JPH0542217B2 - - Google Patents

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JPH0542217B2
JPH0542217B2 JP60096446A JP9644685A JPH0542217B2 JP H0542217 B2 JPH0542217 B2 JP H0542217B2 JP 60096446 A JP60096446 A JP 60096446A JP 9644685 A JP9644685 A JP 9644685A JP H0542217 B2 JPH0542217 B2 JP H0542217B2
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power
power supply
voltage
electronic device
battery
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Hideyuki Tayama
Akihiko Iura
Keiji Sadai
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概 要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作 用 実施例 (a) 本発明が適用される装置の説明 (第2図、第3図、第4図) (b) 本発明電子装置の実施例の説明 (第5図) (c) 本発明外部装置の実施例の説明 (第6図、第7図) (d) 電子装置と外部装置との接続部の動作説明 (e) 電子装置の電源制御部の詳細説明 (第8図、第9図) 発明の効果 〔概要〕 電源と電源スイツチと内部回路とを有する電子
装置が外部装置に接続された時の電源制御方式に
おいて、外部装置から電子装置に電源を供給する
とともに、電子装置にスイツチ制御部を設け、外
部装置の電源供給によつて電源スイツチを強制的
に切断することによつて、外部装置の電源投入、
切断に応じて電子装置の電源制御を行うものであ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内部電源を有する電子装置が外部装
置に接続された時の電子装置の電源制御方式に関
し、特に外部装置の電源投入切断に依存して電子
装置の電源制御が行われる電子装置の電源制御方
式に関する。
近年のデータ処理技術の発展に伴ない種々の電
子装置が開発され、特に固定形でない非固定形、
即ち携帯可能な電子装置が市場に提供されてい
る。このような電子装置においては、内部電源を
有し、単独で動作できるように構成されている。
一方、係る電子装置は、他の外部装置に接続さ
れて、電気信号のやりとりが行われ、外部装置の
機能を利用することがある。
〔従来の技術〕
第10図は従来技術の説明図である。
第10図Aの如く、電子装置1が電池11を内
部電源としている場合には、電池11と内部回路
CTとの間に電源スイツチ16が設けられ、外部
装置2と接続されていない時には、電源スイツチ
16のオン/オフに応じて電池11から内部回路
CTに電源(動作電圧)の供給、切断を行い、電
源制御が行われる。一方、外部装置2は、商用電
源に接続されるコンセント29と電源20との間
に電源投入スイツチ28が設けられ、電源20か
ら内部回路2aへの電源の供給、切断は電源投入
スイツチ28によつて行われる。
又、第10図Bの如く、電子装置1が電源1
1′を有している場合には、コンセント12と電
源11′との間に電源スイツチ16が設けられ、
電源スイツチ16のオン/オフに応じて電源1
1′から内部回路CTに電源の供給、切断が行われ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような構成の電子装置1、外部装置2にお
いては、電子装置1と外部装置2とを接続して、
内部回路2a、CT間で電気信号、例えばデータ
のやりとりを行うには、両内部回路2a、CTに
電源が供給されていることが必要である。この電
源の供給には、従来の技術では、電子装置1の電
源スイツチ16と外部装置2の電源投入スイツチ
28の両方を操作する必要があり、いずれか一方
の電源の投入では、各々の内部回路2a、CT間
で信号のやりとりができないという問題点があつ
た。
従つて、操作がわずらわしく、又、第10図A
の電池駆動形のものでは、外部装置2との接続時
にも、内部回路CTの駆動のため電池11の電力
を消費せざるをえず、電池11の寿命が低下し、
電子装置1の使用可能時間が短縮するという問題
点もあつた。
本発明は、外部装置の電源投入、切断によつて
電子装置の電源制御を行い、一方の電源操作で両
装置の電源制御を行うことのできる電子装置の電
源制御方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図であり、第1図A
は電子装置が電池を電源としている場合、第1図
Bは電子装置が電池を電源として有していない場
合のものである。
本発明は、第1の電源11、第1の内部回路
CT、電源スイツチ61、及び該電源スイツチ6
1の操作に応じて該第1の電源11から該第1の
内部回路CTへの電源供給、切断を行う開閉部1
6とを含む電子装置1と、第2の電源20、第2
の内部回路2a、及び該第2の電源20から該第
2の内部回路2aへの電源供給を行う電源投入ス
イツチ28とを含む外部装置2とを有し、該外部
装置2と該電子装置1とが接続された時の電源制
御方式において、該接続により、該外部装置2の
該第2の電源20から該電子装置1の該第1の内
部回路CTに電源を供給する電源ラインを設ける
とともに、該電子装置1に、該電源ラインの電圧
が所定の動作電圧であることを検出して該開閉部
16を強制オフして、該第1の内部回路CTへの
電源供給を該電源ラインに切り換える切り換え回
路17と、該開閉部16を制御する制御部10と
を設け、該制御部10が、該接続されていること
を検出して、該電源スイツチ61の操作に応じて
オン動作した該開閉部16を強制オフして、該外
部装置2の電源投入/切断に応じて該電子装置1
の電力供給のオン/オフを行うことを特徴とす
る。
