JPH0543181Y2 - - Google Patents
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- JPH0543181Y2 JPH0543181Y2 JP14720787U JP14720787U JPH0543181Y2 JP H0543181 Y2 JPH0543181 Y2 JP H0543181Y2 JP 14720787 U JP14720787 U JP 14720787U JP 14720787 U JP14720787 U JP 14720787U JP H0543181 Y2 JPH0543181 Y2 JP H0543181Y2
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- Japan
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- frame
- attached
- bay window
- sash
- floor
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は、躯体に取付けられている既設サツ
シ枠をそのままにして、これを覆い包むようにし
て取付ける改装サツシに関する。
シ枠をそのままにして、これを覆い包むようにし
て取付ける改装サツシに関する。
(従来の技術)
周知の如く家屋や建物の窓として、スチールサ
ツシやアルミサツシを取付けられるに至つている
が、これらのサツシは古くなるにつれて退色する
し、錆が発生して見苦しくなる。特に塩風が吹き
付ける地域や、有毒ガスの多い工業地帯の家屋や
建物の窓サツシにおいては、サツシの傷みが早
い。傷んだサツシは新しいサツシとそつくり取替
えるが、実開昭62−27184号の如く傷んだサツシ
の外枠をそのまま残し、その外枠を利用して新し
い改装サツシを取付けている。
ツシやアルミサツシを取付けられるに至つている
が、これらのサツシは古くなるにつれて退色する
し、錆が発生して見苦しくなる。特に塩風が吹き
付ける地域や、有毒ガスの多い工業地帯の家屋や
建物の窓サツシにおいては、サツシの傷みが早
い。傷んだサツシは新しいサツシとそつくり取替
えるが、実開昭62−27184号の如く傷んだサツシ
の外枠をそのまま残し、その外枠を利用して新し
い改装サツシを取付けている。
(考案が解決しようとする問題点)
傷んだサツシを取外し、代りに新しいサツシを
取付けるには、外装材の一部を取外し、躯体の一
部を破壊して外枠を取外した後、新しい外枠を取
付け、破壊した躯体を修復し、外装材を再び取付
けなければならない面倒がある。又既設サツシの
外枠を残し、その外枠を利用して改装サツシを取
付けると、改装サツシの雨仕舞が困難で、取付部
材から雨が浸入しやすい欠点があつた。
取付けるには、外装材の一部を取外し、躯体の一
部を破壊して外枠を取外した後、新しい外枠を取
付け、破壊した躯体を修復し、外装材を再び取付
けなければならない面倒がある。又既設サツシの
外枠を残し、その外枠を利用して改装サツシを取
付けると、改装サツシの雨仕舞が困難で、取付部
材から雨が浸入しやすい欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
既設サツシ枠を取残した躯体開口部の室内側に
取付ける額枠と、開口部の室外側に取付ける出窓
の間に、既設サツシ枠の内周で架装する天板、床
板及び囲板を設け、出窓の屋根と柱の取付部を少
なくとも2個所で防水し、既設サツシ上枠材に室
外側まで張出す受樋を取付け、出窓床部に排水口
を備え、出窓の室外側に小窓を設けるようにした
ものである。
取付ける額枠と、開口部の室外側に取付ける出窓
の間に、既設サツシ枠の内周で架装する天板、床
板及び囲板を設け、出窓の屋根と柱の取付部を少
なくとも2個所で防水し、既設サツシ上枠材に室
