JP2000175795A - 枕 - Google Patents

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JP2000175795A
JP2000175795A JP10362141A JP36214198A JP2000175795A JP 2000175795 A JP2000175795 A JP 2000175795A JP 10362141 A JP10362141 A JP 10362141A JP 36214198 A JP36214198 A JP 36214198A JP 2000175795 A JP2000175795 A JP 2000175795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部形状や睡眠姿勢、寝返り等に応じて、枕
本体の自然かつ速やかな変位変形を促し、枕の高さを自
在かつ迅速に調整して、快適な睡眠を得られるととも
に、枕本体の頭部座部周辺および底面の通気性を向上
し、それらの熱むれ防止と畜冷材による冷却効果の向上
および冷却効果の広域化を図って、快適な睡眠を増進
し、また畜冷材による結露やその貯留および湿潤を防止
し、更に枕カバーの洗濯を可能にして枕の衛生を向上
し、しかも簡単な構成で頭部の指圧効果の実効を高めら
れる枕を提供すること。 【解決手段】 枕カバー1内に収容する柔軟な弾性部材
からなる枕本体4の頭部座部側に凹部5を設け、該凹部
5に畜冷材9を収容する。前記凹部5を枕本体4の両側
端部に開口形成する。前記凹部5の底面に複数の凸部8
を凹部5と平行に設ける。前記凸部8上に前記畜冷材9
を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭部形状や睡眠姿
勢、寝返り等に応じて、枕本体の自然かつ速やかな変位
変形を促し、枕の高さを自在かつ迅速に調整して、快適
な睡眠を得られるとともに、枕本体の頭部座部周辺およ
び底面の通気性を向上し、それらの熱むれ防止と畜冷材
による冷却効果の向上および冷却効果の広域化を図っ
て、快適な睡眠を増進し、また畜冷材による結露やその
貯留および湿潤を防止し、更に枕カバーの洗濯を可能に
して枕の衛生を向上し、しかも簡単な構成で頭部の指圧
効果の実効を高められるようにした枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より頭寒によって快適な睡眠を得ら
れることが知られ、これを応用した枕が種々提案されて
いる。例えば、実開昭63−20815号公報には、ポ
リウレタンフォームからなる枕本体の頭部座面の断面形
状を大小二山の波形に形成し、その座面の中央部に凹所
を設け、該凹所に畜冷材を収容し、かつ畜冷材による結
露を貯留させるとともに、前記凹所の周囲に多数の小突
起を設け、指圧効果を得るようにした枕が示されてい
る。
【0003】しかし、この従来の枕本体は、凹所に畜冷
材を収容する構造上、頭部座面が変位ないし変形し難
く、頭部形状や種々の睡眠姿勢、寝返りの際に略一定の
枕の高さを強いられて、快適な睡眠を得られなかった。
また、前記凹所は座面の中央部に形成され、その上部を
仕切板で閉塞しているため、通気性が悪く熱がこもりが
ちになって、畜冷材による冷却効果の実効が乏しく、ま
た畜冷材による冷却効果が凹所に限られ、種々の睡眠姿
勢や寝返り時に上記冷却効果を得られないばかりか、畜
冷材による結露が凹所に貯留して湿潤し、枕の衛生を損
なう等の問題があった。
【0004】しかも、前記小突起は高さが一様で低く、
特に凹所周辺の小突起は、頭部の着座時に押し潰され、
かつ凹所側へ移動して頭部から離れてしまい、実質的な
指圧作用を得られなかった。
【0005】一方、畜冷材を備えた他の枕として、畜冷
材を袋に収納し、これを枕カバーに縫着したものがある
が、この場合は枕カバーを洗濯できず、しかも畜冷材が
枕カバーとその収納袋で二重に被覆されているため、通
気性が悪く、畜冷材による冷却効果が低下するという問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、頭部形状や睡眠姿勢、寝返り等に応じて、
枕本体の自然かつ速やかな変位変形を促し、枕の高さを
自在かつ迅速に調整して、快適な睡眠を得られるととも
に、枕本体の頭部座部周辺および底面の通気性を向上
し、それらの熱むれ防止と畜冷材による冷却効果の向上
