JPH0543895Y2 - - Google Patents

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JPH0543895Y2
JPH0543895Y2 JP7156089U JP7156089U JPH0543895Y2 JP H0543895 Y2 JPH0543895 Y2 JP H0543895Y2 JP 7156089 U JP7156089 U JP 7156089U JP 7156089 U JP7156089 U JP 7156089U JP H0543895 Y2 JPH0543895 Y2 JP H0543895Y2
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JP
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roller
wallpaper
gluing
leveling
press
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建物内の壁や天井に壁紙を貼ると
き、その現場で壁紙の裏面に糊を塗布するための
壁紙糊付機に関するものである。
(従来の技術) 壁紙糊付機として、糊箱の左右の側壁間に幅方
向の糊付ローラを回転自在に支持し、この糊付け
ローラの後方にドクタローラを、前方に押さえロ
ーラを、更にその前方にならしローラをそれぞれ
配置し、これらのドクタローラ、糊付けローラ、
押さえローラおよびならしローラを順に伝動歯車
で連結し、糊付けローラの上面、押さえローラの
下面およびならしローラの上面に長尺の壁紙を通
し、壁紙を引張ることにより壁紙との摩擦力で糊
付けローラ、押さえローラおよびならしローラを
所定の速比で回転させるようにしたものが知られ
ている。そして、糊付けされた壁紙を壁に貼る
際、隣接する壁紙の柄模様を境界部で一致させる
ため、糊付機から引き出される壁紙とならしロー
ラとの間に柄合わせ用のカツトテープを供給し、
このカツトテープを上記壁紙の耳部裏面に仮接着
し、この部分を貼り付け済みの壁紙の耳部に重ね
て柄合わせを行うことにより、貼り付け済みの壁
紙の表面が糊で汚れるのを防いでいた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の壁紙糊付機は、ならしロ
ーラの表面を平滑に形成する一方、ならしローラ
の周速度を糊付けローラおよび押さえローラの周
速度よりも遅くなるように上記伝動用歯車の歯数
を設定し、カツトテープがならしローラから離れ
易くなるようにしていたので、壁紙およびカツト
テープをならしローラの上面から前方へ引き出す
ときに壁紙に大きな張力が加わり、薄地の壁紙を
糊付けする際には壁紙が破れるという問題があつ
た。
この考案は、壁紙の引き出し張力を小さくして
壁紙の破損を防止し、しかもカツトテープがなら
しローラから離れ易くなるようにしたものであ
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記の課題を解決するため、上記
の糊付けローラ、押さえローラおよびならしロー
ラの周速度を互いに等しく設定し、かつならしロ
ーラの表面に幅方向の突条を多数本、その全幅に
わたつて設けたことを特徴とする。
(作用) 糊付けローラ、押さえローラおよびならしロー
ラの周速度が等しいので、ならしローラが遅い場
合に比べてならしローラから壁紙を引き出すとき
の張力が小さくなる。一方、ならしローラの表面
には多数本の突条が幅方向に設けられているの
で、カツトテープとならしローラとの接触部が少
なくなつてならしローラからカツトテープが離れ
易くなる。
(実施例) 第1図において、1は糊箱であり、この糊箱1
の左右の側壁(図示されていない)間に糊付けロ
ーラ2が回転自在に支持されている。この糊付け
ローラ2の後方にドクタローラ3が回転自在に設
けられ、ドクタローラ3と糊付けローラ2の接触
部上方に押さえローラロツド4が固定される。一
方、糊付けローラ2の前方に押さえローラ5およ
びならしローラ6が順に、かつ回転自在に設けら
れる。このならしローラ6は、第2図に示すよう
に、表面に幅方向の突条6aを多数本設けたもの
である。そして、上記のドクタローラ3の一端に
固定した歯車3aおよび糊付けローラ2の一端に
固定した第1歯車2aが噛み合い、糊付けローラ
2の他端に固定した第2歯車2bが押さえローラ
5の他端の歯車5aと噛み合い、この押さえロー
ラ5の歯車5aがならしローラ6の歯車6bと噛
み合い、糊付けローラ2、押さえローラ5および
ならしローラ6の周速度が互いに等しくなり、ド
クタローラ3の周速度が遅くなるように上記歯車
の歯数が設定されている。
上記の構造において、糊箱1に糊Sを入れ、壁
紙Aを糊箱1の後方から押さえロツド4の下面に
導き、糊付けローラ2の上面、押さえローラ5の