外側まで張出す受樋を取付け、出窓床部に排水口
を備え、出窓の室外側に小窓を設けるようにした
ものである。
(作用)
出窓の屋根と柱の取付部が2個所で防水されて
いるので、雨水の浸水を防止することができる
し、特に浸水しやすい出窓上部には、既設サツシ
上枠材より室外向きに受樋が張出しているので、
例え屋根の取付部より浸水しても、これを受樋で
受水して排水し得る。
いるので、雨水の浸水を防止することができる
し、特に浸水しやすい出窓上部には、既設サツシ
上枠材より室外向きに受樋が張出しているので、
例え屋根の取付部より浸水しても、これを受樋で
受水して排水し得る。
(実施例)
次に本案改装サツシの構造を実施例の図面によ
り説明すると、Fは躯体開口部に取残した既設サ
ツシ枠で、サツシ枠Fの取付部より室内側に躯体
開口部の露出口面を隠蔽する当木Dを取付け、躯
体の室内側に内装材Pを取付け、サツシ枠Fの取
付部室外側にコーキングCを施している。1は取
残した既設サツシ枠Fに対応して躯体の室内側に
取付ける額枠で、額枠1は左右竪骨1B,1B間
の上下に横骨1A,1Aをビス止めし、横骨1A
の側端をキヤツプ10で塞ぎ、横骨1Aと竪骨1
Bの内周側に、既設サツシ枠Fの内周で室外向き
に開口する凹溝条21,22を設け、横骨1Aに
設けた外周片1aを躯体内装材Pに釘付けすると
共に、竪骨凹溝条22に連通する内周片1bを当
木Dに釘付けするものである。3は既設サツシ枠
Fの上枠材f1にビス止めする受樋で、受樋3は上
枠材f1にビス止めする取付部11に、躯体の外側
まで張出し上向きに屈曲するL型の樋部12を有
している。4は躯体開口部の室外側に取付ける出
窓で、出窓4は既設サツシ枠Fの室外側に空室A
を形成する出窓体14と、出窓体14の上部に取
付ける屋根8、及び出窓体14を下部より支持す
る床部9より構成され、出窓体14は開口部より
側方の躯体外面に釘付けする柱5,5′と、柱5,
5′の上下より室外向きに張出す腕材6A,6B、
及び腕材6A,6Bの先に取付ける小窓7より構
成されている。その内、柱5は室内側の内周と外
周の全長に凹溝5a,5bを設け、且つ室外向き
に開口する外向溝51と、空気Aに向けて開口す
る嵌合溝52を設け、凹溝5a,5bにコーキン
グCを施し2個所で防水される。上腕材6Aは下
部に柱5の外向溝51に連通する下向溝6aを設
け、下腕材6Bは上部に上腕材6Aの下向溝6a
と相対する上向溝6Bを有し、上下腕材6A,6
Bに空室A向きに開口し額横骨凹溝条21に連通
する凹溝条23,24が設けられている。小窓7
は上枠7Aと下枠7B、及び縦枠7Cより構成さ
れ、縦枠7Cの室内側に柱5の外向溝51と相対
する内向溝27を、又上下枠7A,7Bの室内側
に額横骨凹溝条21と相対する凹溝条25,26
を設け、小窓7内に障子を開閉走行可能に、或は
ドアを開閉揺動可能に備えている。屋根8は出窓
体柱5の上端部と躯体に取付ける基部材8Aと、
基部材8Aの先に連続し小窓上枠7Aに嵌合係止
する先部材8B、及び両部材8A,8Bの側端に
跨がつて嵌合する側面キヤツプ18より構成さ
れ、基部材8Aの室内側上部と下部に凹溝8a,
8bを長手方向と平行に設け、凹溝8a,8bに
コーキングCを施して2個所で防水される。床部
9は小窓下枠7Bを支持する前桁9Aと、下腕材
6Bを支持する側桁9B、及び一端を躯体に密接
固定し他縁部を桁9A,9Bにビス止めする皿板
9Dから構成され、前桁9Aが下枠7Bより下方
に延長した縦枠7C,7C間に、又側桁9Bが縦
枠7Cの下方延長部と柱5間に取付けられ、皿板
9Dは一端を補助桟9Cに巻付けて固定し、その
補助桟9Cを柱5にビス止めするか、皿板9Dの
一端を補助桟9Cに折畳固着し、その補助桟9C
を躯体に釘付けし、皿板9Dと躯体の隙間、或は
補助桟9Cと皿板9Dの隙間にコーキングCを施
し、床部9の室外側に排水口19を有している。