〔作用〕
本発明では、外部装置2と電子装置1とが接続
され、外部装置2の電源投入スイツチ28が投入
されると、電源20が動作し、内部回路2aに電
力供給を行うとともに、電子装置1の内部回路
CTにも電力供給を行う。この電力供給によつて、
電子装置1では、切り換え回路(スイツチ制御
部)17によつて、自己の開閉部16を無効に
し、内部回路CTへの電力供給を第1の電源11
から第2の電源20に切り換える。
従つて、外部装置2の電源投入によつて自動的
に電子装置1も電源投入の状態になり、電子装置
1の電源スイツチ61の操作状態にかかわらず、
自動的に電源投入の状態となり、開閉部16が無
効化されている(強制オフとされている)ので、
電源スイツチ61がオンでも、自己の電池11又
は電源11′からは内部回路CTに電力供給はされ
ず、電源スイツチ61の操作の有無にかかわら
ず、自動的に電源投入状態となる。
又、電源ラインが所定の動作電圧以下なら、内
部回路CTに第2の電源の電力が印加されないた
め、接続不良や接続不完全の状態や第2の電源の
故障発生による低い電圧が内部回路CTに供給さ
れず、内部回路CTの誤動作、破壊を防止できる。
一方、外部装置2の電源投入スイツチ28が切
断されると、電源20からの電力供給がカツトさ
れ、内部回路2aへの電力供給及び内部回路CT
への電力供給が停止する。
このため、電子装置1は、外部装置2の電源切
断に従つて電源切断され、開閉部16の強制オフ
は解除される。
この時、制御部10は、接続状態で、電源スイ
ツチ61がオンされても、開閉部16を強制オフ
するので、電子装置1が外部装置2に接続されて
いる状態では、電源スイツチ61による操作は無
効となる。
このため、電子装置1は外部装置2と接続され
ている限り、電源制御は外部装置2から行われる
ことになる。
〔実施例〕
(a) 本発明が適用される装置の説明 第2図は本発明が適用される装置の構成図であ
り、第2図Aは電子装置1の一例としてのデータ
入力装置の外観図、第2図Bは外部装置2の一例
としての本体装置の外観図、第2図Cは外部装置
2の他の例としての通信装置の外観図である。
第2図A中、6はデータ入力装置であり、電子
装置1の一例であり、内部に動作用電池(バツテ
リー)11と、内部回路CTであるプロセツサ
(CPU)と、メモリ(RAM)及びインターフエ
イス回路等とを有し、後述するキー部から入力さ
れたデータをプロセツサの制御により、メモリに
格納して保持しておくもの、60は本体であり、
61はパワースイツチであり、本体60の上面上
部に設けられ、電源投入/切断を行うためのスイ
ツチであり、62はデイスプレイであり、液晶デ
イスプレイで構成され、本体60の上面上部に設
けられ、入力されたデータ等を表示するもの、6
3はキー部であり、テンキー「0」〜「9」、入
力指示キー「ENTER」の他に、必要なアルフア
ベツトキー及びフアンクシヨンキーが設けられて
おり、テンキー及びアルフアベツトキーでデータ
を入力し、「ENTER」キー及びフアンクシヨン
キーで機能を入力するもの、7は光結合コネクタ
であり、本体60の側面に設けられ、外部装置と
接続して外部装置より充電電圧BV、動作電圧
ExVccを受け且つデータ、コマンドのやりとり
を行うためのものであり、第4図Aにて後述する
ものである。
又、第2図B中、8aはプリンタ装置(本体装
置)であり、データ入力装置6と接続され、デー
タ入力装置6に内部電源より充電電圧BV及び動
作電圧ExVccを与えるとともに、データ入力装
置6からのデータを処理して伝票等を印刷発行す
るものであり、81は蓋であり、常時は閉じてお
り、、データ入力装置6を収容し、また解放(図
の状態)されてデータ入力装置6を取出し可能と
するもの、82はホルダであり、プリンタ装置8
a内で回動自在に支持され、接続のため挿入され
るデータ入力装置6を保持するものであり、底面
部82aにデータ入力装置6の光結合コネクタ7
と接続されるべき光結合コネクタ9(第4図Bに
て後述)を有しているもの、83はプリンタユニ
ツトであり、内部にプロセツサ(MPU)及びメ
モリ(RAM)と、プリンタを有し、伝票印刷発
行を行うもの、84は伝票排出口であり、プリン
タによつて印刷された伝票が排出されるものであ
る。
第2図C中、8bは通信装置(通信ユニツト)
であり、ホストコンピユータ等に接続され、デー
タ入力装置6が接続された時に、データ入力装置
6に内部電源より充電電圧BV及び動作電圧
ExVccを与えるとともにデータ入力装置6から
のデータをホストコンピユータ等へ通信するもの
であり、データ入力装置6が挿入されるスロツト
85を有しており、スロツト85底部にデータ入
力装置6の光結合コネクタ7と接続されるべき光
結合コネクタ9を有しているものである。
第3図は第2図構成の装置の使用例説明図であ
る。
第3図Aに示す如く、商品運搬用のトラツク等
の車輌にデータ入力装置6収容したプリンタ装置
8aが設けられ、例えば車輌の室内の上部に固定
される。オペレータは取引先(スーパーマーケツ
ト等)において、プリンタ装置8aからデータ入
力装置6を取出し、第3図Bに示す如く、データ
入力装置6を手に持つて商品を確認しながら、商
品の品種及び数量等をキー部63を操作してデイ
スプレイ62で入力データを確認する。入力デー
タはデータ入力装置6内のプロセツサで処理され
メモリに格納される。このデータ入力装置6の単
独使用時には、内部回路CTは電池11によつて
電力供給される。そして、オペレータは車輌に戻
り、プリンタ装置8aの扉81を開き、データ入
力装置6をホルダ82に挿入し、データ入力装置
6のコネクタ7とホルダ82のコネクタ9とを接
続せしめる。
これによつて、データ入力装置6内のメモリの
入力データはコネクタ7,9を介しプリンタ装置
8aのプロセツサへ伝えられ、プリンタ装置8a
のプロセツサの編集結果によりプリンタが動作し
て伝票印刷され、印刷伝票が排出口84より排出
される。オペレータはこの伝票を取引先に渡す、
又、オペレータが自己の事務所に戻つた時に、事
務所に設けられた第3図Cの通信ユニツト8bに
データ入力装置6を、プリンタ装置8aへの接続
と同様に接続し、通信ユニツト8bを介しホスト
コンピユータにデータ入力装置6内の入力データ
