JPH054328Y2 - - Google Patents

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JPH054328Y2
JPH054328Y2 JP5341387U JP5341387U JPH054328Y2 JP H054328 Y2 JPH054328 Y2 JP H054328Y2 JP 5341387 U JP5341387 U JP 5341387U JP 5341387 U JP5341387 U JP 5341387U JP H054328 Y2 JPH054328 Y2 JP H054328Y2
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JP
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oscillation
circuit
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microcomputer
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、時計内蔵電子機器等に用いられて
いるマイクロコンピユータの基準発振周波数調整
装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来より、時計内蔵の電子機器等に用いられて
いるマイクロコンピユータの基準発振周波数の調
整方法としては、例えば、第3図のブロツク図に
示すように、基準周波数発振回路11へ直接、周
波数カウンタ6を接続して調整する方法が実施さ
れていた。
すなわち、マイクロコンピユータ1の内部に形
成された基準周波数発振回路11の発振周波数を
調整する場合は、周波数カウンタ6を基準周波数
発振回路11に直接接続し、その発振回路11に
つながれたトリマコンデンサ3を調整して、水晶
発振周波数を合わせていた。
しかし、上記のように、基準周波数発振回路1
1に直接周波数カウンタ6等を接続することは、
例え、高入力インピーダンスを持つ回路(測定
器)を接続したとしても、その影響はゼロでな
く、実際の発振周波数とはズレが生じるという欠
点があつた。
そこで、この考案の出願人は、先に、上記従来
例の欠点を解消するために、第4図のブロツク図
に示すような基準発振周波数調整装置を提案して
いる。
この第4図に示す基準発振周波数調整装置は、
マイクロコンピユータ1の内部に形成された基準
周波数発振回路11と、この基準周波数発振回路
11に外部接続された水晶発振子2およびその水
晶発振周波数を調整するためのトリマコンデンサ
3(CV)とを備えるとともに、基準周波数発振
回路11の出力をマイクロコンピユータ1の内部
に形成された分周回路12(1/N)を通過させ
て分周した周波数信号を出力バツフア13を介し
て出力ポート4に出力するように構成されてい
る。なお、5は出力ポート4に接続したテストポ
イントである。
上記のように構成することによつて、出力ポー
ト4(テストポイント5)に周波数カウンタ6を
接続し、基準周波数発振回路11につながれたト
リマコンデンサ3を調整し、水晶発振周波数を合
わせることができる。
このように、基準周波数発振回路11の出力
を、分周回路12を通過させて分周し、その分周
された周波数信号を出力ポート4に取り出すよう
に構成することによつて、発振周波数を調整する
に当り、使用される周波数カウンタ等の測定器の
入力インピーダンスを無視することができ、正確
な調整を行なうことができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した第4図に示す基準周波数発振
装置は、出力ポート4に供給されている周波数信
号の副射により、同一筐体内に配置されているラ
ジオ放送受信部、あるいはオーデイオ信号増幅部
等の周辺回路にノイズとして混入し、影響を与え
るという新たな問題点が発生した。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、機器のメイン電
源がオフ状態で、かつマイクロコンピユータ1の
バツクアツプ電源がバツクアツプ動作中にのみ、
マイクロコンピユータ1の基準周波数発振回路を
調整するために用いる基準発振の1/N分周した
周波数信号を、出力ポート4に供給することがで
きるようにした基準発振周波数調整装置を提供す
ることにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案に係る基準発振周波数調整装置は、マ
イクロコンピユータ内部に形成された基準周波数
発振回路と、この基準周波数発振回路に外部接続
された水晶発振子および水晶発振周波数を調整す
るためのトリマコンデンサと、基準周波数発振回
路の出力を分周する分周回路とを備え、前記基準
周波数発振回路の発振周波数信号を出力ポートに
出力するように構成されている。
この考案は、上記のように構成された基準発振
周波数調整装置において、メイン電源がオフ状態
で、かつマイクロコンピユータのバツクアツプ電
源がバツクアツプ動作中であるか否かを判別する
判別手段と、この判別手段の出力情報に基づいて
出力ポートへの発振周波数信号の供給を禁止する
供給禁止手段とを備え、マイクロコンピユータの
バツクアツプ中にのみ出力ポートへ発振周波数信
号の供給をするように構成し、問題の解決を図つ
ている。
(ホ) 作用 マイクロコンピユータを内蔵した電子機器が、
実動作状態にある時は、出力ポートに、基準周波
数発振回路の出力を1/N分周した周波数信号は
出力されない。よつて、実動作状態にある周辺回
路に対し、副射による妨害を与えない。
また、マイクロコンピユータの基準周波数発振
回路を調整する場合は、電子機器のメイン電源が
オフ状態でかつバツクアツプ電源がマイクロコン
ピユータをバツクアツプ動作中であることを判別
させ、出力ポートに1/N分周した周波数信号を
供給し、調整可能状態に設定することができる。
(ヘ) 実施例 この考案に係る基準発振周波数調整装置の実施
例を、第1図の概略構成を示すブロツク図に基づ
いて説明する。
図において、1はマイクロコンピユータで、そ
の内部には、少なくとも基準周波数発振回路11
と、分周回路12が形成されている。この基準周
波数発振回路11には、外部接続の水晶発振子2
およびその水晶発振周波数を調整するためのトリ
マコンデンサ3がつながれている。また、分周回
路12は、基準周波数発振回路11からの基準発
振周波数出力を分周し、その分周した周波数信号
を、出力バツフア13を介して出力ポート4へ供
給している。5は出力ポート4に接続したテスト
