JPH0543176A - エレベータの落下物受け止め装置 - Google Patents
エレベータの落下物受け止め装置Info
- Publication number
- JPH0543176A JPH0543176A JP23116291A JP23116291A JPH0543176A JP H0543176 A JPH0543176 A JP H0543176A JP 23116291 A JP23116291 A JP 23116291A JP 23116291 A JP23116291 A JP 23116291A JP H0543176 A JPH0543176 A JP H0543176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- car
- sill
- cage
- receiving device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/24—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers
- B66B13/28—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers between car or cage and wells
- B66B13/285—Toe guards or apron devices
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 落下物受け止め装置内に堆積した綿ぼこりに
着火した場合でも、火事を未然に防ぐことを可能とす
る。 【構成】 エレベータのかご２下に設けられ、エレベー
タが着床したとき乗かご扉４の開動作に連動して突き出
し、乗場敷居９と乗かご敷居５の間隙１０からの落下物
を受け、前記乗かご扉４の閉動作に連動して前記かご２
下に没入するエレベータの落下物受け止め装置におい
て、前記かご２下側に煙感知器２１とこの煙感知器２１
の作動で出水する水タンク２２を設けた。
着火した場合でも、火事を未然に防ぐことを可能とす
る。 【構成】 エレベータのかご２下に設けられ、エレベー
タが着床したとき乗かご扉４の開動作に連動して突き出
し、乗場敷居９と乗かご敷居５の間隙１０からの落下物
を受け、前記乗かご扉４の閉動作に連動して前記かご２
下に没入するエレベータの落下物受け止め装置におい
て、前記かご２下側に煙感知器２１とこの煙感知器２１
の作動で出水する水タンク２２を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はエレベータが着床、開
扉中に階床敷居とかご敷居間の間隙から落ちるエレベー
タの落下物受け止め装置の改良に関する。
扉中に階床敷居とかご敷居間の間隙から落ちるエレベー
タの落下物受け止め装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置は実開昭５０−６６３６５
号、実開昭５０−６６３６６号または実開昭５２−８８
１５２号公報に記載のように、エレベータのかご下に設
けられ、エレベータが着床したときかごドアの開動作に
連動して突出し、階床敷居とかご敷居の間隙からの落下
物を受け、前記かごドアの閉動作に連動して前記かご下
に没入する構成となっていた。
号、実開昭５０−６６３６６号または実開昭５２−８８
１５２号公報に記載のように、エレベータのかご下に設
けられ、エレベータが着床したときかごドアの開動作に
連動して突出し、階床敷居とかご敷居の間隙からの落下
物を受け、前記かごドアの閉動作に連動して前記かご下
に没入する構成となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでエレベータの
かごが着床したとき、階床敷居とかご敷居間に３０ｍｍ
ほどの間隙があり、乗降客の衣服から綿ぼこりが落下す
るほか、乗降客が誤って鍵、お金などの小物を落すと、
それらの小物は昇降路の最下部まで落下してしまうこと
になる。そこでエレベータの専門技術員が呼び出される
ばかりか、落下物の回収作業中はエレベータを一時停止
させて利用客に多大の迷惑をかけることになるので、前
述のような落下物受け止め装置が提案されている。しか
し、前記の敷居間隙からは煙草やマッチの燃えさし等も
落ちてくる可能性もあり、そのときは落下物受け止め装
置内に堆積した前記綿ぼこりに着火する危険性がある。
かごが着床したとき、階床敷居とかご敷居間に３０ｍｍ
ほどの間隙があり、乗降客の衣服から綿ぼこりが落下す
るほか、乗降客が誤って鍵、お金などの小物を落すと、
それらの小物は昇降路の最下部まで落下してしまうこと
になる。そこでエレベータの専門技術員が呼び出される
ばかりか、落下物の回収作業中はエレベータを一時停止
させて利用客に多大の迷惑をかけることになるので、前
述のような落下物受け止め装置が提案されている。しか
し、前記の敷居間隙からは煙草やマッチの燃えさし等も
落ちてくる可能性もあり、そのときは落下物受け止め装
置内に堆積した前記綿ぼこりに着火する危険性がある。
【０００４】本発明の目的は、綿ぼこりの着火にともな
う火事を防止することのできるエレベータの落下物受け
止め装置を提供することにある。
う火事を防止することのできるエレベータの落下物受け
止め装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はエレベータのかご下に設けられ、エレベー
タが着床したとき乗かご扉の開動作に連動して突出し、
乗場敷居と乗かご敷居の間隙からの落下物を受け、前記
乗かご扉の閉動作に連動して前記かご下に没入するエレ
ベータの落下物受け止め装置において、前記かご下側に
煙感知器とこの煙感知器の作動で出水する水タンクを設
けたものである。
に、本発明はエレベータのかご下に設けられ、エレベー