を通信して、売上集計等に供せしめる。
このデータ入力装置6がプリンタ装置8a又は
通信ユニツト8bへ接続された時には、プリンタ
装置8a又は通信ユニツト8bの電源回路から充
電電圧BVが供給され、内部の電池に充電が行わ
れる。
更に係る電源回路から動作電圧ExVccが別途
データ入力装置6に与えられ、この時データ入力
装置6の内部回路CTは係る外部からの動作電圧
ExVccによつて駆動される。
第4図はこれら装置に設けられたコネクタ7及
び9の構成図である。
図中、70a,70bはガイド孔であり、プリ
ンタ装置8aや通信ユニツト8bに設けられる他
方のコネクタ9の後述する位置合せ用スタツドを
受け入れるためのもの、71a〜71dはリード
端子用孔であり、他方のコネクタ9の後述する信
号線用ピンを各々受け入れ、信号線の電気的接続
を行うためのもの、72は光接続部であり、3つ
の発光素子(発光ダイオード)73と、6つの受
光素子(フオトトランジスタ)74とで構成さ
れ、後述する他方のコネクタ9の6つの発光素子
及び3つの受光素子と対向して光結合による信号
のやりとりを行うもの、75はコネクタ支持部で
あり、ガイド孔70a,70b、リード端子用孔
71a〜71d、光接続部72とが設けられるも
のである。
90a,90bは位置合せ用スタツドであり、
データ入力装置6に設けられる一方のコネクタ7
のガイド孔70a,70bに挿入されて、コネク
タ9の接続時の保持と位置合せを行うもの、91
a〜91dは信号線用ピンであり、一方のコネク
タ7のリード端子用孔71a〜71dに挿入され
て、信号線の電気的接続を行うもの、92は光接
続部であり、6つの発光素子(発光ダイオード)
73と、3つの受光素子(フオトトランジスタ)
94とで構成され、一方のコネクタ7との接続
時、各々一方のコネクタ7の6つの受光素子74
と、3つの発光素子73とに対向し、光結合によ
る信号のやりとりを行うもの、95はコネクタ支
持部であり、位置合せ用スタツド90a,90
b、信号線用ピン91a〜91d、光接続部92
が設けられるものである。
コネクタ7とコネクタ9とを接続するには、コ
ネクタ9の位置合せ用スタツド90a,90bが
コネクタ7のガイド孔70a,70bに挿入され
るようにデータ入力装置6をプリンタ装置8aの
ホルダ82又は通信ユニツト8bのスロツト85
に挿入する。
これによつてコネクタ9の信号線用ピン91a
〜91dはコネクタ7のリード端子用孔71a〜
71dに挿入され、電気的接続が行われ、又コネ
クタ9の光接続部92とコネクタ7の光接続部7
2が対向し、その発光素子93はその受光素子7
4に、その受光素子94はその発光素子73に対
向し光結合が可能となる。
このような光結合を用いたコネクタにおいて
は、光結合に不向きな電力供給用、接続検出用及
びシグナルグランド用信号線は信号線用ピン91
a〜91dとリード端子用孔71a〜71dの電
気的接続によつて行い、一方、光結合のできるデ
ータ線、クロツク線等は光接続部92と72との
光結合によつて行うようにしている。光結合によ
る接続は、機械的接続による電気的接続に対し、
ピンの摩耗劣化による線続不良を考慮せずに済む
ので信頼性の高い接続ができ、且つ電気的に分離
されており端子が露出していないから、静電気の
影響による内部回路の破壊も防止できる。
このようなコネクタ7,9において、本発明に
よれば、接続検出用には、例えば信号線用ピン9
1aとリード端子用孔71aとが用いられ、1本
の信号線が割当てられ、シグナルグランド用に
は、信号線用ピン91bとリード端子用孔71b
が、動作電圧供給用には信号線用ピン91cとリ
ード端子用孔71cが、バツテリー充電電圧供給
用には信号線用ピン91dとリード端子用孔71
dとが割当てられる。
上述の実施例では、外部装置2としてプリンタ
装置8a、通信装置8bを例に説明したが、単な
る電源回路と内部回路とを有するものであつても
よく、コネクタも光結合のものでなくてもよい。
(b) 本発明電子装置の実施例の説明。
第5図は本発明の電子装置の一実施例ブロツク
図である。
図中、第1図、第2図及び第4図に示したもの
と同一のものは同一の信号で示してあり、10は
プロセツサ(CPU)であり、マイクロプロセツ
サで構成され、データ入力装置6の動作をプログ
ラムの実行によつて行うもの、CPUは電源制御
部であり、CPU10等の内部回路CTへの電源制
御及び電池11への充電制御を行うもの、14は
アナログ・デジタル変換器(以下A/Dコンバー
タと称す)であり、電池11の電圧(アナログ)
をデジタル値に変換してCPU10へ入力するも
の、15は第1の開閉部であり、リレー等のスイ
ツチング手段で構成され、電池11とコネクタ7
の充電端子間に設けられ、CPU10の制御によ
つて外部の外部装置2(第2図の本体装置8a及
び通信ユニツト8b)のコネクタ9のピン91d
から充電電圧(電流)BVの供給、供給停止を行
うもの、16は前述の電源スイツチ(第2の開閉
部)であり、半導体スイツチ、リレー等のスイツ
チング手段で構成され、電池11の出力側に設け
られ、パワーオン/オフスイツチを構成し、電子
装置内部への電池11からの電圧(電流)の供
給、供給停止を行うもの、17は前述のスイツチ
制御部であり、電圧検出回路で構成され、ピン9
1cよりの動作電圧ExVccを監視し、動作電圧
ExVccが与えられたことを検出して、第2の開
閉部16を強制的にオフとし、電池11からの内
部回路への電圧供給をカツトし、後述するI/O
ポートに動作電圧オン信号ExVccONを与えるも
のである。18は第3の開閉部であり、通常オフ
状態にあり、前述のピン91cよりの動作電圧
ExVccを内部回路に供給するもの、19はパワ
ーオンリセツト回路であり、パワースイツチ61
のオン側へのセツトによつて第2の開閉部16を
オンするとともにCPU10等の内部回路へリセ
ツト信号を発するものである。尚、A/Dコンバ
ータ14は、電池11の出力側と、第2及び第3
の開閉部16,18の結合点の電圧を選択的にデ
ジタル値に変換するように構成されている。
64はランダムアクセスメモリ(以下RAMと
称す)であり、入力データ等を格納しておくも
の、65はリードオンリーメモリ(以下ROMと
