JPH054352A - ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツド - Google Patents
ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドInfo
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- JPH054352A JPH054352A JP15500891A JP15500891A JPH054352A JP H054352 A JPH054352 A JP H054352A JP 15500891 A JP15500891 A JP 15500891A JP 15500891 A JP15500891 A JP 15500891A JP H054352 A JPH054352 A JP H054352A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】筒状のヘッドフレーム1内には往復動して打撃
印字を行う複数の印字ワイヤ2と、それを案内するメイ
ンガイド3、中間ガイド4,5,6および中間ガイド
4,5,6を保持するガイドホルダ7が収納される。中
間ガイド4,5,6の側面には円弧状の切欠き部を設
け、一方、ガイドホルダ7にはこの円弧に一致するよう
な曲率で加工した弾性のある側壁を設ける。この側壁で
中間ガイド4,5,6を挟持して位置決めがなされ、か
つ十分な強度で保持する。 【効果】中間ガイドが容易に位置決めされ、かつ十分な
強度と弾性的な保持により、印字ワイヤの安定した印字
動作が得られ、また分解組立てが容易で作業性が向上す
る。また中間ガイドの振動が低減してアーマチュア動作
が安定化し、印字ワイヤ案内孔の磨耗が減小して長寿命
化がはかれる。
印字を行う複数の印字ワイヤ2と、それを案内するメイ
ンガイド3、中間ガイド4,5,6および中間ガイド
4,5,6を保持するガイドホルダ7が収納される。中
間ガイド4,5,6の側面には円弧状の切欠き部を設
け、一方、ガイドホルダ7にはこの円弧に一致するよう
な曲率で加工した弾性のある側壁を設ける。この側壁で
中間ガイド4,5,6を挟持して位置決めがなされ、か
つ十分な強度で保持する。 【効果】中間ガイドが容易に位置決めされ、かつ十分な
強度と弾性的な保持により、印字ワイヤの安定した印字
動作が得られ、また分解組立てが容易で作業性が向上す
る。また中間ガイドの振動が低減してアーマチュア動作
が安定化し、印字ワイヤ案内孔の磨耗が減小して長寿命
化がはかれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤドット式プリンタ
に使用する印字ヘッドに関し、特に印字ワイヤのガイド
保持構造に関する。
に使用する印字ヘッドに関し、特に印字ワイヤのガイド
保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタ装置に使用され
る印字ヘッドは、図6に示すように、印字ワイヤを案内
する中間ガイド53が、ガイドホルダ51に設けられた
案内溝52に挿入保持される様に構成されていた。また
挿入した中間ガイド53を接着剤によって案内溝52に
接着固定する場合もあった。
る印字ヘッドは、図6に示すように、印字ワイヤを案内
する中間ガイド53が、ガイドホルダ51に設けられた
案内溝52に挿入保持される様に構成されていた。また
挿入した中間ガイド53を接着剤によって案内溝52に
接着固定する場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印字ヘ
ッドにおけるガイド保持構造では、ガイドホルダの案内
溝の溝幅と中間ガイドの板厚,板幅の寸法精度が要求さ
れ、中間ガイドおよびガイドホルダが樹脂製のものが大
半で、寸法精度を管理するのは非常に困難であるという
欠点があった。また中間ガイドが案内溝に保持されてい
るだけだった為に、印字ワイヤ動作時に中間ガイドが振
動し、振動がアーマチュアの動作を不安定にし、応答周
波数に悪影響を及ぼして印字品質を低下させていた。ま
た中間ガイドの振動のために印字ワイヤ案内孔と印字ワ
イヤの摩擦が増大するために印字ワイヤ案内孔が磨耗す
るなど、寿命が短くなる原因にもなっていた。さらに接
