JPH054288Y2 - - Google Patents

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JPH054288Y2
JPH054288Y2 JP1986040952U JP4095286U JPH054288Y2 JP H054288 Y2 JPH054288 Y2 JP H054288Y2 JP 1986040952 U JP1986040952 U JP 1986040952U JP 4095286 U JP4095286 U JP 4095286U JP H054288 Y2 JPH054288 Y2 JP H054288Y2
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chip
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は半導体レーザ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 極めて高い記録密度をもつ光デイスクは従来の
磁気デイスクに比べて媒体欠陥が多い。従つて記
録装置として十分なデータの信頼性を保証するた
めには媒体欠陥に対する対策を講じておく必要が
ある。このため、事前に反射光によりデイスク全
体を検査する。十分なエラーコレクテイング・コ
ードを用意するなどの方法がとられている。また
記録と同時に誤りや欠陥を検出することができれ
ば、ほぼ完全にこれらを補足できることが期待で
きる。このような実時間での誤り検出を可能にす
る手段として2ビーム光ヘツドがある。
2ビーム光ヘツドは、ひとつの光ヘツドによつ
て2つのビームスポツトを記録媒体上に形成し、
先行するビームスポツトで記録し、同時に後行す
るビームスポツトで記録データを再生するもので
あり、この光ヘツドによつて実現可能な機能とし
ては、 実時間の記録誤り検出 媒体の記録条件の制御 並列記録再生 が考えられる。実時間の記録誤りの検出では、記
録データの誤り検出だけではなく、記録前のチエ
ツクも可能である。媒体の記録条件の制御ではデ
イスクの内外周で走行速度や記録密度が異なるこ
とによる記録条件の制御や、異なるデイスク間で
の感度、反射率、再生波形のばらつき等に対する
最適な記録条件の設定が可能となる。また複数の
トラツクを独立に同時に記録再生し、データの転
送速度を向上させることもできる。
第3図に従来の2ビーム光ヘツドの構成例を示
す。
斯る構成では、書込用レーザLD(W)より放射
された書込レーザ光(図中破線で明示)は第1の
集束レンズ1、ハーフプリズム2、干渉フイルタ
3、第1の偏光ビームスプリツタ4、λ/4板5
及び第2の集束レンズ6を順次通過してデイスク
7に到達し、斯るデイスク7表面で反射される。
反射された書込レーザ光は第2の集束レンズ6、
λ/4板5、第1の偏光ビームスプリツタ4、第
2の偏光ビームスプリツタ8を順次通過し出力さ
れる。
また読出用レーザLD(R)より放射された読出
レーザ光(図中実線で明示)は第3の集束レンズ
9、第2の偏光ビームスプリツタ8、第1の偏光
ビームスプリツタ4、λ/4板5及び第2の集束
レンズ6を順次通過してデイスク7に到達し、斯
るデイスク7表面で反射される。反射された読出
レーザ光は第2の集束レンズ6、λ/4板5、第
1の偏光ビームスプリツタ4、干渉フイルタ3を
介して検出系10に入力される。
このような構成では、形状の異なる2つのスポ
ツトを、光学系の構成によつて容易に形成できる
という特徴をもつている。このため、相転移型等
の書替可能光デイスク用ヘツドを構成する方法と
して適している。反面、光学部品の数が多く、ヘ
ツドの形状が大型になる。とくに2つのビームス
ポツトの集束深さ位置の差を少なくとも0.5μm程
度以下に調節する必要があり、この調整に極めて
時間を要し、また経時劣化を起し易いという難点
を有している。
そこで、この問題を解決するためには第15回微
小光学研究会講演論文(P58−P62)においてモ
ノリツシク型半導体レーザアレイを用いた光ヘツ
ドが提案された。
第4図に斯る光ヘツドを示す。この光ヘツドで
はレーザアレイ11より出射される2つのレーザ
