JPH054215Y2 - - Google Patents
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- JPH054215Y2 JPH054215Y2 JP1988052882U JP5288288U JPH054215Y2 JP H054215 Y2 JPH054215 Y2 JP H054215Y2 JP 1988052882 U JP1988052882 U JP 1988052882U JP 5288288 U JP5288288 U JP 5288288U JP H054215 Y2 JPH054215 Y2 JP H054215Y2
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- JP
- Japan
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- upper ground
- ground layer
- notches
- connection
- pair
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 7
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、アンダーカーペツト配線システム
における主に電力用のフラツトケーブルの上部接
地層の接続板に関するものである。
における主に電力用のフラツトケーブルの上部接
地層の接続板に関するものである。
アンダーカーペツト配線システムにおける電力
用のフラツトケーブルは、下部保護層、フラツト
絶縁導体、上部接地層および上部保護層の4層よ
り構成されるものと、上部接地層および上部保護
層が兼用された3層のものとがあるが、いずれも
上部接地層は規格上(JIS C3652 付属書4.5)フ
ラツト絶縁導体中の接地用導体と同様のレベルで
接地されなければならないとされている。
用のフラツトケーブルは、下部保護層、フラツト
絶縁導体、上部接地層および上部保護層の4層よ
り構成されるものと、上部接地層および上部保護
層が兼用された3層のものとがあるが、いずれも
上部接地層は規格上(JIS C3652 付属書4.5)フ
ラツト絶縁導体中の接地用導体と同様のレベルで
接地されなければならないとされている。
上部接地層は、通常、敷設のため第11図に示
すように、上部接地層50〜52が切断分離され
ることが多く、このとき上部接地層50〜52を
それぞれ接地することが必要になる。53はコン
セントである。
すように、上部接地層50〜52が切断分離され
ることが多く、このとき上部接地層50〜52を
それぞれ接地することが必要になる。53はコン
セントである。
このため、従来、つぎのような接地がとられて
いたが、それぞれ欠点があつた。
いたが、それぞれ欠点があつた。
すなわち、フラツトケーブルの各層を床面に
重ね、第11図のように食い込み爪の付いた圧着
コネクタ54を用いてフラツト絶縁導体中の接地
用導体と上部接地層50〜52とを接続するもの
は、比較的施工性が良く確実な電気的接続がとれ
る利点があるが、施工作業者の不注意により上部
接地層50〜52とフラツト絶縁導体が長手方向
にずれて接続されると、どちらかの層がたわみフ
ラツトケーブル全体が床面から浮いてしまう可能
性がある。また圧着時には専用工具が必要となる
ため、管理および施工性に幾分難があつた。
重ね、第11図のように食い込み爪の付いた圧着
コネクタ54を用いてフラツト絶縁導体中の接地
用導体と上部接地層50〜52とを接続するもの
は、比較的施工性が良く確実な電気的接続がとれ
る利点があるが、施工作業者の不注意により上部
接地層50〜52とフラツト絶縁導体が長手方向
にずれて接続されると、どちらかの層がたわみフ
ラツトケーブル全体が床面から浮いてしまう可能
性がある。また圧着時には専用工具が必要となる
ため、管理および施工性に幾分難があつた。
フラツト絶縁導体の接地用導体と上部接地層
を予め融着等でとびとびに接続したものも、前
記と同様の利点があるが、フラツトケーブルの
方向転換部分において融着部分の位置間隔が狭
