JPH0542787Y2 - - Google Patents
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- JPH0542787Y2 JPH0542787Y2 JP1990084694U JP8469490U JPH0542787Y2 JP H0542787 Y2 JPH0542787 Y2 JP H0542787Y2 JP 1990084694 U JP1990084694 U JP 1990084694U JP 8469490 U JP8469490 U JP 8469490U JP H0542787 Y2 JPH0542787 Y2 JP H0542787Y2
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は就寝時に用いる枕にかかり、特にクツ
シヨン性および放熱性に優れた安眠枕に関する。
シヨン性および放熱性に優れた安眠枕に関する。
(従来の技術)
就寝時に使用する枕は、頭部および耳部を圧迫
せず、かつ枕自体が高温にならないことが重要で
ある。
せず、かつ枕自体が高温にならないことが重要で
ある。
頭部の圧迫を避けるため、従来からスポンジゴ
ム等の弾性に富む材料で枕の芯を構成し、かつ耳
が当る位置に溝または凹みを設け、芯体に多数の
孔をあけて通気性をよくし、枕が暖まらないよう
に工夫された安眠枕(例えば実公昭39−8883号公
報参照)が知られている。
ム等の弾性に富む材料で枕の芯を構成し、かつ耳
が当る位置に溝または凹みを設け、芯体に多数の
孔をあけて通気性をよくし、枕が暖まらないよう
に工夫された安眠枕(例えば実公昭39−8883号公
報参照)が知られている。
このものは、スポンジ等の材料からなる本体の
中心部に比較的幅の広い突出部を設け、この突出
部に対し難問しかつこれに平行な幅の狭い複数条
の突出部を形成し、この本体の上下方向およびこ
れに交差する方向に多数の貫通孔を設けた構造で
ある。
中心部に比較的幅の広い突出部を設け、この突出
部に対し難問しかつこれに平行な幅の狭い複数条
の突出部を形成し、この本体の上下方向およびこ
れに交差する方向に多数の貫通孔を設けた構造で
ある。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら上記従来の構造では、枕としての
芯材の構造が複雑であり、特に成形用の型が複雑
となつて幾種類もの成形用型を組合わせなければ
ならず、勢い高価になつて枕のコストアツプが避
けられないという問題があつた。
芯材の構造が複雑であり、特に成形用の型が複雑
となつて幾種類もの成形用型を組合わせなければ
ならず、勢い高価になつて枕のコストアツプが避
けられないという問題があつた。
本考案はこれに鑑み、製造が容易で安価に提供
することができながら、クツシヨン性に優れ、頭
部および耳の圧迫がなく、かつ通気性がよく冷却
効率が高い安眠枕を提供することを目的としてな
されたものである。
することができながら、クツシヨン性に優れ、頭
部および耳の圧迫がなく、かつ通気性がよく冷却
効率が高い安眠枕を提供することを目的としてな
されたものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段)
上記従来技術が有する課題を解決するため本考
案は、上面に円錐形状の突起を縦横複数列に配設
した天然ゴムスポンジ等の弾性材からなる矩形状
の基板と、この基板とほぼ同大同形状で前記突起
の各上端に接着等により固定した合成ゴムスポン
ジ等の弾性材からなる薄板状の上板とを有し、前
記基板の中央部の所要範囲の突起をなくして頭載
ゾーンを形成するとともに左右部所要範囲の突起
をなくして耳当ゾーンを左右対称位置に形成し、
前記基板の突起間の位置に上下面に貫通する縦孔
を列設するとともにこの縦孔の下端が開口する下
面部分に横溝を形成し、前記上板には前記突起の
間の位置に上下面に貫通する貫孔を列設してな
り、これら基板および上板を適宜カバーで被包す
るようにしたことを特徴とするものである。
案は、上面に円錐形状の突起を縦横複数列に配設
した天然ゴムスポンジ等の弾性材からなる矩形状
の基板と、この基板とほぼ同大同形状で前記突起
の各上端に接着等により固定した合成ゴムスポン
ジ等の弾性材からなる薄板状の上板とを有し、前