および冷却効果の広域化を図って、快適な睡眠を増進す
るとともに、畜冷材による結露やその貯留および湿潤を
防止し、更に枕カバーの洗濯を可能にして枕の衛生を向
上し、しかも簡単な構成で頭部の指圧効果の実効を高め
られるようにした枕を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、枕カバー内に収容する柔軟な弾性部材からなる枕
本体の頭部座部側に凹部を設け、該凹部に畜冷材を収容
した枕において、前記凹部を枕本体の両側端部に開口形
成し、該凹部の底面に複数の凸部を凹部と平行に設け、
該凸部上に前記畜冷材を収容して、凹部と畜冷材周辺の
通気性を確保し、当該部の熱むれの解消と畜冷材による
冷却効果の向上と、その冷却効果の広域化を図り、種々
の睡眠姿勢や寝返り等においても快適な睡眠を得られ
る。また、畜冷材周辺の通気性を確保することによっ
て、畜冷材による結露を防止するとともに、結露水の貯
留や湿潤を未然に防止して、枕の衛生を向上し、しかも
畜冷材を凹部に収容することで、枕カバーの洗濯が可能
になり、前述と相俟って枕の衛生を増進する。
【0008】請求項2の発明は、前記凹部の両側に二つ
の突状湾曲部を設け、これら二つの突状湾曲部周面にビ
ード状の複数の凸部を前記凹部と平行に形成し、その相
隣接する凸部間を枕本体の両側端部に開口形成して、頭
部座部側周面の通気性を確保し、当該部の熱むれを解消
して快適な睡眠を得られる。請求項3の発明は、前記凹
部周辺に設けた凸部の突出高さを、他の凸部よりも高く
形成し、凹部上に頭部を収容し、前記凸部が押し縮めら
れ凹部側へ移動した際でも、凸部による実質的な指圧効
果を確保し、指圧の実効を向上するようにしている。請
求項4の発明は、前記枕本体の底面に前記凹部と平行に
凹溝を形成し、該凹溝を枕本体の両側端部に開口形成
し、種々の睡眠姿勢や寝返り等に応じて枕本体の速やか
な変位ないし変形を促し、枕の高さを自然にかつ自在に
調整して、快適な睡眠を得られるとともに、枕本体底部
の通気性を確保して、当該部の熱むれを解消し快適な睡
眠を得られる。
【0009】請求項5の発明は、前記枕本体の底面に複
数の脚部を前記凹部と平行に突設し、種々の睡眠姿勢や
寝返り等に応じて枕本体の速やかな変位ないし変形を促
し、枕の高さを自然にかつ自在に調整して、快適な睡眠
を得られるようにしている。請求項6の発明は、前記脚
部の底面を内側に上向きに傾斜するテーパ状に形成し、
種々の睡眠姿勢や寝返り等に応じて脚部底面の接地状態
を調整可能にし、枕本体の速やかな変位ないし変形を促
すようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明すると、図1乃至図5において1は略横長
矩形の袋状の枕カバーで、その上面の略中央部に略矩形
の掛マット2が取付けられている。前記掛マット2は、
長さ方向の一端部を枕カバー1に縫着して捲り可能に取
り付けられ、これは略六角形のメッシュを多数連結して
ハニカム構造に構成され、このメッシュの周囲は適度な
弾力性と通気性を有する側壁で区画されていて、その厚
さ方向に適度な弾力を備えている。
【0011】図中、3は前記掛マット2に隣接して枕カ
バー1内に縫い込んだ脱臭パッドで、積層繊維内部に粉
炭を染み込ませ若しくは織り込み、防湿効果と防黴効果
を奏するようにしている。前記枕カバー1の底面中央
に、長さ方向に沿ってスライドファスナー(図示略)が
設けられ、該ファスナーを介して前記底面を開閉し、該
枕カバー1内に枕本体4を出し入れ可能に収容してい
る。
【0012】枕本体4はウレタンフォーム等の柔軟な弾
性部材で構成され、その頭部座部側が大小二山の波形に
形成され、この大小二つの突状湾曲部4a,4bの間に
枕の長さ方向に沿って凹部5が形成されている。前記突
状湾曲部4a,4bと凹部5の各表面に、断面が略歯車
形状をしたビード状の複数の凸部6,7,8が平行に設
けられ、このうち凸部6は凹部5の両側に配置され、そ
の突出高さと基部幅は他の凸部7,8よりも高くかつ幅
広に形成されている。
【0013】前記凸部7は突状湾曲部4a,4bの外側
周面に配置され、該凸部7の突出高さと基部の幅は前記
凸部6の略1/3に形成され、また凸部8の突出高さは
凸部7と略同一に形成され、その基部幅は前記凸部6の
略1/2に形成され、該凸部8上に枕本体1と略同長の
畜冷材9が接着して取付けられている。
【0014】畜冷材9はプリン状の高分子を袋に収容