着剤により固定する場合においては、作業工程が多くな
ったり、組立て終了後の修理の際などに分解がほぼ不可
能となるなどの欠点があった。
ッドにおけるガイド保持構造では、ガイドホルダの案内
溝の溝幅と中間ガイドの板厚,板幅の寸法精度が要求さ
れ、中間ガイドおよびガイドホルダが樹脂製のものが大
半で、寸法精度を管理するのは非常に困難であるという
欠点があった。また中間ガイドが案内溝に保持されてい
るだけだった為に、印字ワイヤ動作時に中間ガイドが振
動し、振動がアーマチュアの動作を不安定にし、応答周
波数に悪影響を及ぼして印字品質を低下させていた。ま
た中間ガイドの振動のために印字ワイヤ案内孔と印字ワ
イヤの摩擦が増大するために印字ワイヤ案内孔が磨耗す
るなど、寿命が短くなる原因にもなっていた。さらに接
着剤により固定する場合においては、作業工程が多くな
ったり、組立て終了後の修理の際などに分解がほぼ不可
能となるなどの欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤドット式
プリンタの印字ヘッドは、印字面を打撃して印字を行う
複数の印字ワイヤと、この各印字ワイヤをアーマチュア
を介して個別的に駆動する電磁マグネット部と、前記各
印字ワイヤを滑動自在に案内支持する中間ガイドと、こ
の中間ガイドを保持するガイドホルダとを有する印字ヘ
ッドにおいて、前記中間ガイドを前記ガイドホルダに弾
性的に保持する弾性保持手段を備えて構成され、或いは
前記印字ワイヤの動作時における前記中間ガイドの振動
を防止する防振手段を備えて構成される。
プリンタの印字ヘッドは、印字面を打撃して印字を行う
複数の印字ワイヤと、この各印字ワイヤをアーマチュア
を介して個別的に駆動する電磁マグネット部と、前記各
印字ワイヤを滑動自在に案内支持する中間ガイドと、こ
の中間ガイドを保持するガイドホルダとを有する印字ヘ
ッドにおいて、前記中間ガイドを前記ガイドホルダに弾
性的に保持する弾性保持手段を備えて構成され、或いは
前記印字ワイヤの動作時における前記中間ガイドの振動
を防止する防振手段を備えて構成される。
【0005】
【実施例】次に、本発明にについて図面を参照して説明
する。
する。
【0006】図1は本発明の第1の実施例を用いた印字
ヘッドの全体を示す断面図、図2は第1の実施例のガイ
ド弾性保持構造を示し、同図(a)は分解斜視図、同図
(b)は断面図、図3は第2の実施例のガイド弾性保持
構造を示し、同図(a)は断面図、同図(b)は分解斜
視図、図4は第3の実施例のガイド防振構造を示し、同
図(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図、図5は第
4の実施例のガイド防振構造を示し、同図(a)は断面
図、同図(b)は分解斜視図である。
ヘッドの全体を示す断面図、図2は第1の実施例のガイ
ド弾性保持構造を示し、同図(a)は分解斜視図、同図
(b)は断面図、図3は第2の実施例のガイド弾性保持
構造を示し、同図(a)は断面図、同図(b)は分解斜
視図、図4は第3の実施例のガイド防振構造を示し、同
図(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図、図5は第
4の実施例のガイド防振構造を示し、同図(a)は断面
図、同図(b)は分解斜視図である。
【0007】まず図1を用いてこの実施例の印字ヘッド
の概要を説明する。図1において、前頭部が筒状のヘッ
ドフレーム1が設けられ、このヘッドフレーム1内には
往復動する複数本の印字ワイヤ2と、それを案内するメ
インガイド3、中間ガイド4,5,6および中間ガイド
4,5,6を保持固定するガイドホルダ7が収納されて
いる。複数本の印字ワイヤ2を往復動させる複数の駆動
部は、ヨーク8とリングヨーク9および印字ワイヤ2と
一体成形されているアーマチュア11とよりなる。ヨー
ク8には、コイル10を保持する複数個のヨークコア8
aが同心円状に配列され、これらヨークコア8aと対向
するようにアーマチュア11が設けられる。これらアー
マチュア11は、一端をリアカバー15により固定され
た板ばね12によりリングヨーク9に押し付けられ、そ
の押し付けられた端部11aを中心として回動自在であ
り、さらにこれらアーマチュア11に対向する案内溝が