光12a,12bは共にコリメーテイングレンズ
13、ハーフプリズム14、第1の偏光ビームス
プリツタ15、λ/4板16及び集束レンズ17
によりデイスク16の同一トラツク19上に集光
される。また、デイスク18からの反射光は集束
レンズ17、λ/4板16、第1の偏光ビームス
プリツタ15、空間フイルタ20及び第2の偏光
ビームスプリツタ21により第1、第2の検出器
22,23に集光される。
斯る光ヘツドではデイスク18へのレーザ光の
集光光学系は共通のレンズ系を使用していること
及びデイスク19で反射された反射光の第1、第
2の検出器22,23への集光は空間フイルタで
分離する構成であることなどのために構成が簡単
で小型となる。
尚、上記光ヘツドにおけるレーザアレイは2ビ
ーム出力タイプであるが、第5図に示す如く、3
つのレーザビームP1,P2,P3を出力可能な
モノリシツク型半導体レーザを作成すれば、上記
各ビームを夫々消去用、読出用、書込用に利用で
きる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 然るにこのようなモノリシツクタイプの半導体
レーザでは上記3ビームが共に正常な発振を行つ
て初めて完成品と認められるため、製造歩留まり
が悪いと言つた問題があつた。
ところで、特開昭54−69990号公報(H01S
3/16)には、複数個の半導体レーザ素子を有す
る導体レーザアレイを2つ有し、一方のアレイの
素子間を他方のアレイの出力レーザ光が通るよう
に配置されることが開示されている。
しかしながら、このような構成にしても上述の
製造歩留まりが悪いといつた問題点が解決できな
いと共にモノリシツク型半導体レーザと同じレー
ザ光間距離にできないといつた問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、互い
に離間して配置された第1、第2の半導体レーザ
チツプと、該第1、第2のレーザチツプ間の中心
線上を通るレーザ光を出射する第3の半導体レー
ザチツプと、から成り、上記第1、第2のレーザ
チツプはその各チツプの中心より上記中心線寄り
の位置からレーザ光を出射すると共に、上記各レ
ーザチツプは出射されるレーザ光が互いに平行に
なるように一基台の一平面上に配置したことを特
徴とする。
(ホ) 作用 このように、互いに離間してなる第1、第2の
半導体レーザチツプはその各チツプの中心より、
該第1、第2の半導体レーザチツプ間の中心線寄
りの位置からレーザ光を出射するので、各チツプ
から出力されるレーザ光の間隔を狭めることがで
きる。
(ヘ) 実施例 第1図a,bは本考案の実施例で用いる第1、
第2の半導体レーザチツプ31,32を示す。
斯るレーザチツプは夫々p型GaAs基板33に
n型GaAsからなるブロツク層34を積層後、斯
るブロツク層34表面より基板33に達する溝を
形成すると共に斯る溝が形成された表面上にp型
Ga1-yAlyAs(0<y<1)からなる第1クラツド
層35、Ga1-xAlxAs(0≦x≦y)からなる活性
層36、n型Ga1-yAlyAsからなる第2クラツド
層37及びn型GaAsからなるキヤツプ層38で
構成される発振層39を積層してなる。また上記
基板33裏面及びキヤツプ層38表面には第1、
第2オーミツク電極40,41が形成されてい
る。
尚、上記第1、第2の半導体レーザチツプ3
1,32の相違は上記溝の形成位置の違いであ
る。即ち、第1の半導体レーザチツプ31の溝は
略中央に形成され、第2の半導体レーザチツプ3
2の溝は左端よりに形成されている。
第2図に本考案の実施例を示す。
斯る実施例では金属あるいはシリコンからなる
ヒートシンク42の一主面上に半導体レーザチツ
プ43a,43b,43cを千鳥配置となるよう
に配する。具体的には半導体レーザチツプ43
a,43cを上記各チツプの溝44の延在方向と
ヒートシンク42の下端縁42aの延在方向とが
直交するようにヒートシンク42の下端縁42a
側に配すると共に残りの半導体レーザチツプ43
bを上記半導体レーザチツプ43a,43c間の
中心線上におけるヒートシンク42の下端縁42
b側に配する。
また、上記各チツプ43a,43b,43cは
共に基板33側がヒートシンク42に固着されて
