゞシクロヘキシル
カルボゞむミド、カルボニルゞむミダゟヌル等の
掻性化剀の存圚䞋に瞮合させる方法(ニ)その他の
方法、䟋えばベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)ã‚’ç„¡æ°Žé…¢
酞等の脱氎剀により酞無氎物ずしこれにアミン(3)
を反応させる方法、ベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)ず
䜎玚アルコヌルずの゚ステルにアミン(3)を高圧高
枩䞋に反応させる方法、ベンゟチアゟヌル誘導䜓
(2)の酞ハロゲン化物即ちカルボン酞ハラむドにア
ミン(3)を反応させる方法等により実斜するこずが
できる。たたベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)をトリフ
゚ニルホスフむンやゞ゚チルクロロホスプヌト
等のリン化合物で掻性化し、これにアミン(3)を反
応させる方法等によるこずもできる。 䞊蚘(ã‚€)に瀺す混合酞無氎物法においお、甚いら
れる混合酞無氎物は通垞のシペツテン−バりマン
反応により埗られ、これを通垞単離するこずなく
アミン(3)ず反応させるこずにより䞀般匏(1)の化合
物が補造される。シペツテン−バりマン反応は通
垞シペツテン−バりマン反応に慣甚の塩基性化合
物、䟋えばトリ゚チルアミン、トリメチルアミ
ン、ピリゞン、ゞメチルアニリン、−メチルモ
ルホリン、−ゞメチルアミノピリゞン、
−ゞアザビシクロ〔〕ノネン−
DBN、−ゞアザビシクロ〔〕
りンデセン−DBU、−ゞアザビシク
ロ〔〕オクタンDABCO等の有機
塩基及び炭酞カリりム、炭酞ナトリりム、炭酞氎
玠カリりム、炭酞氎玠ナトリりム等の無機塩基の
存圚䞋、玄−12〜100℃、奜たしくは〜50℃に
おいお、玄分〜10時間、奜たしくは分〜時
間を芁しお行なわれる。埗られた混合酞無氎物ず
アミン(3)の反応は、玄−20〜150℃、奜たしくは
10〜50℃においお、玄分〜10時間、奜たしくは
玄分〜時間を芁しお行なわれる。たた䞊蚘混
合酞無氎物は、䞀般にこの皮混合酞無氎物法に慣
甚の溶媒、具䜓的には塩化メチレン、クロロホル
ム、ゞクロロロ゚タン等のハロゲン化炭化氎玠
類、ベンれン、トル゚ン、キシレン等の芳銙族炭
化氎玠類、ゞ゚チル゚ヌテル、テトラヒドロフラ
ンTHF、ゞメトキシ゚タン等の゚ヌテル類、
酢酞メチル、酢酞゚チル等の゚ステル類、
−ゞメチルホルムアミドDMF、ゞメチルスル
ホキシドDMSO、ヘキサメチルリン酞トリア
ミドHMPA等の非プロトン性極性溶媒等の
適圓な溶媒䞭又は溶媒の䞍存圚䞋で行なわれる。
尚䞊蚘混合酞無氎物の補造においお䜿甚されるア
ルキルハロカルボン酞ずしおはクロロ蟻酞メチ
ル、ブロモ蟻酞メチル、クロロ蟻酞゚チル、ブロ
モ蟻酞゚チル、クロロ蟻酞む゜ブチル等を䟋瀺で
き、之等は通垞ベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)に察し
少なくずも等モル量、奜たしくは玄〜倍モル
量甚いられる。たたアミン(3)の䜿甚割合は、通垞
ベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)に察しお少なくずも等
モル、奜たしくは玄〜倍モルずするのが奜た
しい。 䞊蚘(ロ)に瀺す掻性゚ステル法は、䟋えば−ヒ
ドロキシコハク酞むミド゚ステルを甚いる堎合を
䟋にずれば、反応に圱響を䞎えない適圓な溶媒䞭
で行なわれる。該溶媒ずしおは、具䜓的には塩化
メチレン、クロロホルム、ゞクロロ゚タン等のハ
ロゲン化炭化氎玠類、ベンれン、トル゚ン、キシ
レン等の芳銙族炭化氎玠類、ゞ゚チル゚ヌテル、
THF、ゞメトキシ゚タン等の゚ヌテル類、酢酞
メチル、酢酞゚チル等の゚ステル類、DMF、
DMSO、HMPA等の非プロトン性極性溶媒等が
挙げられる。反応は、〜150℃、奜たしくは10
〜100℃で、〜30時間で終了する。アミン(3)ず
−ヒドロキシコハク酞むミド゚ステルずの䜿甚
割合は、埌者に察しお前者を通垞少なくずも等モ
ル、奜たしくは等モル〜倍モルずするのが望た
しい。 䞊蚘(ニ)に瀺すカルボン酞ハラむドにアミン(3)を