30は額上横骨1Aの凹溝条21と小窓上枠7A
の凹溝条25に嵌挿する天板で、天板30はその
側部を上腕材6Aの凹溝条23にも挿入し、既設
サツシ上枠材f1を隠蔽する。31は額下横骨6B
の凹溝条21と小窓下枠7Cの凹溝条24に嵌挿
する床板で、床板31はその側部を下腕材6Bの
凹溝条24にも挿入し、既設サツシ下枠材f2を隠
蔽する。32は額竪骨1Bの凹溝条22より柱5
の嵌合溝52に挿入する囲板で、囲板32は既設
サツシ縦枠材f3を隠蔽する。34は柱5と小窓上
枠7A間の上部にビス止めするブラケツトで、ブ
ラケツト34は屋根8の側端を塞ぐ側面キヤツプ
18の取付を容易にする。15は柱5の下端に嵌
合する柱キヤツプ、17は小窓縦枠7Cの下端に
嵌合する盲キヤツプである。
り説明すると、Fは躯体開口部に取残した既設サ
ツシ枠で、サツシ枠Fの取付部より室内側に躯体
開口部の露出口面を隠蔽する当木Dを取付け、躯
体の室内側に内装材Pを取付け、サツシ枠Fの取
付部室外側にコーキングCを施している。1は取
残した既設サツシ枠Fに対応して躯体の室内側に
取付ける額枠で、額枠1は左右竪骨1B,1B間
の上下に横骨1A,1Aをビス止めし、横骨1A
の側端をキヤツプ10で塞ぎ、横骨1Aと竪骨1
Bの内周側に、既設サツシ枠Fの内周で室外向き
に開口する凹溝条21,22を設け、横骨1Aに
設けた外周片1aを躯体内装材Pに釘付けすると
共に、竪骨凹溝条22に連通する内周片1bを当
木Dに釘付けするものである。3は既設サツシ枠
Fの上枠材f1にビス止めする受樋で、受樋3は上
枠材f1にビス止めする取付部11に、躯体の外側
まで張出し上向きに屈曲するL型の樋部12を有
している。4は躯体開口部の室外側に取付ける出
窓で、出窓4は既設サツシ枠Fの室外側に空室A
を形成する出窓体14と、出窓体14の上部に取
付ける屋根8、及び出窓体14を下部より支持す
る床部9より構成され、出窓体14は開口部より
側方の躯体外面に釘付けする柱5,5′と、柱5,
5′の上下より室外向きに張出す腕材6A,6B、
及び腕材6A,6Bの先に取付ける小窓7より構
成されている。その内、柱5は室内側の内周と外
周の全長に凹溝5a,5bを設け、且つ室外向き
に開口する外向溝51と、空気Aに向けて開口す
る嵌合溝52を設け、凹溝5a,5bにコーキン
グCを施し2個所で防水される。上腕材6Aは下
部に柱5の外向溝51に連通する下向溝6aを設
け、下腕材6Bは上部に上腕材6Aの下向溝6a
と相対する上向溝6Bを有し、上下腕材6A,6
Bに空室A向きに開口し額横骨凹溝条21に連通
する凹溝条23,24が設けられている。小窓7
は上枠7Aと下枠7B、及び縦枠7Cより構成さ
れ、縦枠7Cの室内側に柱5の外向溝51と相対
する内向溝27を、又上下枠7A,7Bの室内側
に額横骨凹溝条21と相対する凹溝条25,26
を設け、小窓7内に障子を開閉走行可能に、或は
ドアを開閉揺動可能に備えている。屋根8は出窓
体柱5の上端部と躯体に取付ける基部材8Aと、
基部材8Aの先に連続し小窓上枠7Aに嵌合係止
する先部材8B、及び両部材8A,8Bの側端に
跨がつて嵌合する側面キヤツプ18より構成さ
れ、基部材8Aの室内側上部と下部に凹溝8a,
8bを長手方向と平行に設け、凹溝8a,8bに
コーキングCを施して2個所で防水される。床部
9は小窓下枠7Bを支持する前桁9Aと、下腕材
6Bを支持する側桁9B、及び一端を躯体に密接
固定し他縁部を桁9A,9Bにビス止めする皿板
9Dから構成され、前桁9Aが下枠7Bより下方
に延長した縦枠7C,7C間に、又側桁9Bが縦
枠7Cの下方延長部と柱5間に取付けられ、皿板
9Dは一端を補助桟9Cに巻付けて固定し、その
補助桟9Cを柱5にビス止めするか、皿板9Dの
一端を補助桟9Cに折畳固着し、その補助桟9C
を躯体に釘付けし、皿板9Dと躯体の隙間、或は
補助桟9Cと皿板9Dの隙間にコーキングCを施
