JPH054424A - プリンタ制御装置 - Google Patents
プリンタ制御装置Info
- Publication number
- JPH054424A JPH054424A JP3156406A JP15640691A JPH054424A JP H054424 A JPH054424 A JP H054424A JP 3156406 A JP3156406 A JP 3156406A JP 15640691 A JP15640691 A JP 15640691A JP H054424 A JPH054424 A JP H054424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- voltage power
- driving
- voltage
- low
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はプリンタのソレノイド等の駆動トラン
ジスタが短絡したのを検出し、通電を制限して危険な状
態となるのを防ぐことを目的とする。 【構成】ソレノイド等の駆動する電源とトランジスタの
短絡検出用の電源を持ち、後者の電源からトランジスタ
に流れる電流を検出することにより短絡状態を知り、電
流供給を制限する。またこの状態をLED等で知らせ
る。 【効果】上記の構成にすれば温度ヒューズのような曖昧
さのない確実な検出が可能となる。
ジスタが短絡したのを検出し、通電を制限して危険な状
態となるのを防ぐことを目的とする。 【構成】ソレノイド等の駆動する電源とトランジスタの
短絡検出用の電源を持ち、後者の電源からトランジスタ
に流れる電流を検出することにより短絡状態を知り、電
流供給を制限する。またこの状態をLED等で知らせ
る。 【効果】上記の構成にすれば温度ヒューズのような曖昧
さのない確実な検出が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの制御装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】プリンタのヘッドやモータなどの発動体
を駆動するトランジスタなどの駆動体が何等かの原因に
より電気的に短絡した場合、駆動体の破壊による発煙発
火の可能性があると共に、発動体でも定格ではあるが連
続的に電流が流れている状態になるため発動体が徐々に
温度上昇していき最終的には発煙発火等に至ることもあ
る。このため図4のように、従来は駆動体8や発動体7
に温度ヒューズ15等を搭載し一定以上の温度を検出し
たら駆動体や発動体への電力供給を温度ヒューズ15を
断線させるようにするなどして止めるような手段を執っ
ていた。図4は発動体7に温度ヒューズ15を搭載した
例である。
を駆動するトランジスタなどの駆動体が何等かの原因に
より電気的に短絡した場合、駆動体の破壊による発煙発
火の可能性があると共に、発動体でも定格ではあるが連
続的に電流が流れている状態になるため発動体が徐々に
温度上昇していき最終的には発煙発火等に至ることもあ
る。このため図4のように、従来は駆動体8や発動体7
に温度ヒューズ15等を搭載し一定以上の温度を検出し
たら駆動体や発動体への電力供給を温度ヒューズ15を
断線させるようにするなどして止めるような手段を執っ
ていた。図4は発動体7に温度ヒューズ15を搭載した
例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では次のような課題がある。即ち、温度ヒューズ等が異
常温度を検出してから初めて駆動体や発動体への電力供
給を遮断するため、遮断するまである程度の温度上昇が
あるという危険性を常にはらんでいる。また、発動体や
駆動体の使用頻度や周囲温度、温度ヒューズの設置環境
等にバラツキがあり発動体や駆動体が今危険な温度であ
るかどうかを的確に検出することが難しい。
では次のような課題がある。即ち、温度ヒューズ等が異
常温度を検出してから初めて駆動体や発動体への電力供
給を遮断するため、遮断するまである程度の温度上昇が
あるという危険性を常にはらんでいる。また、発動体や
駆動体の使用頻度や周囲温度、温度ヒューズの設置環境
等にバラツキがあり発動体や駆動体が今危険な温度であ
るかどうかを的確に検出することが難しい。
【0004】さらに、使用する発動体や駆動体のそれぞ
れ一つ一つに必ず温度ヒューズを設けなければならない
ため、電気回路などの負担が大きくなることもある。
れ一つ一つに必ず温度ヒューズを設けなければならない
ため、電気回路などの負担が大きくなることもある。
【0005】温度ヒューズ等が異常温度を検出して駆動
体や発動体への電力供給を遮断した時に表示手段がない
と、使用者の適切な処置ができないことがある。
体や発動体への電力供給を遮断した時に表示手段がない
と、使用者の適切な処置ができないことがある。
【0006】本発明はこのような欠点を解決するために
なされたものである。
なされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため本発明のプリンタ制御装置は、駆動体への供給
電圧を駆動を可能とする高電圧と駆動を可能としない低
電圧とを有する手段と、低電圧が駆動体へ供給されると
きの供給電流を制限する手段と、低電圧が駆動体へ供給
されるとき駆動体が電気的に短絡した状態となっている
かを検出する手段と、駆動体が電気的に短絡した状態と
なっているかを表示する手段を有する。
するため本発明のプリンタ制御装置は、駆動体への供給
電圧を駆動を可能とする高電圧と駆動を可能としない低
電圧とを有する手段と、低電圧が駆動体へ供給されると
