JPH054332U - 磁気テープ装置のリール台構造 - Google Patents

磁気テープ装置のリール台構造

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JPH054332U
JPH054332U JP5840591U JP5840591U JPH054332U JP H054332 U JPH054332 U JP H054332U JP 5840591 U JP5840591 U JP 5840591U JP 5840591 U JP5840591 U JP 5840591U JP H054332 U JPH054332 U JP H054332U
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JP
Japan
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reel
magnetic tape
tape
fence
reel stand
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JP5840591U
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English (en)
Inventor
猛 川嶋
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁気テープがリール台1下方へ侵入すること
を阻止するガードフェンス3と、このガードフェンス3
を昇降するフェンス昇降手段20とを備えてなり、この
フェンス昇降手段20はテープリールをリール台に一体
化する機構4で一括駆動されるように構成したことを特
徴とした磁気テープ装置のリール台構造。 【効果】 昇降自在なガードフェンス3にてリール台と
シャシとの間の隙間を塞ぐようにしたので、磁気テープ
の誤進入が防止でき、磁気テープの寿命が延びるととも
に、磁気テープ装置の稼働率は大いに向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンピュータ等の外部記憶装置として用いられる磁気テープ駆動装置 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からコンピュータ等の外部記憶装置として用いられる磁気テープ駆動装置 に(以下、「磁気テープ装置」と略す。)にはオープンリールタイプの磁気テー プを記憶媒体として用いたものが知られており、この様な装置においては供給側 のテープリールに巻回された磁気テープを空気流によって巻取り側のテープリー ルに導くことによってオートローディングを行なうようになっている。
【0003】 即ち、この様な磁気テープ装置は図6に示す如く、モータ(図示せず)にて回 転駆動されるリール台101に供給側のテープリール102を載せ、反時計方向 にリール台101を1回転程度回転することで、リール台101は部分的に膨出 してテープリール102を固定する。
【0004】 固定された供給側のテープリール102に巻回された磁気テープTmを送風口 103,104,105から吹き出される図中矢印にて示すような空気流によっ てテープ通路106に送り込んで巻取り側のテープリール107に導くようにな っており、これにより上記磁気テープTmをローディングするようになっている 。
【0005】 また、この様な磁気テープ装置においては、空気流によって送り出された磁気 テープTmの先端側が巻取り側のテープリール107の外周に形成されたスリッ ト108に吸い込まれた後、テープガイド109、ガイドローラ110及びキャ プスタンローラ111にてガイドされて所定のテープパスを形成してローディン グを完了するようになっており、その後、ローディングされた磁気テープTmに テープ通路106の途中に配置されたヘッドシールド113と対向する磁気ヘッ ド112が当接されるようになっている。 この種の磁気テープ装置を横型オートローディング方式の装置と称している。
【0006】 図7はテープリールの斜視図であり、テープリール102に巻かれた磁気テー プTmの先端にはタブTbが接合されたものがある。 このタブ付きテープは縦型磁気テープ装置で採用されている。即ち、先の磁気 テープの後端に接合されている雌タブ(図示せず)に次の磁気テープのタブ(雄 タブ)Tbを連結し、ロードスイッチを押すことで巻取り側に巻き付けることが 出来、いちいち手で巻き付ける必要がないという特徴がある。
