JPH0543427U - 水冷ケーブル用カバーリング - Google Patents
水冷ケーブル用カバーリングInfo
- Publication number
- JPH0543427U JPH0543427U JP9043691U JP9043691U JPH0543427U JP H0543427 U JPH0543427 U JP H0543427U JP 9043691 U JP9043691 U JP 9043691U JP 9043691 U JP9043691 U JP 9043691U JP H0543427 U JPH0543427 U JP H0543427U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling cable
- cable
- cover ring
- cooled
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 水冷ケーブルの任意の位置に設置することが
でき、水冷ケーブルを着実に保護しうる水冷ケーブル用
カバーリングを提供する。 【構成】 円筒状をなし、水冷ケーブルの外周上に複数
個挿通されるものであって、内周面に、軟質ゴムからな
りかつ水冷ケーブルの外面に対して常時押圧する突条1
2bを設けた。そして内周面に設けられた軟質ゴムから
なる突条12bが水冷ケーブルの外面に常時圧接してい
ることにより、水冷ケーブルの任意の位置に設置するこ
とができ、しかも水冷ケーブルを着実に保護しうる。
でき、水冷ケーブルを着実に保護しうる水冷ケーブル用
カバーリングを提供する。 【構成】 円筒状をなし、水冷ケーブルの外周上に複数
個挿通されるものであって、内周面に、軟質ゴムからな
りかつ水冷ケーブルの外面に対して常時押圧する突条1
2bを設けた。そして内周面に設けられた軟質ゴムから
なる突条12bが水冷ケーブルの外面に常時圧接してい
ることにより、水冷ケーブルの任意の位置に設置するこ
とができ、しかも水冷ケーブルを着実に保護しうる。
Description
【0001】
本考案は、アーク炉等で使用される水冷ケーブルの外周上に取り付けられて水 冷ケーブルを機械的衝撃から保護しまたインピーダンスの低減を図る水冷ケーブ ル用カバーリングに関する。
【0002】
図2および図3に示されるように従来のこの種の水冷ケーブル用カバーリング 1としては、水冷ケーブルの水密ホース2上に、この水密ホース2の外径より大 きい内径を有する円筒体とされたものがある(例えば実開昭54−89543号 参照)。 なお、図中符号3は水冷ケーブルの導体、4は通水路、5は通水路4を形成す るために導体3上に螺旋巻きされたスペーサ紐、6は保護ホース、7は導体端子 をそれぞれ示している。 カバーリング1は、通常、200〜250mmの長さを有しており、使用時に は長さが約10mの水冷ケーブルに対して20〜30個挿通されている。
【0003】
しかしながら、このような従来のカバーリング1は、その内径が水密ホース2 の外径より大きく形成されているため、水密ホース2との間に大きなギャップ8 があり、このため荷電使用時に、隣接する水冷ケーブルどうしが電磁力で衝突し た際変形あるいは破損等を生じ易いという難点があった。◎ またこの従来のカバーリング1は、水密ホース2よりも大きな内径を有してい ることから遊動し易く、必要な箇所に取り付けるためには例えば1個ずつ金属バ ンド等で固定するか、あるいは図2に示したように水冷ケーブルのほぼ全長に亙 って多数個を連結して取り付けることにより互いに拘束し合うようにしなければ ならなかった。
【0004】 本考案は、上記難点を解消すべくなされたもので、水冷ケーブルの任意の位置 に設置することができ、水冷ケーブルを着実に保護しうる水冷ケーブル用カバー リングを提供することを目的とする。
【0005】
本考案の水冷ケーブル用カバーリングは、水冷ケーブルの外周上に複数個挿通 される円筒状の水冷ケーブル用カバーリングにおいて、内周面に、軟質ゴムから なりかつ水冷ケーブルの外面に対して常時押圧する突条を設けたことを特徴とす るものである。 本考案において、前記突条は3〜6条をカバーリング本体の内周面にほぼ等間 隔に設けるかもしくは前記突条の1条を螺旋状に設けたものを含んでいる。また カバーリングを2層構造とし、外層を硬さ(JIS K6301のスプリング式 硬さ試験機による硬さ、以下同じ。)55〜65の硬質ゴムにより円筒体に成形 し、内層を硬さ35〜45の軟質ゴムにより円筒体および突条を一体成形したも のとしてもよい。
【0006】
本考案の水冷ケーブル用カバーリングにおいては、内周面に設けられた軟質ゴ ムからなる突条が水冷ケーブルの外面に常時圧接していることにより、水冷ケー ブルの任意の位置に設置することができ、しかも水冷ケーブルを着実に保護しう る。
【0007】
以下、図1に示した本考案の一実施例につき説明する。 図1において本考案の水冷ケーブル用カバーリング10は、硬さ60の硬質ゴ ムからなる外層11と硬さ40の軟質ゴムからなる内層12の2層構造を呈する 円筒体である。内層12は円筒体12aとその内方に突出する4つの突条12b とを軟質ゴムにより一体成形したものである。
【0008】 本考案は上記のように構成され、使用する際には水冷ケーブルの外周上に複数 個挿通される。4つの突条12bは水冷ケーブルの外面に対して常時適当な圧力 で押圧している。このため、水冷ケーブルの任意箇所に簡単に固定することがで きる。例えば、200〜250mmの長さの上記カバーリング10の場合、1個 ずつ金属バンド等で固定することなく水冷ケーブル(長さが約10m)1本あた り5〜6個取り付ければ足りる。また取付け取外しが簡単であるから交換も容易 である。
【0009】
以上本考案の水冷ケーブル用カバーリングによれば、内周面に、軟質ゴムから なりかつ水冷ケーブルの外面に対して常時押圧する突条を設けたことにより、水 冷ケーブルの任意の位置に設置することができ、水冷ケーブルを着実に保護しう る。
【図1】本考案の水冷ケーブル用カバーリングの一実施
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】従来の水冷ケーブル用カバーリングおよびその
取付け状況を示す正面図。
取付け状況を示す正面図。
【図3】図2のA−A線に沿う横断面図。
1…カバーリング 2…水密ホース 3…導体 4…通水路 7…導体端子 10…カバーリング 11…外層 12…内層 12a…円筒体 12b… 突条
Claims (1)
- 【請求項1】水冷ケーブルの外周上に複数個挿通される
円筒状の水冷ケーブル用カバーリングにおいて、内周面
に、軟質ゴムからなりかつ水冷ケーブルの外面に対して
常時押圧する突条を設けたことを特徴とする水冷ケーブ
ル用カバーリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043691U JPH0543427U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 水冷ケーブル用カバーリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043691U JPH0543427U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 水冷ケーブル用カバーリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543427U true JPH0543427U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=13998560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043691U Pending JPH0543427U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 水冷ケーブル用カバーリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543427U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337728U (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-11 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP9043691U patent/JPH0543427U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337728U (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-11 |
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