ポイントである。
14は判別回路で、マイクロコンピユータ1を
内蔵した電子機器のメイン電源がオフ状態で、か
つマイクロコンピユータ1のバツクアツプ電源
が、バツクアツプ動作中であるか否かを判別する
ものである。したがつて、この判別回路14が、
メイン電源がオフ状態でかつマイクロコンピユー
タのバツクアツプ動作中であると判断した時は、
その情報信号を、出力バツフアへ送出し、出力ポ
ート4に1/N分周した周波数信号を供給する。
また、判別回路が前述した条件以外の状態にある
と判断した時は、その旨の情報信号を出力バツフ
アへ送り、周波数信号の出力ポート4への供給を
禁止するように構成されている。
次に、上記した実施例の動作を、第2図に示す
フローチヤート図に基づいて説明する。
まず、マイクロコンピユータ1の基準周波数発
振回路11の発振周波数を調整するときは、電子
機器のメイン電源はオフで、マイクロコンピユー
タ1はバツクアツプ電源によるバツクアツプ動作
中であるから、ステツプS1は「YES」で、ステ
ツプS2に行き、出力ポート4への1/N分周さ
れた周波数信号の供給禁止状態は解除され、1/
N分周された周波数信号が出力ポート4へ供給さ
れる。
この出力ポート4(テストポイント5)に、周
波数カウンタ6を接続し、基準周波数発振回路1
1につながれたトリマコンデンサ3を調整し、水
晶発振周波数を合わせることができる。
この時、同じ筐体内に配置されているラジオ放
送受信部やオーデイオ信号増幅部等の周辺回路
は、メイン電源がオフ状態にあり、実動作時にな
いため、出力ポート4よりの副射による影響は問
題とならない。
一方、周辺回路が実動作状態にある時は、メイ
ン電源はオフ状態にあるため、ステツプS1は
「NO」で、ステツプS3に行き、1/N分周され
た周波数信号が出力バツフア13を通過するのを
禁止し、出力ポート4へ周波数信号を供給しない
ようにする。
このことにより、周辺回路が実動作状態にある
時は、出力ポート4から周波数信号による副射は
発生することがなく、副射によるノイズ発生を防
止することができる。
以上実施例から明らかなように、この考案に係
る基準発振周波数調整装置は、マイクロコンピユ
ータを内蔵した電子機器が実動作状態にある時
は、出力ポート4に1/N分周した周波数信号
が、出力されないようになつている。
(ト) 考案の効果 この考案に係る基準発振周波数調整装置によれ
ば、基準周波数発振回路の出力を、分周回路を通
過させて分周し、その分周された周波数信号を、
マイクロコンピユータのバツクアツプ動作中にの
み出力ポートに取り出すようにしたから、発振周
波数を調整するに当り使用される周波数カウンタ
等の測定器の入力インピーダンスを無視すること
ができ、正確な調整を行なうことができ、また、
ラジオ放送受信部やオーデイオ信号増幅部等の周
辺回路が実動作状態にあるときは、出力ポートよ
りの副射が無いので、S/Nの改善や、ビート発
生の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案に係る基準発
振周波数調整装置の実施例を示すものであつて、
第1図はブロツク図、第2図はフローチヤート図
である。第3図は従来例を示すブロツク図であ
る。第4図は、この考案の出願人が先に提案した
基準発振周波数調整装置のブロツク図である。 1……マイクロコンピユータ、2……水晶発振
子、3……トリマコンデンサ、4……出力ポー
ト、5……テストポイント、6……周波数カウン
タ、11……基準周波数発振回路、12……分周
回路、13……出力バツフア、14……判別回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 マイクロコンピユータ内部に形成された基準周
    波数発振回路と、この基準周波数発振回路に外部
    接続された水晶発振子および水晶発振周波数を調
    整するためのトリマコンデンサと、基準周波数発
    振回路の出力を分周する分周回路とを備え、前記
    基準周波数発振回路の発振周波数信号を出力ポー
    トに出力するように構成されている基準発振周波
    数調整装置であつて、 メイン電源がオフ状態でかつマイクロコンピユ
    ータのバツクアツプ電源がバツクアツプ動作中で
    あるか否かを判別する判別手段と、この判別手段
    の出力情報に基づいて出力ポートへの発振周波数
    信号の供給を禁止する供給禁止手段とを備え、マ
    イクロコンピユータのバツクアツプ中にのみ出力
    ポートへ発振周波数信号の供給をするように構成
    したことを特徴とする基準発振周波数調整装置。
JP5341387U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH054328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5341387U JPH054328Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP5341387U JPH054328Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JPS63163007U JPS63163007U (ja) 1988-10-25
JPH054328Y2 true JPH054328Y2 (ja) 1993-02-03

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JP5341387U Expired - Lifetime JPH054328Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP (1) JPH054328Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104029990A (zh) * 2013-03-08 2014-09-10 株式会社大伸 振动式输送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104029990A (zh) * 2013-03-08 2014-09-10 株式会社大伸 振动式输送装置

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Publication number Publication date
JPS63163007U (ja) 1988-10-25

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