タが着床したとき乗かご扉の開動作に連動して突出し、
乗場敷居と乗かご敷居の間隙からの落下物を受け、前記
乗かご扉の閉動作に連動して前記かご下に没入するエレ
ベータの落下物受け止め装置において、前記かご下側に
煙感知器とこの煙感知器の作動で出水する水タンクを設
けたものである。
【０００６】
【作用】万一かご下に取付けられたエレベータの落下物
受け止め装置に堆積した綿ぼこり等の可燃物が煙草やマ
ッチの燃えさし等で着火しても、かご下に取付けられた
煙感知器が作動し、水タンクの水を出水させるから、火
事を未然に防ぐことができる。
受け止め装置に堆積した綿ぼこり等の可燃物が煙草やマ
ッチの燃えさし等で着火しても、かご下に取付けられた
煙感知器が作動し、水タンクの水を出水させるから、火
事を未然に防ぐことができる。
【０００７】
【実施例】以下、図１から図２によってこの発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
【０００８】図１は本発明のエレベータの出入口装置の
一実施例の要部を示す側断面図、図２は図１のエレベー
タの出入口装置の動作を制御する回路を示す。
一実施例の要部を示す側断面図、図２は図１のエレベー
タの出入口装置の動作を制御する回路を示す。
【０００９】図１において、１は昇降路、２は昇降路１
内を昇降する乗かご、３は乗かご床、４は乗かご２の出
入口に開閉可能に装着された乗かご扉、５は乗かご床３
に固設され乗かご扉４の下部を案内する乗かご敷居であ
る。一方、６は乗場、７は乗場床、８は乗場６の出入口
に開閉可能に装着された乗場扉、９は乗場床７に固設さ
れ乗場扉８の下部を案内する乗場敷居である。乗かご２
が乗場６に着床している時には、乗場敷居９と乗かご敷
居５間に間隙１０が形成される。また、１１は乗かご床
３の下部に取付けられるブラケット、１２は乗かご敷居
５下方に設けられた受皿、１３は受皿１２の昇降路１側
の一端に固設され受皿１２が昇降路１側に突き出したと
きに乗場敷居９の下方に固設されたトーガード１４に当
たるときの衝撃や音をやわらげ、また、間隙１０より落
下し受皿１２の中に堆積した落下物を回収するとき受皿
１２を引出すために設けられたゴム板である。更に、こ
の前部ゴム板１３は受皿１２が格納した場合のふたの役
目も兼ねている。１５は受皿１２の支持と受皿１２の突
き出し、および、格納する時の摩擦抵抗を少なくしスム
ーズな動作を行うために設けた支持体である。１６は受
皿１２の乗かご２側の一端に固設されたロッドである。
１７は受皿１２の突き出し動作、および、前記受皿１２
の格納動作を制御する為に設けられた制御装置である。
１８は受皿１２を格納するときのためのストッパであ
る。１９は受皿１２の乗かご２側の一端に固設され他の
一端をブラケット１１に固設され受皿１２を格納するた
めに設けられたスプリングである。２０は、受皿１２格
納時に、引き込み過ぎのないようにするためのストッパ
である。２１は万一受皿１２に堆積した綿ぼこり等の可
燃物が発火、発煙した場合に、それを感知する煙感知器
である。２２は、煙感知器２１が煙を感知することによ
りバルブを開き、水を出水する水タンクである。
内を昇降する乗かご、３は乗かご床、４は乗かご２の出
入口に開閉可能に装着された乗かご扉、５は乗かご床３
に固設され乗かご扉４の下部を案内する乗かご敷居であ
る。一方、６は乗場、７は乗場床、８は乗場６の出入口
に開閉可能に装着された乗場扉、９は乗場床７に固設さ
れ乗場扉８の下部を案内する乗場敷居である。乗かご２
が乗場６に着床している時には、乗場敷居９と乗かご敷
居５間に間隙１０が形成される。また、１１は乗かご床
３の下部に取付けられるブラケット、１２は乗かご敷居
５下方に設けられた受皿、１３は受皿１２の昇降路１側
の一端に固設され受皿１２が昇降路１側に突き出したと
きに乗場敷居９の下方に固設されたトーガード１４に当
たるときの衝撃や音をやわらげ、また、間隙１０より落
下し受皿１２の中に堆積した落下物を回収するとき受皿
１２を引出すために設けられたゴム板である。更に、こ
の前部ゴム板１３は受皿１２が格納した場合のふたの役
目も兼ねている。１５は受皿１２の支持と受皿１２の突
き出し、および、格納する時の摩擦抵抗を少なくしスム
ーズな動作を行うために設けた支持体である。１６は受
皿１２の乗かご２側の一端に固設されたロッドである。
１７は受皿１２の突き出し動作、および、前記受皿１２
の格納動作を制御する為に設けられた制御装置である。
１８は受皿１２を格納するときのためのストッパであ
る。１９は受皿１２の乗かご２側の一端に固設され他の
一端をブラケット１１に固設され受皿１２を格納するた
めに設けられたスプリングである。２０は、受皿１２格
納時に、引き込み過ぎのないようにするためのストッパ
である。２１は万一受皿１２に堆積した綿ぼこり等の可
燃物が発火、発煙した場合に、それを感知する煙感知器
である。２２は、煙感知器２１が煙を感知することによ
りバルブを開き、水を出水する水タンクである。
【００１０】図２において、２３は乗かご扉４が閉じて
いるときに回路を遮断し乗かご扉４が開きはじめると回
路を接続するドアオープン用スイッチ、２４は乗かご２
が乗場６に段差狂いがなく着床している時に回路を接続
し、乗かご２と乗場６とに着床段差がある時回路を遮断
する着床検出スイッチ、２５は乗かご２が乗場６に着床
している時に回路を接続し乗かご２が昇降路１内を昇降
しているときは回路を遮断する走行用スイッチである。
２６は受皿１２の突き出し動作および、受皿１２の格納
動作を制御する制御装置１７内に設けられたソレノイド
コイルである。２７は煙感知器２１の作動によって接続
されるスイッチ、２８はスイッチ２７が接続することに
より励磁されるリレーである。２８ａおよび２８ｂは、
リレー２８が励磁されることにより接続するスイッチ、
２９はスイッチ２８ａの接続により水タンク２２より水
