JPH0543337Y2 - - Google Patents

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JPH0543337Y2
JPH0543337Y2 JP16289988U JP16289988U JPH0543337Y2 JP H0543337 Y2 JPH0543337 Y2 JP H0543337Y2 JP 16289988 U JP16289988 U JP 16289988U JP 16289988 U JP16289988 U JP 16289988U JP H0543337 Y2 JPH0543337 Y2 JP H0543337Y2
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piston
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valve
seal packing
guide cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パイロツト流体圧によつて動作する
パイロツト形弁に関するものである。
[従来の技術] 案内筒部を摺動するピストンに、パイロツト流
体圧を作用させて主弁体を駆動するパイロツト形
弁は、既に知られている。
しかしながら、公知のパイロツト形弁は、ピス
トンが案内筒部に衝突するため、騒音が大きいと
いう問題がある。
また、ピストンや案内筒部を、合成樹脂等の、
成形が容易であるが剛性が小さい素材で形成する
と、破損の恐れがあるので、剛性の小さい素材で
形成することができない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は解決しようとする課題は、騒音の発生
が小さく、かつピストン等を所望の素材で形成可
能なパイロツト形弁を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、複数のポ
ートを有する主弁と、パイロツト弁とを備え、案
内筒部を摺動するピストンに作用させるパイロツ
ト流体圧によつて主弁体を駆動するパイロツト形
弁において、上記ピストンと案内筒部の間をシー
ルするシールパツキンを、ピストンの受圧面側に
冠着させ、上記シールパツキンに、ピストンの衝
突を緩和するための緩衝突起を形設したことを特
徴としている。
[作用] ピストンの受圧面側に冠着させたシールパツキ
ンに、ピストンの衝撃を緩和するための緩衝突起
を設けたことにより、衝突による騒音が小さくな
るばかりでなく、ピストンを所望の素材で形成す
ることができる。
[実施例] 第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
し、このパイロツト形弁は、主弁1とパイロツト
電磁弁2を備え、図示を省略しているマニホール
ドベース上に連設可能にされている。
主弁1の弁箱5は、軸方向の貫通孔6を備え、
その両端がピストン収納箱7と端板8で閉鎖され
ており、ピストン収納箱7に形設した有底の案内
筒部9は、ピストン10によつて加圧室11と大
気室12に区画され、加圧室11に上記パイロツ
ト電磁弁2からパイロツト流体が供給され、大気
室12は呼吸ポート13によつて外部に連通して
いる。
また、弁箱5は、第1図における上下方向に、
先端がそれぞれ貫通孔6に開口する圧力流体の入
力ポートPと排出ポートEA,EB、及び出力ポー
トA,Bが開設されており、これによつて、弁箱
5の第1図における上下方向(ポート開設方向)
の高さが、これと直交する方向の幅よりも大きく
されている。
上記貫通孔6に摺動可能に挿入した主弁体16
は、加圧室11にパイロツト流体を供給すると、
ピストン10により押圧されて入力ポートPと出
力ポートA、及び出力ポートBと排出ポートEB
間の流路が連通し、加圧室11のパイロツト流体
を排出すると、復帰ばね17の付勢力と復帰室1
8の流体圧の作用力により、入力ポートPと出力
ポートB、及び出力ポートAと排出ポートEA間
の流路が連通して、第1図に図示の状態に復帰す
る。
しかしながら、本考案の主弁は5ポート弁に限
定されるものではなく、また、2個のパイロツト
弁で駆動するものでもよい。
案内筒部9は、第2図に示すように、ポート開
設方向の高さLを長軸とし、これと直交する方向
の幅lを短軸とする楕円断面を有し、ピストン収
納箱7の底面に、パイロツト流体供給用の開口1
9と複数の凸部20……が形設されている。
一方、合成樹脂で一体に成形したピストン10
は、外形が案内筒部9と相似形をなし、加圧室1
1側外周の縮径部10aと、受圧面に開口する複
数の軸線方向の取付孔10b,……を備え、主弁
体16の取付部16aに装着されており、ピスト
ン10の受圧面側に冠着させたシールパツキン2
1は、縮径部10aへの装着部に案内筒部9との
間をシールするシール部21aを、ピストンへの
冠着面に上記取付孔10b,……に挿入する係止
突起21b,……を、加圧室側にピストン10の
衝突を緩和吸収するための緩衝突起21c,……
を備えている。
しかしながら、上記案内筒部9及びピストン1
0の形状は、図示の楕円に限定されるものではな
く、例えばポート開設方向の長さがこれと直交す
る方向より長く、かつ4隅を円弧とした略長方形
等にすることができ、さらには、公知のピストン
と同様に円形にしてもよい。
上記パイロツト電磁弁2は、ソレノイドの励磁
により、入力ポートPからパイロツト通路22を
介して供給されるパイロツト流体を開口19から
加圧室11に供給し、ソレノイドの励磁解除によ
り、パイロツト流体の供給を遮断するとともに、
加圧室11を外部に連通させる周知の3ポート電
磁弁で構成されている。しかしながら、本考案の
パイロツト弁は電磁弁に限定されるものではな
く、例えば流体圧によつて動作するものとしても
よい。
