JPH054249U - トラツクボール座標情報入力装置 - Google Patents

トラツクボール座標情報入力装置

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JPH054249U
JPH054249U JP058576U JP5857691U JPH054249U JP H054249 U JPH054249 U JP H054249U JP 058576 U JP058576 U JP 058576U JP 5857691 U JP5857691 U JP 5857691U JP H054249 U JPH054249 U JP H054249U
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JP
Japan
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trackball
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input device
roller
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Application number
JP058576U
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English (en)
Inventor
純一 岩崎
孝行 刀川
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組み立てが簡単で歩留り良く製造できるトラッ
クボール座標情報入力装置を提供する。 【構成】フレーム部材8に回動自在に収容されたトラッ
クボール3と、これに対して直交する2方向より回動自
在に当接せしめられる一対のローラ4,5と、これらが
接続されてその回転数を検出して座標情報を入力する検
出装置6,7とからなる装置10において、上記フレー
ム部材8には、一対の軸受け部材23,24が立設され
ており、各軸受け部材上端には下端側が揺動可能となる
ようにレバー部材11,12が枢支され、その下端側に
上記ローラ4,5を回動自在に懸架し且つ上記軸受け部
材には、ローラの回転軸4a,5aが上記検出装置6,
7に向かって該軸受け部材23,24を貫通して延びる
ように長孔状の切欠き23a,24aを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータに接続もしくは組み込んで、座標情報を入力するため の座標情報入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータの操作を行うためのトラックボール座標情報入力装置とし ては、図3及び図4に示す構造のものが知られている。 図3は上記座標情報入力装置1の要部を示す平面図、図4はその側断面図であ る。
【0003】 図において、トラックボール座標情報入力装置1は、ケース2の上部に一部が 露出するように回転自在に収容されたトラックボール3と、ケース2内でトラッ クボール3に対して直交する二方向に当接する一対のローラ4,5と、該ローラ 4,5を介してトラックボール3の回転をそれぞれX座標,Y座標の座標情報と して検出する二つの検出部6,7とを備えている。
【0004】 そして、これらの検出部6,7はケース2内に収容された所定の導電パターン を備えるプリント基板(図示せず)上に設けられ、この基板には、ケース2の上 蓋に一体的に形成された押しボタンにより操作される座標位置の決定,解除用マ イクロスイッチ等が実装されている。
【0005】 このトラックボール座標情報入力装置1にあっては、使用者がケース2の上面 に露出しているトラックボール3の表面を手指にて軽く転がすことにより、該ボ ール3の回転変位をローラ4,5を介して検出部6,7が検出し、その信号が、 図示しないコンピュータ本体に送られることにより、例えば該コンピュータの表 示装置(ディスプレイ)上でカーソル等が移動するようになっている。
【0006】 ところで、上記トラックボール座標情報入力装置1においては、トラックボー ル3に、ローラ4,5を回動自在に当接させる構造として、図4及び図5に示す ものが採用されている。
【0007】 すなわち、一対のローラ4,5は合成樹脂製のフレーム部材8に立設された軸 受け部材13,14の上端に枢支され、下端側が揺動可能に形成されたレバー部 材11,12の揺動端側に軸受け11a,12aにて回動自在に懸架されている 。
【0008】 これをローラ5について説明すると、図4に示すように、上記レバー部材12 の一側には、一端が該レバー部材12の上端付近に固定され、他端がフレーム部 材8に固定された引張バネ12cが張架せしめられており、これにより該レバー 部材12の揺動端側に取付けられたローラ5は、常にトラックボール3の方向へ 付勢されている(図5)。