反応させる方法を採甚する堎合、該反応は脱ハロ
ゲン化氎玠剀の存圚䞋、適圓な溶媒䞭にお行なわ
れる。脱ハロゲン化氎玠剀ずしおは通垞の塩基性
化合物が甚いられ、塩基性化合物ずしおは公知の
もの䟋えばシペツテン−バりマン反応に甚いられ
る塩基性化合物のほかに、氎酞化ナトリりム、氎
酞化カリりム、氎玠化ナトリりム、氎玠化カリり
ム、炭酞銀、ナトリりムメチラヌト、ナトリりム
゚チラヌト等のアルコラヌト等を広く䜿甚でき
る。尚、アミン(3)を過剰量䜿甚しお脱ハロゲン化
氎玠剀ずしお兌甚できる。溶媒ずしおは、䞊蚘シ
ペツテン−バりマン反応に甚いられる溶媒のほか
に、䟋えばメタノヌル、゚タノヌル、プロパノヌ
ル、ブタノヌル、−メトキシ−−ブタノヌ
ル、゚チルセロ゜ルブ、メチルセロ゜ルブ等のア
ルコヌル類、ピリゞン、アセトン、アセトニトリ
ル等又は䞊蚘溶媒の二以䞊の混合溶媒等を䜿甚で
きる。アミン(3)ずカルボン酞ハラむドずの䜿甚割
合は、特に限定がなく広い範囲内で適宜遞択され
るが、通垞前者に察しお埌者を少なくずも等モル
量皋床、奜たしくは等モル〜倍モル量甚いるの
がよい。該反応は通垞−30〜180℃皋床、奜たし
くは玄〜150℃にお行なわれ、䞀般に分〜30
時間で完結する。䞊蚘においおカルボン酞ハラむ
ドは、䟋えばベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)ずハロゲ
ン化剀ずを無溶媒䞋又は溶媒の存圚䞋に反応させ
るこずにより補造される。溶媒ずしおは反応に悪
圱響を䞎えないもの、䟋えばベンれン、トル゚
ン、キシレン等の芳銙族炭化氎玠類、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭玠等のハロゲン化炭
化氎玠類、ゞオキサン、THF、ゞ゚チル゚ヌテ
ル等の゚ヌテル類、DMF、DMSO等を䜿甚でき
る。ハロゲン化剀ずしおは、カルボキシ基の氎酞
基をハロゲンに倉える、通垞のハロゲン化剀䟋え
ば塩化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リ
ン、五塩化リン、五臭化リン等を䜿甚できる。ベ
ンゟチアゟヌル誘導䜓(2)ずハロゲン化剀ずの䜿甚
割合は、ずくに限定されず適宜遞択されるが、無
溶媒䞋で反応を行なう堎合には、通垞前者に察し
お埌者を倧過剰量、たた溶媒䞭で反応を行なう堎
合には、通垞前者に察しお埌者を少なくずも等モ
ル量皋床、奜たしくは〜倍モル量ずされる。
反応枩床及び反応時間もずくに限定されない
が、通垞宀枩〜100℃皋床、奜たしくは50〜80℃
にお、30分間〜時間皋床ずするのが適圓であ
る。 たたベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)をトリプニル
ホスフむンやゞ゚チルクロロホスプヌト等のリ
ン化合物で掻性化し、これにアミン(3)を反応させ
る方法を採甚する堎合、反応は適圓な溶媒䞭で行
なわれる。溶媒ずしおは反応に圱響を䞎えない各
皮のもの、具䜓的には塩化メチレン、クロロホル
ム、ゞクロロ゚タン等のハロゲン化炭化氎玠類、
ベンれン、トル゚ン、キシレン等の芳銙族炭化氎
玠類、ゞ゚チル゚ヌテル、THF、ゞメトキシ゚
タン等の゚ヌテル類、酢酞メチル、酢酞゚チル等
の゚ステル類、DMF、DMSO、HMPA等の非プ
ロトン性極性溶媒等を䜿甚できる。䞊蚘反応では
アミン(3)自䜓が塩基性化合物ずしお働くため、こ
れを理論量より過剰量甚いるこずにより、反応は
良奜に進行するが、必芁に応じお他の塩基性化合
物䟋えばトリ゚チルアミン、トリメチルアミン、
ピリゞン、ゞメチルアニリン、−メチルモルホ
リン、DBN、DBU、DABCO等の有機塩基及び
炭酞カリりム、炭酞ナトリりム、炭酞氎玠カリり
ム、炭酞氎玠ナトリりム等の無機塩基を甚いるこ
ずもできる。反応は玄〜150℃、奜たしくは玄
〜100℃においお行なわれ、反応時間は玄〜
30時間である。ベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)に察す
るリン化合物及びアミン(3)の䜿甚割合は、倫々通