記基板の中央部の所要範囲の突起をなくして頭載
ゾーンを形成するとともに左右部所要範囲の突起
をなくして耳当ゾーンを左右対称位置に形成し、
前記基板の突起間の位置に上下面に貫通する縦孔
を列設するとともにこの縦孔の下端が開口する下
面部分に横溝を形成し、前記上板には前記突起の
間の位置に上下面に貫通する貫孔を列設してな
り、これら基板および上板を適宜カバーで被包す
るようにしたことを特徴とするものである。
(作用)
カバーを介し枕の中央の頭載ゾーン上に頭を載
せると、その重量により上板がたわみ、この領域
は突起が存在しないので頭を安定よく支え、適度
なクツシヨン性が与えられる。頸部はその当る位
置にある突起が支えるので、頸部に無理な緊張が
与えられず、頸部の疲れを予防する。このとき上
板は各突起の上端に固定されているので、各突起
が頭部載置箇所方向へ引張られて変形し、これも
クツシヨン性を高めるのに関与する。一方、突起
の配列間に空間があり、上板、基板ともに上下に
貫通する縦孔が穿設されているので、空気は水平
方向および上下方向に流動し、上板の熱が基板に
伝わることが防がれつつ上板の熱を奪い、蓄熱さ
れることが防がれる。そして基板の下面には横溝
が形成されているので基板の上下面に流動する空
気の流れを円滑にし、さらに横向きで就寝した時
は突起のない耳当ゾーンに耳が位置するので圧迫
感を与えることがない。これらによりクツシヨン
性および放熱性に優れた安眠枕として機能する。
せると、その重量により上板がたわみ、この領域
は突起が存在しないので頭を安定よく支え、適度
なクツシヨン性が与えられる。頸部はその当る位
置にある突起が支えるので、頸部に無理な緊張が
与えられず、頸部の疲れを予防する。このとき上
板は各突起の上端に固定されているので、各突起
が頭部載置箇所方向へ引張られて変形し、これも
クツシヨン性を高めるのに関与する。一方、突起
の配列間に空間があり、上板、基板ともに上下に
貫通する縦孔が穿設されているので、空気は水平
方向および上下方向に流動し、上板の熱が基板に
伝わることが防がれつつ上板の熱を奪い、蓄熱さ
れることが防がれる。そして基板の下面には横溝
が形成されているので基板の上下面に流動する空
気の流れを円滑にし、さらに横向きで就寝した時
は突起のない耳当ゾーンに耳が位置するので圧迫
感を与えることがない。これらによりクツシヨン
性および放熱性に優れた安眠枕として機能する。
(実施例)
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説
明する。
明する。
本考案による安眠枕は、第1図に示すように、
枕の芯材となる横長矩形状の基板1およびこれと
ほぼ同大同形で薄板状の上板2と、これら基板1
および上板2を覆うカバー3とからなつている。
枕の芯材となる横長矩形状の基板1およびこれと
ほぼ同大同形で薄板状の上板2と、これら基板1
および上板2を覆うカバー3とからなつている。
上記基板1は、天然ゴムスポンジ等の柔軟で弾
力性に富む材料からなり、厚さ40m/m程度で枕
として適する幅および長さを有し、その上面には
円錐状の突起4,4…が上向きに規則的に突設さ
れている。この突起4は、基端の直径が約30m/
m、裾の直径が約40m/m、高さ約40m/mとさ
れ、第4図示のように6行12列に相当する配置と
されており、基板1の長手方向両端から3列目は
幅方向両端に1本の突起を残して他は欠落され、
この突起のない領域が耳当ゾーン5,5とされて
いる。
力性に富む材料からなり、厚さ40m/m程度で枕
として適する幅および長さを有し、その上面には
円錐状の突起4,4…が上向きに規則的に突設さ
れている。この突起4は、基端の直径が約30m/
m、裾の直径が約40m/m、高さ約40m/mとさ
れ、第4図示のように6行12列に相当する配置と
されており、基板1の長手方向両端から3列目は
幅方向両端に1本の突起を残して他は欠落され、
この突起のない領域が耳当ゾーン5,5とされて
いる。
基板1の中央部は長手方向両端から5列目の突
起の中央の2本が欠落され、同6列目の2行は巾
方向両端に1本ずつの突起4′,4′,4′,4′の
み有しており、これらの間は突起のない頭載ゾー
ン6とされている。上記突起4′,4′…は、基板
1の長手方向最外側の突起4,4…列よりやや内
方に位置され、頭部を載せた際に頸椎に対応する
位置におかれるようになつている。そしてこの突