し、その取付け状態は図示のようで、畜冷材9と凸部8
の基部との間に複数の通気路10を形成している。図
中、11は枕本体4の底部両側に形成した脚部で、その
接地面11aを内側へ斜め上向きのテーパ状に形成し、
枕の使用時には接地面11aを敷布団等の支持部材12
に密着可能にしている。
【0015】前記接地面11a,11aの間に緩やかな
凹状湾曲面状の凹溝13が形成され、枕の使用時に凹溝
13と支持部材12との間に、外気に連通する空隙部1
4を形成可能にしている。この他、図中15は就眠者の
頭部である。
【0016】このように構成した枕は、枕本体1を製作
する際、所定形状寸法のウレタンフォームを成形台に取
り付け、これを成形機によって切削加工する。前記成形
機は、ウレタンフォームを切削可能なカッターと、該カ
ッターの作動を予め記憶した枕本体1の断面形状に沿わ
せて制御する制御装置とを備え、この切削加工後に枕本
体1の長さに裁断する。
【0017】こうして成形した枕本体1の凹部5に接着
剤を塗布し、該凹部5に畜冷材9を収容して接着固定す
る。したがって、畜冷材9を枕カバー1に縫着する従来
のものに比べて、これを簡単かつ損傷することなく安全
に取付けられる。
【0018】次に枕カバー1を袋状に作製し、その頭部
座部側の側端部に脱臭パッド3を縫い込み、該パッド3
に隣接して掛マット2の側端部を縫着し、また枕カバー
1の下面の中央にスライドファスナー(図示略)を取付
ける。
【0019】そして、上記スライドファスナーを開操作
し、枕カバー1内に前記枕本体4を挿入し、スライドフ
ァスナーを閉操作すれば、枕の使用が可能になる。実施
形態では、突出高さの高い突状湾曲部4aを脱臭パッド
3と反対側に位置付け、当該部4aで就眠者の首ないし
頸椎を支持させている。
【0020】このような枕を使用する場合、これを例え
ば敷き布団等の支持部材12上に収容し、夏季には例え
ば掛けマット2を捲り上げ、枕上面の凹部5上に頭部1
5を載せ、首ないし頸椎を突状湾曲部4aで支持する。
このようにすると、主に頭部15の重量によって、枕本
体4が弾性に抗して押し縮められ、また凹部5周辺の凸
部6が同様に押し縮められるとともに、凹部5側へ移動
して、頭部15が若干沈み込む。
【0021】この場合、枕本体4は底面に凹溝13が設
けられているから、底面が偏平なものに比べて、頭部1
5の載置に伴って速やかに変位変形し、枕の高さを自然
にかつ自在に形成する。この状況は図4および図5のよ
うで、接地面11aが支持部材12に密着し、支持部材
12上での枕の安定性が得られる。
【0022】このうち、図4は仰向けの睡眠姿勢を示
し、この場合は頭部15の重量を含め、枕に掛かる荷重
が比較的大きいため、枕本体4の押し縮み量や沈み込み
量が大きく、したがって枕の高さが低く調整され、かつ
接地面11aの全面が支持部材12に密着して、枕の安
定性が増大する。
【0023】一方、図5は横向きの睡眠姿勢を示し、こ
の場合は頭部15の重量を含め、枕に掛かる荷重の一部
が肩で支持され、実質的に枕に掛かる荷重が前記仰向け
時よりも若干小さくなるため、枕本体4の押し縮み量や
沈み込み量が仰向け時よりも小さく、したがって枕の高
さが仰向け時よりも若干高く調整され、接地面11aの
一部が支持部材12から離間している。
【0024】このように、本発明の枕は睡眠姿勢によっ
て変化する頭部15と頸部の重量バランスや、それらの
形状に応じて枕の高さを自然にかつ速やかに調整し得る
から、睡眠姿勢や寝返りに対応した枕の高さを自然に得
られ、快適な睡眠を得られる
【0025】そして、これらの睡眠姿勢時には、凹溝1
3と支持部材12との間に外気に連通する若干の空隙部
14が維持され、また各凸部6,7と枕カバー1との
間、畜冷材9と凸部8との間、並びに畜冷材9および凹
部5と枕カバー1との間の各所に、外気に連通する空隙
部が形成されて通気が促されるから、当該部の熱むれを
防止し、枕の冷却効果を向上して快適な睡眠を促す。し
かも、畜冷材9による冷気は凹溝5に沿って移動し、そ
の冷却効果が凹部5およびその周辺一帯に及ぶから、上
記冷却効果を広域に亘って得られ、種々の睡眠姿勢や寝
返り等によっても快適な睡眠を得られる。
【0026】したがって、枕本体の中央に凹部を形成
し、該凹部に畜冷材を収容する従来のものに比べて、凹
部5周辺の通気性が良く、当該部周辺の熱むれを防止し
て、畜冷材9の冷却効果を長時間かつ広域に亘って得ら
れる。このように、畜冷材9周辺の通気性が良好である
