JPH0543718Y2 - - Google Patents

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JPH0543718Y2
JPH0543718Y2 JP6710089U JP6710089U JPH0543718Y2 JP H0543718 Y2 JPH0543718 Y2 JP H0543718Y2 JP 6710089 U JP6710089 U JP 6710089U JP 6710089 U JP6710089 U JP 6710089U JP H0543718 Y2 JPH0543718 Y2 JP H0543718Y2
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気ポツトの水位検出装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、第3図に示すように、内容器21の底外
面にヒータ22と温度センサ23を備えるととも
に、ゴム製の接続チユーブ24を介して揚水管2
5を取り付けた電気ポツトでは、内容器21内の
最低水位を検出して空炊きを防止するため、水位
検出装置が設けられている。この水位検出装置
は、前記接続チユーブ24に一方の電極26を取
り付け、内容器21と導通する遮熱板等に他方の
電極を取り付けて、この一対の電極間が内容器2
1内の水を介して導通することをもつて「水有
り」を検出し、水位が電極26より下がつて電極
間が導通しなくなつたことをもつて「水無し」を
検出するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の水位検出装置では、
電極26が接続チユーブ24に取り付けられてい
るため、接続チユーブ24の加工費が高いうえ、
配線が長くなるという問題があつた。また、電極
26が取り付けられた接続チユーブ24及び揚水
管25の水位は、内容器21内の水面が揺動する
と上下に変動しやすいため、水位検出が正確に行
なわれないという問題があつた。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもの
で、安価で、しかも水面が揺動しても正確に水位
を検出することができる電気ポツトの水位検出装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、一対の電
極間が水を介して導通することにより容器内の水
位を検出するようにした電気ポツトの水位検出装
置において、容器内に突入して設けた温度センサ
のカバーを水位検出用の一方の電極としたもので
ある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従つて説
明する。
第1図は本考案に係る水位検出装置を備えた電
気ポツトの底部を示し、1は内容器、2は外胴、
3は底体である。
内容器1の底外面には、環状のヒータ4がヒー
タ押え板5により取り付けられるとともに、ヒー
タ4の下方に遮熱板6が取り付けられている。ま
た、内容器1の底隅部に開口する流出口7には、
ゴム製の接続チユーブ8が取り付けられ、この接
続チユーブ8を介して揚水管9が取り付けられて
いる。さらに、内容器1の底中央には、温度セン
サ10が貫通して、その鍔部11と下端に螺合す
るナツト12とで、貫通孔に装着したゴムパツキ
ン13と、該ゴムパツキン13の下面に接する環
状の水位検出用電極14とを挾圧するようにして
取り付けられている。
この温度センサ10は、第2図に示すように、
キヤツプ状の金属製カバー15内に、サーミスタ
16を収容してその内面に接触させた状態でシリ
コンゴム17を充填したものである。前記水位検
出用電極14は、ナツト12を介して温度センサ
10のカバー15と導通するようになつている。
また、水位検出用の他方の電極18は、ヒータ押
え板5を介して内容器1と導通する遮熱板6に取
り付けられている。
この電気ポツトにおいて、内容器1内の水位
が、第1図中水位Aで示すように、ゴムパツキン
13より上にあるときは、温度センサ10のカバ
ー15が水中に浸るため、このカバー15と導通
する水位検出用電極14と、内容器1と導通する
電極18とが、内容器1内の水を介して導通し、
「水有り」の状態が検出される。
また、内容器1内の水位が、第1図中水位Bで
示すように、ゴムパツキン13より下にあるとき
は、温度センサ10のカバー15が水面から露出
するため、電極14,18間は導通せず、「水無
し」の状態が検出される。
仮に、電気ポツトが傾く等により、第1図中2
点斜線Cで示すように、内容器1内の水が揺動し
たとしても、電極14と導通する温度センサ10
のカバー15が内容器1の中央に位置しているた
め、水位の変動が少なく、水位検出が正確に行な
われる。
ところで、温度センサ10は、内容器1内に突
入していてヒータ4の熱の影響を受けないため、
この温度センサ10による検出温度は水温の上昇
に遅れることなく追従し、沸騰時点を正確に検出
できる。このため、従来、第3図に示すように、
内容器1の底外面に圧接してヒータ4の影響を受
けやすい温度センサ10を設けた電気ポツトで
は、沸騰時点の検出を蓋体27の蒸気排出管28
中に設けた蒸気センサ29に依存していたのに対
し、本実施例では、温度センサ10で正確な沸騰
検出が可能となり、従来のような蒸気センサが不
要となる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、容器内に突入して設けた温度センサのカバー
を水位検出用の電極としたので、温度センサとと
もに効率よく配線が行なえるうえ、内容器や、揚
水管の一部に電極を取り付ける必要がなく、部品
コストや組立て工数の低減が図られるという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水位検出装置を備えた電
気ポツトの底部断面図、第2図は電極及び温度セ
ンサの取付部の断面図、第3図は従来の水位検出
装置を備えた電気ポツトの概略断面図である。 1……内容器、10……温度センサ、14,1
8……水位検出用電極、15……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の電極間が水を介して導通することにより
    容器内の水位を検出するようにした電気ポツトの
    水位検出装置において、容器内に突入して設けた
    温度センサのカバーを水位検出用の一方の電極と
    したことを特徴とする電気ポツトの水位検出装
    置。
JP6710089U 1989-06-06 1989-06-06 Expired - Lifetime JPH0543718Y2 (ja)

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JP6710089U JPH0543718Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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JPH037323U JPH037323U (ja) 1991-01-24
JPH0543718Y2 true JPH0543718Y2 (ja) 1993-11-04

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