JPH0542361U - 高架水槽の給、排水装置 - Google Patents

高架水槽の給、排水装置

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JPH0542361U
JPH0542361U JP10241991U JP10241991U JPH0542361U JP H0542361 U JPH0542361 U JP H0542361U JP 10241991 U JP10241991 U JP 10241991U JP 10241991 U JP10241991 U JP 10241991U JP H0542361 U JPH0542361 U JP H0542361U
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water
tank
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盛行 佐藤
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株式会社佐山製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高架水槽の配管の仕切弁を、従来は管の途中
に取付けていたことによる取付け作業の危険、開閉操作
の危険を解消する。 【構成】 櫓1の上の架台2上に設置した貯水槽4の内
部下方に、開閉操作部9を有する仕切弁5を、該開閉操
作部9を槽壁14から外に突出させて固定し、管10を
貯水槽4内の仕切弁5の弁筒6に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、櫓の上に水平に固定したステージ(踊り場)を有する架台上に貯 水槽を設置した高架水槽の給、排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高架水槽の貯水槽は、ポンプ、揚水管で補給される上水を貯え、底に垂設した 給水管を通じ、水を必要とする水使用個所に水頭差で供給し、槽内の水位が所定 の下限レベルまで下がると上限レベルになるまで上水の補強を受ける。又、槽内 の水を排水するドレン管も底に垂設してある。従来は、地震でこれらの管が破損 するのを防ぐため、各管の上部に可撓管(玉型フレキ)を接続するほか、上記可 撓管の上、又は下で各管に開閉用の仕切弁を接続する。 この給水管の場合、仕切弁は給水の元栓の役目を有し、例えば仕切弁から下流 の水使用個所に至るまでの給水管の途中の部分を交換するとか、水使用個所の蛇 口を取替えるとか、槽内の水の全量をドレン管から排水し、槽内部にあるボール タップの点検、修理や、槽内を清掃する際は仕切弁を閉じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
貯水槽から下がる給水管は、多数の水使用個所に水を供給するので一般的に大 口径であるためこれに接続する鋳鉄製の仕切弁も大型で重量があり、給水管の途 中に接続する作業は危険を伴い、容易ではない。又、保温のためのラッキングも 高所作業になるので危険を伴い、容易ではない。 更に、各管の仕切弁を開閉する際は櫓に設けた梯子に途中まで登り、身体をの り出して操作しなければならないので操作しにくいと共に、矢張り危険が伴う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、櫓の上に水平に固定した架台上に貯水槽を設置した高架水槽 の給、排水装置において、前記貯水槽の内部下方に、開閉操作部を有する仕切弁 を、上記開閉操作部を槽壁から外に突出させて固定し、該貯水槽に給、排水する ための管を槽内の仕切弁の弁筒に接続することにより上記問題点を解消したので ある。
【0005】
【実施例】
図1,2の実施例において、1は櫓、2は回りにステージ(踊り場)3を有し 、前記櫓1上に水平に固定された架台、4は架台上に設置された貯水槽、5は仕 切弁で、仕切弁5の弁筒6は弁座7、弁座7に接離して水の流通を開閉する弁体 8、及び弁体8を弁座7に接離するための開閉操作部9を備え、弁筒6には口径 の大きな給水管10が接続する。
【0006】 この実施例に使用した仕切弁5は、本出願人が実開昭62−194252号公 報、実開平1−131072号公報で提案したもので、貯水槽4の底板11には 上から槽内に位置するエルボ12の一端の鍔と、下から給水管10の上端の鍔と を対向して取付け、底板11にある開口を通じエルボ12と給水管10を連通す ると共に、エルボ12の他端に弁筒6の一端部6aを取付け、弁筒の他端部6b にある端壁13を貯水槽の側壁14の内面に対向させてある。弁筒6は上記両端 部6aと6bとの間に周側に開放した水の流入口15を有する中間部16を備え 、前記弁座7は弁筒の一端部に設けられて上記中間部16内に少し突出する。又 、端壁13は側壁14を貫いて外に突出する開閉操作部9の取付筒部17を同心 状に有し、ハンドル18を備えたハンドル軸19を回動自在に保持する。このハ ンドル軸19は、弁筒の中間部16の中心を通り、弁座7の近くに先端を届かせ た部分に雄ねじを有し、この雄ねじには外周に弁体8を固定した雌ねじスリーブ 20がねじ係合し、弁体8は中間部16の流入口15の縁に当接する突起21を 外周に固定している。従って、端壁13の取付筒部17を貯水槽の側壁の孔から 外に出してステージ3上に位置させ、取付筒部17に外からナット22を螺装し て側壁14の外面に締付けることにより取付筒部17を介して弁筒6を側壁14 に対して固定する。この状態でハンドル18によってハンドル軸19を一方向に 回すと、弁体8は突起21を流入口15の一方の縁に接して回り止めされるので 、ハンドル軸19の回転により雌ねじスリーブ20を伴って弁座7に向かって移 動し、やがて弁座7に当接してこれを閉じる。又、逆方向にハンドル軸19を回 すと弁体8は突起20を流入口15の他方の縁に接して回り止めされ、ハンドル 軸の回転で端壁13に向かって移動し、弁座7から遠く離れて弁を開く。尚、こ の開閉弁の細部の構造は前述の実開昭62−194252号公報、実開平1−1 31072号公報を参照されたい。
【0007】 このように仕切弁5は架台2上に設置された貯水槽4の内部に取付けるので、 給水管10の途中に接続するのにくらべて取付けが容易であると共に、作業に危 険が伴わない。 又、仕切弁の開閉操作部9であるハンドル軸19のハンドル18は貯水槽の側 壁14の外にあってステージ3上に位置するので、ハンドル18を回して仕切弁 5を開閉する作業も容易に行え、危険が伴わない。