称す)であり、プログラムを格納しておくもの、
66は入出力ポート(以下I/Oポートと称す)
であり、電源制御のため、A/Dコンバータ14
の出力(電圧VB)を受け、又A/Dコンバータ
14に指令SELを発し、且つ第1の開閉部15に
チヤージオフ指令C−OFFを出力し、電圧検出
回路17からの動作電圧オン信号ExVccONを受
け、更にコネクタ9のピン91aからセツト信号
SETを受けるもの、67はインターフエイスで
あり、コネクタ7の光結合部72を介し外部装置
のコネクタ9の光結合部92よりRS−232Cイン
ターフエイス手順で送受信を行うためのもの、
BUSはバスであり、CPU10と、ROM65、
RAM64、キー部63、デイスプレイ62、
I/Oポート66及びインターフエイス67との
間でアドレス、データ、制御信号のやりとりを行
うためのものである。
尚、ピン91bから供給されるシグナルグラン
ド信号SG及び動作電圧Vcc、リセツト信号
RESETが与えられる内部回路は、CPU10、デ
イスプレイ62、キー部63、RAM64、
ROM65、I/Oポート66及びインターフエ
イス67である。
次に、第5図構成の動作を説明する。
係る構成のデータ入力装置6の単独の基本的動
作は、CPU10がバスBUSよりキー部63の入
力内容をバスBUSより読出し、入力内容を解読
して、処理(例えば、加減算、掛算、割算等の演
算処理や検索処理)が指示されれば、その指示さ
れた処理を実行し、一般データであればバス
BUSを介しデイスプレイ62及びRAM64に係
るデータをバスBUSを介し与えて格納せしめる。
又、デイスプレイ62はデータを表示せしめ、こ
れらはCPU10がROM65のプログラムを読出
し、実行して行う。
この場合には、データ入力装置6においては、
外部装置と接続されておらず、パワースイツチ6
1がオン(ON)側にセツトされ、パワーオンリ
セツト回路19を介し第2の開閉部16がこれに
より閉じ、電池11より第2の開閉部16を介し
てCPU10等の各構成ユニツトに動作電圧Vccが
与えられる。
一方、パワースイツチ61をオフ側にセツトす
ると、CPU10に割込みが生じ、これによつて
CPU10はパワーオフ指示と判定し、実行中の
処理の終了を待ち、必要な内部情報をバツテリー
バツクアツプされたRAM64にセーブするセー
ブ動作等実行後、第2の開閉部16にパワーオフ
指令P−OFFを与え、第2の開閉部16を開き、
電池11からの電源供給を解除する。
このパワーオン中に、CPU10は、パワース
イツチ61のオン指令によつてバスBUSを介し
I/Oポート66よりA/Dコンバータ14に前
述の結合点、即ち、第2の開閉部16を介し与え
られる電池11の電圧をデジタル値に変換するよ
うに指令する。A/Dコンバータ14は電池11
の電圧をデジタル値に変換し、CPU10はバス
BUSを介し変換された電圧VBを読出し、監視す
る。そして、電池11の電圧VBが予じめ定めた
第1の電圧Vs′まで低下したことを検知すると、
CPU10はデイスプレイ62にバツテリーアラ
ーム(例えば“充電せよ”)の表示を行いオペレ
ータに警告する。更にパワーオンリセツト回路1
9は電池11の電圧VBが予じめ定めた第2の電
圧Vs(Vs<Vs′)まで低下すると、第2の開閉部
16のパワーオン指令P−ONを解除し、強制的
に第2の開閉部16を開き、電池11からの電圧
供給をカツトする。
(c) 本発明外部装置の実施例の説明 第6図は外部装置2の一実施例ブロツク図であ
り、通信ユニツト8bの内部構成を示している。
図中、第1図、第2図及び第4図に示したもの
は同一の記号で示してあり、21,23はライン
ドライバ、22,24はラインレシーバであり、
電源回路20からの二次電源(ExVcc)を受け
動作し、ラインレシーバ24は、下位からのSD
(送信データ)線、RS(送信要求)線、ER(端末
レデイ)線をコネクタ26bを介し受けラインド
ライバ21へ与えるもの、ラインドライバ21
は、ラインレシーバ24から及びコネクタ9から
のSD線、RS線、ER線のデータをコネクタ26
aを介し上位へ出力するもの、ラインレシーバ2
2は、上位からのCD(キヤリアデテクト)線、
RD(受信データ)線、CS(送信許可)線、DR(受
信タイミング)線をコネクタ26aを介し受け、
ラインドライバ23及びコネクタ9へ与えるも
の、ラインドライバ23は、ラインレシーバ22
からのCD線、RD線、CS線、DR線のデータをコ
ネクタ26bを介し下位へ出力するものである。
従つて通信ユニツト8bは、ラインドライバ2
1,23、ラインレシーバ22,24及びコネク
タ9を有する分岐転送回路で構成されており、下
位からのデータを上位へ又は上位からのデータを
下位へ転送するとともにデータ入力装置6がコネ
クタ7によつてコネクタ9に接続されるとデータ
入力装置6と上位との間でデータの分岐転送を行
うものである。
25は電源投入信号発生回路であり、25aは
信号発生回路25のリレーコイルであり、電源回
路20に接続され、25bはリレー接点であり、
リレーコイル25aに電流が供給されることによ
つて閉じ、コネクタ27aよりケーブルCL1に
電源投入信号を出力するものである。
28は電源投入スイツチであり、電源回路20
に電源投入を行うもの、29はコンセントであ
り、商用電源に電源回路20を接続するためのも
の、27bはコネクタであり、下位の通信ユニツ
ト8bからの電源投入信号を受け、電源回路20
へ与えるものである。
第6図構成の動作について説明する。
電源投入スイツチ28を投入すると、電源回路
20の電源投入が行われ、これによつて電源回路
20は充電電圧BV及び二次電源(動作電圧)
ExVccを出力する。
これとともに信号発生回路25のリレーコイル
25aが励磁され、リレー接点25bが閉じ電源
投入信号がコネクタ27aより上位へ出力され
る。
この電源投入信号の上位への出力の意味を第7
図により説明する。
一般に、通信ユニツト8bはホストコンピユー
タに対しモデムを介し複数直列接続される。
このため、ホストコンピユータ側の上位の通信
ユニツト8bに電源が投入されていないと、下位
の通信ユニツト8bに電源を投入しても、下位の
通信ユニツト8bは上位の通信ユニツト8bを介
してホストコンピユータと通信できない。