から、畜冷材9表面の結露を防止し、仮に結露水が凹部
5に流下しても短期間で乾燥し、当該部に結露水が貯留
したり湿潤して衛生を損なうことはない。
【0027】また、畜冷材9は枕カバー1を介して頭部
15に接触し得るから、畜冷材9の収納袋を枕カバー1
内に縫い込み、畜冷材9周辺を二重構造にした従来のも
のに比べて、通気性が良く、それだけ畜冷材9による冷
却効果が向上する。
【0028】また、突状湾曲部4a,4b上に多数の凸
部6,7が形成され、このうち凹部5周辺の凸部6は突
出高さが最も高いから、凹部5上の頭部15によって、
前記凸部6が押し縮められ凹部5側へ移動しても、凸部
6が頭部15に確実に接触して指圧効果の実効性を得ら
れる。
【0029】なお、使用に伴って枕カバー1が汚損した
場合は、該カバー1から枕本体4を取り出して洗濯する
ことができ、枕カバー1内に畜冷材を縫い込み洗濯不可
能に構成した従来のものに比べて、枕の衛生が向上す
る。また、掛けマット2を頭部座部側に掛けた場合も、
前記マット2の通気性が確保されているから、前記作用
効果を損なうことはない。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、凹部を枕本体の両側
端部に開口形成し、該凹部の底面に複数の凸部を凹部と
平行に設け、該凸部上に前記畜冷材を収容したから、凹
部と畜冷材周辺の通気性を確保し、当該部の熱むれの解
消と畜冷材による冷却効果の向上と、その冷却効果の広
域化を図ることができ、種々の睡眠姿勢や寝返り等を許
容して、快適な睡眠を得ることができる。また、畜冷材
周辺の通気性を確保することによって、畜冷材による結
露を防止し、更に結露水の貯留や湿潤を未然に防止し
て、枕の衛生を向上することができ、しかも畜冷材を凹
部に収容することで、枕カバーの洗濯が可能になり、前
述と相俟って枕の衛生を増進することができる。
【0031】請求項2の発明は、前記凹部の両側に二つ
の突状湾曲部を設け、これら二つの突状湾曲部周面にビ
ード状の複数の凸部を前記凹部と平行に形成し、その相
隣接する凸部間を枕本体の両側端部に開口形成したか
ら、頭部座部側周面の通気性を確保し、当該部の熱むれ
を解消して快適な睡眠を得ることができる。請求項3の
発明は、前記凹部周辺に設けた凸部の突出高さを、他の
凸部よりも高く形成したから、凹部上に頭部を収容する
ことによって、前記凸部が押し縮められ凹部側へ移動し
た際でも、凸部による実質的な指圧効果を確保し、指圧
の実効を向上することができる。
【0032】請求項4の発明は、前記枕本体の底面に前
記凹部と平行に凹溝を形成し、該凹溝を枕本体の両側端
部に開口形成したから、睡眠姿勢や寝返り等に応じて枕
本体の速やかな変位ないし変形を促し、枕の高さを自然
にかつ自在に調整して、快適な睡眠を得られるととも
に、枕本体底部の通気性を確保し、当該部の熱むれを解
消して、快適な睡眠を増進することができる。請求項5
の発明は、前記枕本体の底面に複数の脚部を前記凹部と
平行に突設したから、睡眠姿勢や寝返り等に応じて枕本
体の速やかな変位ないし変形を促し、枕の高さを自然に
かつ自在に調整して、快適な睡眠を得ることができる。
請求項6の発明は、脚部の底面を内側に上向きに傾斜す
るテーパ状に形成したから、睡眠姿勢や寝返り等に応じ
て脚部底面の接地状態を調整し、枕本体の速やかな変位
ないし変形を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に適用した枕本体と畜冷材を分解して示
す斜視図である。
【図3】本発明に適用した枕本体を拡大して示す断面図
である。
【図4】本発明の使用状態を示す断面図で、仰向け状態
での睡眠状況を示している。
【図5】本発明の使用状態を示す断面図で、横向き状態
での睡眠状況を示している。
【符号の説明】
1 枕カバー 4 枕本体 4a,4b 突状湾曲部 5 凹部 6,7,8 凸部 9 畜冷材 11 脚部 13 凹溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月6日(1999.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、枕カバー内に収容する柔軟な弾性部材からなる枕
本体の頭部座部側に二つの突状湾曲部を設け、該突状湾
曲部の間に畜冷材を収容するとともに、前記突状湾曲部
の周面に複数の突起を平行に設けた枕において、畜冷材
