JPH0544379U - 溶接スタツド - Google Patents
溶接スタツドInfo
- Publication number
- JPH0544379U JPH0544379U JP064809U JP6480992U JPH0544379U JP H0544379 U JPH0544379 U JP H0544379U JP 064809 U JP064809 U JP 064809U JP 6480992 U JP6480992 U JP 6480992U JP H0544379 U JPH0544379 U JP H0544379U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- seal ring
- stud
- welded
- weld
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/02—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape
- B23K35/0255—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by mechanical features, e.g. shape for use in welding
- B23K35/0288—Welding studs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接工程中に、溶接材料のビードが制御不能
に噴射されたりすることがなく、かつ、溶接スタッドを
金属物体上に溶接した後でも、溶接部がさらされること
のない溶接スタッドを提供することを目的とする。 【構成】 軸部および該軸部から離間した側に位置する
溶接部分を備えるとともに、非金属性、絶縁性を有する
シールリングを溶接部分に有するフランジを備えた溶接
スタッドである。かかるスタッドは、好ましくは、耐熱
性のあるエラストマーにより、たとえばキャスティング
によって形成される。
に噴射されたりすることがなく、かつ、溶接スタッドを
金属物体上に溶接した後でも、溶接部がさらされること
のない溶接スタッドを提供することを目的とする。 【構成】 軸部および該軸部から離間した側に位置する
溶接部分を備えるとともに、非金属性、絶縁性を有する
シールリングを溶接部分に有するフランジを備えた溶接
スタッドである。かかるスタッドは、好ましくは、耐熱
性のあるエラストマーにより、たとえばキャスティング
によって形成される。
Description
【0001】
本考案は、軸部およびそれに隣接したフランジを備えた溶接スタッドであって 、フランジが、金属物体上に溶接スタッドを溶接するために、軸部から離間した 溶接部分を有する溶接スタッドに関するものである。
【0002】
既知の形状の溶接スタッドは、例えば、自動車の製造において、ブレーキホー ス、燃料ライン、電気リード線等を固定するために、しばしば用いられている。 溶接スタッドは、スタッド溶接プロセス、特に、円錐状或いは曲面状の溶接面 を有するブラントスタッドが用いられるコンデンサ放電式アークスタッド溶接プ ロセスによって、溶接されるのが好ましい。信頼できる強度値および清浄な溶接 を実現するために、ドイツ特許公開公報第 30 22 054号によれば、金属物体に接 触するための円錐状或いは曲面状の溶接面を有し、かつ、その溶接面が、内側で 円錐状或いは曲面状の領域によって取り囲まれるとともに、外側で溶接面のエッ ジ上の外側リムで取り囲まれた環状の凹部を有するブラントスタッドが用いられ ている。かかるスタッドにおいて、溶接面の中央部が、外側のリムを超えて軸線 方向に突出しているため、それが、金属材料に接触して、溶接スタッドの軸に、 案内アークを集中させることになる。
【0003】
溶接面の中央が、外側リムを超えて突出しているため、溶接領域と外側リムと の間に環状の凹部を設けたにもかかわらず、溶接工程中に生成される溶融金属が 、溶接スタッドの記載された設計とは異なり、制御不能に噴霧されることがある 。外側リムのない溶接スタッドの場合には、溶接スタッドが、金属物体或いは金 属板上に溶接された後、溶接部がさらされて、溶接部が腐食するおそれがある。 外側リムおよびこのリムと溶接面の中央との間に凹部を備えた溶接スタッドの場 合には、リムが金属物体との気密接合を形成することは、保証され得ないため、 溶接部が腐食するおそれは、減少するが、完全に除去されることはない。
【0004】
したがって、本考案の目的は、溶接工程中に、溶接材料のビードが制御不能に 噴霧されたりすることがなく、かつ、溶接スタッドを金属物体上に溶接した後で も、溶接部がさらされることのない溶接スタッドを提供することにある。
【0005】
本考案のかかる目的は、軸部および該軸部から離間した溶接部分を有するフラ ンジを備えた溶接スタッドであって、非金属で、絶縁性を有し、好ましくは稠密 (dense) なシールリングを、溶接部分上に設けた溶接スタッドによって達成され る。その結果、溶接スタッドと金属物体との間の溶接部は、もはや、さらされる ことがないため、耐腐食性を有し、かつ、溶接材料のビードの噴霧が保持される 。更に本考案の利点は、格別興味をそそられるものではない溶接部がもはや目に 見えないことにある。
【0006】 溶接スタッドは、実用新案登録請求の範囲の従属項に記載された特徴を備えて いることが好ましい。 溶接スタッドが金属物体上に溶接される前に、溶接スタッドに配置されるシー ルリングは、好ましくは、耐熱性のあるエラストマーにより、たとえばキャステ ィングによって形成される。
【0007】 本考案で使用するために適切な耐熱性のあるエラストマーは、デュポン社から VITON(登録商標) として販売されているフルオロエラストマーおよびデュ ポン社からVAMACとして販売されているエチレンアクリレート合成ゴムであ る。 溶接スタッドの溶接部分は、好ましくは、フランジに直接に隣接した平らなフ ランクを備えた短い円錐台状の領域と、その上にシールリングが押圧されるより 長い円筒状の領域および溶接工程中に、その頂点部が金属物体に直接接合される 短い円錐状の領域を有している。シールリングの内径部の高さが、シールリング の外径部の高さよりも小さく、シールリングの外側の終端エッジから内側の終端 エッジに向かって、スロープを形成し、スロープの角度が、溶接部分の円錐台状 の領域のフランクの角度に一致しているのが好ましい。また、シールリングが、 その高さ方向の中央を通って延びる軸線に対して対称であるならば、特に有利で ある。このことは、シールリングが完全に溶接部分を取り囲むことができるとい う利点を有している。シールリングの対称性によって、シールリングの製造を簡 易化することができる。円筒状の領域上にシールリングをしっかりと保持するた めに、シールリングの内径部は、外径部の方向に曲率を有している。