このため、電源投入信号をケーブルCL1を介
し上位の通信ユニツト8bの電源回路20に与え
て、上位の通信ユニツト8bを強制的に電源投入
し、上位通信ユニツト8bを介するデータ転送パ
スを形成するものである。
一方、前述の電源回路20からの動作電圧
ExVccは、各ラインドライバ21,23、ライ
ンレシーバ22,24に、更にコネクタ9のピン
91cに与えられ、充電電圧BVはコネクタ9の
ピン91dに与えられる。
(d) 電子装置と外部装置との接続時の動作説明 通信ユニツト8bの電源投入スイツチ28を投
入して、データ入力装置6(電子装置1)を通信
ユニツト8bに挿入し、コネクタ7と9とを接続
すると、コネクタ9のピン91cよりコネクタ7
を介しデータ入力装置6の各部に電源20より動
作電圧ExVccが与えられ且つコネクタ9のピン
91dよりコネクタ7を介しデータ入力装置6の
電池11に充電電圧BVが供給され、電池11の
充電が行われる。
この動作電圧ExVccによつて第3の開閉部1
8がオンし、動作電圧ExVccの内部回路CTへの
供給を可能とするとともに、スイツチ制御部(以
下電圧検出回路と称す)17によつて第2の開閉
部16をオフ(開き)、電池11からの電圧供給
をカツトし、I/Oポート66へ動作電圧オン信
号ExVccONを発し、CPU10へ通知する。
内部回路(CPU10等)はこの与えられた動
作電圧Vccによつて動作でき、且つCPU10はセ
ツト信号SET及び動作電圧オン信号ExVccONを
I/Oポート66よりバスBUSを介し検知する
ことで、接続及び動作電圧供給を検出する。
即ち、通信ユニツト8bの電源投入スイツチ2
8のオンによつて、電子装置1も電源20からの
動作用電圧ExVccによつて電源供給(投入状態)
となり、又、電子装置1の電池11からの電力供
給はカツトされる。
又、コネクタ9のピン91dからの充電電圧
BVが通常ブレーク状態である第1の開閉部15
を介し電池11に供給され、充電が行われる。こ
れによつてCPU10はI/Oポート66を介し
A/Dコンバータ14に、電池11の充電電圧の
監視のため、電池11の出力側、即ち、オフされ
た第2の開閉部16の前段の電圧をデジタル値に
変換するように指令する。充電電圧VBはA/D
コンバータ14でデジタル値に変換され、CPU
10はバスBUSを介し、変換された電圧VBを読
出し監視する。充電の完了は充電電圧がピーク値
に達した場合であるから、CPU10はピーク値
に達しΔVだけ降下した時にバスBUSを介しI/
Oポート66から第1の開閉部15にチヤージオ
フ指令C−OFFを発し、第1の開閉部15を開
き充電電圧の電池11への供給をカツトする。
この充電制御によつて、外部装置側に過充電保
護回路を設けずに済み、又電池の電圧低下検出も
でき、これらのハードウエアを要しない。
又、送受信を行うため、CPU10よりバス
BUSを介しインターフエイス67よりER線へ端
末レデイーが送られ、更にオペレータがキー部6
3の送信キーを押下すると同様にRS線に送信要
求が発せられる。ホストコンピユータはモデム
MDMを介し前述のパスでこれを検出し、CS線
より送信許可を発し、CPU10がインターフエ
イス回路67、バスBUSを介しこれを検知する
と、RAM64の入力データをバスBUS、インタ
ーフエイス回路67を介しコネクタ7,9より
SD線へ出力し、モデムMDMを介しホストコン
ピユータへ送信する。
一方、ホストコンピユータのデータを受信する
には、ホストコンピユータがモデムMDMを介し
RD線へ受信データ、DR線へ受信タイミング信
号を与え、データ入力装置6はコネクタ9,7、
インターフエイス回路67よりバスBUSを介し、
CPU10の指示でRAM64に格納される。
このようにして、下位側通信インターフエイス
装置が上位側インターフエイス装置の電源を自動
的に投入して、データ転送パスを形成し、接続さ
れたデータ入力装置とホストコンピユータとの間
のデータのやりとりを係るデータ転送パスを介し
実行せしめる。
又、動作電圧ExVccが供給されなくなると、
即ち、コネクタ7,9の接続が解除される又は外
部装置の電源回路20がオフとなる(即ち電源投
入スイツチ28が切断される)と、第3の開閉部
18がオフとなり、これとともに電圧検出回路1
7による第2の開閉部16の強制オフも解除さ
れ、第2の開閉部16はパワースイツチ61によ
つて通常の制御が行われ、電池11の内部回路へ
の電圧供給が可能となる。
このようにして、外部装置2に電子装置1が接
続された時には、電子装置1は、外部装置2の電
源投入スイツチ28の投入によつて電源20から
電力供給され、電源投入スイツチ28の切断によ
つて電力供給がカツトされ、外部装置2の電源投
入スイツチ28の動作に応じて電子装置1への電
力供給、切断、即ち電源制御が行われる。又、電
力供給中は、電子装置1の電池11からの電力供
給はカツトされ、電池11の寿命も延びる。
データ入力装置6(電子装置1)では外部装置
2(プリンタ装置8a、通信ユニツト8b)から
充電電圧BVの他に動作電圧ExVccを受け、電池
11への充電と内部回路10等への動作電圧供給
が独立に行われ、内部回路の動作、即ち充電制御
や送受信動作等が充電中にも実行できる。
上述の実施例では、外部装置2として通信ユニ
ツト8bを例に説明しているが、本体装置8aで
もよい。この場合本体装置8aは通信機能を有し
ないため、信号発生回路25は不要であり、又制
御回路2aは、マイクロプロセツサで構成され、
データ入力装置6からのデータを編集してプリン
タに伝票出力するものとなる。又、本体装置8a
が車輌に搭載される場合は、車輌のバツテリーよ
り電源回路20に電力供給される。
又、適用される装置も実施例のデータ入力装置
に限らず、他の電池駆動又は電源駆動の電子装置
であればよく、CPU10にI/Oポート内蔵形
のものを用いれば、I/Oポート66を設けなく
てもよい。
(e) 電子装置の電源制御部の詳細説明 第8図は第5図構成における電源制御部PCU
の回路図である。
図中、第5図で示したものと同一のものは同一
の記号で示してあり、第1の開閉部15は、ノー
マルオン(メーク)状態のリレー接点rl1と、そ
の励磁コイルRL1と、励磁コイルRL1をチヤー