垞少なくずも等モル量皋床、奜たしくは〜倍
モル量ずされる。 たた䞀般匏(1)の化合物䞭ある矀に属する化合物
䞋蚘䞀般匏−、−及び−
で衚わされるは、倫々以䞋の反応行皋匏−乃
至−に瀺す方法によ぀おも補造するこずができ
る。 反応行皋匏− 〔匏䞭R3はプニル環䞊に䜎玚アルコキシ基の
〜個を有するこずのあるベンゟむル基を瀺
す。X1は氎酞基を瀺す。〕 即ち䞊蚘䞀般匏−で衚わされる化合物
は、䞀般匏(4)の化合物又はそのアミノ基の掻性化
合物に䞀般匏(5)の化合物又はそのカルボキシ基の
掻性化された化合物を反応させるこずにより補造
される。䞊蚘反応は、前蚘反応行皋匏−に瀺す
ベンゟチアゟヌル誘導䜓(2)又はそのカルボキシ基
の掻性化化合物ず、アミン(3)又はそのアミノ基の
掻性化化合物ずの反応ず同様の操䜜及び条件䞋に
行なうこずができる。 反応行皋匏− 〔匏䞭R4は䜎玚アルキル基、䜎玚アルケニル基、
プニル䜎玚アルキル基、ベンゟむル䜎玚アルキ
ル基又はプノキシ䜎玚アルキル基を瀺す。X2
はハロゲン原子、䜎玚アルカンスルホニルオキシ
基、アリヌルスルホニルオキシ基又はアラルキル
スルホニルオキシ基を瀺す。〕 即ち䞀般匏−で衚わされる化合物は、
䞀般匏(4)の化合物ず䞀般匏(6)の化合物ずを反応さ
せるこずにより補造される。その反応は、前蚘し
たカルボン酞ハラむドにアミン(3)を反応させる方
法ず同様の操䜜及び条件䞋に実斜するこずができ
る。 尚䞊蚘䞀般匏(6)の化合物においお、X2で定矩
されるハロゲン原子は、具䜓的には塩玠、北玠、
臭玠及び沃玠原子であり、䜎玚アルカンスルホニ
ルオキシ基ずしおは、メタンスルホニルオキシ、
゚タンスルホニルオキシ、む゜プロパンスルホニ
ルオキシ、プロパンスルホニルオキシ、ブタンス
ルホニルオキシ、tert−ブタンスルホニルオキ
シ、ペンタンスルホニルオキシ、ヘキサンスルホ
ニルオキシ基等を䟋瀺でき、アリヌルスルホニル
オキシ基ずしおは、プニルスルホニルオキシ、
−メチルプニルスルホニルオキシ、−メチ
ルプニルスルホニルオキシ、−ニトロプニ
ルスルホニルオキシ、−メトキシプニルスル
ホニルオキシ、−クロルプニルスルホニルオ
キシ、α−ナフチルスルホニルオキシ基等の眮換
又は未眮換のアリヌルスルホニルオキシ基を䟋瀺
でき、たたアラルキルスルホニルオキシ基ずしお
は、ベンゞルスルホニルオキシ、−プニル゚
チルスルホニルオキシ、−プニルブチルスル
ホニルオキシ、−メチルベンゞルスルホニルオ
キシ、−メチルベンゞルスルホニルオキシ、
−ニトロベンゞルスルホニルオキシ、−メトキ
シベンゞルスルホニルオキシ、−クロロベンゞ
ルスルホニルオキシ、α−ナフチルメチルスルホ
ニルオキシ基等の眮換又は未眮換のアラルキルス
ルホニルオキシ基を䟋瀺できる。 反応行皋匏− 〔匏䞭R5は前蚘R4ず同䞀の基又はプニル基を
瀺す。は䞊蚘X1及びX2ず同䞀基を瀺す。〕 即ち䞀般匏−で衚わされる化合物は、
䞀般匏(2)の化合物ず䞀般匏(7)の化合物を反応さ
せ、埗られる䞀般匏(8)の化合物に䞀般匏(9)の化合
物を反応させるこずにより補造できる。䞊蚘䞀般
匏(2)の化合物ず䞀般匏(7)の化合物ずの反応は、前
蚘䞀般匏(2)の化合物ず䞀般匏(3)の化合物ずの反応
ず同様の操䜜及び条件䞋に行なわれる。 たた䞊蚘に匕き続く䞀般匏(8)の化合物ず䞀般匏
(9)の化合物ずの反応は、䞀般匏(8)の化合物におけ
るの皮類に応じお、䞋蚘の劂くしお行なわれ
る。即ち䞀般匏(8)の化合物ずしおがX2基を瀺
す化合物を甚いる堎合、該䞀般匏(8)の化合物ず䞀
般匏(9)の化合物ずの反応は、䞀般に適圓な䞍掻性
溶媒䞭、塩基性瞮合剀の存圚䞋又は䞍存圚䞋に行
なわれる。䞍掻性溶媒ずしおは䟋えばベンれン、
トル゚ン、キシレン等の芳銙族炭化氎玠類、メタ
ノヌル、゚タノヌル、む゜プロパノヌル、ブタノ
ヌル等の䜎玚アルコヌル類、酢酞、酢酞゚チル、
DMF、DMSO、HMPA等を䜿甚できる。たた塩
基性瞮合剀ずしおは䟋えば炭酞ナトリりム、炭酞
カリりム、炭酞氎玠ナトリりム、炭酞氎玠カリり
ム等の炭酞塩、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリり
ム等の金属氎酞化物、ナトリりムメチレヌト、ナ
トリりム゚チレヌト等の金属アルコラヌト、ピリ
ゞン、トリ゚チルアミン等の第玚アミン等を䜿
甚できる。䞀般匏(8)の化合物ず䞀般匏(9)の化合物
ずの䜿甚割合は、特に限定がなく広い範囲内で適
宜遞択でき、通垞前者に察しお埌者を少なくずも
等モル量皋床、奜たしくは等モル〜倍モル量甚
いるのがよい。反応は通垞40〜120℃皋床、奜た
しくは50〜100℃にお行なわれ、䞀般に〜30時
間皋床で終了する。 たた䞀般匏(8)の化合物ずしおがX1基氎酞
基を瀺す化合物を甚いる堎合、該䞀般匏(8)の化
合物ず䞀般匏(9)の化合物ずの反応は、脱氎瞮合剀
の存圚䞋、無溶媒䞋又は適圓な溶媒䞭にお行なわ
れる。脱氎瞮合剀ずしおは䟋えばポリリン酞等の
瞮合リン酞類、正リン酞、焊リン酞、メタリン酞
等のリン酞類、正亜リン酞等の亜リン酞類、五酞
化リン等の無氎リン酞類、塩酞、硫酞、ホり酞等
の酞類、リン酞ナトリりム、ボロンホスプヌ
ト、リン酞第二鉄、リン酞アルミニりム等の金属
リン酞塩類、掻性アルミナ、重硫酞ナトリりム、
ラネヌニツケル等を䜿甚できる。たた溶媒ずしお
は䟋えばDMF、テトラリン等の高沞点溶媒を䜿
甚できる。䞀般匏(8)の化合物ず䞀般匏(9)の化合物
ずの䜿甚割合は、特に限定がなく広い範囲内で適
宜遞択でき、通垞埌者に察しお前者を0.8モル量
皋床以䞊、奜たしくは0.8モル−倍モル量甚い
るのがよい。脱氎瞮合剀の䜿甚量は特に限定され
ず広範囲から適宜遞択し埗、䞀般匏(8)の化合物に
察しお通垞觊媒量以䞊、奜たしくは0.5〜倍モ
ル量皋床甚いるのがよい。䞊蚘反応は有利には酞
化反応を防止するため䞍掻性ガス䟋えばCO2又は
N2気流䞭で行ない埗る。たた反応は通垞垞圧䞋、
箄100〜350℃奜たしくは125〜255℃にお玄〜10
時間で行なわれる。 反応行皋匏− 〔匏䞭、R5は前蚘に同じ。〕 䞀般匏−で衚わされる化合物は、たた
䞊蚘のように䞀般匏(2)の化合物にモルホリン(10)を
反応させモルホリン誘導䜓(11)ずしたのち、これに
䞀般匏(9)の化合物を反応させるこずによ぀おも補
造できる。 䞊蚘においお䞀般匏(2)の化合物ずモルホリン(10)
ずの反応は、前蚘した䞀般匏(2)の化合物ず䞀般匏
(3)の化合物ずの反応ず同様の操䜜及び条件䞋に行
ない埗る。たたかくしお埗られる䞀般匏(11)の化合
物ず䞀般匏(9)の化合物ずの反応は、無溶媒䞋又は
適圓な溶媒䞭、酞の存圚䞋にお行なわれる。溶媒
ずしおは䟋えばテトラリン、DMF、DMSO、
HMPA等の高沞点溶媒を䜿甚できる。酞ずしお
は䟋えば塩酞、硫酞、臭化氎玠酞等を䜿甚でき
る。䞀般匏(11)の化合物ず䞀般匏(9)の化合物ずの䜿
甚割合は、特に限定されず広い範囲内で適宜遞択
でき、通垞前者に察しお埌者を少なくずも等モル
量皋床、奜たしくは等モル〜倍モル量甚いるの
がよい。 反応は通垞50〜250℃皋床、奜たしくは150〜
200℃にお行なわれ、䞀般に〜24時間皋床で終
了する。 以䞊詳述した反応行皋匏−、−及び−に
おいお、䞀般匏(1)の化合物の補造に利甚される䞀
般匏(2)の化合物は、䟋えば䞋蚘反応行皋匏−、
−又は−に瀺す方法により補造するこずがで
きる。 反応行皋匏− 〔匏䞭R6は芳銙族アミン残基及びX3はハロゲン
原子を瀺す。〕 䞊蚘においお䞀般匏(14)の化合物を埗る反応は、
適圓な溶媒䞭又は無溶媒䞋に䞀般匏(12)の化合物に
芳銙族アミン類(13)を反応させるこずにより行なう
こずができる。溶媒ずしおは、反応に圱響を䞎え
ない各皮のもの、䟋えば塩化メチレン、クロロホ
ルム、ゞクロロメタン等のハロゲン化炭化氎玠
類、ゞ゚チル゚ヌテル、THF、ゞメトキシ゚タ
ン等の゚ヌテル類、酢酞メチル、酢酞゚チル等の
゚ステル類、DMF、DMSO、HMPA等の非プロ
トン性極性溶媒等を䜿甚できる。芳銙族アミン類
ずしおは、ピリゞン、キノリン等を䟋瀺できる。
該芳銙族アミンの䜿甚量は、䞀般匏(12)の化合物に
察しお、少なくずも等モル、奜たしくは倧過剰量
䜿甚するのがよい。反応枩床は、50〜200℃、奜
たしくは70〜150℃であり、反応は〜10時間で
終了する。たた䞊蚘により埗られる䞀般匏(14)の化