【0008】
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施例につき詳細な説明を加える。 図1は、本考案にかかる溶接スタッドの実施例を示した図であり、図1には、 軸部1上に配置されたフランジ2およびその近傍に設けられた溶接部分3が示さ れている。溶接部分3には、VITON(登録商標)フルオロエラストマーで作 られたシールリング4が設けられている。溶接部分3は、フランジ2に直接接合 された円錐台状の領域3a、その近傍に設けられた円筒状の領域3bおよび該円 筒状の領域の近傍に設けられた円錐状の領域3cを有している。円筒状の領域3 b上に押圧されているシールリング4は、その高さが外径部6よりも小さい内径 部5を有している。また、シールリングは、該シールリング4の高さ方向中央に 延びる軸線に対して対称になるように形成されている。シールリング4は、溶接 部分3の円錐台状の領域3aおよび円筒状の領域3b上に、その有利な設訂のた め、締めつけられて位置していることが理解され得る。シールリング4は、また 、軸部1およびフランジ2から離間した側で、外側のエッジから内側のエッジに 向けてテーパーが付けられているため、溶接部分の円錐状の領域3cの頂点は、 シールリング4と蜜に接触することがない。円錐の頂点部7は、シールリング4 の外径部6の高さにまで長手方向に延び、それによって、内径部5および外径部 6のそれぞれ異なる高さと協働して、シールリング4には溶接工程によって何ら 悪影響が及ぼされることなく、溶接スタッドが、円錐の頂点部7によって、金属 物体上に溶接され得る。
【図1】 本考案の実施例にかかるシールリングを備え
た溶接スタッドを示す図である。
た溶接スタッドを示す図である。
【図2】 図1に示したシールリングの略側面図であ
る。
る。
【図3】 図1に示したシールリングの略平面図であ
る。
る。
1 軸部 2 フランジ 3 溶接部分 3a 円錐台状の領域 3b 円筒状の領域 3c 円錐状の領域 4 シールリング 5 内径部 6 外径部 7 頂点部
Claims (7)
- 【請求項1】 軸部1および該軸部1の近傍に位置し、
かつ、前記軸部1から離間した側に溶接部分3を有する
フランジ2を備えた溶接スタッドにおいて、 非金属性、絶縁性、好ましくは稠密性を有するシールリ
ング4が、前記溶接部分3に設けられたことを特徴とす
る溶接スタッド。 - 【請求項2】 前記シールリング4が、耐熱性のあるエ
ラストマーにより、たとえばキャスティングによって、
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶接
スタッド。 - 【請求項3】 前記溶接部分3が、円錐台状の領域3
a、円筒状の領域3bおよび円錐状の領域3cを有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接スタッ
ド。 - 【請求項4】 前記シールリング4が、溶接工程が実行
される前に、前記円筒状の領域3b上に押圧されている
ことを特徴とする請求項3に記載の溶接スタッド。 - 【請求項5】 前記シールリング4の内径部5が、該シ
ールリング4の外径部5よりも小さい高さを有すること
を特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の溶接
スタッド。 - 【請求項6】 前記シールリング4が、該シールリング
4の鉛直方向の中央を通って延びる軸線に対して対称に
形成されたことを特徴とする請求項5に記載の溶接スタ
ッド。 - 【請求項7】 前記シールリング4の前記内径部5が、
該シールリング4の外径部6の方向に曲率を有すること
を特徴とする請求項5又は6に記載の溶接スタッド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9111565U DE9111565U1 (de) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | Schweißbolzen |
DE91115655 | 1991-09-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544379U true JPH0544379U (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=6871355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP064809U Pending JPH0544379U (ja) | 1991-09-17 | 1992-09-17 | 溶接スタツド |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0533420B1 (ja) |
JP (1) | JPH0544379U (ja) |
CZ (1) | CZ285892A3 (ja) |
DE (2) | DE9111565U1 (ja) |
MX (1) | MX9205296A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11910888B1 (en) | 2023-06-30 | 2024-02-27 | Elevation Lab, Inc. | Mounts for tracking devices |
US11931643B1 (en) * | 2023-08-21 | 2024-03-19 | Elevation Lab, Inc. | Mounts for tracking devices |
USD1028753S1 (en) | 2022-10-07 | 2024-05-28 | Elevation Lab, Inc. | Tracking device mount |
USD1046651S1 (en) | 2023-06-29 | 2024-10-15 | Elevation Lab, Inc. | Tracking device mount |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19844743C1 (de) * | 1998-09-29 | 2000-06-08 | Siemens Ag | Kontaktzungenträger zur Abdichtung und Positionierung von Kontaktstiften |