いと短い間隔の折曲げや直角以外の折曲げがや
りにくいという欠点があつた。
を予め融着等でとびとびに接続したものも、前
記と同様の利点があるが、フラツトケーブルの
方向転換部分において融着部分の位置間隔が狭
いと短い間隔の折曲げや直角以外の折曲げがや
りにくいという欠点があつた。
接続ボツクスやコンセントボツクス内で上部
接地層の一つを接地し、上部接地層が敷地上切
断されその接続のため重ね合わされた重ね合わ
せ部を、食い込み爪を有する圧着コネクタを用
いて相互に接続することにより、上部接地層の
全てを接地するものは、前記,と比較し
て、フラツトケーブルの各層がそれぞれ独立し
ているため施工容易であり、前記、の欠点
がない。しかし、圧着コネクタの圧着位置がず
れてフラツト絶縁導体を傷つけることがないよ
う、上部接地層の幅を相当広くしなければなら
ず、コストおよび施工性の面で問題があり、ま
た専用工具が必要となつた。
接地層の一つを接地し、上部接地層が敷地上切
断されその接続のため重ね合わされた重ね合わ
せ部を、食い込み爪を有する圧着コネクタを用
いて相互に接続することにより、上部接地層の
全てを接地するものは、前記,と比較し
て、フラツトケーブルの各層がそれぞれ独立し
ているため施工容易であり、前記、の欠点
がない。しかし、圧着コネクタの圧着位置がず
れてフラツト絶縁導体を傷つけることがないよ
う、上部接地層の幅を相当広くしなければなら
ず、コストおよび施工性の面で問題があり、ま
た専用工具が必要となつた。
前記において、圧着コネクタの替わりに第
12図に示すように板を2枚に折り畳んだクリ
ツプ式のコネクタ55を用いたものは、上部接
地層の重ね合わせ部を機械的に完全に固定する
ものではないため、上部接地層は接続後も自由
度が失われないこととなり、施工性が非常に優
れる。しかし、前記と同様に上部接地層の幅
を広くとらなければならないという欠点があつ
た。またコネクタ55は接続時は電路として考
えらるため、上部接地層の電気的性能と同等以
上の性能を有していなければならないが、断面
積を考えたとき許容できる寸法のコネクタ55
にしようとすると、どうしてもばね性の強い材
質にすることができず、そのため上部接地層の
相互を機械的に固定する力が弱いという欠点が
あつた。
12図に示すように板を2枚に折り畳んだクリ
ツプ式のコネクタ55を用いたものは、上部接
地層の重ね合わせ部を機械的に完全に固定する
ものではないため、上部接地層は接続後も自由
度が失われないこととなり、施工性が非常に優
れる。しかし、前記と同様に上部接地層の幅
を広くとらなければならないという欠点があつ
た。またコネクタ55は接続時は電路として考
えらるため、上部接地層の電気的性能と同等以
上の性能を有していなければならないが、断面
積を考えたとき許容できる寸法のコネクタ55
にしようとすると、どうしてもばね性の強い材
質にすることができず、そのため上部接地層の
相互を機械的に固定する力が弱いという欠点が
あつた。
したがつて、この考案の目的は、上部接地層の
幅を短縮でき、電気的かつ機械的な接続が確実
で、しかも接続後の上部接地層の自由度が失われ
ないフラツトケーブルの上部接地層の接続板を提
供することである。
幅を短縮でき、電気的かつ機械的な接続が確実
で、しかも接続後の上部接地層の自由度が失われ
ないフラツトケーブルの上部接地層の接続板を提
供することである。
この考案のフラツトケーブルの上部接地層の接
続板は、ばね性の平板により形成されたものであ
つて、前記平板の一縁部の少なくとも一対の切込
みを並べて形成し、前記一対の切込みの間の片と
前記一対の切込みの外側の片とが前記上部接地層
の重ね合わせ部の互いに反対側に位置するよう
に、前記一対の切込みを前記重ね合わせ部の縁部
に挟着可能としたことを特徴とするものである。
続板は、ばね性の平板により形成されたものであ
つて、前記平板の一縁部の少なくとも一対の切込
みを並べて形成し、前記一対の切込みの間の片と
前記一対の切込みの外側の片とが前記上部接地層
の重ね合わせ部の互いに反対側に位置するよう
に、前記一対の切込みを前記重ね合わせ部の縁部
に挟着可能としたことを特徴とするものである。
この考案の他のフラツトケーブルの上部接地層