し、床部9の室外側に排水口19を有している。
30は額上横骨1Aの凹溝条21と小窓上枠7A
の凹溝条25に嵌挿する天板で、天板30はその
側部を上腕材6Aの凹溝条23にも挿入し、既設
サツシ上枠材f1を隠蔽する。31は額下横骨6B
の凹溝条21と小窓下枠7Cの凹溝条24に嵌挿
する床板で、床板31はその側部を下腕材6Bの
凹溝条24にも挿入し、既設サツシ下枠材f2を隠
蔽する。32は額竪骨1Bの凹溝条22より柱5
の嵌合溝52に挿入する囲板で、囲板32は既設
サツシ縦枠材f3を隠蔽する。34は柱5と小窓上
枠7A間の上部にビス止めするブラケツトで、ブ
ラケツト34は屋根8の側端を塞ぐ側面キヤツプ
18の取付を容易にする。15は柱5の下端に嵌
合する柱キヤツプ、17は小窓縦枠7Cの下端に
嵌合する盲キヤツプである。
本案の改装サツシは上記構造であるから、予め
既設サツシ枠Fを取残した開口部の大きさに合わ
せて額枠1と小窓7を構成しておき、先ず躯体開
口部の室内側に額枠1を取付け、既設サツシ上枠
材f1に受樋3の樋部12を室外向きにして取付け
る。
既設サツシ枠Fを取残した開口部の大きさに合わ
せて額枠1と小窓7を構成しておき、先ず躯体開
口部の室内側に額枠1を取付け、既設サツシ上枠
材f1に受樋3の樋部12を室外向きにして取付け
る。
次いで開口部側方の躯体室面に柱5,5′を取
付け、両柱5,5′の上部に腕材6Aを、下部に
側桁9Bを取付けると共に、側桁9Bの先に前桁
9Aを取付け、皿板9Dの一端を巻込んで固定し
た補助桟9Cを、左右の柱5,5′間に取付け、
皿板9Dの縁部を側桁9Bと前桁9Aにビス止め
し、床部9を構成した後、床部側桁9Bの上部に
腕材6Bを載置係止し、これを柱5に固定する一
方、上下腕材6A,6Bの先に床部前桁9Aの上
部に載置係止する小窓7を取付け、その際、上下
腕材6A,6Bの間に室外側より側板33を嵌挿
しておき、床部9の上に出窓体14を構成し、小
窓上枠7Aと柱5の間にブラケツト34を取付
け、出窓体14の上に屋根8を取付ける。屋根8
は基部材8Aの前部を小窓上枠7Aに係止し、後
部を柱5の上端部に取付け、先部材8Bを基部材
8Aと小窓上枠7Aに跨つて嵌合係止するもので
ある。
付け、両柱5,5′の上部に腕材6Aを、下部に
側桁9Bを取付けると共に、側桁9Bの先に前桁
9Aを取付け、皿板9Dの一端を巻込んで固定し
た補助桟9Cを、左右の柱5,5′間に取付け、
皿板9Dの縁部を側桁9Bと前桁9Aにビス止め
し、床部9を構成した後、床部側桁9Bの上部に
腕材6Bを載置係止し、これを柱5に固定する一
方、上下腕材6A,6Bの先に床部前桁9Aの上
部に載置係止する小窓7を取付け、その際、上下
腕材6A,6Bの間に室外側より側板33を嵌挿
しておき、床部9の上に出窓体14を構成し、小
窓上枠7Aと柱5の間にブラケツト34を取付
け、出窓体14の上に屋根8を取付ける。屋根8
は基部材8Aの前部を小窓上枠7Aに係止し、後
部を柱5の上端部に取付け、先部材8Bを基部材
8Aと小窓上枠7Aに跨つて嵌合係止するもので
ある。
躯体に取付ける柱5と屋根基部材8Aは、取付
部に設けた凹溝5a,5aと8a,8aにコーキ
ングCを施して防水し、床部9の皿板9Dと躯体
の隙間にもコーキングCを施しておく。出窓4の
取付け後、額上横骨1Aと小窓上枠7Aの間に天
板30を、額下横骨1Aと小窓下枠7Bの間に床
板31を嵌合し、額竪骨1Bと柱嵌合溝52の間
に囲板32を取付ける一方、屋根8の側端に側面
キヤツプ18を、柱5の下端に柱キヤツプ15を
適宜嵌合する一方、小窓縦枠7Cの下端に盲キヤ
ツプ17を適宜嵌合する。
部に設けた凹溝5a,5aと8a,8aにコーキ
ングCを施して防水し、床部9の皿板9Dと躯体
の隙間にもコーキングCを施しておく。出窓4の
取付け後、額上横骨1Aと小窓上枠7Aの間に天
板30を、額下横骨1Aと小窓下枠7Bの間に床
板31を嵌合し、額竪骨1Bと柱嵌合溝52の間
