JPH0415276Y2 - - Google Patents

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JPH0415276Y2
JPH0415276Y2 JP1989129014U JP12901489U JPH0415276Y2 JP H0415276 Y2 JPH0415276 Y2 JP H0415276Y2 JP 1989129014 U JP1989129014 U JP 1989129014U JP 12901489 U JP12901489 U JP 12901489U JP H0415276 Y2 JPH0415276 Y2 JP H0415276Y2
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boiler
side plates
box
chimney
section
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JP1989129014U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、蒸気機関車の形態からブランコの
形態に又はその逆に変化する形態玩具に関するも
のである。
【従来技術】
経済性と娯楽性の多様性と狙つて、一つの形態
から全く異なった他の形態に変化させて遊べるよ
うにした変形玩具は種々提案されているが、蒸気
機関車の形態からブランコの形態に変化するもの
は知られていない。
【解決しようとする技術課題】
この考案は、簡単な構成により、容易に蒸気機
関車の形態からブランコの形態に、又はその逆に
変化させることができるようにした変形玩具を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案に係る変
形玩具は、ボイラー部の上面に煙突を着脱自在に
備え、前記ボイラー部を水平断面コ字形の箱部の
開口端内側に枢着し、前記箱部の両側板の下部に
連結材の両端に車輪を取付けた台車を一方の車輪
の車軸に設けた軸受と前記箱部の両側板に設けた
軸受とこれらに挿通されたピンにより構成された
ヒンジにより前記両側板の外側と内側の間を移動
自在に取付け、前記箱部の両側板に前記台車の他
端部の車輪の車軸を押入する孔を設け、前記煙突
には互いに反対側面に前記孔と等しい孔を設けて
なることを特徴とする。
【作用】
ボイラー部を箱部内に折畳み、台車をヒンジを
介して箱部両側板の外側に位置させ、台車の他端
部の車輪の車軸を側板の孔に押入し、煙突を前記
上面に取付けた状態では蒸気機関車の形態を呈す
る。 これに対して、ヒンジを介してボイラー部を外
に展開し、箱部を立てて台車を両側板の内側に回
動し、他端部の車輪の車軸を煙突の孔に押入する
と、台車がブランコの吊り下げ部材、煙突がブラ
ンコの横木となつて、全体として屋根付きブラン
コの形態となる。
【実施例】
次に、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。 SL(蒸気機関車)は、運転室の外観を有する箱
部(以下、運転室という)41が水平断面ほぼコ
字形に一体に連続する左右両側板42,43及び
背後板44を有するとともに、その背後板の上辺
にヒンジ45により枢着された屋根板46と、そ
の屋根板にさらにヒンジ47により枢着された前
板48を有している。 前板48の裏面には、第2図に示されているよ
うに、左右両側辺よりやや内側に寄つた位置にお
いて突出する嵌合片49が設けてあり、屋根板4
6及び前板48を、第1図のように閉じたとき
は、前板の裏面の左右端面内側に前記左右両側板
42,43の中間部前端が当接し、かつ、前記嵌
合片が左右両側板の間に嵌合して、運転室41が
箱状に組立てられて、その形状が保持される。 また、前記左右両側板の前端部の間には、ボイ
ラー部の外観を有する半円筒状のボイラー部50
が嵌合され、軸51によりその軸を中心として回
転自在に支持されており、第1図のように、運転
室41を箱状に組立てた状態でこのボイラー部を
運転室側に回転すると、このボイラー部により前
記嵌合片49が左右両側板の間に嵌合された状態
に保持されるため、運転室及びボイラー部は第1
図に示された状態で安定し、不要に展開して形態
を崩すことが防止されている。 ボイラー部50の頂部には煙突52がその下面
に設けた突起を前記ボイラー部の頂面に形成した
孔に嵌合することにより、着脱自在に取付けられ
ている。 前記左右両側板42,43の下部には、それぞ
れ前後一対の車輪53,54を連結材55で連結
してなる台車が取付けられている。両側板42と
43の下部に形成した切欠き56,57の下側面
の両側に軸受58が設けられているとともに、前
記連結材55の一方の車輪54の中心に関して両
側に前記軸受58に対応する軸受59が設けてあ
り、軸受58の間に軸受59を嵌合してそれらの
軸受にピン(図示省略)を貫通することにより、
前記台車は、前記軸受とピンからなるヒンジを介
して第1図に示されている両側板の外側から、ピ
ン廻りに回転して、第4図に示されているよう
に、両側板の内側に移動することができる。 又両側板には、その外側に位置する台車の他方
の車輪53に対応する位置に孔60が設けてあり
(第5図参照)、その孔に後部車輪53の車軸53
aを差込むことにより、車輪及び連結材を第1図
に示すように水平状態で保持することができる。 前記煙突52の外周には中心に対して対称の位
置において孔61が設けられており、従つて第4
図のように、左右両側板42,43の間に移動し
た車輪53の車軸53aを前記孔61に差込むこ
とにより、煙突52を左右の車輪53の間に連結
することができる。 上記の構成により、第1図に示されているSL
は、まず、ボイラー部50を第2図のように回転
して運転室の嵌合状態を解放し、続いて、その運
転室の前板48および屋根板46を第2図のよう
に展開して、さらに、台車をヒンジ58,59及