ジオフ信号C−OFFによつて励磁するトランジ
スタTR5で構成され、充電電圧BVを電池11
へ供給及び供給停止するもの、第2の開閉部16
は、第1のトランジスタTR3と、そのベース抵
抗R4,R5と、第2のトランジスタTR4と、
そのエミツタ抵抗R7と、ベース抵抗R6と、ダ
イオードD3,D4,D5,D6とで構成され、
第2のトランジスタTR4のベース電圧の変化に
よつて、第2のトランジスタTR4をオン又はオ
フし、これによつて第1のトランジスタTR3を
オン又はオフし、電池11と内部回路との接続切
断を行うものである。電圧検出回路17は、動作
電圧ExVccを分圧するための分圧抵抗R9,R
10と、分圧電圧を入力とする電圧検出回路IC
1とで構成され、入力分圧電圧が所定値以下なら
出力outをオープンとし、所定値以上なら出力out
をグランドGNDに落とし、動作電圧オン信号
ExVccONを出力するもの、第3の開閉部18
は、第1のトランジスタTR1と、そのベース抵
抗R1,R2と、第2のトランジスタTR2と、
そのベース抵抗R19と、分圧抵抗R3、ダイオ
ードD1,D2とで構成され、動作電圧ExVcc
によつて第2のトランジスタTR2がオンし、第
1のトランジスタTR1をオンするもの、パワー
オンリセツト回路19は、内部回路への動作電圧
Vccを分圧する分圧抵抗R11,R12と、分圧
電圧を入力とする電圧検出回路IC2と、パワー
スイツチ61のオン側接点61aを入力とするイ
ンバータI1と、ダイオードD7及び抵抗R14
と、積分回路を構成する抵抗R15及びコンデン
サC1とインバータ12,13,14とで構成さ
れ、後述する如く、パワースイツチ61のオンに
よつてパワーオン信号P−ONを発するとともに
リセツト信号RESETを発し、且つ動作電圧Vcc
が負荷のシヨート及び電池11の容量低下により
低下した時にリセツト信号RESETを発生するも
の、61はパワースイツチであり、オン接点61
aとオフ接点61bと抵抗R16とで構成され、
オン接点61aは、パワーオンリセツト回路19
に、オフ接点61bはCPU10へ接続されるも
のである。尚、R8,R17は抵抗、DZ1はツエ
ナーダイオードである。
次に、第8図構成の動作について説明する。
先づ、コネクタ9によつて外部装置がコネクタ
7に接続されると、コネクタ9のピン91aより
セツト信号SETが、ピン91cより動作電圧
ExVccが、ピン91dより充電電圧BVが与えら
れる。
この動作電圧ExVccによつて第3の開閉部1
8においてトランジスタTR2のベースがベース
抵抗R3によつて高められ、トランジスタTR2
がオンし、これによつてトランジスタTR1のベ
ースを抵抗R2を介し接地し、トランジスタTR
1をオンとする。これによつて動作電圧ExVcc
の内部回路への供給が可能となる。
これとともに動作電圧ExVccによつて電圧検
出回路IC1の入力分圧電圧が高められ、出力out
を接地(ローレベル)する。
これによつて、動作電圧オン信号ExVccONが
I/Oポート66へ与えられるとともに、第2の
開閉部16の第2のトランジスタTR4のベース
をダイオードD6を介し接地し、第2のトランジ
スタTR4をオフ状態にする。従つて、第2の開
閉部16の第1のトランジスタTR3のベースが
ハイレベルに保たれ、第1のトランジスタTR3
もオフ状態になり、電池11と内部回路とを切り
離す。
この電圧検出回路IC1は動作電圧ExVccが与
えられている間、出力outをローレベルにするの
で、例えダイオードD5を介しハイレベルのパワ
ーオン信号P−ONが与えられても、第2のトラ
ンジスタTR4をオフ、従つて第1のトランジス
タTR3をオフに保ち、電池11は内部回路と強
制的に切り離される。
即ち、パワースイツチ61のオン/オフにかか
わらず、第2の開閉部16はオフとなり、内部回
路には第3の開閉部18より動作電圧ExVccが
与えられ、即ちパワーオン状態となる。
これによつて充電電圧BVはリレー接点rl1を
介し電池11に与えられ、独立に充電動作が行わ
れるとともに内部回路(CPU10等)はこの与
えられた動作電圧ExVccによつて動作でき、且
つCPU10はセツト信号SET及び動作電圧オン
信号ExVccONをI/Oポート66よりバスBUS
を介し検知することで、接続及び動作電圧供給を
検出する。
この充電中に、前述の如く、CPU10はI/
Oポート66を介しA/Dコンバータ14に、電
池11の充電電圧の監視のため、電池11の出力
側、即ち、オフされた第2の開閉部16の前段の
電圧をデジタル値に変換するように指令する。
充電電圧VBはA/Dコンバータ14でデジタ
ル値に変換され、CPU10はバスBUSを介し、
変換された電圧VBを読出し監視する。
CPU10は前述の如く充電完了を検出すると、
バスBUSを介しI/Oポート66から第1の開
閉部15のトランジスタTR5にチヤージオフ指
令C−OFFを発し、トランジスタTR5をオン
し、励磁コイルRL1に電流を流して励磁し、リ
レー接点rl1を開き、充電電圧BVの電池11へ
の供給をカツトする。
前述の如く、この間にCPU10は外部装置と
送受信動作を行うことができる。
又、動作電圧ExVccが供給されなくなると、
即ち、コネクタ7,9の接続が解除される又は外
部装置の電源回路20がオフとなると、電圧検出
回路IC1の出力outはオープン、即ちハイレベル
になり、第2の開閉部16の第2のトランジスタ
TR4の強制オフは解除される。
又、第3の開閉部18においては、動作電圧
ExVccの供給がなくなることによつて第2のト
ランジスタTR2のベース電位が低下し、第2の
トランジスタTR2がオフし、これによつて第1
のトランジスタTR1のベース電位がハイレベル
となるので、第1のトランジスタTR1もオフ
し、第3の開閉部18はオフとなる。
この時、第2の開閉部16の第2のトランジス
タTR4は電圧検出回路IC1の出力オープン、即
ちハイレベルによつてCPU10からパワーオフ
指令が発せられない限り、第2のトランジスタ
TR4はオンとなり、第1のトランジスタTR3
もオンとなつて、内部回路CTには外部からの動
作用電圧ExVccの供給が停止されても、電池1
1から内部回路CTに電力供給し、CPU10の処