【0008】 図3,4は、従来、管の途中に接続していた通常の仕切弁による実施例で、図 1,2の実施例と同じ構成要素には同じ符号を付してある。 この仕切弁5は楔形の弁体8を弁筒6に内蔵し、弁筒6の中間部から外に直角 に突出した開閉操作部9のハンドル軸19のハンドル18を一方向に回すと楔形 の弁体8は弁筒6の内部を横切り弁座に向かって移動し、水が弁筒内を流通する のを遮断し、逆方向に回すと弁体8は逆弁座から抜ける方向に移動し、水の流通 を許容する。このためハンドル軸19は先端に雄ねじ部を有し、弁体8は上記雄 ねじ部を受入れてねじ係合する雌ねじ筒を備えている。
【0009】 弁筒6は一端に接続したエルボ12を貯水槽の底板11上に固定して槽内に水 平に支持され、底板11を介してエルボ12の下端に給水管10の上端を連結し てある。弁筒16から直角に突出するハンドル軸19を貯水槽の側壁14に水密 に、回転自在に取付けるため、側壁14の孔に内側から鍔を有するソケット筒2 3を通し、側壁の外からナット24をソケット筒23の外周の雄ねじにねじ込ん で側壁外面に締付けてナット24とソケット筒23の鍔で側壁を挟着し、ハンド ル軸19をソケット筒23に槽内から貫通し、次いで、ハンドル軸19に外から テーパ部を有する筒形パッキン25を嵌めて該テーパ部をソケット筒23の内周 外端部のテーパ面に嵌合し、それからソケット筒23の外周に袋ナット26をね じ込んで締付けることにより筒形パッキン25を圧縮してハンドル軸19の回り をシールし、ハンドル軸19の外端にハンドル18を固定する。この実施例でも ハンドル軸19に固定したハンドル18は貯水槽の側壁14の外にあってステー ジ3上に位置するので、ハンドルを回して仕切弁5を開閉する作業は安全、容易 に行え、又、仕切弁の取付け作業に危険が伴わない。
【0010】 図示の実施例は給水管の上端を貯水槽内の仕切弁の弁筒に接続したが、給水管 に限らず槽内に上水を補給する揚水管や、槽内の水を排水するためのドレン管も 槽内の仕切弁の弁筒に接続してもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上で明らかなように、本考案によれば架台2上に設置した貯水槽4の内部に 仕切弁5を取付けるので、危険なく作業できる。そして、仕切弁を開閉する開閉 操作部9は水槽の側壁14から外に突出するため、仕切弁を開閉する操作も容易 に行え、危険は伴わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部を断面にした正面図で
ある。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】本考案の他の一実施例の一部を断面にした正面
図である。
【図4】図3の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 櫓 2 架台 3 ステージ(踊り場) 4 貯水槽 5 仕切弁 6 弁筒 7 弁座 8 弁体 9 仕切弁の開閉操作部 10 給水管 10′ 玉型フレキ 18 ハンドル 19 ハンドル軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫓の上に水平に固定した架台上に貯水槽
    を設置した高架水槽の給、排水装置において、前記貯水
    槽の内部下方に、開閉操作部を有する仕切弁を、上記開
    閉操作部を槽壁から外に突出させて固定し、該貯水槽に
    給、排水するための管を槽内の仕切弁の弁筒に接続した
    ことを特徴とする高架水槽の給、排水装置。
JP1991102419U 1991-11-18 1991-11-18 高架水槽の給、排水装置 Expired - Lifetime JP2519171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102419U JP2519171Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 高架水槽の給、排水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102419U JP2519171Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 高架水槽の給、排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542361U true JPH0542361U (ja) 1993-06-08
JP2519171Y2 JP2519171Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=14326932

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991102419U Expired - Lifetime JP2519171Y2 (ja) 1991-11-18 1991-11-18 高架水槽の給、排水装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5489611U (ja) * 1977-12-09 1979-06-25
JPS6420318A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Mitsubishi Rayon Co Flame-retardant acrylic fiber with high light resistance

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5489611U (ja) * 1977-12-09 1979-06-25
JPS6420318A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Mitsubishi Rayon Co Flame-retardant acrylic fiber with high light resistance

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JP2519171Y2 (ja) 1996-12-04

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