起4′,4′…の高さおよびその隣位の符号4″で
示す突起の高さは他のすべての突起4,4…より
5m/m程低く形成されている。
起の中央の2本が欠落され、同6列目の2行は巾
方向両端に1本ずつの突起4′,4′,4′,4′の
み有しており、これらの間は突起のない頭載ゾー
ン6とされている。上記突起4′,4′…は、基板
1の長手方向最外側の突起4,4…列よりやや内
方に位置され、頭部を載せた際に頸椎に対応する
位置におかれるようになつている。そしてこの突
起4′,4′…の高さおよびその隣位の符号4″で
示す突起の高さは他のすべての突起4,4…より
5m/m程低く形成されている。
前記頸部に対応する突起4′,4′…乃至は基板
1の長手方向端部の最外列の突起を除く他の突起
の頂部には、第3図に拡大断面を示すようにマグ
ネツト7,7が埋設されている。
1の長手方向端部の最外列の突起を除く他の突起
の頂部には、第3図に拡大断面を示すようにマグ
ネツト7,7が埋設されている。
各突起4,4…で囲まれた部位の基板1にはそ
の上下に貫通する直径10m/m程度の縦孔8,8
…が穿設されており、基板1の下面には前記縦孔
8,8…の下端が開口する位置に複数条(図示の
例では5条)の横溝9,9…が基板1の長手方向
に形成されている。なお頭載ゾーン6の範囲の縦
孔8,8…は他部より高密度として穿設されてお
り、頭部からの熱が上板2の下面にこもらず、早
期に排熱するようにしている。
の上下に貫通する直径10m/m程度の縦孔8,8
…が穿設されており、基板1の下面には前記縦孔
8,8…の下端が開口する位置に複数条(図示の
例では5条)の横溝9,9…が基板1の長手方向
に形成されている。なお頭載ゾーン6の範囲の縦
孔8,8…は他部より高密度として穿設されてお
り、頭部からの熱が上板2の下面にこもらず、早
期に排熱するようにしている。
前記上板2は、耐油性に富む例えば合成ゴムス
ポンジ等の材料からなり、前記基板1の平面形状
と略同じ大きさとされ、厚さ20m/m程度の薄板
状のもので、前記基板1の突起4′,4′を除く突
起4,4…の上端に接着剤10により固着されて
いる。
ポンジ等の材料からなり、前記基板1の平面形状
と略同じ大きさとされ、厚さ20m/m程度の薄板
状のもので、前記基板1の突起4′,4′を除く突
起4,4…の上端に接着剤10により固着されて
いる。
この上板2には、前記基板1の縦孔8,8…に
対向する位置に上下に貫通する貫孔11,11…
が穿設されている。前記基板1、上板2の材料の
硬さを選択することにより硬めの枕、柔らかめの
枕とすることができる。
対向する位置に上下に貫通する貫孔11,11…
が穿設されている。前記基板1、上板2の材料の
硬さを選択することにより硬めの枕、柔らかめの
枕とすることができる。
これら基板1および上板2を覆うカバー3は、
基板1および上板2のクツシヨン性を妨げないた
めにも伸縮性のある例えばメリヤス地等の布地で
形成することが好ましい。また両端部分3a,3
aは放熱、通気の点からメツシユにすることが望
ましい。
基板1および上板2のクツシヨン性を妨げないた
めにも伸縮性のある例えばメリヤス地等の布地で
形成することが好ましい。また両端部分3a,3
aは放熱、通気の点からメツシユにすることが望
ましい。
本考案は上記構成であるから、カバー3を介し
て枕の頭載ゾーン6上に頭を載せると、第5図に
示すように頭の重量により上板2が下方へたわ
み、この領域は突起が存在しないので頭を安定よ
く支え、適度なクツシヨン性が与えられる。頸部
はその位置にある突起4′,4′が支えるので、頸
部に無理な緊張が与えられず、頸部の疲れを予防
する。またこの突起4′,4′の頂部にマグネツト
7,7を埋設することにより血行を助け、一層疲
労を予防し、肩こりの防止にも役立つ。このとき
上板2の下面が突起4′,4″以外の突起4,4…
の上端に固着されているので、各突起4,4が頭
部載置箇所の方向へ引張られ、これもクツシヨン
性を高めるのに関与すると同時にバランスよく頭
の重量を受けることになる。
て枕の頭載ゾーン6上に頭を載せると、第5図に
示すように頭の重量により上板2が下方へたわ
み、この領域は突起が存在しないので頭を安定よ
く支え、適度なクツシヨン性が与えられる。頸部
はその位置にある突起4′,4′が支えるので、頸
部に無理な緊張が与えられず、頸部の疲れを予防