合物の加氎分解反応は、氎又はメタノヌル、゚タ
ノヌル等のアルコヌル䞭、氎酞化ナトリりム又は
氎酞化カリりムのような無機塩基類もしくは塩
酞、臭化氎玠酞等の酞を甚いお宀枩〜150℃䞋に
〜10時間皋床を芁しお行なわれる。 反応行皋匏− 〔匏䞭X3は前蚘に同じ。〕 䞀般匏(15)の化合物ずハロゲン(16)ずの反応は、通
垞溶媒䞭で行なわれる。溶媒ずしおはTHF、ゞ
オキサン等の゚ヌテル類、酢酞、プロピオン酞等
のカルボン酞類、ベンれン等の芳銙族炭化氎玠
類、DMF、DMSO等を䜿甚できる。該反応にお
いおは副生するハロゲン化氎玠を陀去するために
脱酞剀ずしお炭酞カルシりム等を添加しおもよ
い。䞀般匏(15)の化合物ずハロゲン(16)ずの配合割合
は、特に限定されず広い範囲内で適宜遞択される
が、通垞前者に察しお埌者を〜倍モル、奜た
しくは〜倍モル量甚いるのがよい。該反応は
通垞〜50℃で行なわれ、通垞数時間〜24時間皋
床で終了する。 䞀般匏(17)の化合物から䞀般匏(2)の化合物を埗る
反応は、塩基性化合物の存圚䞋、氎溶媒䞭にお行
なうのがよい。塩基性化合物ずしおは公知のもの
を広く䜿甚でき、䟋えば氎酞化ナトリりム、氎酞
化カリりム、氎酞化カルシりム等のアルカリ金属
氎酞化物もしくはアルカリ土類金属氎酞化物等を
䟋瀺できる。塩基性化合物の䜿甚量は特に限定さ
れず広い範囲内で遞択されるが、䞀般には䞀般匏
(17)の化合物に察しお倍モル〜倧過剰量ずするの
がよい。反応は通垞50〜150℃、奜たしくは70〜
120℃で通垞〜12時間皋床で終了する。 䞊蚘反応行皋匏−及び−においお、原料ず
しお甚いられる䞀般匏(12)及び(15)の化合物は、䟋え
えば䞋蚘反応行皋匏−に瀺す方法に埓い補造さ
れる。 反応行皋匏− 〔匏䞭X3は䞊蚘に同じ。X4は氎玠原子又はハロ
ゲン原子を瀺す。〕 䞀般匏(18)の化合物ず䞀般匏(19)もしくは䞀般匏(20)
の化合物ずの反応は、䞀般にフリヌデル−クラフ
ツ反応ず呌ばれるものであり、この反応は溶媒
䞭、ルむス酞の存圚䞋に行なわれる。この際䜿甚
される溶媒ずしおは、この皮の反応に通垞䜿甚さ
れるもの、䟋えば二硫化炭玠、ニトロベンれン、
クロルベンれン、ゞクロルメタン、ゞクロル゚タ
ン、トリクロル゚タン、テトラクロル゚タン等が
有利に甚いられる。曎にルむス酞も埓来䜿甚され
おいるもの、䟋えば塩化アルミニりム、塩化亜
鉛、塩化鉄、塩化錫、䞉臭化硌玠、䞉北化硌玠、
濃硫酞等が奜適に䜿甚され埗る。ルむス酞の䜿甚
量は適宜に決定すれば良いが、通垞䞀般匏(18)の化
合物に察しお〜倍モル皋床、奜たしくは〜
倍モル皋床ずされる。䞀般匏(19)の化合物もしく
は䞀般匏(20)の化合物の䜿甚量は、䞀般匏(18)の化合
物に察しお通垞少なくずも等モル量皋床、奜たし
くは等モル量〜倍モル量ずされる。反応枩床は
適宜遞択されるが通垞〜120℃皋床、奜たしく
は〜70℃皋床ずするのがよい。反応時間は原
料、觊媒、反応枩床等により異なり䞀抂には蚀え
ないが、通垞0.5〜24時間皋床である。 反応行皋匏− 〔匏䞭R7は䜎玚アルキル基を瀺す。〕 䞀般匏22の化合物を䞀般匏(2)の化合物に導
く反応は䞀般にゞアゟ化反応条件䞋に行なわれ
る。 該ゞアゟ化反応は、塩酞、硫酞、次亜塩玠酞等
の酞觊媒の存圚䞋、氎等の溶媒䞭、亜硝酞ナトリ
りム、亜硝酞カリりム等のゞアゟ化剀を甚いお行
なわれる。反応枩床は通垞−50〜50℃、奜たしく
は−30℃〜宀枩付近ずされ、反応は10分〜時間
皋床にお終了する。ゞアゟ化剀の䜿甚量は、䞀般
匏22の化合物に察しお、通垞少なくずも等モ
ル、奜たしくは、等モル〜1.5倍モル皋床ずする
のがよい。 䞀般匏(1)で衚わされる本発明化合物䞭、
【匏】が
【匏】である化合物は、
【匏】䜆しR4′はプニル䜎玚ア ルキル基を瀺すである化合物よりR4′基を脱離
させるこずによ぀おも補造するこずができる。こ
のR4′基の脱離反応は、通垞の脱ベンゞル化反応
ず同様の条件䞋に実斜するこずができる。即ち觊
媒の存圚䞋、䞍掻性溶媒䞭、氎玠圧垞圧〜10気
圧皋床䞋に玄−30〜100℃の枩床で、〜時
間皋床を芁しお氎玠化分解反応させるこずにより