きの供給電流を制限する手段と、低電圧が駆動体へ供給
されるとき駆動体が電気的に短絡した状態となっている
かを検出する手段と、駆動体が電気的に短絡した状態と
なっているかを表示する手段を有する。
【0008】
【作用】本発明の上記の構成によれば、駆動体を駆動し
ていないにもかかわらず駆動体に電流が流れている状態
を知ることができるため、駆動体が電気的に短絡してい
ることが即座にわかる。これは周囲温度などの環境条件
に影響されないため、的確に検知することができる。
ていないにもかかわらず駆動体に電流が流れている状態
を知ることができるため、駆動体が電気的に短絡してい
ることが即座にわかる。これは周囲温度などの環境条件
に影響されないため、的確に検知することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に於ける概略図であ
る。高電圧電源2はソレノイド7を駆動する電源であ
り、低電圧電源4はロジックレベルの電源である。通常
は高電圧電源用トランジスタ3がオンとなっていて発動
体であるソレノイド7には高電圧電源2が供給されてい
る。ソレノイド7の駆動はCPU1の信号により駆動体
である駆動用トランジスタ8をオンにして行なわれる。
る。高電圧電源2はソレノイド7を駆動する電源であ
り、低電圧電源4はロジックレベルの電源である。通常
は高電圧電源用トランジスタ3がオンとなっていて発動
体であるソレノイド7には高電圧電源2が供給されてい
る。ソレノイド7の駆動はCPU1の信号により駆動体
である駆動用トランジスタ8をオンにして行なわれる。
【0010】ところで、駆動用トランジスタ8が故障し
たり、或はクリップやピンなどが落ちたりしてコレクタ
・エミッタ間が電気的に短絡状態となった時、場合によ
っては危険な状態に至ることがある。そこで、次のよう
な方法によりその状態を検出して危険な状態を回避する
ようにする。
たり、或はクリップやピンなどが落ちたりしてコレクタ
・エミッタ間が電気的に短絡状態となった時、場合によ
っては危険な状態に至ることがある。そこで、次のよう
な方法によりその状態を検出して危険な状態を回避する
ようにする。
【0011】駆動用トランジスタ8がオフの時に高電圧
電源用トランジスタ3をオフにし低電圧電源用トランジ
スタ5をオンにしてソレノイド7に低電圧電源4が供給
されるようにする。この時駆動用トランジスタ8がオフ
にもかかわらず低電圧電源4からソレノイド7にダイオ
ード6を通って電流が流れていれば、駆動用トランジス
タ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態であることを示
す。この電流により電流検出用抵抗14の両端に電位差
が生じこの電圧をコンパレータ9に入力した時基準電圧
10より小さくなるようにする。これにより駆動用トラ
ンジスタ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態である時
はコンパレータ9の出力がlowボルトとなり、駆動用
トランジスタ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態でな
い時はコンパレータ9の出力はhighボルトとなる。
この電圧をCPU1で読み込みもしlowボルトである
なら、低電圧電源用トランジスタ5もオフにして駆動用
トランジスタ8に電圧を供給しないようにして常にソレ
ノイド7が通電されているような危険な状態を回避する
ようにする。またこの時、CPU1はLED用トランジ
スタ11を駆動してLED12を点灯させて、この状態
を知らせるようにする。
電源用トランジスタ3をオフにし低電圧電源用トランジ
スタ5をオンにしてソレノイド7に低電圧電源4が供給
されるようにする。この時駆動用トランジスタ8がオフ
にもかかわらず低電圧電源4からソレノイド7にダイオ
ード6を通って電流が流れていれば、駆動用トランジス
タ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態であることを示
す。この電流により電流検出用抵抗14の両端に電位差
が生じこの電圧をコンパレータ9に入力した時基準電圧
10より小さくなるようにする。これにより駆動用トラ
ンジスタ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態である時
はコンパレータ9の出力がlowボルトとなり、駆動用
トランジスタ8のコレクタ・エミッタ間が短絡状態でな
い時はコンパレータ9の出力はhighボルトとなる。
この電圧をCPU1で読み込みもしlowボルトである
なら、低電圧電源用トランジスタ5もオフにして駆動用
トランジスタ8に電圧を供給しないようにして常にソレ
ノイド7が通電されているような危険な状態を回避する
ようにする。またこの時、CPU1はLED用トランジ
スタ11を駆動してLED12を点灯させて、この状態
を知らせるようにする。
【0012】図2では図1に於けるコンパレータ9の入
力電圧をA/D変換器13に入力してCPU1ではA/
D変換器13を通してこの検出電圧を読み込み、もし駆
動用トランジスタ12をオンにしていないにもかかわら
ずある検出電圧を検知したならば、即ち駆動用トランジ
スタ8が短絡状態であると判断して低電圧電源用トラン
ジスタ5をオフにしソレノイド7への電力供給を遮断す
る。これによりソレノイド7への通電は停止されるので
危険な状態には至らない。またLED12を点灯させ外
部からこの状態をわかるようにする。
力電圧をA/D変換器13に入力してCPU1ではA/
D変換器13を通してこの検出電圧を読み込み、もし駆
動用トランジスタ12をオンにしていないにもかかわら