の接続板は、前記構成の前記一対の切込みはその
内端部側の相互間隔が狭まるように傾斜し、かつ
前記一対の切込みの間の片は両側の片よりも突出
しているものである。
の接続板は、前記構成の前記一対の切込みはその
内端部側の相互間隔が狭まるように傾斜し、かつ
前記一対の切込みの間の片は両側の片よりも突出
しているものである。
この考案のフラツトケーブルの上部接地層の接
続板によれば、接続板の一対の切込みを重ね合わ
せ部の縁部に挟み込んだため、上部接地層の相互
が接続板の切込みで強固に押付けられる形とな
り、十分な接触面積を得るので、電気的かつ機械
的な接続が確実にできる。このため、接続板を電
路に使用しなくてよいので小型にできるととも
に、上部接地層の幅を短縮できる。さらに接続後
の上部接地層の自由度が失われず、また構造が簡
単で接続作業も簡単なためコストダウンを図るこ
とができる。また平板状の板ばねを使用すること
により接続部分を薄くできるとともに上方から外
部押圧力が加わつても接続板2のばね性を損なう
ことが少ないのでフラツトケーブルの上部接地層
の接続板として優れる。
続板によれば、接続板の一対の切込みを重ね合わ
せ部の縁部に挟み込んだため、上部接地層の相互
が接続板の切込みで強固に押付けられる形とな
り、十分な接触面積を得るので、電気的かつ機械
的な接続が確実にできる。このため、接続板を電
路に使用しなくてよいので小型にできるととも
に、上部接地層の幅を短縮できる。さらに接続後
の上部接地層の自由度が失われず、また構造が簡
単で接続作業も簡単なためコストダウンを図るこ
とができる。また平板状の板ばねを使用すること
により接続部分を薄くできるとともに上方から外
部押圧力が加わつても接続板2のばね性を損なう
ことが少ないのでフラツトケーブルの上部接地層
の接続板として優れる。
この考案の他のフラツトケーブルの上部接地層
の接続板によれば、前記効果に加えて、切込みが
傾斜していることにより切込みの間の片の先端側
が広幅となるため、上部接地層から外れにくく、
また前記切込みの間の片が両側の片よりも突出し
ているため、上部接地層の縁部への挟み込みが容
易にできる。
の接続板によれば、前記効果に加えて、切込みが
傾斜していることにより切込みの間の片の先端側
が広幅となるため、上部接地層から外れにくく、
また前記切込みの間の片が両側の片よりも突出し
ているため、上部接地層の縁部への挟み込みが容
易にできる。
この考案の一実施例を適用したフラツトケーブ
ルを第1図ないし第4図に基づいて説明する。す
なわち、1はフラツトケーブル、2は接続板であ
る。
ルを第1図ないし第4図に基づいて説明する。す
なわち、1はフラツトケーブル、2は接続板であ
る。
フラツトケーブル1は、接続用の重ね合わせ部
3のある上部接地層4を有する。このフラツトケ
ーブル1は下部保護層(図示せず)、フラツト絶
縁導体1a、上部保護層を兼用した上部接地層4
からなる。フラツトケーブル1は電力用を実施例
とし、上部接地層4は約0.3mmの厚さの亜鉛鉄板
を実施例としている。またコンセント13に位置
する上部接地層4がコンセント13の下の導電板
(図示せず)で接地される。
3のある上部接地層4を有する。このフラツトケ
ーブル1は下部保護層(図示せず)、フラツト絶
縁導体1a、上部保護層を兼用した上部接地層4
からなる。フラツトケーブル1は電力用を実施例
とし、上部接地層4は約0.3mmの厚さの亜鉛鉄板
を実施例としている。またコンセント13に位置
する上部接地層4がコンセント13の下の導電板
(図示せず)で接地される。
接続板2は、ばね性を有する板材からなり、重
ね合わせ部3の縁部に挟み込む少なくとも一対の
切込み5,6により形成された複数の片7〜9に
より重ね合わせ部3を挟持する。この接続板2
は、基本的には弾性を有するものであればよい。
実際には挟圧力が切込み5,6の幅並びに上部接
地層4の材質および板厚に依存するため、上部接
地層4の材質、板厚に合わせて設定されるが、実
施例では約0.6mmの板厚にしている。この接続板
2の切込み5,6は相互間隔が奥側ほど狭くなる
ように傾斜しているとともに内端部に当たり部1
0を形成しており、また切込み5,6の間の片7
は両側の片8,9よりも突出し、かつ当たり部1