行なわれる。ここで觊媒ずしおは、パラゞりム−
炭玠、癜金−炭玠、ニツケル、鉄、コバルト等の
金属化合物を䟋瀺できる。䞍掻性溶媒ずしおは、
特に制限はなく、䟋えば酢酞゚チル、酢酞メチル
等の゚ステル類、メタノヌル類、゚タノヌル等の
アルコヌル類、氎等、又はそれらの混合溶媒等を
広く䜿甚できる。䞊蚘反応における出発原料に察
する觊媒の䜿甚量は通垞0.01〜0.1倍重量皋床ず
すればよい。又、反応系内に塩酞等の酞を加える
こずにより、反応は有利に進行する。 本発明のベンゟチアゟヌル誘導䜓(1)は、医薬的
に蚱容される酞を䜜甚させるこずにより容易に酞
付加塩ずするこずができる。該酞ずしおは䟋え
ば、塩酞、硫酞、リン酞、臭化氎玠酞等の無機
酞、シナり酞、マレむン酞、フマヌル酞、リンゎ
酞、酒石酞、ク゚ン酞、安息銙酞等の有機酞を䟋
瀺できる。たた本発明のベンゟチアゟヌル誘導䜓
(1)のうち酞性基を有する化合物は、医薬的に蚱容
される塩基性化合物を䜜甚させるこずにより容易
に塩を圢成させるこずができる。該塩基性化合物
ずしおは䟋えば、氎酞化ナトリム、氎酞化カリり
ム、氎酞化カルシりム、炭酞ナトリりム、炭酞氎
玠カリりム等を䟋瀺できる。 斯くしお埗られる各々の行皋での目的化合物
は、通垞の分離手段により容易に単離粟補するこ
ずができる。該分離手段ずしおは、䟋えば溶媒抜
出法、皀釈法、再結晶法、カラムクロマトグラフ
むヌ、プレパラテむブ薄局クロマトグラフむヌ等
を䟋瀺できる。 尚本発明は光孊異性䜓も圓然に包含するもので
ある。 本発明化合物は通垞、䞀般的な医薬補剀の圢態
で甚いられる。該補剀は通垞䜿甚される充填剀、
増量剀、結合剀、付湿剀、保湿剀、厩壊剀、厩壊
抑制剀、吞収促進剀、衚面掻性剀、滑沢剀などの
皀釈剀あるいは賊圢剀を甚いお調補される。この
補剀圢態は治療目的に応じお適宜遞択できる。そ
の代衚的なものずしおは錠剀、䞞剀、散剀、液
剀、懞濁剀、乳剀、顆粒剀、カプセル剀、坐剀、
泚射剀液剀、懞濁剀等等を䟋瀺できる。錠剀
の圢態に成圢するに際しおは、担䜓ずしお䟋えば
乳糖、癜糖、塩化ナトリりム、ブドり糖、尿玠、
デンプン、炭酞カルシりム、カオリン、結晶セル
ロヌス、ケむ酞等の賊圢剀、氎、゚タノヌル、プ
ロパノヌル、単シロツプ、ブドり糖液、デンプ
ン、れラチン溶液、カルボキシメチルセルロヌ
ス、セラツク、メチルセルロヌス、リン酞カリり
ム、ポリビニルピロリドン等の結合剀、也燥デン
プン、アルギン酞ナトリりム、カンテン末、ラミ
ナラン末、炭酞氎玠ナトリりム、炭酞カルシり
ム、ポリオキシ゚チレン゜ルビタン脂肪酞゚ステ
ル類、ラりリル硫酞ナトリりム、ステアリン酞モ
ノグリセリド、デンプン、乳糖等の厩壊剀、癜
糖、ステアリン、カカオバタヌ、氎玠添加油等の
厩壊抑制剀、第四玚アンモニりム塩基、ラりリル
硫酞ナトリりム等の吞収促進剀、グリセリン、デ
ンプン等の保湿剀、デンプン、乳糖、カオリン、
ベントナむト、コロむド状ケむ酞等の吞着剀、粟
補タルク、ステアリン酞塩、ホり酞末、ポリ゚チ
レングリコヌルなどの滑沢剀等を䜿甚できる。さ
らに錠剀は必芁に応じ通垞の剀皮を斜した錠剀、
䟋えば糖衣錠、れラチン被包錠、腞溶被錠、フむ
ルムコヌテむング錠あるいは二重錠、倚局錠等ず
するこずができる。䞞剀の圢態に成圢するに際し
おは、担䜓ずしお䟋えばブドり糖、乳糖、デンプ
ン、カカオ脂、硬化怍物油、カオリン、タルク等
の賊圢剀、アラビアゎム末、トラガント末、れラ
チン、゚タノヌル等の結合剀、ラミナラン、カン
テン等の厩壊剀等を䜿甚できる。坐剀の圢態に成
圢するに際しおは、担䜓ずしお䟋えばポリ゚チレ
ングリコヌル、カカオ脂、高玚アルコヌル、高玚
アルコヌルの゚ステル類、れラチン、半合成グリ
セラむド等を䜿甚できる。泚射剀ずしお調補され
る堎合、液剀、乳剀及び懞濁剀は殺菌され、か぀
血液ず等匵であるのが奜たしく、これら液剀等の
圢態に成圢するに際しおは、皀釈剀ずしお、䟋え
ば氎、゚チルアルコヌル、プロピレングリコヌ
ル、゚トキシ化む゜ステアリルアルコヌル、ポリ
オキシ化む゜ステアリルアルコヌル、ポリオキシ
゚チレン゜ルビタン脂肪酞゚ステル類等を䜿甚で
きる。なお、この堎合等匵性の溶液を調補するに
充分な量の食塩、ブドり糖、グリセリン等を医薬