いる。更に上記下端縁42a側に配された各チツ
プ43a,43cとしては第2の半導体レーザチ
ツプ32を用い、上端縁42b側に配されたチツ
プ43bとしては第1の半導体レーザチツプ31
を用い、かつ上記チツプ43a,43cの溝はチ
ツプの中心より上記中心線側に位置するように配
される。
斯る構成では半導体レーザチツプ43bより出
射されるレーザ光P2は、半導体レーザチツプ4
3a,43cの間を通つてヒートシンクの下端縁
42a側に出射されることとなるので、上記各チ
ツプ43a,43c間をできるだけ狭めることに
よりモノリシツク型の3ビーム半導体レーザと同
等のビーム間距離(隣接するレーザ光の光軸間距
離)に保つことができる。またこのように構成す
ると、上記各チツプ43a,43b,43cのい
ずれかが発振不能となつた場合でもその不能とな
つたチツプだけを交換するだけで良いので、製造
歩留まりも良くかつ保守も簡単である。
(ト) 考案の効果 本考案は、互いに離間して配置された第1、第
2の半導体レーザチツプと、該第1、第2のレー
ザチツプ間の中心線上を通るレーザ光を出射する
第3の半導体レーザチツプと、から成り、上記第
1、第2のレーザチツプはその各チツプの中心よ
り上記中心線寄りの位置からレーザ光を出射する
と共に、上記各レーザチツプは出射されるレーザ
光が互いに平行になるように一基台の一平面上に
配置することにより、モノリシツク型のレーザア
レイと同じ機能を有するレーザアレイを得ること
ができ、かつアレイ自身の製造においてはモノリ
シツク型に比べて製造歩留まりを高くすることが
できた。
更に、本考案は、各レーザチツプから出射され
るレーザ光が互いに平行になるように一基台の一
平面上に配列しているので、該各レーザチツプか
らそれぞれ出射されたレーザ光を照射面に一直線
状に照射することができる。従つて本考案の半導
体レーザ装置を光デイスク等の装置へ各レーザ光
が対応するトラツクを走査するように調整して組
み込むことが容易である。またトラツキングを容
易に行うことができると共にデータの読み込み、
書き込み等のデータ管理も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の実施例で用いる第1、
第2の半導体レーザチツプを示す断面図、第2図
a,bは本考案の実施例を示す上面図及び側面
図、第3図は従来の2ビーム光ヘツドの構成例を
示す構成図、第4図は従来のモノシリツク型半導
体レーザアレイを用いた光ヘツドの斜視図、図5
は従来のモノリシツク型半導体レーザを示す斜視
図である。 42……ヒートシンク(一基台)、43a,4
3b,43c……半導体レーザチツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに離間して配置された第1、第2の半導体
    レーザチツプと、該第1、第2のレーザチツプ間
    の中心線上を通るレーザ光を出射する第3の半導
    体レーザチツプと、から成り、上記第1、第2の
    レーザチツプはその各チツプの中心より上記中心
    線寄りの位置からレーザ光を出射すると共に、上
    記各レーザチツプは出射されるレーザ光が互いに
    平行になるように一基台の一平面上に配置したこ
    とを特徴とする半導体レーザ装置。
JP1986040952U 1986-03-19 1986-03-19 Expired - Lifetime JPH054288Y2 (ja)

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JP1986040952U JPH054288Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JP1986040952U JPH054288Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JPS62152474U JPS62152474U (ja) 1987-09-28
JPH054288Y2 true JPH054288Y2 (ja) 1993-02-02

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