びピンを介して回転して、第3図に示されている
ように、両側板42,43の内側に移動するとと
もに、これらを第3図に示されているように、横
転すると、前記ボイラー部50はドーム状の屋根
の外観を備え、左右両側板は建物の壁面の外観を
備え、また、屋根板46及び前板48は床板又は
苑路の外観を備える。 そして、ボイラー部から取外した煙突52で前
記連結材55の下部を連結することにより、連結
材55をブランコの吊り下げ部材、煙突52をブ
ランコの横木とするブランコが構成され、ボイラ
ー部を屋根とする屋根付きのブランコ施設ガ完成
する。 なお、運転室の両側板の窓部42a,43a
を、第5図のように、ヒンジ62により展開自在
に結合すれば、第4図に示されているように、こ
の窓部を開くことにより、ブランコの揺動が外部
から良く見えるとともに、体裁も一層よくなる。
煙突52によつて形成された椅子部には煙突をボ
イラー部に結合するための突起63を上向きとす
れば、この突起を人形の足に設けてある孔に差込
んで、人形をこのブランコに安定した状態で乗せ
ることができる。 このように、この実施例では、SLの運転室が
ブランコの支持壁及び床面などに変化し、また、
ボイラー部がブランコの屋根に変化し、さらに、
車輪、連結材及び煙突が人形を乗せることができ
るブランコに変化する。 そして、上記と逆の順序で折畳めば、再びSL
に復元することができる。 上述のように、この考案によれば、蒸気機関車
の形態を呈する構成部材の一部である台車、煙突
を、箱部から取り外して、取付け位置を変え、か
つ、台車の連結板をブランコの吊り下げ部材とし
て用い、煙突を台車下端部に連結して横木として
用いるようにしたので、蒸気機関車を簡単に人形
用ブランコの形態に変化させることができ、ま
た、分離して、元の結合状態にすれば、再び、蒸
気機関車の形態に復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の実施例を示す
ものであり、第1図は非展開状態の斜視図、第2
図は一部を展開した状態の斜視図、第3図はさら
に他に一部を展開した状態の斜視図、第4図は展
開終了時の斜視図、第5図は他の実施態様を示す
分解斜視図である。 41……箱部(運転室)、45,47……ヒン
ジ、50……ボイラー部、52……煙突、53,
54,55……台車、53,54……車輪、55
……連結材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 運転室の外観を有する箱部と、前記箱部の前部
    に設けられたボイラー部と、前記ボイラー部の上
    面に取付けられた煙突と、連結材の両端部に車輪
    を取付けてなり、前記箱部の左右両側外面に取付
    けられる台車とを有して、蒸気機関車の形態を有
    する変形玩具であつて、 前記箱部は、少なくとも左右両側板と背後板と
    を有して水平断面コ字形に形成され、かつ、左右
    両側板の前部下端部には切欠とヒンジが、左右両
    側板の後部には前記台車の車輪の車軸を挿通する
    貫通孔がそれぞれ設けてあり、 前記ボイラー部は、前記箱部の左右両側板の前
    端部の間において、その両側板と平行な状態と前
    記背後板と平行な状態との間を回転自在に軸支さ
    れており、 前記煙突は、前記ボイラーの上面に着脱自在に
    取付けられ、かつ、互いに反対面に前記箱部の貫
    通孔と等しい径の孔を有し、 前記台車は、前記切欠とヒンジを介して箱部の
    両側板の外側と内側との選択的に回転可能であ
    り、 前記ボイラー部を箱部の背後板と平行とし、前
    記台車を前記ヒンジを介して両側板の内側に回転
    させるとともに、前記車軸を前記ボイラー部から
    取外した煙突の孔に押入して連結材を連結するこ
    とにより、前記ボイラー部を屋根とするブランコ
    に形態が変化するようにした変形玩具。
JP1989129014U 1989-11-02 1989-11-02 Expired JPH0415276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989129014U JPH0415276Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02

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JP1989129014U JPH0415276Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02111495U JPH02111495U (ja) 1990-09-06
JPH0415276Y2 true JPH0415276Y2 (ja) 1992-04-06

Family

ID=31382897

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JP1989129014U Expired JPH0415276Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537623B2 (ja) * 1975-09-17 1980-09-29

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537623U (ja) * 1978-09-04 1980-03-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537623B2 (ja) * 1975-09-17 1980-09-29

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JPH02111495U (ja) 1990-09-06

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