JP2712094B2 - エレベータかご床 - Google Patents
エレベータかご床Info
- Publication number
- JP2712094B2 JP2712094B2 JP3240854A JP24085491A JP2712094B2 JP 2712094 B2 JP2712094 B2 JP 2712094B2 JP 3240854 A JP3240854 A JP 3240854A JP 24085491 A JP24085491 A JP 24085491A JP 2712094 B2 JP2712094 B2 JP 2712094B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- storage box
- dust
- elevator car
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/24—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers
- B66B13/28—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers between car or cage and wells
- B66B13/285—Toe guards or apron devices
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータかご床に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータかごの構造について図
3を用いて説明する。
3を用いて説明する。
【0003】図3において、昇降路1内を昇降する乗か
ご2の下方にはかご床3が設けられ、乗かご2の出入口
部には扉4が吊架されている。又扉4の下端には案内片
5が備えられ、かご床3の出入口側先端に設けた敷居6
の案内溝7に係合して扉4が開閉するように構成されて
いる。さらに敷居6には案内溝7に滞積した塵あるいは
泥等の異物を排出する為の塵落し穴8及び出入口側下部
にはエプロン9が固定されている。
ご2の下方にはかご床3が設けられ、乗かご2の出入口
部には扉4が吊架されている。又扉4の下端には案内片
5が備えられ、かご床3の出入口側先端に設けた敷居6
の案内溝7に係合して扉4が開閉するように構成されて
いる。さらに敷居6には案内溝7に滞積した塵あるいは
泥等の異物を排出する為の塵落し穴8及び出入口側下部
にはエプロン9が固定されている。
【0004】この様な構成にすることにより、エレベー
タが下降する際、空気流路面積が狭く凹凸の多い出入口
側の敷居6a部の流路への空気流を抑制し、出入口側以
外への流路へ空気流を導くように空気流が制御されてい
た。
タが下降する際、空気流路面積が狭く凹凸の多い出入口
側の敷居6a部の流路への空気流を抑制し、出入口側以
外への流路へ空気流を導くように空気流が制御されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエレベータにおいては、エレベータ下降の際に
空気流の大部分がエプロン9により乗かご2の背壁側に
流れるが、かご床3の出入口側先端に設けた敷居6の塵
落し穴8が空気流に対して開放状態にある為、空気流の
一部が塵落し穴8を通って出入口側流路へ流入し、渦流
を生じて騒音を発生する。又、案内溝7に滞積した塵を
かご内及び昇降路に巻き散らすという問題があった。さ
らに塵落し穴8付近の流路が極めて狭いことから空気流
が笛吹き状態となり、かご内の乗客に不快感や不安感を
与えるという問題もあった。
た従来のエレベータにおいては、エレベータ下降の際に
空気流の大部分がエプロン9により乗かご2の背壁側に
流れるが、かご床3の出入口側先端に設けた敷居6の塵
落し穴8が空気流に対して開放状態にある為、空気流の
一部が塵落し穴8を通って出入口側流路へ流入し、渦流
を生じて騒音を発生する。又、案内溝7に滞積した塵を
かご内及び昇降路に巻き散らすという問題があった。さ
らに塵落し穴8付近の流路が極めて狭いことから空気流
が笛吹き状態となり、かご内の乗客に不快感や不安感を
与えるという問題もあった。
【0006】そこで本発明の目的は、エレベータ走行時
の空気流による騒音を防止すると共に、塵あるいは泥等
の異物の排出処理を可能とするエレベータかご床を提供
することにある。
の空気流による騒音を防止すると共に、塵あるいは泥等
の異物の排出処理を可能とするエレベータかご床を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するためにエレベータかご扉案内溝に塵落し穴を有
するエレベータ敷居と、この敷居の塵落し穴の下部に設
けられる収納箱と、この収納箱の底部に設けられ前記収
納箱の底部を開閉可能とする開閉機構部とを有し、前記
開閉機構部は、エレベ−タの昇降路に設けられた係合部
と係合して開閉動作を行うことを特徴とするエレベ−タ
かご床を提供する。
達成するためにエレベータかご扉案内溝に塵落し穴を有
するエレベータ敷居と、この敷居の塵落し穴の下部に設
けられる収納箱と、この収納箱の底部に設けられ前記収
納箱の底部を開閉可能とする開閉機構部とを有し、前記
開閉機構部は、エレベ−タの昇降路に設けられた係合部
と係合して開閉動作を行うことを特徴とするエレベ−タ
かご床を提供する。
【0008】
【作用】このように、エレベータ敷居は、エレベータ扉
を案内溝によりガイドし、塵落し穴により塵等の異物を
除去し、除去された塵等の異物を収納箱に集積させ、収
納箱の底部に設けられた開閉機構部を昇降路に設けられ
た係合部と係合させることにより開閉動作させ、収納箱
に集積された塵等の異物を排出できるのでエレベータ走
行時に騒音・異音の発生や塵等の異物のかご内及び昇降
路への飛散を防止することができる。
を案内溝によりガイドし、塵落し穴により塵等の異物を
除去し、除去された塵等の異物を収納箱に集積させ、収
納箱の底部に設けられた開閉機構部を昇降路に設けられ
た係合部と係合させることにより開閉動作させ、収納箱
に集積された塵等の異物を排出できるのでエレベータ走
行時に騒音・異音の発生や塵等の異物のかご内及び昇降
路への飛散を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例であるエレベータかご床
の構成を示す図である。図1において、図3に示される
ものと同一の構成のものには、同じ符号を付し説明は省
略する。
る。図1は、本発明の一実施例であるエレベータかご床
の構成を示す図である。図1において、図3に示される
ものと同一の構成のものには、同じ符号を付し説明は省
略する。
【0010】図1において、エレベータかごは従来のエ
レベータかごの構成に加えて、案内溝7の所定の場所に
設けられる塵落し穴8の下方に塵等の異物を一時的に集
積する収納箱10と、収納箱10の底板11と、開閉機構部と
して、収納箱10と底板11を開閉可能に取付けるヒンジ12
と、収納箱10と底板11を閉鎖状態に保持するためのバネ
13と、底板11に一端が固定された腕14と、腕14の他端に