0により片8,9の付根に角部14を形成してい
る。
ね合わせ部3の縁部に挟み込む少なくとも一対の
切込み5,6により形成された複数の片7〜9に
より重ね合わせ部3を挟持する。この接続板2
は、基本的には弾性を有するものであればよい。
実際には挟圧力が切込み5,6の幅並びに上部接
地層4の材質および板厚に依存するため、上部接
地層4の材質、板厚に合わせて設定されるが、実
施例では約0.6mmの板厚にしている。この接続板
2の切込み5,6は相互間隔が奥側ほど狭くなる
ように傾斜しているとともに内端部に当たり部1
0を形成しており、また切込み5,6の間の片7
は両側の片8,9よりも突出し、かつ当たり部1
0により片8,9の付根に角部14を形成してい
る。
第4図は接続板2の接続過程を示すもので、第
4図aのように上部接地層4の重ね合わせ部3に
対して接続板2を直角に向けて切込み5を挟み込
み、同図bのように傾斜して他方の切込み6を縁
部に挟みこみ、同図cのように縁部が接続板2の
切込み5,6の当たり部10に位置するまで押し
込み、板厚方向に強固に押圧する。この接続時に
片7が片8,9よりも突出しているため上部接地
層4の縁部への挟み込みが容易にできる。
4図aのように上部接地層4の重ね合わせ部3に
対して接続板2を直角に向けて切込み5を挟み込
み、同図bのように傾斜して他方の切込み6を縁
部に挟みこみ、同図cのように縁部が接続板2の
切込み5,6の当たり部10に位置するまで押し
込み、板厚方向に強固に押圧する。この接続時に
片7が片8,9よりも突出しているため上部接地
層4の縁部への挟み込みが容易にできる。
この結果、重ね合わせ部3は接続板2の切込み
5,6の挟み込みにより十分な接触面積を確保で
き、確実に電気的かつ機械的に接続されたことと
なる。また切込み5,6が傾斜していることによ
り、片7の先端側が広幅となるため上部接地層4
から外れにくく、また当たり部10により片7〜
9の弾性効果を高くすることができるとともに、
角部14が上部接地層4に係止するため外れにく
くなる。
5,6の挟み込みにより十分な接触面積を確保で
き、確実に電気的かつ機械的に接続されたことと
なる。また切込み5,6が傾斜していることによ
り、片7の先端側が広幅となるため上部接地層4
から外れにくく、また当たり部10により片7〜
9の弾性効果を高くすることができるとともに、
角部14が上部接地層4に係止するため外れにく
くなる。
この実施例によれば、接続板2の一対の切込み
5,6を重ね合わせ部3の縁部に挟み込んだた
め、電気的かつ機械的な接続が確実にできる。こ
のため、接続板2を電路に使用しなくてよいので
小型にできるとともに、上部接地層4の幅を短縮
できる。さらに接続後の上部接地層4の自由度が
失われず、また構造が簡単で接続作業も簡単なた
めコストダウンを図ることがができる。また平板
状の板ばねを使用することにより接続部分を薄く
できるとともに上方から外部押圧力が加わつても
接続板のばね性を損なうことが少ないのでフラツ
トケーブルの上部接地層4の接続板2として優れ
る。
5,6を重ね合わせ部3の縁部に挟み込んだた
め、電気的かつ機械的な接続が確実にできる。こ
のため、接続板2を電路に使用しなくてよいので
小型にできるとともに、上部接地層4の幅を短縮
できる。さらに接続後の上部接地層4の自由度が
失われず、また構造が簡単で接続作業も簡単なた
めコストダウンを図ることがができる。また平板
状の板ばねを使用することにより接続部分を薄く
できるとともに上方から外部押圧力が加わつても
接続板のばね性を損なうことが少ないのでフラツ
トケーブルの上部接地層4の接続板2として優れ
る。
また、この実施例は、フラツトケーブル1の敷
設作業時に下部保護層、フラツト絶縁導体、上部
保護層を兼用した上部接地層の各層がそれぞれ完
全に分離した状態で施工でき、また専用工具を必
要としないため施工が容易となり、施工時間が短
縮できる。
設作業時に下部保護層、フラツト絶縁導体、上部
保護層を兼用した上部接地層の各層がそれぞれ完
全に分離した状態で施工でき、また専用工具を必
要としないため施工が容易となり、施工時間が短
縮できる。
接続板2そのものは電路として使用しないの