形成されたアーマチュアサポート16により位置決めさ
れており、スプリングホルダ14に内挿されたリターン
スプリング13によりアーマチュア11の他端が復帰方
向に押し戻され、リアカバー15のストッパ15aに押
し付けられ保持される。一方、印字ワイヤ2は、後端を
アーマチュア11の回動する端部11bに固定されてい
る。そしてこれらの印字ワイヤ2の先端は、中間ガイド
4,5,6およびメインガイド3のそれぞれのワイヤ案
内孔を介して所定位置に案内されている。
の概要を説明する。図1において、前頭部が筒状のヘッ
ドフレーム1が設けられ、このヘッドフレーム1内には
往復動する複数本の印字ワイヤ2と、それを案内するメ
インガイド3、中間ガイド4,5,6および中間ガイド
4,5,6を保持固定するガイドホルダ7が収納されて
いる。複数本の印字ワイヤ2を往復動させる複数の駆動
部は、ヨーク8とリングヨーク9および印字ワイヤ2と
一体成形されているアーマチュア11とよりなる。ヨー
ク8には、コイル10を保持する複数個のヨークコア8
aが同心円状に配列され、これらヨークコア8aと対向
するようにアーマチュア11が設けられる。これらアー
マチュア11は、一端をリアカバー15により固定され
た板ばね12によりリングヨーク9に押し付けられ、そ
の押し付けられた端部11aを中心として回動自在であ
り、さらにこれらアーマチュア11に対向する案内溝が
形成されたアーマチュアサポート16により位置決めさ
れており、スプリングホルダ14に内挿されたリターン
スプリング13によりアーマチュア11の他端が復帰方
向に押し戻され、リアカバー15のストッパ15aに押
し付けられ保持される。一方、印字ワイヤ2は、後端を
アーマチュア11の回動する端部11bに固定されてい
る。そしてこれらの印字ワイヤ2の先端は、中間ガイド
4,5,6およびメインガイド3のそれぞれのワイヤ案
内孔を介して所定位置に案内されている。
【0008】このような構成において、コイル10に選
択的に通電するとコイル10は磁力を発する。このとき
アーマチュア11は、リングヨーク9と接する端部11
aを中心として回動し、同時に印字ワイヤ2を駆動して
前進させ、印字ワイヤ2の先端により所定方式の印字が
なされる。そして印字後には、コイル10への通電が解
かれることにより、リターンスプリング13によってア
ーマチュア11は印字ワイヤ2と共に初期位置に戻され
る。ここで初期位置とは、アーマチュア11の回動する
端部がリアカバー15のストッパ15aに押し付けられ
保持される位置をいう。
択的に通電するとコイル10は磁力を発する。このとき
アーマチュア11は、リングヨーク9と接する端部11
aを中心として回動し、同時に印字ワイヤ2を駆動して
前進させ、印字ワイヤ2の先端により所定方式の印字が
なされる。そして印字後には、コイル10への通電が解
かれることにより、リターンスプリング13によってア
ーマチュア11は印字ワイヤ2と共に初期位置に戻され
る。ここで初期位置とは、アーマチュア11の回動する
端部がリアカバー15のストッパ15aに押し付けられ
保持される位置をいう。
【0009】次に、図2ないし図5を用いて、本発明の
特徴である第1及び第2の実施例のガイド弾性保持構造
ならびに第3及び第4の実施例のガイド防振構造につい
て述べる。
特徴である第1及び第2の実施例のガイド弾性保持構造
ならびに第3及び第4の実施例のガイド防振構造につい
て述べる。
【0010】図2(a)及び(b)に示す第1の実施例
のガイド弾性保持構造は、ヘッドフレーム1に設けた中
間ガイド4,5,6の側面にそれぞれ円弧状の切欠き部
4a,5a,6aを設けるとともに、ガイドホルダ7に
曲げ加工により側壁7a,7b,7cを施した薄板金属
を用いてなり、中間ガイド4,5,6側面の円弧状の切
欠き部4a,5a,6aを、その円弧に一致するような
曲率で加工したガイドホルダ7の側壁7a,7b,7c
が弾性的に挟持することにより、中間ガイド4,5,6
の位置決めがなされ、ガイドホルダ7と中間ガイド4,
5,6とを接着することなしに、中間ガイド4,5,6
を十分な強度で保持することができ、さらに組立て後の
分解も容易なものとなる。
のガイド弾性保持構造は、ヘッドフレーム1に設けた中
間ガイド4,5,6の側面にそれぞれ円弧状の切欠き部