を収容する前記突状湾曲部の間に複数の凸部を設け、該
凸部上に前記畜冷材を収容し、該畜冷材と前記凸部の基
部との間に通気路を設けて、畜冷材周辺の通気性を確保
し、当該部の熱むれの解消と畜冷材による冷却効果の向
を図り、快適な睡眠を得られるようにしている。ま
た、畜冷材周辺の通気性を確保することによって、畜冷
材による結露を防止するとともに、結露水の貯留や湿潤
を未然に防止して、枕の衛生を向上するようにしてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項2の発明は、前記枕本体の底面の両
側に支持部材に接地可能な一対の脚部を設け、種々の睡
眠姿勢や寝返り等に応じて枕本体の速やかな変位ないし
変形を促し、枕の高さを自然かつ自在に調整して、快適
な睡眠を得られるようにしている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項の発明は、前記脚部の接地面を内
側へ上向きに傾斜するテーパ状に形成し、枕の使用時に
前記接地面を支持部材に密着または離間可能にし、種々
の睡眠姿勢や寝返り等に応じて、脚部底面の接地状態と
枕の高さ調整を可能にし、枕本体の速やかな変位ないし
変形を促すとともに、枕の使用時の安定性を向上する
うにしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、畜冷材を収容する前
記突状湾曲部の間に複数の凸部を設け、該凸部上に前記
畜冷材を収容し、該畜冷材と前記凸部の基部との間に通
気路を設けたから、畜冷材周辺の通気性を確保し、当該
部の熱むれの解消と畜冷材による冷却効果の向上図る
ことができ、快適な睡眠を得ることができる。また、畜
冷材周辺の通気性を確保することによって、畜冷材によ
る結露を防止し、更に結露水の貯留や湿潤を未然に防止
して、枕の衛生を向上することができる
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項2の発明は、前記枕本体の底面の両
側に支持部材に接地可能な一対の脚部を設けたから、種
々の睡眠姿勢や寝返り等に応じて枕本体の速やかな変位
ないし変形を促し、枕の高さを自然かつ自在に調整し
て、快適な睡眠を得ることができる
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】請求項の発明は、前記脚部の接地面を内
側へ上向きに傾斜するテーパ状に形成し、枕の使用時に
前記接地面を支持部材に密着または離間可能にし、種々
の睡眠姿勢や寝返り等に応じて、脚部底面の接地状態と
枕の高さ調整を可能にし、枕本体の速やかな変位ないし
変形を促せるとともに、枕の使用時の安定性を向上する
ことができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月21日(1999.9.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 枕
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭部形状や睡眠姿
勢、寝返り等に応じて、枕本体の自然かつ速やかな変位
変形を促し、枕の高さを自在かつ迅速に調整して、快適
な睡眠を得られるとともに、枕本体の頭部座部周辺およ
び底面の通気性を向上し、それらの熱むれ防止と冷材
による冷却効果の向上および冷却効果の広域化を図っ
て、快適な睡眠を増進し、また冷材による結露やその
貯留および湿潤を防止し、更に枕カバーの洗濯を可能に
して枕の衛生を向上し、しかも簡単な構成で頭部の指圧
効果の実効を高められるようにした枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より頭寒によって快適な睡眠を得ら
れることが知られ、これを応用した枕が種々提案されて
いる。例えば、実開昭63−20815号公報には、ポ
リウレタンフォームからなる枕本体の頭部座面の断面形
状を大小二山の波形に形成し、その座面の中央部に凹所
を設け、該凹所に冷材を収容し、かつ冷材による結
露を貯留させるとともに、前記凹所の周囲に多数の小突
起を設け、指圧効果を得るようにした枕が示されてい
る。
【0003】しかし、この従来の枕本体は、凹所に
材を収容する構造上、頭部座面が変位ないし変形し難
く、頭部形状や種々の睡眠姿勢、寝返りの際に略一定の
枕の高さを強いられて、快適な睡眠を得られなかった。