下面およびならしローラ6の下面に通し、一方、
カツトテープBを糊箱1の前部下方から糊箱1の
前面に供給し、ならしローラ6の端部下面から後
面を経て上面と壁紙Aの耳部との間に導入しし、
上記の壁紙AおよびカツトテープBを前方へ引き
出すと、壁紙Aと上記のローラ2,5,6との摩
擦力およびこれらのローラ2,3,5,6を連結
する歯車2a,2b,3a,5a,6bの作用に
よつてドクタローラ3以外のローラ2,5,6が
等しい周速度で回転し、ドクタローラ3がこれよ
りも遅い速度で回転する。そして、上記の回転に
伴つて糊付けローラ2の表面に付着して持ち上げ
られた糊Sがドクタローラ3によつて所望の厚み
に調節され、次いでこの糊Sが壁紙Aの裏面に接
して糊付けローラ2の表面から壁紙Aの裏面に転
写され、さらにならしローラ6によつてならさ
れ、壁紙Aの耳部にカツトテープBが仮接着され
る。
実験によれば、糊付けローラ2とならしローラ
6の周速度比を1.1に設定し、ならしローラ6の
表面を平滑にした場合は、壁紙Aに300gの張力
が生じたのに対し、上記周速度比を1.0に設定し、
ならしローラ6の表面に高さ0.5mm、厚さ0.4mmの
台形突条6aを0.8mmのピツチで設けた場合は、
壁紙Aの張力が150gに低下した。
(考案の効果) この考案は、糊付けローラ、押さえローラおよ
びならしローラの周速度を等しくすると共に、な
らしローラの表面に幅方向の突条を多数本設けた
ものであるから、壁紙をならしローラから引き出
すときの張力が低下し、しかも壁紙がならしロー
ラから離れ易くなり、ならしローラに巻き付くこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例の縦断面図、第2
図はならしローラの側面図である。 1……糊箱、2……糊付けローラ、3……ドク
ターローラ、5……押さえローラ、6……ならし
ローラ、6a……突条、2a,2b,3a,5
a,6b……歯車、A……壁紙、B……カツトテ
ープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 糊箱の左右の側壁間に幅方向の糊付ローラを回
    転自在に支持し、この糊付けローラの後方にドク
    タローラを、前方に押さえローラを、更にその前
    方にならしローラをそれぞれ配置し、これらのド
    クタローラ、糊付けローラ、押さえローラおよび
    ならしローラを順に伝動歯車で連結し、糊付けロ
    ーラの上面、押さえローラの下面およびならしロ
    ーラの上面に長尺の壁紙を通し、壁紙を引張るこ
    とにより壁紙との摩擦力で糊付けローラ、押さえ
    ローラおよびならしローラを所定の速比で回転さ
    せるようにした壁紙糊付機において、上記の糊付
    けローラ、押さえローラおよびならしローラの周
    速度を互いに等しく設定し、かつならしローラの
    表面に幅方向の突条を多数本、その全幅にわたつ
    て設けたことを特徴とする壁紙糊付機。
JP7156089U 1989-06-19 1989-06-19 Expired - Lifetime JPH0543895Y2 (ja)

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JP7156089U JPH0543895Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19

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JP7156089U JPH0543895Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19

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Publication Number Publication Date
JPH0311461U JPH0311461U (ja) 1991-02-05
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JP7156089U Expired - Lifetime JPH0543895Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19

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JP4793858B2 (ja) * 2006-02-01 2011-10-12 極東産機株式会社 自動壁紙糊付機

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JPH0311461U (ja) 1991-02-05

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