4a,5a,6aを設けるとともに、ガイドホルダ7に
曲げ加工により側壁7a,7b,7cを施した薄板金属
を用いてなり、中間ガイド4,5,6側面の円弧状の切
欠き部4a,5a,6aを、その円弧に一致するような
曲率で加工したガイドホルダ7の側壁7a,7b,7c
が弾性的に挟持することにより、中間ガイド4,5,6
の位置決めがなされ、ガイドホルダ7と中間ガイド4,
5,6とを接着することなしに、中間ガイド4,5,6
を十分な強度で保持することができ、さらに組立て後の
分解も容易なものとなる。
【0011】図3(a)及び(b)に示す第2の実施例
のガイド弾性保持構造は、ヘッドフレーム1に設けたガ
イドホルダ21にガイドの案内溝22を設け、この案内
溝22内にL字型のゴム材26を配設してなり、挿入さ
れる中間ガイド23をゴム材26により印字方向に弾性
的に押しつけ、また中間ガイド23のガイド側面23
a,23bをゴム材26により板幅方向に弾性的に押し
つけることにより、中間ガイド23を弾性的に保持固定
することができる。従って、中間ガイド23の印字方向
及び板幅方向への移動を容易に規制することができ、安
定した印字動作が得られ、また着脱も容易である。中間
ガイド24,25についても同様である。なお、L型の
ゴム材26を一方向ずつに2分した形として単独に配設
し、それぞれ印字方向のみの弾性力あるいは板幅方向の
みの弾性力を発揮させるようにしてもよい。
のガイド弾性保持構造は、ヘッドフレーム1に設けたガ
イドホルダ21にガイドの案内溝22を設け、この案内
溝22内にL字型のゴム材26を配設してなり、挿入さ
れる中間ガイド23をゴム材26により印字方向に弾性
的に押しつけ、また中間ガイド23のガイド側面23
a,23bをゴム材26により板幅方向に弾性的に押し
つけることにより、中間ガイド23を弾性的に保持固定
することができる。従って、中間ガイド23の印字方向
及び板幅方向への移動を容易に規制することができ、安
定した印字動作が得られ、また着脱も容易である。中間
ガイド24,25についても同様である。なお、L型の
ゴム材26を一方向ずつに2分した形として単独に配設
し、それぞれ印字方向のみの弾性力あるいは板幅方向の
みの弾性力を発揮させるようにしてもよい。
【0012】図4(a)及び(b)に示す第3の実施例
のガイド防振構造は、ガイドホルダ31に保持された中
間ガイド33,34,35にそれぞれ2個ずつの穴33
a,34a,35aを用いてコの字形の中間ガイド防振
棒32を貫通させ、穴31aを通してガイドホルダ31
に固定させてなり、アーマチュア11の回動による印字
ワイヤ2の動作時における中間ガイド33,34,35
の振動を防止し、応答周波数の低下を防いでアーマチュ
ア11の動作を安定化させる。また、印字ワイヤ2と印
字ワイヤ案内孔33b,34b,35bの摩擦による印
字ワイヤ案内孔33b,34b,35bの磨耗を防いで
いる。
のガイド防振構造は、ガイドホルダ31に保持された中
間ガイド33,34,35にそれぞれ2個ずつの穴33
a,34a,35aを用いてコの字形の中間ガイド防振
棒32を貫通させ、穴31aを通してガイドホルダ31
に固定させてなり、アーマチュア11の回動による印字
ワイヤ2の動作時における中間ガイド33,34,35
の振動を防止し、応答周波数の低下を防いでアーマチュ
ア11の動作を安定化させる。また、印字ワイヤ2と印
字ワイヤ案内孔33b,34b,35bの摩擦による印
字ワイヤ案内孔33b,34b,35bの磨耗を防いで
いる。
【0013】図5(a)及び(b)に示す第4の実施例
のガイド防振構造は、ガイドホルダ41に保持された中
間ガイド43,44,45にそれぞれの穴43a,44
a,45aを用いて中間ガイド防振棒42を貫通させ、
その中間ガイド防振棒42の他端をリヤカバー15に固
定させてなり、アーマチュア11の回動による印字ワイ
ヤ2の動作時における中間ガイド43,44,45の振
動を防止し、応答周波数の低下を防いでアーマチュア1
1の動作を安定化させる。また印字ワイヤ2と印字ワイ
ヤ案内孔43b,44b,45bの摩擦による印字ワイ
ヤ案内孔43b,44b,45bの磨耗を防いでいる。
のガイド防振構造は、ガイドホルダ41に保持された中
間ガイド43,44,45にそれぞれの穴43a,44
a,45aを用いて中間ガイド防振棒42を貫通させ、