FR2923739A1 (fr) * | 2007-11-16 | 2009-05-22 | Valeo Systemes De Liaison Sa | Piece a souder et procede de soudure a etancheite amelioree |
JP2009150497A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 溶接スタッド |
DE102015202776A1 (de) * | 2015-02-16 | 2016-08-18 | Ejot Gmbh & Co. Kg | Befestigungselement |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3182173A (en) * | 1962-05-21 | 1965-05-04 | Dash Edward | Welding stud and ferrule construction for arc welding |
DE3022054A1 (de) * | 1980-06-12 | 1981-12-17 | Tucker Gmbh, 6300 Giessen | Schweissbolzen |
DE8713476U1 (de) * | 1987-10-07 | 1987-11-19 | OBO Bettermann GmbH & Co. KG, 58710 Menden | Vorrichtung zur Verbindung zweier Bleche |
-
1991
- 1991-09-17 DE DE9111565U patent/DE9111565U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-14 EP EP92308348A patent/EP0533420B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-14 DE DE69203060T patent/DE69203060D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-17 MX MX9205296A patent/MX9205296A/es unknown
- 1992-09-17 CZ CS922858A patent/CZ285892A3/cs unknown
- 1992-09-17 JP JP064809U patent/JPH0544379U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD1028753S1 (en) | 2022-10-07 | 2024-05-28 | Elevation Lab, Inc. | Tracking device mount |
USD1028752S1 (en) | 2022-10-07 | 2024-05-28 | Elevation Lab, Inc. | Tracking device mount |
USD1046651S1 (en) | 2023-06-29 | 2024-10-15 | Elevation Lab, Inc. | Tracking device mount |
US11910888B1 (en) | 2023-06-30 | 2024-02-27 | Elevation Lab, Inc. | Mounts for tracking devices |
US11931643B1 (en) * | 2023-08-21 | 2024-03-19 | Elevation Lab, Inc. | Mounts for tracking devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0533420A2 (en) | 1993-03-24 |
EP0533420A3 (en) | 1993-05-12 |
EP0533420B1 (en) | 1995-06-21 |
CZ285892A3 (en) | 1993-08-11 |
DE9111565U1 (de) | 1992-01-09 |
MX9205296A (es) | 1993-03-31 |
DE69203060D1 (de) | 1995-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6755601B2 (en) | Weld nut | |
US20050127670A1 (en) | Method and device for connecting parts of an exhaust gas system | |
JPH0544379U (ja) | 溶接スタツド | |
JP2010507051A (ja) | スリーブ | |
US10449623B2 (en) | Fastening method for a bushing | |
JPH1026U (ja) | 装飾キャップ車輪ナット | |
US20090042049A1 (en) | Sealed weld element for attachment to a vehicle component and method | |
US3284115A (en) | Ball joint housing | |
US20020195426A1 (en) | Bosses and method for fastening same | |
US1924121A (en) | Welded manway for pressure vessels | |
JP6671740B1 (ja) | ナット | |
JP5079451B2 (ja) | スタッドボルト | |
JPH0513940Y2 (ja) | ||
JP2017197818A (ja) | ガス吹き込み用プラグ | |
US4625904A (en) | Structure of disc wheel | |
JPH0452425Y2 (ja) | ||
JP5013255B2 (ja) | シリンダ装置およびその製造方法 | |
JPH05212468A (ja) | かしめ結合方法および結合構造 | |
JPH0415421Y2 (ja) | ||
JPH079555U (ja) | 溶融金属排出装置のコレクターノズル | |
JPS5915823Y2 (ja) | 細径金属管の端部接続構造 | |
JPS5826894Y2 (ja) | 金属製容器 | |
JPS605189Y2 (ja) | 細径金属管端部の接続用アイジヨイント | |
JPH0747670Y2 (ja) | フレキシブルチューブ | |
JPH0325719Y2 (ja) |