ずある検出電圧を検知したならば、即ち駆動用トランジ
スタ8が短絡状態であると判断して低電圧電源用トラン
ジスタ5をオフにしソレノイド7への電力供給を遮断す
る。これによりソレノイド7への通電は停止されるので
危険な状態には至らない。またLED12を点灯させ外
部からこの状態をわかるようにする。
【0013】図3では電流検出用抵抗14を次のように
して選ぶ。駆動用トランジスタ8が短絡状態で高電圧電
源用トランジスタ3をオフにして、低電圧電源4から電
流検出用抵抗14を通してソレノイド7に連続通電され
ても危険な状態に至らない程度の電流となるようにす
る。また、駆動用トランジスタ8が短絡状態で電流検出
用抵抗14の両端に電位差が生じこの電圧をCPU1の
lowレベルとして検出できるような値とする。このよ
うにして電流検出用抵抗14を選べば、より一層簡単な
回路で駆動用トランジスタ8が短絡状態の検出と危険な
状態を回避できる。
して選ぶ。駆動用トランジスタ8が短絡状態で高電圧電
源用トランジスタ3をオフにして、低電圧電源4から電
流検出用抵抗14を通してソレノイド7に連続通電され
ても危険な状態に至らない程度の電流となるようにす
る。また、駆動用トランジスタ8が短絡状態で電流検出
用抵抗14の両端に電位差が生じこの電圧をCPU1の
lowレベルとして検出できるような値とする。このよ
うにして電流検出用抵抗14を選べば、より一層簡単な
回路で駆動用トランジスタ8が短絡状態の検出と危険な
状態を回避できる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の上記の構成
によれば駆動体を駆動していないにもかかわらず駆動体
に電流が流れている状態を知ることができるため、駆動
体が電気的に短絡していることが即座にわかる。これは
周囲温度などの環境条件に影響されないため、的確に検
知することができる。また、駆動体が電気的に短絡して
危険な状態となっているのを回避し、この状態を外部に
知らせることができる。
によれば駆動体を駆動していないにもかかわらず駆動体
に電流が流れている状態を知ることができるため、駆動
体が電気的に短絡していることが即座にわかる。これは
周囲温度などの環境条件に影響されないため、的確に検
知することができる。また、駆動体が電気的に短絡して
危険な状態となっているのを回避し、この状態を外部に
知らせることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図4】従来技術の例を示す回路図。
1 CPU 2 高電圧電源 3 高電圧電源用トランジスタ 4 低電圧電源 5 低電圧電源用トランジスタ 6 ダイオード 7 ソレノイド 8 駆動用トランジスタ 9 コンパレータ 10 基準電圧 11 LED用トランジスタ 12 LED 13 A/D変換器 14 電流検出用抵抗 15 温度ヒューズ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の発動体と前記発動体を駆動する駆
動体とから成るプリンタに於て、前記駆動体への供給電
圧について駆動を可能とする高電圧と駆動を可能としな
い低電圧とを有する手段と、前記低電圧が前記駆動体へ
供給されるとき前記駆動体が電気的に短絡した状態とな
っているかを検出する手段と、前記低電圧が前記駆動体
へ供給されるときの供給電流を制限する手段と、前記駆
動体が電気的に短絡した状態を表示する手段を有するこ
とを特徴とするプリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156406A JP2973599B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | プリンタのヘッド試験回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156406A JP2973599B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | プリンタのヘッド試験回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054424A true JPH054424A (ja) | 1993-01-14 |
JP2973599B2 JP2973599B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15627050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156406A Expired - Fee Related JP2973599B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | プリンタのヘッド試験回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973599B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156406A patent/JP2973599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2973599B2 (ja) | 1999-11-08 |
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Legal Events
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