その中間ガイド防振棒42の他端をリヤカバー15に固
定させてなり、アーマチュア11の回動による印字ワイ
ヤ2の動作時における中間ガイド43,44,45の振
動を防止し、応答周波数の低下を防いでアーマチュア1
1の動作を安定化させる。また印字ワイヤ2と印字ワイ
ヤ案内孔43b,44b,45bの摩擦による印字ワイ
ヤ案内孔43b,44b,45bの磨耗を防いでいる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印字ヘッ
ドにおける印字ワイヤのガイド部において、ガイド弾性
保持手段及びガイド防振手段を設けることにより、さま
ざまな効果が得られる。
ドにおける印字ワイヤのガイド部において、ガイド弾性
保持手段及びガイド防振手段を設けることにより、さま
ざまな効果が得られる。
【0015】(1)ガイド弾性保持手段として、切欠き
部を設けた中間ガイドをガイドホルダの側壁で弾性的に
挟持すること、ならびにガイドホルダの案内溝にゴム材
を配して中間ガイドを保持することにより、中間ガイド
の位置決めが容易となり、また十分な強度かつ弾性的な
保持により、安定した印字動作が得られ、また組立てと
分解が容易となり、作業性の向上がはかれる。
部を設けた中間ガイドをガイドホルダの側壁で弾性的に
挟持すること、ならびにガイドホルダの案内溝にゴム材
を配して中間ガイドを保持することにより、中間ガイド
の位置決めが容易となり、また十分な強度かつ弾性的な
保持により、安定した印字動作が得られ、また組立てと
分解が容易となり、作業性の向上がはかれる。
【0016】(2)ガイド防振手段として、コの字形の
防振棒により中間ガイドをガイドホルダに固定させるこ
と、ならびに防振棒により中間ガイドを固定部に固定さ
せることにより、中間ガイドの振動を低減してアーマチ
ュアの動作を安定化させることができ、また印字ワイヤ
案内孔の磨耗を防止して長寿命化がはかれる。
防振棒により中間ガイドをガイドホルダに固定させるこ
と、ならびに防振棒により中間ガイドを固定部に固定さ
せることにより、中間ガイドの振動を低減してアーマチ
ュアの動作を安定化させることができ、また印字ワイヤ
案内孔の磨耗を防止して長寿命化がはかれる。
【図1】本発明の第1の実施例を用いた印字ヘッドの全
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図2】第1の実施例のガイド弾性保持構造を示し、同
図(a)は分解斜視図、同図(b)は断面図である。
図(a)は分解斜視図、同図(b)は断面図である。
【図3】第2の実施例のガイド弾性保持構造を示し、同
図(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
図(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
【図4】第3の実施例のガイド防振構造を示し、同図
(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
【図5】第4の実施例のガイド防振構造を示し、同図
(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
(a)は断面図、同図(b)は分解斜視図である。
【図6】従来のガイド保持構造の一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 ヘッドフレーム
2 印字ワイヤ
3 メインガイド
4,5,6 中間ガイド
7 ガイドホルダ
8 ヨーク
8a ヨークコア
9 リングヨーク
10 コイル
11 アーマチュア
12 板ばね
13 リターンスプリング
14 スプリングホルダ
15 リアカバー
16 アーマチュアサポート
21,31,41,51 ガイドホルダ
22,52 案内溝
23,24,25,33,34,35,43,44,4
5,53 中間ガイド 26 ゴム材 32,42 中間ガイド防振棒 4a,5a,6a 切欠き部 7a,7b,7c 側壁
5,53 中間ガイド 26 ゴム材 32,42 中間ガイド防振棒 4a,5a,6a 切欠き部 7a,7b,7c 側壁
Claims (8)
- 【請求項1】 印字面を打撃して印字を行う複数の印字
