JPH0544429U - 芯出し具 - Google Patents

芯出し具

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Publication number
JPH0544429U
JPH0544429U JP10420391U JP10420391U JPH0544429U JP H0544429 U JPH0544429 U JP H0544429U JP 10420391 U JP10420391 U JP 10420391U JP 10420391 U JP10420391 U JP 10420391U JP H0544429 U JPH0544429 U JP H0544429U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
mounting jig
loader
dummy
centering
Prior art date
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Pending
Application number
JP10420391U
Other languages
English (en)
Inventor
毅彦 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0544429U publication Critical patent/JPH0544429U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシニングセンタ等の工作機械におけるワー
ク装着治具のワーク中心に、ガントリローダ側のワーク
中心を一致させる芯出し操作を能率よく行う。 【構成】 ダミーワーク16と、このダミーワーク16に設
けられてローダ1に保持状態のワークWの所定箇所に検
出子19aを接触させる変位検出器17とで芯出し具15を構
成する。ダミーワーク16は、工作機械のテーブル10上の
ワーク装着治具11に取付けられるものとする。変位検出
器17はダイヤルゲージ19等で構成されるものであり、ダ
ミーワーク16に回転自在に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばガントリローダでワークを工作機械のワーク装着治具まで 搬送するときの、ワーク装着治具に対するローダの芯出しを行う芯出し具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
ガントリローダによって工作機械のワーク装着治具にワークを搬送する場合、 予め操作者がローダをマニュアル操作で動かし、その搬送経路の各位置のデータ をローダに教示しておく必要がある。 ところで、ワーク装着治具の手前から直進させてローダのワークをワーク装着 治具に受け渡す経路では、ワーク装着治具の手前位置において、ローダのワーク 把持中心がワーク装着治具のワーク中心に一致した状態になければならない。
【0003】 そこで、ローダの教示に際し、従来は、ワーク装着治具側へ直進する経路に垂 直な面内のローダ座標を任意に設定しては、ワーク装着治具への接近を試み、ロ ーダ側のワークがワーク装着治具に正確にセットできるまで、同じ操作を繰り返 すというやり方を行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ワーク装着治具にローダのワーク中心を一致させる芯出し操作を、上 述したように試行錯誤を繰り返して行うのでは、その作業に手間がかかり、教示 時間が長くかかる。
【0005】 この考案の目的は、工作機械におけるワーク装着治具のワーク中心にローダ側 のワーク中心を一致させる芯出し操作を能率よく行うことのできる芯出し具を提 供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の芯出し具は、工作機械のテーブル上のワーク装着治具に取付けられ るダミーワークと、このダミーワークに設けられてローダに保持状態のワークの 所定箇所に検出子を接触させる変位検出器とを設けたものである。
【0007】
【作用】
ダミーワークをワーク装着治具に取付けておき、ローダの移動により、変位検 出器の検出子をローダに保持状態のワークの所定箇所に接触させる。この状態で 、変位検出器が所定の値、例えば零値を示すまでローダ位置を調整する。この場 合の調整は、ワーク装着治具側へ直進する方向に垂直な面について行う。このよ うにして、芯出しを容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。図2は、この芯出 し具が適用される工作機械とガントリローダとの関係を示す部分破断側面図であ る。
【0009】 ガントリローダ1は、架設レール2に沿って左右方向(X方向)に走行する走 行台3に、昇降ロッド4を介してワーク把持ハンド5を上下(Y方向)に昇降駆 動可能に搭載したものである。昇降ロッド4は、走行台3に前後移動台(図示せ ず)を介して設置され、これによりワーク把持ハンド5は左右方向、上下方向お よび前後方向(Z軸方向)の3軸方向に移動可能とされている。
【0010】 工作機械6は横型マシニングセンタからなり、レール7にスライドベース(図 示せず)を介してコラム8を前後左右に移動可能に設置し、コラム8に主軸頭9 を昇降可能に設置してある。レール7の前方に、ワーク装着治具12を有する割出 テーブル10が設置してある。ワーク装着治具12は、各々段取り側Pと加工側Qの ワークWを把持する2個のクランプ装置11を備え、割出テーブル10の180度の 回転により、両ワークWの位置が入れ替わる。