を出水するための水タンク２２内に設けられたマグネッ
トバルブである。３０はスイッチ２８ｂの接続により点
灯する煙感知器動作を知らせる機械室または管理人室に
設けられたランプである。
いるときに回路を遮断し乗かご扉４が開きはじめると回
路を接続するドアオープン用スイッチ、２４は乗かご２
が乗場６に段差狂いがなく着床している時に回路を接続
し、乗かご２と乗場６とに着床段差がある時回路を遮断
する着床検出スイッチ、２５は乗かご２が乗場６に着床
している時に回路を接続し乗かご２が昇降路１内を昇降
しているときは回路を遮断する走行用スイッチである。
２６は受皿１２の突き出し動作および、受皿１２の格納
動作を制御する制御装置１７内に設けられたソレノイド
コイルである。２７は煙感知器２１の作動によって接続
されるスイッチ、２８はスイッチ２７が接続することに
より励磁されるリレーである。２８ａおよび２８ｂは、
リレー２８が励磁されることにより接続するスイッチ、
２９はスイッチ２８ａの接続により水タンク２２より水
を出水するための水タンク２２内に設けられたマグネッ
トバルブである。３０はスイッチ２８ｂの接続により点
灯する煙感知器動作を知らせる機械室または管理人室に
設けられたランプである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、万一かご下に取付けら
れたエレベータの落下物受け止め装置に堆積した綿ぼこ
り等の可燃物が煙草やマッチの燃えさし等で着火して
も、かご下に取付けられた煙感知器が作動し、水タンク
の水を出水させるから、火事を未然に防ぐことができ
る。
れたエレベータの落下物受け止め装置に堆積した綿ぼこ
り等の可燃物が煙草やマッチの燃えさし等で着火して
も、かご下に取付けられた煙感知器が作動し、水タンク
の水を出水させるから、火事を未然に防ぐことができ
る。
【図１】本発明のエレベータの出入口装置の一実施例を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図２】図１のエレベータの出入口装置の動作を制御す
る回路図である。
る回路図である。
４ 乗かご扉 ５ 乗かご敷居 ９ 乗場敷居 ２１ 煙感知器 ２２ 水タンク
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータのかご下に設けられ、エレベ
ータが着床したとき乗かご扉の開動作に連動して突出
し、乗場敷居と乗かご敷居の間隙からの落下物を受け、
前記乗かご扉の閉動作に連動して前記かご下に没入する
エレベータの落下物受け止め装置において、前記かご下
側に煙感知器とこの煙感知器の作動で出水する水タンク
を設けたことを特徴とするエレベータの落下物受け止め
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23116291A JPH0543176A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータの落下物受け止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23116291A JPH0543176A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータの落下物受け止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543176A true JPH0543176A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16919282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23116291A Pending JPH0543176A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータの落下物受け止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543176A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06278976A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | エレベータの敷居間隙閉塞板及びその使用方法 |
| JP2014047602A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 駐車装置 |
| JP2017007840A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 東芝エレベータ株式会社 | ランニングクリアランス閉塞装置 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP23116291A patent/JPH0543176A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06278976A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | エレベータの敷居間隙閉塞板及びその使用方法 |
| JP2014047602A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 駐車装置 |
| JP2017007840A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 東芝エレベータ株式会社 | ランニングクリアランス閉塞装置 |
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