JPH054364A - サーマルプリントヘツドおよび熱転写プリンタ - Google Patents
サーマルプリントヘツドおよび熱転写プリンタInfo
- Publication number
- JPH054364A JPH054364A JP15641491A JP15641491A JPH054364A JP H054364 A JPH054364 A JP H054364A JP 15641491 A JP15641491 A JP 15641491A JP 15641491 A JP15641491 A JP 15641491A JP H054364 A JPH054364 A JP H054364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal
- electrodes
- head
- transfer printer
- print head
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルプリントヘッド、FPC、ヘッドド
ライバー回路を小型化及び数量削減することにより発熱
体の数を多くして多数行を同時印字する熱転写プリンタ
を小型、低コストで提供することである。 【構成】 フレキシブル基板6を使用して共通電極5を
少なくとも2系統以上集合化し且つ異なる系統の共通電
極5に接続する隣会う発熱体3の個別電極4を短絡した
サーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共通電極群5
への電源供給を切り替える手段を有することを特徴とす
る。
ライバー回路を小型化及び数量削減することにより発熱
体の数を多くして多数行を同時印字する熱転写プリンタ
を小型、低コストで提供することである。 【構成】 フレキシブル基板6を使用して共通電極5を
少なくとも2系統以上集合化し且つ異なる系統の共通電
極5に接続する隣会う発熱体3の個別電極4を短絡した
サーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共通電極群5
への電源供給を切り替える手段を有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリントヘッド
及び熱転写プリンタに関し、更に詳しくは発熱体の数を
多くして多数行を同時に印字するシリアル型サーマルプ
リントヘッド及び熱転写プリンタに関する。
及び熱転写プリンタに関し、更に詳しくは発熱体の数を
多くして多数行を同時に印字するシリアル型サーマルプ
リントヘッド及び熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の熱転写プリンタを示す略
図である。サーマルプリントヘッドはフレキシブル基板
6(以下FPCと略す)を介して制御回路と接続してい
る。図4は、従来のサーマルプリントヘッドの構造を示
す平面図である。サーマルプリントヘッドは、セラミッ
ク基板1にガラスグレーズを形成しその上に発熱体3と
発熱体3の左右に個別電極4と共通電極5を接続して最
外層に保護膜を形成して作られる。
図である。サーマルプリントヘッドはフレキシブル基板
6(以下FPCと略す)を介して制御回路と接続してい
る。図4は、従来のサーマルプリントヘッドの構造を示
す平面図である。サーマルプリントヘッドは、セラミッ
ク基板1にガラスグレーズを形成しその上に発熱体3と
発熱体3の左右に個別電極4と共通電極5を接続して最
外層に保護膜を形成して作られる。
【0003】制御回路にはサーマルプリントヘッドの発
熱体3と同数のヘッドドライバー7が結線しており、印
字データに応じてヘッドドライバー7を制御して各発熱
体3に電流を流す。
熱体3と同数のヘッドドライバー7が結線しており、印
字データに応じてヘッドドライバー7を制御して各発熱
体3に電流を流す。
【0004】ところがこの構造では、発熱体の数を多く
して多数行を同時に印字するプリンタにおいては発熱体
の数に応じてヘッドドライバーの数も増えてしまう。更
に個別電極の数も増えるのでヘッドの横寸法及びFPC
の横幅が大きくなってしまう。
して多数行を同時に印字するプリンタにおいては発熱体
の数に応じてヘッドドライバーの数も増えてしまう。更
に個別電極の数も増えるのでヘッドの横寸法及びFPC
の横幅が大きくなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様に従来例では、
発熱体の数が増えるとそれに応じて個別電極の数が増え
ヘッド及びFPCの横幅が大きくなる。また、ヘッドド
ライバーも増えるのでコストアップとプリンタの大型化
の大きな要因となっていた。
発熱体の数が増えるとそれに応じて個別電極の数が増え
ヘッド及びFPCの横幅が大きくなる。また、ヘッドド
ライバーも増えるのでコストアップとプリンタの大型化
の大きな要因となっていた。
【0006】本発明の目的は、発熱体の数を多くして多
数行を同時印字するプリンタを小型、低コストで提供す
ることである。
数行を同時印字するプリンタを小型、低コストで提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、FPCで共通
電極を少なくとも2系統以上集合化し且つ異なる系統の
共通電極に接続する隣会う発熱体の個別電極を短絡した
サーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共通電極群へ
の電源供給を切り替える手段を有することを特徴とする
熱転写プリンタである。
電極を少なくとも2系統以上集合化し且つ異なる系統の
共通電極に接続する隣会う発熱体の個別電極を短絡した
サーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共通電極群へ
の電源供給を切り替える手段を有することを特徴とする
熱転写プリンタである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のサーマルプリントヘッドの
第1の実施例であって、共通電極5を折り返して隣接す
る発熱体3の間を通り個別電極4と同一方向に導出さ
せ、共通電極5を両面FPC6で集合して2系統化して
いるのが特徴である。共通電極5aは、発熱体列3の奇
数番に接続し共通電極5bは、発熱体列3の偶数番に接
続している。共通電極が交差しているところは、絶縁膜
を介した多層構造のFPCになっているのでお互いに絶
縁されている。
第1の実施例であって、共通電極5を折り返して隣接す
る発熱体3の間を通り個別電極4と同一方向に導出さ
せ、共通電極5を両面FPC6で集合して2系統化して
いるのが特徴である。共通電極5aは、発熱体列3の奇
数番に接続し共通電極5bは、発熱体列3の偶数番に接
続している。共通電極が交差しているところは、絶縁膜