する。またこの突起4′,4′の頂部にマグネツト
7,7を埋設することにより血行を助け、一層疲
労を予防し、肩こりの防止にも役立つ。このとき
上板2の下面が突起4′,4″以外の突起4,4…
の上端に固着されているので、各突起4,4が頭
部載置箇所の方向へ引張られ、これもクツシヨン
性を高めるのに関与すると同時にバランスよく頭
の重量を受けることになる。
上板2が体温によつて温まるが、上板2の下面
側は突起4,4…により支えられていてこれら突
起間には縦横に間隙が存在するので、上板2の下
面で空気が流動し、これにより上板2の熱が奪わ
れて冷却される。これと併せて上板2の貫孔1
1,11…および基板1の縦孔8,8…を通じ空
気が流れるのでこれによつても冷却作用が行なわ
れ、さらに基板1の下面の横溝9,9…を通じ外
部へ流れるので一層加温されることが防がれる。
これらにより枕が温まつて安眠を妨げることがな
い。そして基板1の左右部には突起4,4…のな
い耳当ゾーン5,5があるので、横向きに寝ても
耳を圧迫されることがない。
側は突起4,4…により支えられていてこれら突
起間には縦横に間隙が存在するので、上板2の下
面で空気が流動し、これにより上板2の熱が奪わ
れて冷却される。これと併せて上板2の貫孔1
1,11…および基板1の縦孔8,8…を通じ空
気が流れるのでこれによつても冷却作用が行なわ
れ、さらに基板1の下面の横溝9,9…を通じ外
部へ流れるので一層加温されることが防がれる。
これらにより枕が温まつて安眠を妨げることがな
い。そして基板1の左右部には突起4,4…のな
い耳当ゾーン5,5があるので、横向きに寝ても
耳を圧迫されることがない。
なお、夏場等において積極的に頭部を冷やした
いときは、基板1の下面に蓄熱材(例えば商品名
アイスノン)を置けば、その冷気が縦孔8,8…
を通じて基板1と上板2との間に入り、上板2を
ほどよく冷やすとともに上板2の貫孔11,11
…から冷気が頭部に及び、快適な寝心地が得られ
る。
いときは、基板1の下面に蓄熱材(例えば商品名
アイスノン)を置けば、その冷気が縦孔8,8…
を通じて基板1と上板2との間に入り、上板2を
ほどよく冷やすとともに上板2の貫孔11,11
…から冷気が頭部に及び、快適な寝心地が得られ
る。
以上説明したように本考案によれば、温まりや
すい材質であるスポンジ、発泡ウレタン等の素材
を用いて枕の芯材としても、上板と基板との間を
継ぐ突起間に空間が連続的に存在するので空気の
流動性がよく、蓄熱を防止して快適な寝心地を得
ることができる。また上板および基板は縦方向の
孔を数多有するので、突起が圧縮された部位への
通気性を確保し、放熱性を失わず、枕が温まるこ
とがない。そして頭載ゾーンには突起が存在しな
いので突起の存在による違和感がなく、しかもそ
の周辺の突起が上板を支えるので適度なクツシヨ
ン性が与えられ、安定よく頭を支えることができ
る。そして上板上へ頭が載せられたときすべての
突起が引寄せ作用を受けて上板を支えることにな
り、これもクツシヨン性に寄与し、不安定な感じ
を与えることがなく、寝心地が一層高められる。
さらに左右部に耳当ゾーンがあるので、横向きに
寝ても耳を圧迫することがない。一方製造面にお
いては、基板と上板とを別型で成形し、成形後こ
れを接着剤等で固定するだけで枕の芯材となるの
で、製作がきわめて容易になり、基板および上板
とも特別な構造の型を用いずとも成形することが
できる構造であるから、型代が安価ですみ、これ
らにより枕を廉価で提供することができる。さら
にカバーの両端をメツシユとすれば、枕内の空気
の置換が活発に行なわれ、一層温まることが防が
れるなどの種々優れた効果がある。
すい材質であるスポンジ、発泡ウレタン等の素材
を用いて枕の芯材としても、上板と基板との間を
継ぐ突起間に空間が連続的に存在するので空気の
流動性がよく、蓄熱を防止して快適な寝心地を得
ることができる。また上板および基板は縦方向の
孔を数多有するので、突起が圧縮された部位への
通気性を確保し、放熱性を失わず、枕が温まるこ
とがない。そして頭載ゾーンには突起が存在しな
いので突起の存在による違和感がなく、しかもそ
の周辺の突起が上板を支えるので適度なクツシヨ
ン性が与えられ、安定よく頭を支えることができ
る。そして上板上へ頭が載せられたときすべての
突起が引寄せ作用を受けて上板を支えることにな