【0009】 このローラ5の回動軸5aは、検出部7に接続されているから、これにより、 トラックボール3の回転変位は、ローラ5に例えばY座標の回転運動として伝え られ、このローラ5の従動は検出部7であるロータリーエンコーダーに伝えられ るようになっている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記座標情報入力装置1にあっては、図5に示すように、軸受け部 材13が側面から見てループ状に形成されているために、ローラ5の回転軸であ るシャフト5a並びにローラ5自体等を組み付けるには、検出部7のエンコーダ 側から該シャフト5aを通す必要があった。
【0011】 具体的には、ローラ5の回転中心を軸受け部材13のループ内に配置し、さら にエンコーダ7の回転中心とローラ5の回転中心及びレバー部材の軸受け12b を同一軸線上に位置合わせし、この軸線に合わせてシャフト5aを挿通するとい う煩雑で困難な作業を必要とするという問題があった。
【0012】 本考案は上記問題に鑑みて案出されたものであって、組み立てが簡単で歩留り 良く製造できるトラックボール座標情報入力装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案にあっては、フレーム部材に回動自在に収容されたトラッ クボールと、このトラックボールに対して直交する2方向より回動自在に当接せ しめられる一対のローラと、該一対のローラの回転軸がそれぞれ接続されてその 回転数を検出することにより座標情報を入力する検出装置とからなるトラックボ ール座標情報入力装置において、上記フレーム部材には、一対の軸受け部材が立 設されており、各軸受け部材上端には下端側が揺動可能となるようにレバー部材 が枢支されていて、該レバー部材は下端側に上記ローラを回動自在に懸架し、且 つ上記軸受け部材には、ローラの回転軸が上記検出装置に向かって該軸受け部材 を貫通して延びるように長孔状の切欠きを形成したトラックボール座標情報入力 装置により、達成される。
【0014】
【作用】
上記構成によれば、従来は側面から見てループ状をなす軸受け部材の該ループ 内にローラの回転軸を挿通するために、ローラの回転中心を軸受け部材のループ 内に配置し、さらに検出装置の回転中心とローラの回転中心及びレバー部材の軸 受けを同一軸線上に位置合わせするという作業を必要としない。最初から、レバ ー部材,ローラと検出装置を回転軸で接続し、これらを組み立てた状態にて軸受 け部材の長孔状切欠きにローラの回転軸を側方より差し入れることができ、これ により、トラックボールに回転自在に当接するようにローラを装着できる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案を適用した好適な実施例を図1及び図2を参照しながら詳細に説 明する。 尚、本実施例に係るトラックボール座標情報入力装置は、軸受け部材の構造を 除き従来のトラックボール座標情報入力装置と同一であるから、説明に際しては 、全体を示す平面図として図3を参照する
【0016】 図において、トラックボール座標情報入力装置10は、ケース2の上部に一部 が露出するように回転自在に収容されたトラックボール3と、ケース2内でトラ ックボール3に対して直交する二方向に当接する一対のローラ4,5と、このロ ーラ4,5を介してトラックボール3の回転変位をそれぞれX座標,Y座標の座 標情報として検出する二つの検出部6,7とを備えている。
【0017】 上記ケース2は、合成樹脂にて形成されており、図示のような座標情報入力装 置のメカ部以外に、該メカ部が実装されるプリント配線基板や、該基板に実装さ れる信号処理用電子部品を収容している(図示せず)。
【0018】 ケース2内にはトラックボール3が、後述する小球体9により支持されて、回 転自在に収容されており、このトラックボール3には該トラックボール3に対し て直交する二方向から一対のローラ4,5が当接せしめられている。この一対の ローラ4,5は合成樹脂製のフレーム部材8に立設された軸受け部材23(後述 )上端に枢支されたレバー部材11,12の下端付近に回動自在に懸架されてい る。
【0019】 具体的には、これらレバー11,12は、従来例と同様の構成でなっており、 その上端の支軸11a,12aを中心として下端側が揺動するようになっている 。これをレバー部材12について説明すると、図1に示すように、レバー部材1 2の一側には、一端が該レバー部材12の上端付近に固定され、他端がフレーム 部材8に固定された引張バネ12cが張架せしめられており、これにより該レバ ー部材12の揺動端側は常にトラックボール3の方向へ付勢されている。
【0020】 このレバー部材12の揺動端側には軸受け12bが形成されており、該軸受け 12bにローラ5の回転軸が挿通されている。このため、ローラ5は常にトラッ クボール3の方向へと付勢されており、該トラックボール3に回動自在に当接し ている。
【0021】 これにより、ローラ4,5はトラックボール3の回転に従動して回転するよう になっているから、トラックボール3の動きをローラ4は例えばX座標,ローラ 5はY座標の方向の変位に分解し、それぞれ回転軸4a,5aを介して検出部6 ,7に伝えるようになっている。