に囲板32を取付ける一方、屋根8の側端に側面
キヤツプ18を、柱5の下端に柱キヤツプ15を
適宜嵌合する一方、小窓縦枠7Cの下端に盲キヤ
ツプ17を適宜嵌合する。
尚、本案改装サツシは上記実施例に限定される
ものではなく、予め出窓体14を組立構成し、そ
の下部に床部9を取付けておき、床部9付き出窓
体14の柱5,5′を躯体に釘付けすることもで
きるし、屋根8を構成する基部材8Aと先部材8
B、小窓下枠7Bと床部前桁9A、及び床部側桁
9Bと腕材6Bを一体成形しても同様の目的を達
する。更に額枠1と出窓体14、屋根8、床部9
の形状構造、及びそれらの組立と取付手順等は、
本案の要旨に反しない限り適宜変更可能である。
ものではなく、予め出窓体14を組立構成し、そ
の下部に床部9を取付けておき、床部9付き出窓
体14の柱5,5′を躯体に釘付けすることもで
きるし、屋根8を構成する基部材8Aと先部材8
B、小窓下枠7Bと床部前桁9A、及び床部側桁
9Bと腕材6Bを一体成形しても同様の目的を達
する。更に額枠1と出窓体14、屋根8、床部9
の形状構造、及びそれらの組立と取付手順等は、
本案の要旨に反しない限り適宜変更可能である。
従つて本案改装サツシは、取残した既設サツシ
上枠材に受樋を取付けるだけで、額枠を出窓は既
設サツシ枠に拘束されることなく取付け得るた
め、その取付けが著しく簡単容易となる。しかも
躯体の室外側に取付ける柱と屋根は、少なくとも
2個所でコーキングされているため、防水効果も
高く、特に防水の困難な屋根取付部の下方には、
基既設サツシ上枠材より室外に張出す受樋が設け
られているので、例え屋根取付部より雨水が浸入
しても、受樋によつて受水され、柱を介して床部
に設けた排水口より外部に排水される。又躯体開
口部の室内側に取付ける額枠と室外側に取付ける
出窓間に、天板と床板、及び囲板を嵌挿し、それ
らの板によつて既設サツシ枠を隠蔽するものであ
るから、既設サツシ枠の開放口より1回り小さく
なるが、出窓によつて室外側に空室が形成される
ため、利用空間が増大する利点がある等、本案改
装サツシは古くなつたり傷ついたサツシの交換に
有益な効果を奏するものである。
上枠材に受樋を取付けるだけで、額枠を出窓は既
設サツシ枠に拘束されることなく取付け得るた
め、その取付けが著しく簡単容易となる。しかも
躯体の室外側に取付ける柱と屋根は、少なくとも
2個所でコーキングされているため、防水効果も
高く、特に防水の困難な屋根取付部の下方には、
基既設サツシ上枠材より室外に張出す受樋が設け
られているので、例え屋根取付部より雨水が浸入
しても、受樋によつて受水され、柱を介して床部
に設けた排水口より外部に排水される。又躯体開
口部の室内側に取付ける額枠と室外側に取付ける
出窓間に、天板と床板、及び囲板を嵌挿し、それ
らの板によつて既設サツシ枠を隠蔽するものであ
るから、既設サツシ枠の開放口より1回り小さく
なるが、出窓によつて室外側に空室が形成される
ため、利用空間が増大する利点がある等、本案改
装サツシは古くなつたり傷ついたサツシの交換に
有益な効果を奏するものである。
第1図は本案改装サツシの取付例を示す縦断面
図、第2図は類例改装サツシの要部分解縦断面
図、第3図イ,ロは類例改装サツシの取付例を示
す横断面図、第4図は囲板の嵌挿例を示す要部横
断面図である。 F……既設サツシ枠、f1,f2,f3……枠材、C
……コーキング、D……当木、P……内装材、1
……額枠、1A……横骨、1B……竪骨、3……
受樋、4……出窓、4……出窓体、5,5′……
柱、51……外向溝、52……嵌合溝、6A,6
B……腕材、7……小窓、7A……上枠、7B…
…下枠、7C……縦枠、21,22,23,2
4,25,26……凹溝条、27……内向溝、8
……屋根、8A……基部材、8B……先部材、5
a,5b,8a,8b……凹溝、9……床部、9
A……前桁、9B……側桁、9C……補助桟、9
