JPH0543827Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0543827Y2
JPH0543827Y2 JP1987190322U JP19032287U JPH0543827Y2 JP H0543827 Y2 JPH0543827 Y2 JP H0543827Y2 JP 1987190322 U JP1987190322 U JP 1987190322U JP 19032287 U JP19032287 U JP 19032287U JP H0543827 Y2 JPH0543827 Y2 JP H0543827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
toy
bellows hose
bellows
dust suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987190322U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0193096U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987190322U priority Critical patent/JPH0543827Y2/ja
Publication of JPH0193096U publication Critical patent/JPH0193096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0543827Y2 publication Critical patent/JPH0543827Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ジヤバラ・ホースを有する電気掃
除機の外観から車両の外観に、可逆的に変化する
変形玩具に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の変形玩具は、図示しないが、例
えば家庭用電化製品を模した場合は、一形が電気
掃除機、他形が電気洗濯機等、変化の前後の形態
がほぼ同じ系統の範囲にあるものであつた。
[解決しようとする問題点] 同じ系統の範囲における変形であるので、想像
力の豊かな子供には直ぐに飽きられてしまうとい
う問題点があつた。
この考案は、上記従来技術の問題点を解決しよ
うとするものであり、変形の前後の外観形状が全
く系統の異なるものとすることにより、子供の豊
かな想像力をさらに教育的に発展させて興味が持
続できる変形玩具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案による変形玩具は、走行用車輪を備え
た本体と、この本体の前端下部に基端が水平軸回
りに回転自在に結合され、自由端に吸塵口兼背も
たれを有するジヤバラ・ホースとを有し、前記本
体の底部に下面に開口して前記ジヤバラ・ホース
の一部を嵌合収納しうる溝が形成され、かつ、前
記本体の背面に、前記溝に嵌合収納されたジヤバ
ラ・ホースを、前記吸塵口兼背もたれを前記本体
の上面より上方に突出させた状態で着脱自在に挾
持する挾持片が設けられ、前記本体の表面構成部
材は走行玩具の構成要素の形状をもつて区分成形
されて、起倒自在に取付けられていることを特徴
とする。
[作用] 上記の構成により、ジヤバラ・ホースを本体の
外部に延出させると、本体の外形により電気掃除
機に類似する外観形状を有する。従つて、この場
合は、ジヤバラ・ホースが吸塵管になり、またそ
の先端部は吸塵口となるため、ジヤバラ・ホース
を手に保持し、吸塵口を床面に摺接させながら移
動することで、本体も走行車輪を介して任意の方
向に移動する模擬電気掃除機として、掃除ごつこ
に使用することができる。
次に、外部に露出しているジヤバラ・ホースを
回転して本体の収納溝に収納固定して、ジヤバ
ラ・ホースを見えないようにし、本体の表面形成
部材の一部を起立させるなどすると、本体と走行
車輪とによつて走行玩具の外観形状を備えるに至
る。従つて、この場合は、走行車輪により走行す
る走行玩具として遊ぶことができる。
[この考案の実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図から第4図までに示したように、この考
案の変形玩具Aは、走行車輪9,14を有する本
体1とジヤバラ・ホース8から、次のように構成
されている。
まず、本体1は、合成樹脂等により成形され、
電気掃除機の本体と同様の外観を有するように全
体の外郭がほぼ直方体状に形成されている。そし
て、この本体1の前端には、後記するジヤバラ・
ホース8の基端を枢着するために、2片の舌状の
軸受2が突設されている。
この本体1の背面中央には、後記するジヤバ