【0022】 上記検出部6,7は基本的に同一の構造でなる公知のロータリーエンコーダで 構成されている。その構成を検出部7につき簡単に説明すると、上記ローラ5の 回転軸5aの延出端部には、放射上に形成されたスリットを備える円盤状のシャ ッタ板7aが取り付けられており、このシャッタ板7aを挟む両側には、プリン ト基板上に図示しない発光素子と受光素子が対向して実装されている。したがっ て、トラックボール3が回転すると、そのY座標方向の動きに応じてシャッタ板 7aが回転し、発光素子から受光素子に至る光路が該シャッタ板7aのスリット により間欠的に遮られることから、受光素子はパルス信号を生成することになる 。
【0023】 同様にして、検出部6からは、トラックボール3のX軸方向の動きがパルス信 号に変換されて生成され、これらの信号は図示しないプリント基板に伝えられ、 この基板上の適宜の処理回路を経てコンピュータへ伝えられる。 これにより、トラックボール3の動きに応じてコンピュータの表示装置(ディ スプレイ)上でカーソル等が移動するようになっている。
【0024】 以上の構成は従来のトラックボール座標情報入力装置と同様であるが、本実施 例にあっては、フレーム部材8に立設されている軸受け部材23が図2に示すよ うに構成されている。
【0025】 図2は、フレーム部材23を側面から見た図であるが、その板状の側壁には、 上端にレバー部材12の上端12aを枢支する軸受けが形成されているとともに 、該レバー部材の下端側である揺動端側には長孔状の切欠き23aが形成されて いる。
【0026】 この切欠き23aは、ローラ5の回転軸であるシャフト5aを軸支する位置に 形成されており、レバー部材12及びローラ5は、この長孔状切欠き23aに沿 って揺動し得るようになっている。
【0027】 本実施例は以上のように構成されているから、最初から、レバー部材12,ロ ーラ5とシャッタ板7aをシャフト5aにて接続し、これらを組み立てた状態で 軸受け部材23の長孔状切欠き23aにそのシャフト5aを側方より挿入できる 。これにより、極めて簡単な作業にて、トラックボール3に回転自在に当接する ようにローラ5を装着できる。
【0028】 このため、従来のように、ローラの回転中心を軸受け部材の内側に配置し、さ らに検出装置の回転中心とローラの回転中心及びレバー部材の軸受けを同一軸線 上に位置合わせし、この状態を維持してローラ5の回転軸5aを該軸線に沿って 挿通するといった極めて煩雑で困難な作業を必要としない。
【0029】
【考案の効果】
以上述べた通り、本考案によれば、トラックボールに回転自在にローラを当接 させるための組み立て作業が極めて簡単で、歩留り良く製造できる優れたトラッ クボール座標情報入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るトラックボール座標情報
入力装置の要部を示す側断面図である。
【図2】図1の実施例の軸受け部材を示す側面図であ
る。
【図3】従来のトラックボール座標情報入力装置の要部
を示す平面図である。
【図4】図3の実施例のトラックボール座標情報入力装
置の要部を示す側断面図である。
【図5】従来のトラックボール座標情報入力装置の軸受
け部材を示す側面図である。
【符号の説明】
1,10 トラックボール座標情報入力装置 2 ケース 3 トラックボール 4,5 ローラ 4a,5a 回転軸 6,7 検出部 8 フレーム部材 8c 保持部材 9, 小球体 11,12 レバー部材 23 軸受け部材 23a 長孔状切欠き

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 フレーム部材に回動自在に収容されたト
    ラックボールと、該トラックボールに対して直交する2
    方向より回動自在に当接せしめられる一対のローラと、
    該一対のローラの回転軸がそれぞれ接続されてその回転
    数を検出することにより座標情報を入力する検出装置と
    からなるトラックボール座標情報入力装置において、 上記フレーム部材には、一対の軸受け部材が立設されて
    おり、各軸受け部材上端には下端側が揺動可能となるよ
    うにレバー部材が枢支されていて、該レバー部材は下端
    側に上記ローラを回動自在に懸架し、且つ上記軸受け部
    材には、ローラの回転軸が上記検出装置に向かって該軸
    受け部材を貫通して延びるように長孔状の切欠きを形成
    したことを特徴とする、トラックボール座標情報入力装
    置。
JP058576U 1991-06-28 1991-06-28 トラツクボール座標情報入力装置 Pending JPH054249U (ja)

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JPH054249U true JPH054249U (ja) 1993-01-22

Family

ID=13088271

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260592U (ja) * 1988-10-27 1990-05-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260592U (ja) * 1988-10-27 1990-05-02

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