理を続行せしめる。そしてCPU10は処理終了
によつてローレベルのパワーオフ指令P−OFF
を発し、第2のトランジスタTR4のベース電位
を下げ、オフにし、これにより第1のトランジス
タTR3をオフにして、電池11からの電力供給
をカツトする。
又、外部装置と接続され且つ外部装置の電源回
路20がオンとされている時に、パワースイツチ
61をオンにしても、電池11の動力を消費させ
ないようにするためには、CPU10はセツト信
号SETがオンであり且つ動作電圧オン信号
ExVccONがない時には、電源投入されてもパワ
ーオフ指令P−OFFを発するように構成してお
く。これによつて、この状態で、パワースイツチ
61がオンにされ、後述するパワーオンリセツト
回路19を介しパワーオン指令P−ONが出力さ
れ、第2の開閉部16の第2のトランジスタTR
4がオンされ、従つて第1のトランジスタTR3
がオンされ、電池11より内部回路に動作電圧
Vccが与えられても、CPU10はこれによつて動
作し、セツト信号SETがオンで動作電圧オン信
号ExVccONがない時にはパワーオフ指令P−
OFFを第2の開閉部16の第2のトランジスタ
TR4に発し、第2のトランジスタTR4をオフ
し、これによつて第1のトランジスタTR3をオ
フして電池11からの給電を強制カツトする。
従つて、電子装置1(データ入力装置6)が外
部装置2(本体装置8a又は通信ユニツト8b)
に接続されている時は、外部装置2の電源回路2
0のオン/オフによつて電子装置1の電源オン/
オフが行われる。従つて、係る接続時には電子装
置1のパワースイツチ61の機能は無視され、こ
れによつて接続時の電池11の消耗も防止でき
る。即ち、電子装置1を動作させたければ、電源
回路20をオンとすればよい。
次に、データ入力装置6が外部装置と接続され
ていない場合、即ち単独使用時の電源制御につい
て第9図を用いて説明する。
パワースイツチ61のオン接点61aを接続す
ると、パワースイツチ61aよりパワーオンリセ
ツト回路19にローレベル出力のオン接点信号a
が与えられる。オン接点信号aはインバータI4
で反転され、ハイレベルパワーオン指令P−ON
を第2の開閉部16に与える。第2の開閉部16
では、第2のトランジスタTR4のベースがダイ
オードD5,D3を介しハイレベルとなり、オン
する。第2のトランジスタTR4のオンにより、
第1のトランジスタTR3のベースが抵抗R5を
介し接地され、第1のトランジスタTR3もオン
し、これによつて電池11と内部回路が接続さ
れ、出力電圧Vccは第9図の如く徐々に上昇して
いく。
出力電圧Vccを監視する電圧検出回路IC2は、
分圧抵抗R11,R12より与えられる入力電圧
によつて、出力電圧Vccがリセツト電圧Vref以上
になると、出力outをグランドGNDに接続し、出
力outをローレベルにする。従つて、パワーオン
リセツト回路19の電圧検出回路IC2の出力out
とパワースイツチ61のオン接点61aの接続点
cの電位は、第9図に示す如くオン接点61aの
オンからローレベルが保持される。
このc点のローレベルによつて、インバータI
1の出力はハイレベルとなるから、抵抗R15を
介しコンデンサC1に電流が流れ、積分動作が行
われ、コンデンサC1の入力点bの電位は徐々に
上昇し、コンデンサC1の電位が基準電圧Vaを
越えると、2段のインバータI2,I3からリセ
ツト信号RESETが出力される。このリセツト信
号RESETは、CPU10を含む内部回路へ与えら
れ、リセツト信号RESETがハイレベルの時は、
内部回路のリセツトが解除され、ローレベルの時
は、内部回路が強制リセツト状態とされる。
従つて、内部回路は供給された動作電圧Vccが
リセツト電圧Vrefを越えた時から、動作可能と
なるが、抵抗R15とコンデンサC1の積分回路
の時定数T=R15×C1で決定される遅延時間
(リセツト時間)Rt後にリセツトが解除される。
この様にして、内部回路は電源投入によつて動作
電圧Vccが与えられた後、内部リセツトに要する
時間が確保され、リセツト信号RESETのハイレ
ベルによつてリセツトが解除され、通常動作が可
能となる。
このリセツト解除後に、前述の如く、CPU1
0は、バスBUSを介しI/Oポート66より
A/Dコンバータ14から電池11の電圧を監視
し、電池11の電圧VBが予じめ定めた第1の電
圧Vs′まで低下したことを検知すると、CPU10
はデイスプレイ62にバツテリーアラーム(例え
ば“充電せよ”)の表示を行いオペレータに警告
する。
又、このリセツト解除後に、前述の基本動作が
実行される。
即ち、CPU10がバスBUSよりキー部63の
入力内容をバスBUSより読出し、入力内容を解
読して、処理(例えば、加減算、掛算、割算等の
演算処理や検索処理)が指示されれば、その指示
された処理を実行し、一般にデータであればバス
BUSを介しデイスプレイ62及びRAM64に係
るデータをバスBUSを介し与えて格納せしめる。
又、デイスプレイ62はデータを表示せしめ、こ
れらはCPU10がROM65のプログラムを読出
し、実行して行う。
更に、このリセツト解除後の内部回路がシヨー
ト(短絡)状態になり、過電流が流れると、出力
電圧Vccは第9図の如く、低下する。この出力電
圧Vccがリセツト電圧Vref以下になると、パワー
オンリセツト回路19の電圧検出回路IC2は直
ちにこれを検出し、出力outをオープン状態、即
ちハイレベルとする。これによつて積分回路の出
力点bの電位はインバータI1を介し零に落ち、
従つて、インバータI2,I3からのリセツト信
号RESETはローレベルとなり内部回路を強制リ
セツトする。これとともに接続点cの電位がハイ
レベルとなるからインバータI4を介するパワー
オン指令P−ONはローレベルとなり、従つて第
2の開閉部16の第2のトランジスタTR4がオ
フとなり、これによつて第1のトランジスタTR
3もオフとなつて、第2の開閉部16が開かれ、
電池11からの内部回路への電圧供給がカツトさ
れる。
即ち、負荷である内部回路のシヨート検出によ
つて直ちにリセツト信号RESETを発し、且つ電
圧供給をカツトして、内部回路の保護が可能とな
る。又、電池11の容量不足によつて出力電圧