ワイヤと、この各印字ワイヤをアーマチュアを介して個
別的に駆動する電磁マグネット部と、前記各印字ワイヤ
を滑動自在に案内支持する中間ガイドと、この中間ガイ
ドを保持するガイドホルダとを有する印字ヘッドにおい
て、前記中間ガイドを前記ガイドホルダに弾性的に保持
する弾性保持手段を備えることを特徴とするワイヤドッ
ト式プリンタの印字ヘッド。 - 【請求項2】 前記弾性保持手段として、前記中間ガイ
ドにはその側面に切欠き部を設け、前記ガイドホルダに
は前記切欠き部の形状に合致するごときばね性を持つ薄
板状側壁を設けたことを特徴とする請求項1記載のワイ
ヤドット式プリンタの印字ヘッド。 - 【請求項3】 前記弾性保持手段として、前記中間ガイ
ドを保持する前記ガイドホルダの案内溝に設けられて前
記中間ガイドを印字方向に押しつけるごときゴム材を配
したことを特徴とする請求項1記載のワイヤドット式プ
リンタの印字ヘッド。 - 【請求項4】 前記弾性保持手段として、前記中間ガイ
ドを保持する前記ガイドホルダの案内溝に設けられて前
記中間ガイドを印字方向と直交する板幅方向に押しつけ
るごときゴム材を配したことを特徴とする請求項1記載
のワイヤドット式プリンタの印字ベッド。 - 【請求項5】 前記弾性保持手段として、前記中間ガイ
ドを保持する前記ガイドホルダの案内溝に設けられて前
記中間ガイドを印字方向及び直交する板幅方向の両方向
に押しつけるごときゴム材を配したことを特徴とする請
求項1記載のワイヤドット式プリンタの印字ヘッド。 - 【請求項6】 印字面を打撃して印字を行う複数の印字
ワイヤと、この各印字ワイヤをアーマチュアを介して個
別的に駆動する電磁マグネット部と、前記各印字ワイヤ
を滑動自在に案内支持する中間ガイドと、この中間ガイ
ドを保持するガイドホルダとを有する印字ヘッドにおい
て、前記印字ワイヤの動作時における前記中間ガイドの
振動を防止する防振手段を備えることを特徴とするワイ
ヤドット式プリンタの印字ヘッド。 - 【請求項7】 前記防振手段として、前記中間ガイドの
2個所を貫通して前記ガイドホルダに固定されるコの字
形の棒部材を設けたことを特徴とする請求項6記載のワ
イヤドット式プリンタの印字ヘッド。 - 【請求項8】 前記防振手段として、前記中間ガイドの
略中央部を貫通して一端が印字ヘッド本体の固定部に固
定される棒部材を設けたことを特徴とする請求項6記載
のワイヤドット式プリンタの印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15500891A JPH054352A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15500891A JPH054352A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054352A true JPH054352A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15596676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15500891A Pending JPH054352A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02175762A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-09 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | 熱可塑性樹脂用充填材並びに樹脂体の製造方法 |
CN107877864A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-04-06 | 北京科技大学 | 一种3d打印机材料传输装置 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15500891A patent/JPH054352A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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