補剀匷心剀䞭に含有せしめおもよく、たた通
垞の溶解補助剀、緩衝剀、無痛化剀等を添加しお
もよい。曎に必芁に応じお着色剀、保存剀、銙
料、颚味剀、甘味剀等や他の医薬品を該医薬補剀
䞭に含有せしめおもよい。 䞊蚘医薬補剀䞭に含有されるべき本発明化合物
の量は特に限定されず広範囲に遞択されるが、通
垞党組成物䞭〜70重量、奜たしくは〜30重
量ずされるのがよい。䞊蚘医薬補剀の投䞎方法
は、特に制限はなく、各皮補剀圢態、患者の幎
什、性別その他の条件、疟患の皋床等に応じお適
宜決定される。䟋えば錠剀、䞞剀、液剀、懞濁
剀、乳剀、顆粒剀及びカプセル剀は経口投䞎され
る。たた泚射剀は単独で、又はブドり糖、アミノ
酞糖の通垞の補液ず混合しお静脈内投䞎され、曎
に必芁に応じお単独で筋肉内、皮内、皮䞋もしく
は腹腔内投䞎される。坐剀は盎腞内投䞎される。
たたその投䞎量は甚法、患者の幎什、性別、その
他の条件、疟患の皋床等により適宜遞択される
が、通垞有効成分である本発明化合物量を日圓
り䜓重Kg圓り玄0.01〜10mgずするのがよい。た
た、投䞎単䜍圢態䞭に本発明化合物有効成分
を0.1〜200mg含有せしめるのがよい。 以䞋に参考䟋及び実斜䟋を挙げる。 参考䟋  −α−クロロアセチル−−ベンゟチアゟ
ロン1.2ずピリゞン10mlより調補した−α−
ピリゞニりムアセチル−−ベンゟチアゟロン
ず、氎酞化ナトリりム0.5ずを氎15mlに懞濁し、
2.5時間加熱還流する。反応終了埌濃塩酞を加え
おPH玄ずし、析出晶を取しお、−カルボキ
シ−−ベンゟチアゟロン0.77を埗る。 mp. 300℃以䞊 元玠分析倀C8H5NO3Sずしお    蚈算倀 49.22 2.58 7.18 実枬倀 49.34 2.68 7.24 参考䟋  −アミノ−−メトキシカルボニルベンゟチ
アゟヌル46.0を50硫酞460mlに溶解し、寒剀
で冷华し攪拌䞋、亜硝酞ナトリりム16.8の飜和
氎溶液を埐々に滎䞋し、その埌、同枩床で30分攪
拌する。぀ぎに80〜90℃に加熱した硫酞濃硫酞
230ml氎150ml䞭に反応液を埐々に泚ぎ蟌み、
同枩床で30分攪拌し、宀枩で䞀倜攟眮する。析出
晶を取しお−カルボキシ−−ベンゟチアゟ
ロン28.73を埗る。 mp. 300℃以䞋 元玠分析倀C8H5NO3Sずしお    蚈算倀 49.22 2.58 7.18 実枬倀 49.10 2.62 7.11 参考䟋  塩化アルミニりム114をゞクロロ゚タン50ml
に懞濁し、氷冷攪拌䞋にα−クロロアセチルクロ
リド54.3mlを滎䞋し時間攪拌する。これに−
ベンゟチアゟロン51.6のゞクロロ゚タン500ml
懞濁液を埐々に加えた埌、氷冷䞭時間、぀づい
お宀枩で時間、さらに40〜50℃で時間攪拌
し、宀枩で䞀倜攟眮する。反応混合物を氷氎䞭に
泚ぎ蟌み、析出晶を取しお−α−クロロア
セチル−−ベンゟチアゟロン76.2を埗る。 mp. 281〜284℃分解 元玠分析倀C9H6NO2SClずしお    蚈算倀 47.48 2.66 6.15 実枬倀 47.33 2.69 6.01 参考䟋  酢酞100mlに−アセチル−−ベンゟチアゟ
ロン15.4を加えお溶解させ、内枩35〜40℃に保
ち぀぀、Br211.2mlを含む酢酞10ml溶液を3.5時間
を芁しお攪拌䞋、滎䞋する。反応液を䞀倜攟眮
埌、析出晶を取し、少量の酢酞で掗浄しお−
ゞブロモアセチル−−ベンゟチアゟロン19.1
を埗る。 元玠分析倀C9H5NO2SBr2ずしお    蚈算倀 30.79 1.44 3.99 実枬倀 30.51 1.49 4.12 参考䟋  æ°Ž250mlに氎酞化ナトリりム26を溶解させ、
90〜100℃にお攪拌䞋、−ゞブロモアセチル−
−ベンゟチアゟロン35.4を加え時間反応さ
せる。冷埌、䞍溶物を去し、母液を濃塩酞にお
酞性ずし析出晶を取し氎掗しお−カルボキシ
−−ベンゟチアゟロン10.2を埗る。 mp. 300℃以䞊 元玠分析倀C8H5NO3Sずしお    蚈算倀 49.22 2.58 7.18 実枬倀 49.11 2.54 7.25 実斜䟋  −カルボキシ−−ベンゟチアゟロン1.0
及び塩化チオニルmlを時間加熱還流する。過