【0007】 図8は図6の8−8線断面図(回転物は断面せず。)であり、シャシ115に 下からモータ116が取り付けられ、これのモータ軸117に前記リール台10 1が取り付けられている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで縦型磁気テープ装置で書込まれたタブ付きテープを横型オートローデ ィング方式の磁気テープ装置で読む場合がある。 しかし、横型オートローディング方式の磁気テープ装置で前に述べた手順でテ ープリール102を反時計方向に数回転した後、時計方向に回転を開始するもの では、上記プリセットの為にテープリール102を正逆転されると磁気テープT mの先端のタブTbが図8の隙間118に入り込むことがある。上記タブTbが 硬くて重い為である。 磁気テープ装置がコンピュータの周辺機器である場合は、上記トラブルは軽視 できず、又、磁気テープの先端を傷める恐れがあり、その対策が求められている 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記要求に応えるべく本考案は、磁気テープ装置に、磁気テープがリール台下 方へ侵入することを阻止するガードフェンスと、このガードフェンスを昇降する フェンス昇降手段とを備えてなり、このフェンス昇降手段は前記テープリールを リール台に一体化する機構で一括駆動されるように構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
テープリールをリール台に一体化する機構で駆動されたガードフェンスが上昇 してリール台とシャシとの間の隙間を防ぎ、もって磁気テープの誤進入を防止す る。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向 きに見るものとする。
【0012】 図1は本考案に係る磁気テープ装置のリール台構造の分解図であり、リール台 構造は鍔付きで背の低い帽子状のリール台1と、このリール台1に下から嵌合さ れる円筒カム2と、この円筒カム2を囲うガードフェンス3と、このガードフェ ンス3を昇降するフェンス昇降手段20と、前記円筒カム2の凹部2aに進入し て円筒カム2の回転を規制するロックピン5を含むところのテープリールをリー ル台に一体化する機構4及びリール台1を駆動するモータ6とからなる。
【0013】 上記リール台1にはゴムベルト状の弾性リング7が嵌められ、この弾性リング 7に角ブロック8が内側から当接し、この角ブロック8にローラ9が当接し、こ のローラ9は円筒カム2のカム2bで押し出されて、弾性リング7を局部的に膨 出し、テープリールの内周部に角ブロック8…を強く押圧する構造となっている 。 これら円筒カム2、ロックピン5、弾性リング7、角ブロック8及びローラ9 で、テープリールをリール台に一体化する機構4が構成されている。
【0014】 図中、円筒カム2上面の2cは円弧溝であり、リール台1から下方へ突出した ピン(図示せず)を受け入れて、リール台1の相対回転移動を60゜程度に規制 する。
【0015】 図2は本考案に係るリール台構造の組立図(フェンス昇降手段20は別途説明 するので図示せず。)であり、シャシ10にリング溝11が凹設されているので 、このリング溝11に前記ガードフェンス3が収納され、このガードフェンス3 はガイドピン12…でガイドされ、板バネ13…で下方へ押し付けられている。 モータ6のモータ軸6aには、リール台1に円筒カム2をアセンブリしたもの が取り付けられている。図中、右部に水平移動するロックピン5を示す。
【0016】 図3は本考案に係るフェンス昇降手段の平面図、図4は図3の4矢視図である 。 フェンス昇降手段20は基本的にはリンク・レバー機構であって、直列に配列 された押し片21(ロックピン5から分岐)、水平レバー22、第1ワイヤ23 、第1レバー24、第2ワイヤ25、第2レバー26及び押し片27(ロックピ ン5から分岐)、水平レバー28、第3ワイヤ29、第3レバー30とからなる 。
【0017】 上記、水平レバー22 ,28、第1・第2・第3レバー24 ,26 ,30 は全てシャシ10に揺動自在にピン支持されている。従って、図3においてロッ クピン5が前進(矢印)すると、水平レバー22 ,28は矢印 ,の如く 揺動し、第1ワイヤ23や第3ワイヤ29が引張られ(矢印)、図4に示す通 り第1レバー24や第3レバー30は上部が大きく上昇し(矢印)、結果、ガ ードフェンス3は所定量シャシ10から浮上する。
【0018】 ワイヤ23 ,29をゆるめると、板バネ13…の付勢力でガードフェンス3 は下降する。なお、第2レバー26は第1レバー24と第2ワイヤ25とにて第 1レバー24と同じ作動をする。
【0019】 以上の構成からなるリール台構造の作用を次に述べる。 図5(a)〜(d)は本考案のリール台の作動説明図であり、図5(a)にお いて、ガードフェンス3が下がった状態でテープリール31がリール台1に載置 される。テープリール31の内周面はリール台1より僅か大径な為に隙間があい ている。
【0020】 モータ6にてリール台1を所定角度反時計方向(磁気テープがテープリールに タイトに巻き付く方向)に回転し、円筒カム2の凹部2aをロックピン5に位置 合せをして、ロックピン5を前進させる(図5(b))。ロックピン5が前進す ることで、図3で述べた押し片21 ,27を介して、第1・第2・第3レバー 24 ,26 ,30が揺動し、ガードフェンス3を所定寸法上昇せしめる。