D……皿板、19……排水口、30……天板、3
1……床板、32……囲板、33……側板、34
……ブラケツト、10,15,17,18……キ
ヤツプ。
図、第2図は類例改装サツシの要部分解縦断面
図、第3図イ,ロは類例改装サツシの取付例を示
す横断面図、第4図は囲板の嵌挿例を示す要部横
断面図である。 F……既設サツシ枠、f1,f2,f3……枠材、C
……コーキング、D……当木、P……内装材、1
……額枠、1A……横骨、1B……竪骨、3……
受樋、4……出窓、4……出窓体、5,5′……
柱、51……外向溝、52……嵌合溝、6A,6
B……腕材、7……小窓、7A……上枠、7B…
…下枠、7C……縦枠、21,22,23,2
4,25,26……凹溝条、27……内向溝、8
……屋根、8A……基部材、8B……先部材、5
a,5b,8a,8b……凹溝、9……床部、9
A……前桁、9B……側桁、9C……補助桟、9
D……皿板、19……排水口、30……天板、3
1……床板、32……囲板、33……側板、34
……ブラケツト、10,15,17,18……キ
ヤツプ。
Claims (1)
- 既設サツシ枠Fを取残した躯体開口部の室内側
に取付ける額枠1と、開口部の室外側に取付ける
出窓4、既設サツシ上枠材f1より躯体の外側まで
張出す受樋3から構成され、出窓が既設サツシ枠
の室外側に空室Aを形成する出窓体14と、その
上部に取付ける屋根8、及び出窓体を下部より支
持する床部9より構成され、出窓体が開口部側方
の躯体外面に取付ける柱5,5′と、柱の上下よ
り室外向きに張出す腕材6A,6B、及び腕材の
先に取付ける小窓7より構成され、額枠と小窓間
に嵌挿する天板30と床板31、及び額枠と柱間
に嵌挿する囲板32によつて既設サツシ枠を隠蔽
し、出窓体の側方に側板33を嵌合する改装サツ
シ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14720787U JPH0543181Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14720787U JPH0543181Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450587U JPS6450587U (ja) | 1989-03-29 |
JPH0543181Y2 true JPH0543181Y2 (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=31417396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14720787U Expired - Lifetime JPH0543181Y2 (ja) | 1987-09-26 | 1987-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543181Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0745750Y2 (ja) * | 1991-11-13 | 1995-10-18 | ナショナル住宅産業株式会社 | 出窓サッシの室内側納まり構造 |
JP5219911B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-06-26 | 秀直 高橋 | 内窓 |
-
1987
- 1987-09-26 JP JP14720787U patent/JPH0543181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6450587U (ja) | 1989-03-29 |
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