ラ・ホース8の先端側の一部を着脱自在に挾持す
る水平断面C字状の挾持片3が設けられている。
そして上記軸受2と挾持片3間において本体1の
底部に下面に開口して後記するジヤバラ・ホース
8の中途部分を嵌合して隠蔽するための収納溝4
が設けられている。
さらに、本体1は、展開により走行玩具の外観
形状を呈するように本体の表面を形成する部材を
それぞれ走行玩具の構成要素に類似した形状もつ
て、区分成形してある。すなわち、本体の両側面
前部には、切欠部5が設けられ、この切欠部に合
成樹脂材等により成形された左右一対のドア12
が、図示しない基端孔から本体1の側面孔に対し
てドア軸13を挿通することにより開閉自在に取
付けられている。
また、本体1の両側後部に設けた収納凹所6に
は、後輪14が、本体の側面から出没自在に装嵌
されている。すなわち第2図から第7図までに示
すように、車輪15の両端にホイルカバー状の後
輪枠16を一体的に取付けて、この後輪枠16の
外周にリング形に形成した後輪14を左右方向へ
の摺動が可能に、かつ、回転自在に嵌合されてい
る。
また、本体1の前部上端には、合成樹脂製によ
るU字形のフロントパネル17が、側方から挿通
した横軸18によつて、この軸18を支点とする
上下方向への起倒が可能な状態に取付けられてい
る。さらに、本体1の上面中央部にT字形に設け
られた収納凹所7には、T字形のハンドル19
が、その基端に貫通した軸を支点として起倒自在
に装着され、ハンドルを凹所に収納したときは、
ハンドルの上面が本体の平坦な上面の一部とな
る。
ジヤバラ・ホース8は次のように構成されてい
る。すなわち第1図から第4図までに示すよう
に、ジヤバラ・ホース8は、その基端部に直角に
貫通した軸11を軸受2に固定して枢着されてい
る。前輪9はホースの基端の両側において軸11
で回転自在に支持されている。ジヤバラ・ホース
8の先端には、変型玩具Aを電気掃除機の形態に
変形した際に吸塵口の外観を呈し、かつこの変型
玩具Aを走行玩具の形態に変形した際に背もたれ
の外観を呈するように、合成樹脂製の吸塵口兼背
もたれ10が、ジヤバラ・ホースに一体に、又
は、ピン止めにより角度調整自在に取付けられて
いる。なお、ジヤバラ・ホース8は、基端に近い
前半部分が、ジヤバラ管に成形され、後半部分を
硬質管で成形されている。
上記の構成により、変型玩具Aは、本体1の各
展開部材12,17,19を所定位置に収納して
本体の外観を箱状とし、ジヤバラ・ホース8を本
体1の前方に延出させると、第1図のように電気
掃除機と同様の外観形状を備える。すなわち、こ
の形状においては、ジヤバラ・ホース8が電気掃
除機の吸塵管になり、またホース8の先端部に配
置されている吸塵口兼背もたれ 10は吸塵口に類似する。
従つて、この吸塵口10を床面に摺設するよう
にして、ジヤバラ・ホース8を第1図に示すよう
な家庭の主婦に模した人形Bの手に保持させる形
態のもとに全体を任意の方向へ移動することによ
り、掃除機本体1は、走行車輪すなわち前輪9
と、後輪14とによつて任意の方向へ移動しなが
ら、掃除ごつこをして遊ぶことできる。ジヤバ
ラ・ホース8は、可撓性を有するため、実際の掃
除機における吸塵管と同様の感覚をもつて吸塵口
10を所望する方向へ移動させることができる。
次に、第3図から第4図までに示すように、本
体1の外部に露出させていたジヤバラ・ホース8
を、その基端の軸11を支点にして本体の下方に
回転し、本体1の底部に形成されている収納溝4
と、本体1の後尾に設けられた挾持片3とに向け
て屈曲しながら、ジヤバラ管の部分は収納溝4内
へ押し込め、またホース8の硬質管の部分は挾持
片3内に嵌入固定すると、ジヤバラ・ホース8は
本体内に隠蔽され、また、先端部に位置する吸塵
口兼背もたれ10は、の場合は車両用椅子の背も
たれの外観を呈するに至る。
続いて、掃除機本体1の外郭面を形出していた
本体1の表面側に位置する各展開部材を展開す
る。すなわち、第4図に示すように、まず前部の
フロント枠17は、本体1の前面の軸受2の周囲
に位置していた状態から横軸18を中心にして上
方へ起立させると、このフロント枠17は自動車
のフロントガラスに類似する。また、同じように
それまで本体1上面の収納凹所7内に没入されて
いたハンドル19を、図示しない基端側のピン等
を支点にして上方へ起立させると、車両のハンド
ルに類似する。
さらに、後輪14は、両側面後部の収納凹所6
から外方へ後輪枠16を支体にして突出させる
と、後輪らしい外観が顕著になる。なお、ドア1
2は、ドア軸13を支点にして外方へ開くことが
可能である。
従つて、この場合は、第6図に示すように、人
形Bを乗員に見立てて、ドア12を開いた位置か
ら乗車させたのち、背もたれ10付のシートに着
座させることで、本体1は前輪9と後輪14によ
り任意の方向へ走行する車体となり、これによつ