【0011】 工作機械6の全体は機体カバー13で覆ってあり、ガントリローダ1のワーク把 持ハンド5は、機体カバー13に設けた天井開口(図示せず)から、機体カバー13 内の段取り空間14に挿入される。
【0012】 図1は、上記ワーク装着治具12に芯出し具15を装着して芯出し操作を行うとき の側面図を示す。芯出し具15は、ワーク装着治具12のクランプ装置11に装着され るダミーワーク16と、このダミーワーク16の中心位置に回転自在に取り付けられ る変位検出器17とで構成される。
【0013】 ダミーワーク16はワークWと同一形状のものであり、芯出し具15を回転自在に 取り付けるための中心穴16aが形成されている。変位検出器17は、ダミーワーク 16に取り付けられる旋回台18と、この旋回台18の中心から水平に突出するアーム 18aと、アーム18aの先端に設けられるダイヤルゲージ19とからなる。ダイヤル ゲージ19は、ガントリローダ1のワーク把持ハンド5に保持されるワークWの円 形溝aの周壁に接触させる接触子19aを有し、接触子19aの基準値からの突没量 を指針に表示する。
【0014】 上記構成の芯出し具15による芯出し方法の一例を説明する。この芯出し方法例 は、ワーク装着治具12にワークWを受渡す位置の教示をガントリローダ1に行う 場合の例である。ガントリローダ1には、通常の搬送時とは表裏逆にワークWを 保持させる。また、芯出し具15は、前記のようにワーク装着治具12に装着してお く。
【0015】 教示に際して、まず操作者は、ワーク装着治具12のワーク中心とワーク把持ハ ンド5の中心とが一致すると思われる位置までX,Y方向にジョグ送り等で移動 させる。この後、芯出し具15のダイヤルゲージ19の接触子19aがワーク把持ハン ド5のワークWの円形溝a内に臨む位置まで、ワーク把持ハンド5をZ軸方向に 前進させる。
【0016】 この位置でガントリローダ1を停止させ、芯出し具15の変位検出器17を手動で 1 回転させる。このときのダイヤルゲージ19の測定値を読み取り、測定値に応じ てワーク把持ハンド5のX,Y方向の位置を調整する。すなわち、全周において ダイヤルゲージ19の指針が振れないように、位置調整を行う。これによって、ワ ーク把持ハンド5側のワーク中心とワーク装着治具12側のワーク中心とが一致す る。 芯出しが完了すると、そのときのワーク把持ハンド5のX,Y方向の位置座標 を教示ポイントとして記憶させる。このように、この芯出し具15を使用すること により、簡単にかつ精度良く教示を行うことができる。
【0017】 なお、前記実施例では変位検出器17を回転自在としたが、ワークWの種類によ っては、変位検出器17を固定のものとしても良い。また、変位検出器17は、ダイ ヤルゲージ19を用いたものの他に、種々の構成のものが使用できる。
【0018】
【考案の効果】
この考案の芯出し具は、工作機械のテーブル上のワーク装着治具に取付けられ るダミーワークと、このダミーワークに設けられてローダに保持状態のワークの 所定箇所に検出子を接触させる変位検出器とを設けたため、ローダに保持された ワークとワーク装着治具との芯出しが容易に行える。そのため、ローダの教示操 作が簡単に能率良く行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】その実施例の芯出し具が適用される工作機械と
ガントリローダとの関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1…ガントリローダ、5…ワーク把持ハンド、6…工作
機械、10…割出テーブル、11…クランプ装置、12…ワー
ク装着治具、15…芯出し具、16…ダミーワーク、17…変
位検出器、18…旋回台、19…ダイヤルゲージ、19a…接
触子、W…ワーク、a…円形溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械のテーブル上のワーク装着治具
    に取付けられるダミーワークと、このダミーワークに設
    けられてローダに保持状態のワークの所定箇所に検出子
    を接触させる変位検出器とを具備した芯出し具。
JP10420391U 1991-11-21 1991-11-21 芯出し具 Pending JPH0544429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10420391U JPH0544429U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 芯出し具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10420391U JPH0544429U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 芯出し具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544429U true JPH0544429U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14374418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10420391U Pending JPH0544429U (ja) 1991-11-21 1991-11-21 芯出し具

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JP (1) JPH0544429U (ja)

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