また、前記凹所は座面の中央部に形成され、その上部を
仕切板で閉塞しているため、通気性が悪く熱がこもりが
ちになって、冷材による冷却効果の実効が乏しく、ま
冷材による冷却効果が凹所に限られ、種々の睡眠姿
勢や寝返り時に上記冷却効果を得られないばかりか、
冷材による結露が凹所に貯留して湿潤し、枕の衛生を損
なう等の問題があった。
【0004】しかも、前記小突起は高さが一様で低く、
特に凹所周辺の小突起は、頭部の着座時に押し潰され、
かつ凹所側へ移動して頭部から離れてしまい、実質的な
指圧作用を得られなかった。
【0005】一方、冷材を備えた他の枕として、
材を袋に収納し、これを枕カバーに縫着したものがある
が、この場合は枕カバーを洗濯できず、しかも冷材が
枕カバーとその収納袋で二重に被覆されているため、通
気性が悪く、冷材による冷却効果が低下するという問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、頭部形状や睡眠姿勢、寝返り等に応じて、
枕本体の自然かつ速やかな変位変形を促し、枕の高さを
自在かつ迅速に調整して、快適な睡眠を得られるととも
に、枕本体の頭部座部周辺および底面の通気性を向上
し、それらの熱むれ防止と冷材による冷却効果の向上
および冷却効果の広域化を図って、快適な睡眠を増進す
るとともに、冷材による結露やその貯留および湿潤を
防止し、更に枕カバーの洗濯を可能にして枕の衛生を向
上し、しかも簡単な構成で頭部の指圧効果の実効を高め
られるようにした枕を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、枕カバー内に収容する柔軟な弾性部材からなる枕
本体の頭部座部側に二つの突状湾曲部を離間して設け、
該突状湾曲部の間に凹部を設け、該凹部を枕本体の両側
端部に開口し、これら突状湾曲部と凹部に複数のビード
状の凸部を前記凹部と平行に設け、前記突状湾曲部の凸
部を介し頭部を指圧可能にする一方、前記凹部の凸部上
に蓄冷材を収容し、これら蓄冷材と前記凸部との間に枕
本体の両側端部に連通する通気路を設けるとともに、枕
本体の底部両側に脚部を平行に設け、これら脚部の間に
外気に連通可能な凹溝を設けた枕において、前記凹部両
側の複数の凸部の突出高さを他の凸部よりも高く形成す
るとともに、前記凹溝を頭部座部側の負荷に応じて変形
可能にし、枕本体の頭部座部周辺および底面の通気性を
向上し、それらの熱むれ防止と蓄冷材による冷却効果の
向上および冷却効果の広域化を図るようにしている。
【0008】また、頭部形状や睡眠姿勢、寝返り等に応
じて、枕本体の自然かつ速やかな変位変形を促し、枕の
高さを自在かつ迅速に調整して快適な睡眠を得られ、し
かも簡単な構成で頭部の指圧効果の実効を高めるように
している。
【0009】請求項の発明は、前記脚部の接地面を内
側へ上向きに傾斜するテーパ状に形成し、脚部底面の接
地状態の安定化を図り、枕の使用時の安定性を向上する
とともに、枕本体の速やかな変位変形を促し、枕の高さ
を自在かつ迅速に調整し得るようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明すると、図1乃至図5において1は略横長
矩形の袋状の枕カバーで、その上面の略中央部に略矩形
の掛マット2が取付けられている。前記掛マット2は、
長さ方向の一端部を枕カバー1に縫着して捲り可能に取
り付けられ、これは略六角形のメッシュを多数連結して
ハニカム構造に構成され、このメッシュの周囲は適度な
弾力性と通気性を有する側壁で区画されていて、その厚
さ方向に適度な弾力を備えている。
【0011】図中、3は前記掛マット2に隣接して枕カ
バー1内に縫い込んだ脱臭パッドで、積層繊維内部に粉
炭を染み込ませ若しくは織り込み、防湿効果と防黴効果
を奏するようにしている。前記枕カバー1の底面中央
に、長さ方向に沿ってスライドファスナー(図示略)が
設けられ、該ファスナーを介して前記底面を開閉し、該
枕カバー1内に枕本体4を出し入れ可能に収容してい
る。
【0012】枕本体4はウレタンフォーム等の柔軟な弾
性部材で構成され、その頭部座部側が大小二山の波形に
形成され、この大小二つの突状湾曲部4a,4bの間に
枕の長さ方向に沿って凹部5が形成されている。前記突
状湾曲部4a,4bと凹部5の各表面に、断面が略歯車
形状をしたビード状の複数の凸部6,7,8が平行に設
けられ、このうち凸部6は凹部5の両側に配置され、そ
