JPH054411U - チツプ型コイル - Google Patents
チツプ型コイルInfo
- Publication number
- JPH054411U JPH054411U JP4302791U JP4302791U JPH054411U JP H054411 U JPH054411 U JP H054411U JP 4302791 U JP4302791 U JP 4302791U JP 4302791 U JP4302791 U JP 4302791U JP H054411 U JPH054411 U JP H054411U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- circuit board
- printed circuit
- exposed
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 偏平なブラシレス直流モータ等のチップ型コ
イルの導線をプリント基板へ半田付けした際の半田の目
視チェックを容易にする。 【構成】 絶縁皮膜などを除去したコイル1の露出部分
1a,1bのうち、外周側の露出部分をプリント基板6
への固着面側平坦面の最下面より導線数ターン分上部に
配してプリント基板6の電極部と半田付けした。 【効果】 コイルの露出部分の半田付けの半田高さが高
くなるため目視で半田付けの不具合をチェックでき、こ
れによって製品の検査効率を改善することができる。
イルの導線をプリント基板へ半田付けした際の半田の目
視チェックを容易にする。 【構成】 絶縁皮膜などを除去したコイル1の露出部分
1a,1bのうち、外周側の露出部分をプリント基板6
への固着面側平坦面の最下面より導線数ターン分上部に
配してプリント基板6の電極部と半田付けした。 【効果】 コイルの露出部分の半田付けの半田高さが高
くなるため目視で半田付けの不具合をチェックでき、こ
れによって製品の検査効率を改善することができる。
Description
【0001】
この考案はチップ型コイルに関するものである。
【0002】
従来、この種のチップ型コイルは例えば特公平1−20522号公報に示され ているように、コイルの両端近傍部分の露出部分の両方をコイル成形体の平坦面 最下面の所定位置に位置決め固定していた。これを図5について説明すると、コ イル成形体1のプリント基板6への固着面側の平坦面最下面に配されたコイル両 端の露出部分1a,1bとプリント基板6の図示しない所定ランド部とを半田7 で固着している。
【0003】
従来のコイルでは電極部である導線の露出部分1a,1bが両方ともプリント 基板6との固着面側平坦面の最下面にあるため、コイルの露出部分1a,1bと プリント基板6のランド部を半田付けした際に、その半田の高さが低かったので 、半田の欠落、芯線と半田の非結合等の目視チェックが非常に困難となり、上記 原因による回路の不具合の発見に時間を要する場合があった。
【0004】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、コイルの露 出部分とプリント基板のランド部との半田付け状態の目視チェックを容易にでき るようにしたチップ型コイルを得ることを目的とするものである。
【0005】
この考案に係るチップ型コイルは、芯線の外側に絶縁皮膜と接着皮膜を有する 1本の自己融着導線を互いに密着させて環状、且つ多層に巻回して形成された偏 平なコイル成形体から成るチップ型コイルにおいて、自己融着導線の両端近傍部 分の絶縁皮膜および接着皮膜を除去して芯線を露出させるとともに、その露出部 分をプリント基板への固着面側平坦面の最下面から導線数ターン隔てた所定位置 に位置決め固定したことを特徴とする。
【0006】
この考案によるチップ型コイルは、コイルの露出部分とプリント基板の半田付 けにおいて、従来よりプリント基板上の半田の盛り上がり高さを高くできるため 、コイルの露出部分とプリント基板との半田付け状態が目視チェックできる。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1は偏平型直流ブラシレ スモータの電機子コイルに適用した場合の実施例で、コイル1の電極部として適 当な長さl1 を図3に示すように絶縁皮膜4及び接着皮膜5を除去して芯線3の 露出部分1aおよび1bを形成してある。
【0008】 図2はこの考案によるコイル1の断面図で、導線2は多層に積層されており、 コイル両端露出部分のうち内周側の露出部分1bはプリント基板6への固着側の 平坦面最下面に配されているが、外周側の露出部分1aはプリント基板6への固 着側の平坦面最下面より導線1ターンだけ上部に配されている。
【0009】 ここで、図4に示すようにコイル1の電極部である露出部分1a,1bとプリ ント基板6の電極部である6a,6bを半田7によって電気的に接続させる。こ のように電極の接続部に盛られた半田7は、図2に示すようにコイル1の露出部 分1a,1bの高さまで高くなるため、プリント基板6への固着側最下面から1 ターン上部に配した外周側の露出部分1aは、従来例と同様に最下面に配した内 周側の露出部分1bに比べ半田の盛り上がりは1ターン分だけ高くなる。
【0010】 また、導線の露出部分1a,1bを配する位置は導線1ターン以上上部の任意 の位置でも良く、さらに、外周側の露出部分1aだけでなく内周側の露出部分1 bについても同様にプリント基板6への固着側の平坦面最下面より導線数ターン 上部に巻回された位置で芯線を露出させても、もちろん同じ効果が得られる。
【0011】
以上のようにこの考案によれば、コイルとプリント基板の半田付けの高さを従 来より高くすることができるので、半田の欠落、芯線と半田の非接合等による回 路の不具合の発見が目視で容易にでき、製品の検査効率を大きく改善することが できる。
【図1】この考案の実施例を示すチップ型コイルの斜視
図である。
図である。
【図2】この考案のチップ型コイルの拡大断面図であ
る。
る。
【図3】この考案のコイルに適用する自己融着導線の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】この考案のチップ型コイルをプリント基板に取
り付ける様子を示す斜視図である。
り付ける様子を示す斜視図である。
【図5】従来のチップ型コイルの拡大断面図である。
1 チップ型コイル 1a,1b 露出部分 2 導線 3 芯線 4 絶縁皮膜 5 接着皮膜 6 プリント基板 7 半田
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すチップ型コイルの斜視
図である。
図である。
【図2】この考案のチップ型コイルの実装後の拡大断面
図である。
図である。
【図3】この考案のコイルに適用する自己融着導線の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】この考案のチップ型コイルをプリント基板に取
り付ける様子を示す斜視図である。
り付ける様子を示す斜視図である。
【図5】従来のチップ型コイルの実装後の拡大断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 チップ型コイル 1a,1b 露出部分 2 導線 3 芯線 4 絶縁皮膜 5 接着皮膜 6 プリント基板 7 半田
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 芯線の外側に絶縁皮膜と接着皮膜を有す
る1本の自己融着導線を互いに密着させて環状、且つ多
層に巻回して形成された偏平なコイル成形体から成るチ
ップ型コイルにおいて、上記自己融着導線の両端近傍部
分の上記絶縁皮膜および接着皮膜を除去して上記芯線を
露出させるとともに、その一方の外周側の露出部分をプ
リント基板への固着面側平坦面の最下面から導線数ター
ン隔てた所定位置に位置決め固定したことを特徴とする
チップ型コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4302791U JPH054411U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | チツプ型コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4302791U JPH054411U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | チツプ型コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054411U true JPH054411U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12652469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4302791U Pending JPH054411U (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | チツプ型コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054411U (ja) |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP4302791U patent/JPH054411U/ja active Pending
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