り、これもクツシヨン性に寄与し、不安定な感じ
を与えることがなく、寝心地が一層高められる。
さらに左右部に耳当ゾーンがあるので、横向きに
寝ても耳を圧迫することがない。一方製造面にお
いては、基板と上板とを別型で成形し、成形後こ
れを接着剤等で固定するだけで枕の芯材となるの
で、製作がきわめて容易になり、基板および上板
とも特別な構造の型を用いずとも成形することが
できる構造であるから、型代が安価ですみ、これ
らにより枕を廉価で提供することができる。さら
にカバーの両端をメツシユとすれば、枕内の空気
の置換が活発に行なわれ、一層温まることが防が
れるなどの種々優れた効果がある。
第1図は本考案の安眠枕のカバーを破断して示
す一実施例の斜視図、第2図は第1図−線拡
大断面図、第3図は同変形例の一部の拡大断面
図、第4図は第1図における基板の平面図、第5
図は同使用時の状態を示す断面図である。 1……基板、2……上板、3……カバー、4,
4′,4″……突起、5……耳当ゾーン、6……頭
載ゾーン、7……マグネツト、8……縦孔、9…
…横溝、10……接着剤、11……貫孔。
す一実施例の斜視図、第2図は第1図−線拡
大断面図、第3図は同変形例の一部の拡大断面
図、第4図は第1図における基板の平面図、第5
図は同使用時の状態を示す断面図である。 1……基板、2……上板、3……カバー、4,
4′,4″……突起、5……耳当ゾーン、6……頭
載ゾーン、7……マグネツト、8……縦孔、9…
…横溝、10……接着剤、11……貫孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上面に円錐形状の突起を縦横複数列に配設し
た天然ゴムスポンジ等の弾性材からなる矩形状
の基板と、この基板とほぼ同大同形状で前記突
起の各上端に接着等により固定した合成ゴムス
ポンジ等の弾性材からなる薄板状の上板とを有
し、前記基板の中央部の所要範囲の突起をなく
して頭載ゾーンを形成するとともに左右部所要
範囲の突起をなくして耳当ゾーンを左右対称位
置に形成し、前記基板の突起間の位置に上下面
に貫通する縦孔を列設するとともにこの縦孔の
下端が開口する下面部分に横溝を形成し、前記
上板には前記突起の間の位置に上下面に貫通す
る貫孔を列設してなり、これら基板および上板
を適宜カバーで被包するようにしたことを特徴
とする安眠枕。 2 前記突起のうち少くとも頸部に対応する位置
の突起の頂部にマグネツトを埋設した請求項1
記載の安眠枕。 3 前記カバーの端部をメツシユとした請求項1
または2記載の安眠枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990084694U JPH0542787Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990084694U JPH0542787Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443165U JPH0443165U (ja) | 1992-04-13 |
JPH0542787Y2 true JPH0542787Y2 (ja) | 1993-10-27 |
Family
ID=31633337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990084694U Expired - Lifetime JPH0542787Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542787Y2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4172581B2 (ja) * | 2003-02-17 | 2008-10-29 | アキレス株式会社 | 通気マットレス |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP1990084694U patent/JPH0542787Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0443165U (ja) | 1992-04-13 |
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