Vccがリセツト電圧Vref以下になつた時も同様に
電圧検出回路IC2のオープンによつて電池11
から内部回路への電圧供給がカツトされる。
これによつて、電池11の電圧低下による内部
回路の誤動作が防止される。
このシヨート及び低電圧検出は、CPU10の
前述のA/Dコンバータ14の出力監視によつて
も行えるが、CPU10で行うには電圧低下を検
出して、パワーオフ指令P−OFFを発するまで
に処理が必要であり、その間に内部回路が破壊さ
れるおそがある。従つてパワーオンリセツト回路
19によつて直ちに第2の開閉部16をオフ(開
放)することによつて、迅速なシヨート及び低電
圧保護を行うことができる。又、パワーオンリセ
ツト回路は、リセツト機能と短絡保護、低電圧保
護の機能を兼ね備えており、これによつてハード
ウエアを共用している。
一方、パワースイツチ61がオフ側、即ち、オ
フ接点61bが接続されるとCPU10へローレ
ベルのオフ接点信号が与えられる。
このパワースイツチ61をオフ側にセツトする
と、CPU10に割込みが生じ、これによつて
CPU10はパワーオフ指示と判定し、実行中の
処理の終了を待ち、必要な内部情報をバツテリー
バツクアツプされたRAM64にセーブするセー
ブ動作等実行後、第2の開閉部16にローレベル
のパワーオフ指令P−OFFを与える。これによ
つて第2のトランジスタTR4のベース電位が下
がり、第2のトランジスタTR4がオフとなり、
従つて第1のトランジスタTR3のベース電位が
上がり、第1のトランジスタTR3もオフとな
り、第2の開閉部16が開き、電池11から内部
回路への電圧供給がカツトされる。
従つて、第2の開閉部16は、パワースイツチ
61のオンによつて直ちにオンし(閉じ)、電池
11からの内部回路への電圧供給を行なう。又、
パワースイツチ61のオフの場合には、CPU1
0のコマンドによつて、即ちソフトウエアによつ
て、第2の開閉部16はオフされ、電池11から
の内部回路への電圧供給をカツト(切断)する。
即ち、このパワーオフは、CPU10によつて行
われ、これによつてセーブ動作後の電源切換が実
行でき、データの破壊を防止できる。
一方、シヨート(短絡)時及び電池の電圧降下
時にはパワーオン指令P−ONがローレベルとな
ることで直ちに第2の開閉部16はオフされる。
この様なシヨート時には、セーブ動作より内部回
路の破壊防止が優先され、データの保護は行われ
ないが、内部回路の破壊は防止される。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明
は本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、
本発明からこれらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、次の効果
を奏する。
電源スイツチにより電源制御される電子装置
を外部装置に接続した時は、外部装置の電源投
入/切断に従つて電子装置の電源も制御されるた
め、電子装置の電源スイツチをオンにして、外部
装置に接続する必要がなく、操作の手間が省け
る。
又、電子装置が外部装置に接続されている時
は、電子装置の電源からの電力供給を禁止するた
め、電子装置の電源スイツチをオンにして外部装
置に接続しても、電子装置の電源はカツトされ、
電力の無用の使用を防止できる。
外部装置から電源供給しても、供給電圧が所
定の動作電圧でないと、外部装置に切り換わらな
いようにしているため、接続不良等による異常電
圧の供給を防止し、電子装置の内部回路を保護で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
が適用される装置の構成説明図、第3図は第2図
構成装置の使用例説明図、第4図は第2図構成装
置に用いられるコネクタの説明図、第5図、第6
図は本発明の実施例構成図、第7図は第6図構成
の動作説明図、第8図は第5図構成の電源制御部
の回路図、第9図は第8図構成のパワーオンリセ
ツト回路の動作説明図、第10図は従来技術の説
明図である。 図中、1…電子装置、2…外部装置、10…プ
ロセツサ、11…電池、11′…電源、16…電
源スイツチ、17…スイツチ制御部、20…電源
回路、28……電源投入スイツチ、CT,2a…
内部回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の電源11、第1の内部回路CT、電源
    スイツチ61、及び該電源スイツチ61の操作に
    応じて該第1の電源11から該第1の内部回路
    CTへの電源供給、切断を行う開閉部16とを含
    む電子装置1と、第2の電源20、第2の内部回
    路2a、及び該第2の電源20から該第2の内部
    回路2aへの電源供給を行う電源投入スイツチ2
    8とを含む外部装置2とを有し、該外部装置2と
    該電子装置1とが接続された時の電源制御方式に
    おいて、 該接続により、該外部装置2の該第2の電源2
    0から該電子装置1の該第1の内部回路CTに電
    源を供給する電源ラインを設けるとともに、 該電子装置1に、該電源ラインの電圧が所定の
    動作電圧であることを検出して該開閉部16を強
    制オフして、該第1の内部回路CTへの電源供給
    を該電源ラインに切り換える切り換え回路17
    と、該開閉部16を制御する制御部10とを設
    け、該制御部10が、該接続されていることを検
    出して、該電源スイツチ61の操作に応じてオン
    動作した該開閉部16を強制オフして、該外部装
    置2の電源投入/切断に応じて該電子装置1の電
    力供給のオン/オフを行うことを特徴とする電子
    装置の電源制御方式。 2 前記電子装置1の第1の電源11が電池であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子装置の電源制御方式。
JP60096446A 1985-05-07 1985-05-07 電子装置の電源制御方式 Granted JPS61258628A (ja)

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