の突出高さと基部幅は他の凸部7,8よりも高くかつ幅
広に形成されている。
【0013】前記凸部7は突状湾曲部4a,4bの外側
周面に配置され、該凸部7の突出高さと基部の幅は前記
凸部6の略1/3に形成され、また凸部8の突出高さは
凸部7と略同一に形成され、その基部幅は前記凸部6の
略1/2に形成され、該凸部8上に枕本体1と略同長の
冷材9が接着して取付けられている。
【0014】冷材9はプリン状の高分子を袋に収容
し、その取付け状態は図示のようで、冷材9と凸部8
の基部との間に複数の通気路10を形成している。図
中、11は枕本体4の底部両側に形成した脚部で、その
接地面11aを内側へ斜め上向きのテーパ状に形成し、
枕の使用時には接地面11aを敷布団等の支持部材12
に密着可能にしている。
【0015】前記接地面11a,11aの間に緩やかな
凹状湾曲面状の凹溝13が形成され、枕の使用時に凹溝
13と支持部材12との間に、外気に連通する空隙部1
4を形成可能にしている。この他、図中15は就眠者の
頭部である。
【0016】このように構成した枕は、枕本体1を製作
する際、所定形状寸法のウレタンフォームを成形台に取
り付け、これを成形機によって切削加工する。前記成形
機は、ウレタンフォームを切削可能なカッターと、該カ
ッターの作動を予め記憶した枕本体1の断面形状に沿わ
せて制御する制御装置とを備え、この切削加工後に枕本
体1の長さに裁断する。
【0017】こうして成形した枕本体1の凹部5に接着
剤を塗布し、該凹部5に畜冷材9を収容して接着固定す
る。したがって、冷材9を枕カバー1に縫着する従来
のものに比べて、これを簡単かつ損傷することなく安全
に取付けられる。
【0018】次に枕カバー1を袋状に作製し、その頭部
座部側の側端部に脱臭パッド3を縫い込み、該パッド3
に隣接して掛マット2の側端部を縫着し、また枕カバー
1の下面の中央にスライドファスナー(図示略)を取付
ける。
【0019】そして、上記スライドファスナーを開操作
し、枕カバー1内に前記枕本体4を挿入し、スライドフ
ァスナーを閉操作すれば、枕の使用が可能になる。実施
形態では、突出高さの高い突状湾曲部4aを脱臭パッド
3と反対側に位置付け、当該部4aで就眠者の首ないし
頚椎を支持させている。
【0020】このような枕を使用する場合、これを例え
ば敷き布団等の支持部材12上に収容し、夏季には例え
ば掛けマット2を捲り上げ、枕上面の凹部5上に頭部1
5を載せ、首ないし頚椎を突状湾曲部4aで支持する。
このようにすると、主に頭部15の重量によって、枕本
体4が弾性に抗して押し縮められ、また凹部5周辺の凸
部6が同様に押し縮められるとともに、凹部5側へ移動
して、頭部15が若干沈み込む。
【0021】この場合、枕本体4は底面に凹溝13が設
けられているから、底面が偏平なものに比べて、頭部1
5の載置に伴って速やかに変位変形し、枕の高さを自然
にかつ自在に形成する。この状況は図4および図5のよ
うで、接地面11aが支持部材12に密着し、支持部材
12上での枕の安定性が得られる。
【0022】このうち、図4は仰向けの睡眠姿勢を示
し、この場合は頭部15の重量を含め、枕に掛かる荷重
が比較的大きいため、枕本体4の押し縮み量や沈み込み
量が大きく、したがって枕の高さが低く調整され、かつ
接地面11aの全面が支持部材12に密着して、枕の安
定性が増大する。
【0023】一方、図5は横向きの睡眠姿勢を示し、こ
の場合は頭部15の重量を含め、枕に掛かる荷重の一部
が肩で支持され、実質的に枕に掛かる荷重が前記仰向け
時よりも若干小さくなるため、枕本体4の押し縮み量や
沈み込み量が仰向け時よりも小さく、したがって枕の高
さが仰向け時よりも若干高く調整され、接地面11aの
一部が支持部材12から離間している。
【0024】このように、本発明の枕は睡眠姿勢によっ
て変化する頭部15と頚部の重量バランスや、それらの
形状に応じて枕の高さを自然にかつ速やかに調整し得る
から、睡眠姿勢や寝返りに対応した枕の高さを自然に得
られ、快適な睡眠を得られる
【0025】そして、これらの睡眠姿勢時には、凹溝1
3と支持部材12との間に外気に連通する若干の空隙部
14が維持され、また各凸部6,7と枕カバー1との
間、冷材9と凸部8との間、並びに冷材9および凹
部5と枕カバー1との間の各所に、外気に連通する空隙
部が形成されて通気が促されるから、当該部の熱むれを
防止し、枕の冷却効果を向上して快適な睡眠を促す。し