設けられたローラ15とを有する構成とする。又、例えば
昇降路1の最下階付近には、エレベータが最下階に到着
した際、ローラ15と係合して底板11が開放される位置に
カム16が固定されている。
レベータかごの構成に加えて、案内溝7の所定の場所に
設けられる塵落し穴8の下方に塵等の異物を一時的に集
積する収納箱10と、収納箱10の底板11と、開閉機構部と
して、収納箱10と底板11を開閉可能に取付けるヒンジ12
と、収納箱10と底板11を閉鎖状態に保持するためのバネ
13と、底板11に一端が固定された腕14と、腕14の他端に
設けられたローラ15とを有する構成とする。又、例えば
昇降路1の最下階付近には、エレベータが最下階に到着
した際、ローラ15と係合して底板11が開放される位置に
カム16が固定されている。
【0011】以上のように構成されたエレベータかご
は、通常走行時には、収納箱10の底板11は閉鎖されてい
て、案内溝7に滞積した塵あるいは泥等の異物は塵落し
穴8より落下して収納箱10に一時集積される。ここで例
えばエレベータが最下階に到着した際には、図2に示す
ようにローラ15とカム16が接触して底板11が開放され、
収納箱10に集積された塵等の異物が排出される。
は、通常走行時には、収納箱10の底板11は閉鎖されてい
て、案内溝7に滞積した塵あるいは泥等の異物は塵落し
穴8より落下して収納箱10に一時集積される。ここで例
えばエレベータが最下階に到着した際には、図2に示す
ようにローラ15とカム16が接触して底板11が開放され、
収納箱10に集積された塵等の異物が排出される。
【0012】このようにエレベータが通常走行で下降す
る際には、空気流は、エプロン9により導かれた後敷居
6の塵落し穴8に流入することは無く、エレベータが最
下階に到着した際には収納箱10に集積された塵等の異物
を排出することができるので、塵落し穴8付近からの空
気流による騒音・異音を解消し、案内溝7に滞積した塵
等の異物のかご内及び昇降路への飛散を防止することが
できる。
る際には、空気流は、エプロン9により導かれた後敷居
6の塵落し穴8に流入することは無く、エレベータが最
下階に到着した際には収納箱10に集積された塵等の異物
を排出することができるので、塵落し穴8付近からの空
気流による騒音・異音を解消し、案内溝7に滞積した塵
等の異物のかご内及び昇降路への飛散を防止することが
できる。
【0013】尚、本実施例においては、収納箱の底面を
開閉させる構成としているが、例えば収納箱の底部に傾
斜をもたせて、側面を開閉させるようにして異物を排出
しても同様の効果を得るものである。
開閉させる構成としているが、例えば収納箱の底部に傾
斜をもたせて、側面を開閉させるようにして異物を排出
しても同様の効果を得るものである。
【0014】
【発明の効果】以上本発明によれば、エレベータ走行時
の空気流による騒音を防止すると共に、塵あるいは泥等
の異物の排出処理を可能とするエレベータかご床を提供
することができる。
の空気流による騒音を防止すると共に、塵あるいは泥等
の異物の排出処理を可能とするエレベータかご床を提供
することができる。
【図1】本発明の一実施例であるエレベータかご床の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例であるエレベータかご床の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】従来のエレベータかごの構造を示す図である。
2…乗かご 3…かご床 4…扉 6…敷居 7…案内溝 8…塵落し穴 10…収納箱 11…底板 12…ヒンジ 13…バネ 14…腕 15…ローラ 16…カム
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータかご扉案内溝に塵落し穴を有
するエレベータ敷居と、前記塵落し穴の下部に設けられ
る収納箱と、この収納箱の底部に設けられ前記収納箱の
底部を開閉可能とする開閉機構部とを有し、前記開閉機
構部は、エレベ−タの昇降路に設けられた係合部と係合
して開閉動作を行うことを特徴とするエレベ−タかご
床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240854A JP2712094B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エレベータかご床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240854A JP2712094B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エレベータかご床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578071A JPH0578071A (ja) | 1993-03-30 |
JP2712094B2 true JP2712094B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17065702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3240854A Expired - Fee Related JP2712094B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エレベータかご床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712094B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI93199C (fi) * | 1992-12-22 | 1995-03-10 | Kone Oy | Laite hissikorin kynnykseen kerääntyvien roskien poistamiseksi |
FI123923B (fi) * | 2012-03-09 | 2013-12-13 | Kone Corp | Järjestely hissikorin kynnyksessä ja potkupelti |
EP3031767B1 (en) | 2014-12-12 | 2021-08-25 | Kone Corporation | Elevator door sill |
CN107140493A (zh) * | 2017-05-15 | 2017-09-08 | 梁慧薇 | 一种自动式双保险安全升降机 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3240854A patent/JP2712094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0578071A (ja) | 1993-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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