てハンドル19を操作しながら、走行する自動車
のドライブ遊びができる走行玩具となる。
[この考案の効果] 上述のように、この考案による変形玩具は、変
形の前と後の外観形状が全く系統の異なるので、
子供の豊かな想像力をさらに教育的に発展させ
て、この玩具で遊ぶ子供の興味を容易確実に持続
させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による変形玩具を電気洗濯機
の形態にした場合の斜視図、第2図は同玩具のジ
ヤバラ・ホースを位置変えした状態を示す前方底
部側からの斜視図、第3図は同後方底部側からの
斜視図、第4図は同玩具を系統の異なる走行玩具
に変形させた場合の前方側からの斜視図、第5図
は同後方側からの斜視図、第6図は同玩具に人形
を乗せた状態を示す斜視図、第7図は同玩具の走
行玩具の状態における底面図である。 1……本体、2……軸受、3……挾持片、4…
…収納溝、8……ジヤバラ・ホース、9……前
輪、10……吸塵口兼背もたれ、12……ドア、
14……後輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 走行用車輪を備えた本体と、この本体の前端
    下部に基端が水平軸回りに回転自在に結合さ
    れ、自由端に吸塵口兼背もたれを有するジヤバ
    ラ・ホースとを有し、 (ロ) 前記本体の底部に下面に開口して前記ジヤバ
    ラ・ホースの一部を嵌合収納しうる溝が形成さ
    れ、かつ、前記本体の背面に、前記溝に嵌合収
    納されたジヤバラ・ホースを、前記吸塵口兼背
    もたれを前記本体の上面より上方に突出させた
    状態で着脱自在に挾持する挾持片が設けられ、 (ハ) 前記本体の表面構成部材は走行玩具の構成要
    素の形状をもつて区分成形されて、起倒自在に
    取付けられていること、 を特徴とする変形玩具。
JP1987190322U 1987-12-15 1987-12-15 Expired - Lifetime JPH0543827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987190322U JPH0543827Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987190322U JPH0543827Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0193096U JPH0193096U (ja) 1989-06-19
JPH0543827Y2 true JPH0543827Y2 (ja) 1993-11-05

Family

ID=31481307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987190322U Expired - Lifetime JPH0543827Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0543827Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262197U (ja) * 1975-10-30 1977-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0193096U (ja) 1989-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4171132A (en) Infant walking trainer
JPH0319423Y2 (ja)
JPH0543827Y2 (ja)
US3453772A (en) Doll with walker
JPS59174181A (ja) 形態変化する走行玩具
JPH0243439Y2 (ja)
US4624649A (en) Toy furniture device, and methods of constructing and utilizing same
JPS644386Y2 (ja)
JPH0543825Y2 (ja)
JPH0543828Y2 (ja)
CN218221065U (zh) 一种能够变形成机器人的车形玩具
JPH02233Y2 (ja)
JPH0131265Y2 (ja)
JPH0211107Y2 (ja)
JPH0350952Y2 (ja)
JPS6327753Y2 (ja)
JPH0342955Y2 (ja)
JPH054872Y2 (ja)
JPH0111275Y2 (ja)
JPH0324217Y2 (ja)
JPH0415276Y2 (ja)
JPH0241031Y2 (ja)
JPH0140633B2 (ja)
JPH0225430Y2 (ja)
JPH0357276Y2 (ja)