かも、冷材9による冷気は凹溝5に沿って移動し、そ
の冷却効果が凹部5およびその周辺一帯に及ぶから、上
記冷却効果を広域に亘って得られ、種々の睡眠姿勢や寝
返り等によっても快適な睡眠を得られる。
【0026】したがって、枕本体の中央に凹部を形成
し、該凹部に冷材を収容する従来のものに比べて、凹
部5周辺の通気性が良く、当該部周辺の熱むれを防止し
て、冷材9の冷却効果を長時間かつ広域に亘って得ら
れる。このように、冷材9周辺の通気性が良好である
から、冷材9表面の結露を防止し、仮に結露水が凹部
5に流下しても短期間で乾燥し、当該部に結露水が貯留
したり湿潤して衛生を損なうことはない。
【0027】また、冷材9は枕カバー1を介して頭部
15に接触し得るから、冷材9の収納袋を枕カバー1
内に縫い込み、材9周辺を二重構造にした従来のもの
に比べて、通気性が良く、それだけ畜冷材9による冷却
効果が向上する。
【0028】また、突状湾曲部4a,4b上に多数の凸
部6,7が形成され、このうち凹部5周辺の凸部6は突
出高さが最も高いから、凹部5上の頭部15によって、
前記凸部6が押し縮められ凹部5側へ移動しても、凸部
6が頭部15に確実に接触して指圧効果の実効性を得ら
れる。
【0029】なお、使用に伴って枕カバー1が汚損した
場合は、該カバー1から枕本体4を取り出して洗濯する
ことができ、枕カバー1内に冷材を縫い込み洗濯不可
能に構成した従来のものに比べて、枕の衛生が向上す
る。また、掛けマット2を頭部座部側に掛けた場合も、
前記マット2の通気性が確保されているから、前記作用
効果を損なうことはない。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、凹部両側の複数の凸
部の突出高さを他の凸部よりも高く形成するとともに、
前記凹溝を頭部座部側の負荷に応じて変形可能にしたか
ら、頭部形状や睡眠姿勢、寝返り等に応じて、枕本体の
自然かつ速やかな変位変形を促し、枕の高さを自在かつ
迅速に調整して快適な睡眠を得られるとともに、簡単な
構成で頭部の指圧効果の実効を高めることができる。
【0031】請求項2の発明は、前記脚部の接地面を内
側へ上向きに傾斜するテーパ状に形成したから、脚部底
面の接地状態の安定化を図り、枕の使用時の安定性を向
することができるとともに、枕本体の速やかな変位変
形を促し、枕の高さを自在かつ迅速に調整し得る効果が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に適用した枕本体と畜冷材を分解して示
す斜視図である。
【図3】本発明に適用した枕本体を拡大して示す断面図
である。
【図4】本発明の使用状態を示す断面図で、仰向け状態
での睡眠状況を示している。
【図5】本発明の使用状態を示す断面図で、横向き状態
での睡眠状況を示している。
【符号の説明】 1 枕カバー 4 枕本体 4a,4b 突状湾曲部 5 凹部6,7, 8 凸部 9 冷材 11 脚部11a 接地面 13 凹溝15 頭部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕カバー内に収容する柔軟な弾性部材か
    らなる枕本体の頭部座部側に凹部を設け、該凹部に畜冷
    材を収容した枕において、前記凹部を枕本体の両側端部
    に開口形成し、該凹部の底面に複数の凸部を凹部と平行
    に設け、該凸部上に前記畜冷材を収容したことを特徴と
    する枕。
  2. 【請求項2】 前記凹部の両側に二つの突状湾曲部を設
    け、これら二つの突状湾曲部周面にビード状の複数の凸
    部を前記凹部と平行に形成し、その相隣接する凸部間を
    枕本体の両側端部に開口形成した請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】 前記凹部周辺に設けた凸部の突出高さ
    を、他の凸部よりも高く形成した請求項2記載の枕。
  4. 【請求項4】 前記枕本体の底面に前記凹部と平行に凹
    溝を形成し、該凹溝を枕本体の両側端部に開口形成した
    請求項1記載の枕。
  5. 【請求項5】 前記枕本体の底面に複数の脚部を前記凹
    部と平行に突設した請求項1記載の枕。
  6. 【請求項6】 前記脚部の底面を内側に上向きに傾斜す
    るテーパ状に形成した請求項5記載の枕。
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