【0021】 従って、図5(b)においてリール台1とシャシ10との間の比較的大きな隙 間はガードフェンス3で良好に塞がれる。
【0022】 更に、モータ6にてリール台1を回転すると、円筒カム2は静止しているので 、図1で述べたローラ9…が径外方へせり出し、結果、角ブロック8…が弾性リ ング7を膨出させて、テープリール31に強く噛合する(図5(c))。
【0023】 これで準備は完了したので、ロックピン5を後退させる。モータを時計方向に 始動し、供給側テープリールから磁気テープを巻きほぐし、空気流に乗せて巻取 り側テープリールへ送る。 ロックピン5を後退させ際に、即ガードフェンス3を下降する方式もあるが、 本実施例はテープの動作中はガードフエンス3を上昇位置に保持するようにして いる。 即ち、水平レバ22,28に適当なホールド機構(図示せず)を付け、テープ の動作中は図5(d)に想像線で示す位置にガードフェンス3を保持し、動作終 了後のリールアンロック時にロックピン5の動作によりガードフェンス3が図5 の実線で示す位置に下降するようにしている。
【0024】 なお、本実施例ではフェンス昇降手段20はリンク・レバー方式であったが、 これに限らず、例えばピニオン・ラック、ギヤ列、傾斜カム等ロックピン5の水 平運動をガードフェンス3の昇降運動に変換する手段であれば良い。
【0025】
【考案の効果】
以上に述べた通り本考案は、昇降自在なガードフェンスにてリール台とシャシ の間の隙間を塞ぐようにしたので、磁気テープの誤進入が防止でき、磁気テープ の寿命が延びるとともに、磁気テープ装置の稼働率は大いに向上する。
【0026】 そして、本考案はガードフェンスを既存のテープリールをリール台に一体化す る機構で駆動するようにしたので、格別な駆動源を新たに設ける必要がなく、コ ストアップを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る磁気テープ装置のリール台構造の
分解図
【図2】本考案に係るリール台構造の組立図
【図3】本考案に係るフェンス昇降手段の平面図
【図4】図3の4矢視図
【図5】本考案のリール台の作動説明図
【図6】従来の磁気テープ装置図
【図7】テープリールの斜視図
【図8】図6の8−8線断面図
【符号の説明】
1…リール台、2…円筒カム、3…ガードフェンス、4
…テープリールをリール台に一体化する機構、5…ロッ
クピン、7…弾性リング、20…フェンス昇降手段、2
1,27…押し片、24,26,30…昇降レバー(第
1・第2・第3レバー)、31…供給側のテープリー
ル、Tm…磁気テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 供給側のテープリールをリール台に載
    せ、リール台を数回転程度正逆転して上記テープリール
    をリール台に一体化した後に、リール台を回転しつつ空
    気流で磁気テープの先端を巻取り側のテープリールへ移
    動する磁気テープ装置において、この磁気テープ装置は
    磁気テープがリール台下方へ侵入することを阻止するガ
    ードフェンスと、このガードフェンスを昇降するフェン
    ス昇降手段とを備えてなり、このフェンス昇降手段は前
    記テープリールをリール台に一体化する機構で一括駆動
    されるように構成したことを特徴とした磁気テープ装置
    のリール台構造。
JP5840591U 1991-06-28 1991-06-28 磁気テープ装置のリール台構造 Pending JPH054332U (ja)

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JP5840591U JPH054332U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 磁気テープ装置のリール台構造

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ID=13083457

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JP5840591U Pending JPH054332U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 磁気テープ装置のリール台構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141237U (ja) * 1974-09-20 1976-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141237U (ja) * 1974-09-20 1976-03-27

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