で、ばね性等を考慮した自由な材料で構成できる
ため結果的に小型のシンプルな形状にでき、上部
接地層4の幅が狭くできるので、コストダウンが
図れ施工性も向上する。
で、ばね性等を考慮した自由な材料で構成できる
ため結果的に小型のシンプルな形状にでき、上部
接地層4の幅が狭くできるので、コストダウンが
図れ施工性も向上する。
接続板2の接続時には切込み5,6の切込み口
の近傍がガイドとなり、上部接地層4への挟み込
みが容易である。
の近傍がガイドとなり、上部接地層4への挟み込
みが容易である。
また接続板2がシンプルな形状および構成のた
め安価であり、最終的にフラツトケーブル1のシ
ステム全体のコストダウンになる。
め安価であり、最終的にフラツトケーブル1のシ
ステム全体のコストダウンになる。
なお、通常専用工具による圧着は必要ではない
が、専用工具を用いて圧着を行うとさらに機械的
に強固に接続することが可能になる。
が、専用工具を用いて圧着を行うとさらに機械的
に強固に接続することが可能になる。
第5図ないし第10図は接続板2の他の実施例
を示す。すなわち、第5図は前記実施例と比較し
て中間の片7が両側の片8,9と同じ長さすなわ
ち片7が突出していない例である。
を示す。すなわち、第5図は前記実施例と比較し
て中間の片7が両側の片8,9と同じ長さすなわ
ち片7が突出していない例である。
第6図は中間の片7の付根部分と両側の片8,
9の付根部分とに相互に反対向きの段部11,1
2を設けて接触圧を均一にしたものである。
9の付根部分とに相互に反対向きの段部11,1
2を設けて接触圧を均一にしたものである。
第7図は内端部10を含む切込み5,6がL字
形をなす場合でしかも一対以上の例、第8図は切
込み5,6がJ字形である例、第9図は一対の切
込み5,6が互いに反対向きにL字形になつた
例、第10図は切込み5,6が単に平行な例であ
る。
形をなす場合でしかも一対以上の例、第8図は切
込み5,6がJ字形である例、第9図は一対の切
込み5,6が互いに反対向きにL字形になつた
例、第10図は切込み5,6が単に平行な例であ
る。
この考案のフラツトケーブルの上部接地層の接
続板によれば、接続板の一対の切込みを重ね合わ
せ部の縁部に挟み込んだため、上部接地層の相互
が接続板の切込みで強固に押付けられる形とな
り、十分な接触面積を得るので、電気的かつ機械
的な接続が確実にできる。このため、接続板を電
路に使用しなくてよいので小型にできるととも
に、上部接地層の幅を短縮できる。さらに接続後
の上部接地層の自由度が失われず、また構造が簡
単で接続作業も簡単なためコストダウンを図るこ
とができる。また平板状の板ばねを使用すること
により接続部分を薄くできるとともに上方から外
部押圧力が加わつても接続板2のばね性を損なう
ことが少ないのでフラツトケーブルの上部接地層
の接続板として優れるという効果がある。
続板によれば、接続板の一対の切込みを重ね合わ
せ部の縁部に挟み込んだため、上部接地層の相互
が接続板の切込みで強固に押付けられる形とな
り、十分な接触面積を得るので、電気的かつ機械
的な接続が確実にできる。このため、接続板を電
路に使用しなくてよいので小型にできるととも
に、上部接地層の幅を短縮できる。さらに接続後
の上部接地層の自由度が失われず、また構造が簡
単で接続作業も簡単なためコストダウンを図るこ
とができる。また平板状の板ばねを使用すること
により接続部分を薄くできるとともに上方から外
部押圧力が加わつても接続板2のばね性を損なう
ことが少ないのでフラツトケーブルの上部接地層
の接続板として優れるという効果がある。
この考案の他のフラツトケーブルの上部接地層
の接続板によれば、前記効果に加えて、切込みが
傾斜していることにより切込みの間の片の先端側
が広幅となるため、上部接地層から外れにくく、
また前記切込みの間の片が両側の片よりも突出し
ているため、上部接地層の縁部への挟み込みが容
易にできるという効果がある。
の接続板によれば、前記効果に加えて、切込みが
傾斜していることにより切込みの間の片の先端側
が広幅となるため、上部接地層から外れにくく、
また前記切込みの間の片が両側の片よりも突出し
ているため、上部接地層の縁部への挟み込みが容
易にできるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の要部斜視図、第
2図は接続板の斜視図、第3図はその平面図、第
4図は接続過程を示す部分斜視図、第5図は他の
実施例の平面図、第6図はさらに他の実施例の接
続板の斜視図、第7図ないし第10図はそれぞれ
さらに他の実施例の接続板の平面図、第11図は
従来例の斜視図、第12図は従来例の接続板の斜
視図である。 2……接続板、3……重ね合わせ部、4……上
部接地層、5,6……切込み、7〜9……片。
2図は接続板の斜視図、第3図はその平面図、第
4図は接続過程を示す部分斜視図、第5図は他の
実施例の平面図、第6図はさらに他の実施例の接
続板の斜視図、第7図ないし第10図はそれぞれ
さらに他の実施例の接続板の平面図、第11図は
従来例の斜視図、第12図は従来例の接続板の斜
視図である。 2……接続板、3……重ね合わせ部、4……上
部接地層、5,6……切込み、7〜9……片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ばね性の平板により形成されたものであつ
て、前記平板の一縁部の少なくとも一対の切込
みを並べて形成し、前記一対の切込みの間の片
と前記一対の切込みの外側の片とが前記上部接
地層の重ね合わせ部の互いに反対側に位置する
ように、前記一対の切込みを前記重ね合わせ部
の縁部に挟着可能としたことを特徴とするフラ
ツトケーブルの上部接地層の接続板。 (2) 前記一対の切込みはその内端部側の相互間隔
が狭まるように傾斜し、かつ前記一対の切込み
の間の片は両側の片よりも突出している実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載のフラツトケーブ
ルの上部接地層の接続板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052882U JPH054215Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988052882U JPH054215Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155664U JPH01155664U (ja) | 1989-10-25 |
JPH054215Y2 true JPH054215Y2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=31278877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988052882U Expired - Lifetime JPH054215Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054215Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571413U (ja) * | 1980-05-31 | 1982-01-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5979983U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-30 | ト−マス・アンド・ベツツ・コ−ポレ−シヨン | 平面デイスプレイの導体リ−ド接続用部材 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP1988052882U patent/JPH054215Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571413U (ja) * | 1980-05-31 | 1982-01-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01155664U (ja) | 1989-10-25 |
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