第1図中の符号23,23は主弁体16の案内
環、第2図中の符号24,……はピストン収納箱
7の取付孔である。
次に、上記第1実施例の動作を述べる。
第1図に図示の状態において、パイロツト電磁
弁2のソレノイドを励磁すると、パイロツト流体
が開口19から加圧室11に供給され、ピストン
10と主弁体16が、復帰ばね17の付勢力と復
帰室18の流体圧の作用力に抗して図において左
動するので、ポートPとA及びBとEB間の流路
が連通し、ソレノイドの励磁を解除すると、パイ
ロツト流体の供給が遮断されるとともに加圧室1
1が外部に連通するので、ピストン10と主弁体
16が、復帰ばね17の付勢力と復帰室18の流
体圧の作用力により図示の状態に復帰して、ポー
トPとB及びAとEA間の流路が連通する。
この場合、ピストン10の受圧面側に冠着させ
たシールパツキン21に、衝撃緩和用の複数の緩
衝突起21c,……を設けたことにより、ピスト
ン10の衝撃が緩和吸収されるので、騒音が小さ
くなつて作業環境が改善されるばかりでなく、合
成樹脂のような、剛性が小さく成形が容易な素材
で形成しても、破損する恐れがない。
また、シールパツキン21を、ピストン10の
受圧面側に冠着させたことにより、シールパツキ
ン21とピストン10との間をシールする必要が
ないので、シールパツキンのシール性能を向上さ
せることができる。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示
し、第2実施例のピストン30は、加圧室外周の
縮径部30aと、受圧面に開口する複数の取付孔
30b,……を備え、各取付孔30b,……に係
止段部30cがそれぞれ形設されている(第5図
参照)。一方、シールパツキン31は、縮径部3
0aへの装着部に案内筒部9との間をシールする
シール部31aを、ピストン30との対向面に上
記取付孔30b,……に挿入する係止突起31
b,……を、加圧室側にピストン10の衝突を緩
和吸収するための緩衝突起31c,……をそれぞ
れ備え、上記突起31b,……の先端部分に、係
止段部30cに係止する係止部31dが形設され
ている。
上記第2実施例は、係止部31d,……の係止
段部30c,……への係止によつて、シールパツ
キン31のピストン30からの抜け出しが防止さ
れる。
第2実施例の他の構成及び作用は、第1実施例
と同じであるから、図中主要な部分に同一の符号
を付して、詳細な説明は省略する。
[考案の効果] 本考案のパイロツト形弁は、ピストンの受圧面
側にシールパツキンを冠着させるとともに、該シ
ールパツキンに、ピストンの衝撃を緩和するため
の緩衝突起を設けたことにより、ピストンの衝撃
が緩和されるので、騒音が小さくなつて作業環境
を改善することができる。
また、ピストンの衝撃の緩和により、衝突部分
を剛性の小さい素材で形成しても破損の恐れがな
いので、これらを所望の素材で形成することがで
きる。
さらに、シールパツキンとピストンの間をシー
ルする必要がないので、シール性能を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部縦断正面
図、第2図及び第3図は同上ピストン収納箱及び
ピストンの斜視図、第4図は同上シールパツキン
の要部切断斜視図、第5図は第2実施例の要部縦
断正面図、第6図は同上シールパツキンの切断斜
視図である。 1……主弁、2……パイロツト電磁弁、9……
案内筒部、10,30……ピストン、16……主
弁体、21,31……シールパツキン、21c,
31c……緩衝突起、P,A,B,EA,EB……
ポート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のポートを有する主弁と、パイロツト弁と
    を備え、案内筒部を摺動するピストンに作用させ
    るパイロツト流体圧によつて主弁体を駆動するパ
    イロツト形弁において、 上記ピストンと案内筒部の間をシールするシー
    ルパツキンを、ピストンの受圧面側に冠着させ、 上記シールパツキンに、ピストンの衝撃を緩和
    するための緩衝突起を形設した、 ことを特徴とするパイロツト形弁。
JP16289988U 1988-12-15 1988-12-15 Expired - Lifetime JPH0543337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16289988U JPH0543337Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JP16289988U JPH0543337Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JPH0284078U JPH0284078U (ja) 1990-06-29
JPH0543337Y2 true JPH0543337Y2 (ja) 1993-11-01

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JP16289988U Expired - Lifetime JPH0543337Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JP2003042337A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 流体圧制御装置
JP4296196B2 (ja) * 2006-11-15 2009-07-15 シーケーディ株式会社 真空弁

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JPH0284078U (ja) 1990-06-29

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