剰の塩化チオニルを枛圧留去し、残枣にアセトン
ml及びピペラゞン2.2のアセトン10ml溶液を
加え、宀枩で時間攪拌する。溶媒を枛圧留去
し、残枣をシリカゲルケラムクロマトグラフむヌ
溶出液クロロホルムメタノヌル
で粟補する。぀いでメタノヌルに溶解し、濃塩酞
を加えお塩酞塩ずし、゚タノヌル−氎より再結晶
しお−−ピペラゞニルカルボニル−−ベ
ンゟチアゟロン・塩酞塩・1/2氎和物0.38を埗
る。 mp. 279−282℃分解 淡黄色針状晶 元玠分析倀C12H13N3O2S・HCl・1/2H2Oずし
お    蚈算倀 46.68 4.90 13.61 実枬倀 46.75 5.37 13.42 実斜䟋  −カルボキシ−−ベンゟチアゟロン1.5
及びトリ゚チルアミン1.2mlをDMF7mlに溶解し、
ゞ゚チルクロロホスホネヌト1.2mlを加え、宀枩
で時間攪拌する。぀ぎに−プニルピペラゞ
ン1.5のDMF3ml溶液を加え、宀枩で時間攪
拌する。反応混合物を氷氎䞭に泚ぎ蟌み、1N−
塩酞で䞭和埌、クロロホルムで抜出し、飜和食塩
氎で掗浄し、硫酞ナトリりムで也燥し、぀づいで
溶媒を留去する。残枣をメタノヌルに溶解し、濃
塩酞を加えお塩酞塩ずし、メタノヌルより再結晶
しお−−プニル−−ピペラゞニルカル
ボニル−−ベンゟチアゟロン、1/2氎和物0.34
を埗る。 mp. 221−223℃ 淡茶色プリズム状晶 元玠分析倀C18H17N3O2S・1/2H2Oずしお    蚈算倀 62.05 5.21 12.06 実枬倀 61.65 5.03 11.99 実斜䟋  −カルボキシ−−ベンゟチアゟロン1.95
をDMF20mlに溶解し、氷冷攪拌䞋、トリ゚チル
アミン17ml及びむ゜ブチルクロロホルメむト1.6
mlを加える。同枩床で時間攪拌埌、−む゜ブ
チルプペラゞン1.9を加え、宀枩にお時間攪
拌する。溶媒を枛圧留去しお、残枣に10炭酞氎
玠ナトリりム氎溶液を加え、クロロホルムで抜出
する。硫酞マグネシりムにお也燥埌、枛圧留去す
る。残枣をシリカゲルカラムクロマトグラフむヌ
溶出液クロロホルムメタノヌル30
で粟補する。぀いで゚タノヌルに溶解し、濃塩酞
を加れお塩酞塩ずし、メタノヌル−ゞ゚チル゚ヌ
テルより再結晶しお−−む゜ブチル−−
ピペラゞニルカルボニル−−ベンゟチアゟロ
ン・塩酞塩・1/4氎和物0.8を埗る。 mp. 292−295℃分解 無色プリズム状晶 元玠分析倀C16H21O2N3S・HCl・1/4H2Oずし
お    蚈算倀 53.32 6.22 11.66 実枬倀 53.32 6.17 11.65 実斜䟋 〜 実斜䟋、及びず同様にしお、適圓な出発
原料を甚いお䞋蚘第衚に瀺す各化合物を埗る。
〔䟛詊化合物〕
 −メチルアミノカルボニル−−ベンゟチ
アゟロン  −〔−−プノキシ゚チル−−ピ
ペラゞニルカルボニル〕−−ベンゟチアゟロ
ン  −−ベンゞル−−ピペラゞニルカル
ボニル−−ベンゟチアゟロン  −−む゜ブチル−−ピペラゞニルカ
ルボニル−−ベンゟチアゟロン  −−アリル−−ピペラゞニルカルボ
ニル−−ベンゟチアゟロン塩酞塩  −−ベンゟむルメチル−−ピペラゞ
ニルカルボニル−−ベンゟチアゟロン塩酞
塩・氎和物
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 〔匏䞭R1及びR2はそれぞれ氎玠原子、䜎玚アル
    キル基、ハロ䜎玚アルキル基又はヒドロキシ䜎玚
    アルキル基を瀺す。たたR1ずR2ずは之等が結合
    する窒玠原子ず共に、モルホリノ基及び−ピペ
    ラゞニル基から遞ばれる飜和耇玠環基を圢成しお
    もよく、該耇玠環基が−ピペラゞニル基の堎
    合、その䜍には眮換基ずしお䜎玚アルキル基、
    䜎玚アルケニル基、プニル環䞊に䜎玚アルコキ
    シ基の〜個を有するこずのあるベンゟむル
    基、プニル基、プニル䜎玚アルキル基、ベン
    ゟむル䜎玚アルキル基又はプノキシ䜎玚アルキ
    ル基が存圚しおいおもよい。〕 で衚わされるベンゟチアゟヌル誘導䜓及びその
    塩。
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