を介した多層構造のFPCになっているのでお互いに絶
縁されている。
【0009】更に、隣接する発熱体の個別電極も同様に
FPCで短絡させ数を削減する。
FPCで短絡させ数を削減する。
【0010】図2は、本発明のサーマルプリントヘッド
を搭載した熱転写プリンタの実施例を示す略図である。
従来と異なる点は、ヘッドドライバー7の数が半分にな
っている点と共通電極5への電源供給が2系統になって
いる点である。
を搭載した熱転写プリンタの実施例を示す略図である。
従来と異なる点は、ヘッドドライバー7の数が半分にな
っている点と共通電極5への電源供給が2系統になって
いる点である。
【0011】インターフェイス8を介して送られた印字
データを元にプリンタ全体をコントロールしているCP
U9がHIGHTまたはLOWレベルの信号を出力することに
よってインバータ10及びトランジスタ11,12を介
してヘッド電源14からの電源供給を共通電極5aにす
るか共通電極5bにするかを選択する。
データを元にプリンタ全体をコントロールしているCP
U9がHIGHTまたはLOWレベルの信号を出力することに
よってインバータ10及びトランジスタ11,12を介
してヘッド電源14からの電源供給を共通電極5aにす
るか共通電極5bにするかを選択する。
【0012】これによって、ヘッドドライバーが発熱体
2個に対して共通であっても共通電極への電源供給を切
り替えることによって印字可能となる。
2個に対して共通であっても共通電極への電源供給を切
り替えることによって印字可能となる。
【0013】図3は、本発明のサーマルプリントヘッド
の第2の実施例であって第1の実施例と異なる点は、隣
接する発熱体の個別電極をセラミック基板上で短絡させ
ている点と片面FPCを使用していることである。FP
C上の共通電極とセラミック基板上の個別電極と交差す
るがFPCにはカバーレイフィルム、セラミック基板の
最外層には保護膜があるのでお互いに絶縁されている。
の第2の実施例であって第1の実施例と異なる点は、隣
接する発熱体の個別電極をセラミック基板上で短絡させ
ている点と片面FPCを使用していることである。FP
C上の共通電極とセラミック基板上の個別電極と交差す
るがFPCにはカバーレイフィルム、セラミック基板の
最外層には保護膜があるのでお互いに絶縁されている。
【0014】このような構造なのでヘッド及びFPCの
横幅が小さくなる。特にFPCが両面ではなく片面なの
で非常に安価にできる。
横幅が小さくなる。特にFPCが両面ではなく片面なの
で非常に安価にできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように熱転写プリンタにお
いて、共通電極を少なくとも2系統以上集合化し且つ異
なる系統の共通電極に接続する隣会う発熱体の個別電極
を短絡したサーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共
通電極群への電源供給を切り替える手段を設けることに
よりサーマルプリントヘッドとヘッドドライバーの小型
化、数量削減が可能となり、発熱体の数を多くして多数
行を同時印字するプリンタを小型、低コストで提供する
ことができる。
いて、共通電極を少なくとも2系統以上集合化し且つ異
なる系統の共通電極に接続する隣会う発熱体の個別電極
を短絡したサーマルプリントヘッドとこれを搭載し、共
通電極群への電源供給を切り替える手段を設けることに
よりサーマルプリントヘッドとヘッドドライバーの小型
化、数量削減が可能となり、発熱体の数を多くして多数
行を同時印字するプリンタを小型、低コストで提供する
ことができる。
【0016】本実施例は、共通電極群を2系統にしたが
これを更に多系統化すればより一層の効果が期待でき
る。
これを更に多系統化すればより一層の効果が期待でき
る。
【図1】本発明のサーマルプリントヘッドを示す平面図
である。
である。
【図2】本発明の熱転写プリンタを示す略図である。
【図3】本発明の第2実施例のサーマルプリントヘッド
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】従来のサーマルプリントヘッドを示す平面図で
ある。
ある。
【図5】従来の熱転写プリンタを示す略図である。
1.セラミック基板
2.ガラスグレーズ
3.発熱体
4.個別電極
5.共通電極
6.FPC
7.ヘッドドライバー
8.インターフェイス
9.CPU
10.インバーター
11,12.トランジスタ
13.I/O
14.ヘッド電源
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の発熱体を列状に配したシリアル型
サーマルプリントヘッドにおいて、フレキシブル基板で
共通電極を少なくとも2系統以上集合化し且つ異なる系
統の該共通電極に接続する隣会う発熱体の個別電極を短
絡したことを特徴とするサーマルプリントヘッド。 - 【請求項2】 前記サーマルプリントヘッドを搭載し、
前記共通電極群への電源供給を切り替える手段を有する
ことを特徴とする熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641491A JPH054364A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | サーマルプリントヘツドおよび熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15641491A JPH054364A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | サーマルプリントヘツドおよび熱転写プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054364A true JPH054364A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15627232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15641491A Pending JPH054364A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | サーマルプリントヘツドおよび熱転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054364A (ja) |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15641491A patent/JPH054364A/ja active Pending
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